Seinaさんの映画レビュー・感想・評価

Seina

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I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE(2015年製作の映画)

5.0

チャーリー・ブラウンとピーナッツの世界が愛おしくて愛おしくてたまらない気持ちにさせてくれる。そして、自分のことが好きになる映画。

「自分を変えよう!」と勇気づけて応援してくれる作品はいくらでもあるが
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

5.0

劇中の言葉を借りれば"全てが最高(Everything is Awesome)"

実は見た目と違って、大人向け。ツッコミが追いつかないほどのギャグの連続、凝った世界観で存分に楽しませてくれる。 レゴ
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.4

言の葉の庭では和歌がキーだったように、今作でも同様「誰そ彼」、「結び」といった日本語や伝統的、民俗学的な部分によって日本の美しさと神秘を引き出し、若者向け映画にとどまらない良い作品に仕上がっていたと思>>続きを読む

カラヴァッジョ 天才画家の光と影(2007年製作の映画)

2.0

バロックの先駆けとなった画家カラヴァッジョ。彼の作品がみせる「ドラマチックな激しさ」を象徴するかのように、カラヴァッジョ自身も短気で喧嘩っ早い性格だった。そんなカラヴァッジョの性格と画風を映像で以て表>>続きを読む

恋人はゴースト(2005年製作の映画)

3.3

幽霊の女性に振り回されていくマーク・ラファロがとにかく可愛くて素敵。

怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.0

80年代風のテレビ番組のつくり、スパイ映画のようなアイテム、illuminationのつくる映像はワクワクするような見せ方をしていて、凝ってますね。
サウスパークでお馴染みのトレイ・パーカーも出演して
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ヴェニスの商人(2004年製作の映画)

3.1

見どころは二つ。一つは実際に美しいヴェネツィアを舞台に撮影しているところ。二つ目はアル・パチーノの演じるシャイロック。シェイクスピア作品の中でも、とりわけ有名な役を見事に演じきっている。

エリザベス(1998年製作の映画)

2.7

ただただケイト・ブランシェットがかっこいい。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

面白い作品だった。電気を消した時のシーンはスリル満点。

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

3.5

映画が好きな人のための映画。一昔前のような世界観の街が素敵。三谷幸喜の作品では一番好き。妻夫木聡も綾瀬はるかもかわいい。

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.0

ほとんど元の『12人の怒れる男たち』と本質は変わらないが、サスペンス映画であり、刑事ドラマのような色合いを帯びているところを上手くコメディタッチに日本を舞台に置き換えていると思う。

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.9

もっと派手な悪役っぷりを観たかった。スーサイド・スクワッドのチーム達のほとんどに、湿っぽいバックグラウンドを持たせてしまった印象が強い。

けれども、ハーレイ演じるマーゴット・ロビーの魅力的なキュート
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.3

ラストシーンがとにかく秀逸。どんな場所をも豊かに変えることのできる愛と愛する相手がいるなんて羨ましい...!
作品自体は設定上、登場人物が少ないのでクリス・プラットとジェニファー・ローレンスの二人に集
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.1

ハリポタを読んで観て育った世代のほとんどが大人になっていることを想定しているのか、恐怖で暴走しうる民衆、迫害といった社会的テーマを描いており、大人向けな内容に仕上がっていた。こちらのほうがハリポタシリ>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

4.1

吹替での鑑賞。吹替のレベルが高い!!坂本真綾とMISIAの歌声が最高。近年では珍しい、ただただ何も考えずに楽しく観られる映画。

ウィッチ(2015年製作の映画)

4.9

17世紀のニューイングランドの生活を徹底的に再現し、限られた日数で撮影したという作品。日本の童謡やグリム童話から感じるなぜか怖いという感覚が濃厚に味わえる。グリム童話に登場する登場人物たちが経験する困>>続きを読む

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.1

まさか泣くとは思わなかった。さすが、名女優メリル・ストリープ。
抱いた野心の対価は本人ではなく、他人が代償を払わなければならない時がある…そう感じた。

ターナー、光に愛を求めて(2014年製作の映画)

2.5

ターナーの時代の日常をのぞき見しているような感覚の映画。映像はターナーの晩年の絵画を思わせる眩しい光と滲むような優しい色合いが混ざり合っていて美しい。
残念な点を言えば、この映画では、晩年だけを切り取
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劇場版 嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~/ヘンリー五世(2012年製作の映画)

4.0

ロキ役でお馴染みのトム・ヒドルストンだが、元々は『マイティ・ソー』の主人公ソー役を希望していたそうだ。もし、トム・ヒドルストンがソーを演じていたらこんな感じだったのだろう。ラストシーンのヘンリー5世の>>続きを読む

劇場版 嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~/ヘンリー四世 PART1(2012年製作の映画)

3.6

聖歌隊の歌声、静かな城に響く鐘、ウェールズ語の歌。part2のラストの深夜の役者たちの儚さを孕んだシルエットと厳かな戴冠式の対比。聴覚、視覚に訴える美しさのある作品。

ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

2.8

ブーリン家の姉妹を演じるのはナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソン。なんと美しき姉妹!(実は、アンは史実ではそんなに美人ではなく、頭の良さでのし上がったとか。)しかし、美しく、狡猾で、野心家な>>続きを読む

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.3

ソフィア・コッポラらしい華やかだけれど、賑やか過ぎない甘さのある世界観が見どころ。
マリーアントワネットがフランスに嫁いだ頃はちやほやされるが、次第に醜聞が流れ、転落していく様をソフィア・コッポラの現
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クロニクル(2012年製作の映画)

2.0

『キャリー』の男子高校生版。突然手に入れたエスパー能力を無駄遣いするあたりが男子高校生っぽい。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

5.0

現代版『La Belle Dame Sans Merci(つれなき美女)』。恋に落ちて罠に引っかかってしまった愚かな男の話でもあり、抑圧から独立する女性の話でもあり、機械を操れるものだと思い込んでい>>続きを読む

ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

3.7

作家が苦難に感じた体験をハッピーエンド(時にそうでない場合もあるが)に変えて文学作品として執筆することがよくある。(これはララランドに通ずるところがあるだろう。)
この作品はその一例と言える。作品を創
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美女と野獣(2017年製作の映画)

5.0

今作では、従来のディズニーアニメーション映画『美女と野獣』の登場人物に、バックグラウンドが与えられており、彼らを名優が勢揃いで演じている豪華な作品。そのため、「美女(ベル)」と「野獣」(に焦点を当てた>>続きを読む

静かなる情熱 エミリ・ディキンスン(2016年製作の映画)

3.6

「静かなる」、「情熱」という対比的な単語がまさにディキンスンをよく表している。時に茶目っ気溢れる詩もあれば、真摯でまっすぐな詩もあり、いろんな側面をみせてくれる。詩からディキンスンというキャラクターを>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

デイミアン・チャゼル監督とジャスティン・ハーウィッツのセンスに完全にノックアウトされた。これまでの映画の世界をコラージュしたかのような世界観、映像の見せ方、音楽、何もかも素晴らしい。叶わなかった夢をみ>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.3

人間と人工知能の恋愛模様を描いているが、すべてがロマンチックな話で終わらない。途中までは、恋人同士として二人だけの世界に浸ってロマンス映画的なのだが、人間と人工知能の隔たりにさまざまな困難が生じてしま>>続きを読む

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

4.0

古典作品を現代化した作品はあまり好みではないことが多いが、この作品は例外。ロミオ役のレオナルド・ディカプリオが美しい。

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