POPさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

1.6

太賀ファンとして期待して観た。がっかりだ。主人公に全く共感できないのは祭りでヤラかした後の夫婦のいざこざ軋轢を省略してたり、夫婦の抱える問題が夫の幼さが要因だと分かりこそすれ結果どんな問題が生まれうる>>続きを読む

せかいのおわり(2004年製作の映画)

2.4

登場人物ほぼ全員が確信犯的に誰かの気持ちを踏みにじっている。そこ含めて温かい視線で見つめる。水槽と同じく閉じられた関係がいつまでも続く事を慈しむ。結局これも幻想だったということを残酷な時代が証明してし>>続きを読む

暗闇から手をのばせ(2013年製作の映画)

3.8

小泉麻耶演じるデリヘル嬢の事が好きになる話だった。

生きる(1952年製作の映画)

2.8

言うほどではない。140分は長すぎる。
黒澤明の映画久しぶりに観たけど、カットが意外とルーズで、小津や成瀬、溝口と比べ緊張感が持続しない感。

うみべの女の子(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

映画というよりは浅野いにおに対して色々考えた。
この漫画家は漫画を描くたびに自分の抱える虚無感を表現しようとして失敗している。この原作は未読だが、これも同じ事だと推察された。

磯辺という少年は、「他
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あらののはて(2020年製作の映画)

1.0

まんま岩井俊二。
デッサンされて達してしまった。でなに?としか思えなかったのは主演女優が好みではなかったから、だけなのかな。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.6

この手の映画が伝えるべき事柄として、セーフティネットの機能不全とか社会全体の無関心とか、それらをこの映画の画面と音から類推できるのはある程度社会派映画とか福祉情勢に詳しい人に限られると思う。
低予算だ
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天城越え(1983年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

殺人の動機が弱いと言う人がいるが、この当時の14歳のセックス観を想像するにそんな事もないと思う。少年の家出の原因も恐らく母の不倫からだろう。

三村晴彦の演出、そのような性への嫌悪というテーマから少し
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

4.8

反省してないわけではない。自分の罪と向き合う事が頭から煙吹いてやっと始まりかけたと思ったら、それも妨げられてしまった。肯定するラストではないが仕方ないと受け止めるしかないラストだった。

ひかりのたび(2017年製作の映画)

1.5

長い。経済の話なのに切実さがあまり感じられない。

日本の悲劇(2013年製作の映画)

2.5

設定おもろいのに、とにかく長い。
裏切りがない、救いもない事がテーマなんだろうけど、こうなるよねとしか終わらない感じ。

生きちゃった(2020年製作の映画)

1.5

眠くてしかたなかったな。台詞が台詞でしかない、生きた言葉になってない感じ。それで過去を延々と説明されても興味が湧かない。〜なのとかこんな言葉今使うもんなのか。

あの頃。(2021年製作の映画)

4.2

なにこの映画?って感じ。めっちゃ笑った。今泉力哉よりは冨永昌敬の笑いの世界観だなーと思った。

シリアスな傑作が目白押しの最近の日本映画のなかこういうなにも考えずに笑える映画があると風通し良くなる感じ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

とにかく役所広司の魅力!台風のようにうつり変わる激しい気性とそれでも滲んでくる人の良さ、その反面の暴力性。

テーマは更生を阻むもの、個人的な資質と社会の閉塞感であり、よく伝わってきた。
更生をする事
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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

5.0

松本穂香が一体どっちのこと好きなの?という謎に対する答えとラストシーンに意外性はなかった

だけどこの監督は才能があるんじゃないかと思った。相米慎二みたい!台詞なんか意味が通じる程度でいいから生命力の
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

2.2

女2人の邂逅でいきなり親密っぽくなるのはさすがに無理がある。別に対決する必要はないけど、そこでどんな風に関係や気持ちが深まるのか、そこ省略しちゃうからその後なんで部屋に入れる!?と

格差社会の描き方
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