Sevenさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

オオカミの家(2018年製作の映画)

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ほぼ情報入れずに見た。
平面と立体が入り乱れるアニメーションがあまりにも衝撃的だった。
シュヴァンク•マイエルみを感じる。
逃げ出してきたマリアも結局子豚を支配しようとするあたりに、洗脳の根深さを感じ
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

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芦田プロほんと上手いよなー。
同好の士ときゃっきゃできるのは幾つになっても楽しいよね。
ちゃんと形にして世に出した時点で目が溶け出すかと思った…エンドロール含めてずっと優しい

バービー(2023年製作の映画)

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思った以上にフェミニズムな映画だったけど、女尊男卑にならない個人に着地する感じは好き。ただケンのくだりは長く感じたし、現実世界の母娘があまりにも空気なのが気になった。
声出して笑っちゃうシーンもたくさ
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

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割とストレートにアメリカにおける移民二世のお話なのかなと思った。
日本生まれ日本育ちだとピンと来なかったりするけど、戯画化されると飲み込みやすい気がする。
世界観の作り込みとか、種族による服の違いとか
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

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色々雑!トランスフォーマーにストーリーは求めてないかもしれないけど、あまりにも雑でびっくりした。
なんかキメかちゃんと決まってなくてダラダラ流れちゃう感じが強くてちょい眠かった。
やっぱフェチさが足り
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屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

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ヤバいと聞いていたけど、まぁ確かにヤバかった。妊婦さんは見たらダメ…
勢いがすごい!!!緩急の付け方がもはやギャグ!!!
ゴア描写の時に高音ノイズみたいなSEかかるので、古き良きって感じで好き。
邦題
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イノセンツ(2021年製作の映画)

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このテンポ感はたしかにテルマみある…!
子供の無邪気な加虐性と超能力合わせたらまぁよくないことになりますよね…
派手な超能力バトルじゃなくて、静かにじわじわ進んでいくのが恐ろしい。
中盤やや話が停滞す
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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ベテラン×新人のバディ結成譚としての魅力はあるけど、全体的に造りの雑さが気になってしまった。
特に見せ方が本当にダメで、こんなに格好良く出来そうなシチュエーションなのにダルいのなんでよ!!!死霊館のシ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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大叔父が宮崎駿さんに見えてきてしんみりしてしまった。
正直、見せたいシーンの羅列感は強いので賛否分かれるだろうなぁとは思うけど、歩くという動きの多様さをアニメーションで見せられて感動した。
私も一つく
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

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途中で飽きちゃった…
栞子さん登場時、髪が風に靡くっていう定番演出だったけど、絶妙な靡かせ方過ぎて微妙だったな。彼にはそう見えてる感を出すとか、なんかもうちょい見せ方があると思うんだ…

大いなる自由(2021年製作の映画)

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3つの時間軸に暗闇を介して行き来し、そこで光るマッチやライター、タバコの火が印象に残った。どの時代のハンスでも髪型や髭だけじゃなくて体つきや表情でもわかるのがすごかった。
タイトルをそう回収するのか!
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

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言葉にする必要がなかった2人の関係が、勝手にカテゴライズされて形を変えてしまったよう。揶揄われたくないレオの気持ちも、距離を取られて悲しいレミの気持ちもわかるので辛かった。
レミの部屋は赤とか黄色の明
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Pearl パール(2022年製作の映画)

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最初から最後まで、こいつ絶対やべぇやつじゃん…で走り抜けたミア•ゴスに乾杯!
生まれ持った加虐性と他罰的思考がどんどん煮詰まっていく感じ。ちょっとした親切心とか下心に乗り上げて、そこまで身も蓋もなく走
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

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こういうAIが自由意志を持った話で人間の味方をするっていう流れを選択するの、性善説で生きてる人なんだろうなって思う。
その辺の趣味の合わなさもあってハマれなかった。
ただすげーアンドロイドが解決してく
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ニモーナ(2023年製作の映画)

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めっちゃクィアで偏見と分断の話。
光の使い方が綺麗でめっちゃ見やすい。
終盤に向かうにつれて、終わらせなきゃ!みたいな作り手の思惑が透けて見えてしまってちょっともったいなかった。
何者なのか?という問
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ラン・ラビット・ラン(2023年製作の映画)

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ホラーというよりはサスペンスとかスリラーかなぁ。
絶妙な不穏感や好きだったんだけど、まぁ想像の範囲内で収まってしまってちょっと肩透かし喰らった感はある。
撮影や見せ方(特に夜の実家の納屋のカメラと音使
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プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星(2019年製作の映画)

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ぼくが考えためっちゃ格好良い最高の主人公とディストピア!!!!て感じ
刺さる人には刺さりそうだけど、私の趣味ではないです。
変な編集とSEは笑っちゃったw
やりたい放題やって監督は多分めっちゃ楽しかっ
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

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めっちゃ大好きなやつ〜
冒頭のランドリールームに差し込む陽射しの美しさで一気に引き込まれてしまった。
モキュメンタリーで90分と言うのも見やすくて良き。SNSの件とか、実際いたらこんな感じで可愛さを消
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

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ねほりんぱほりんの宝くじ当たった人思い出しちゃった。小さい贅沢繰り返してたら使い切ったて言ってたなぁ。
あの当選放送の息子くんの顔が全てを物語っている気がする。
よかったんだけど、若干そんなにうまくい
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

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どう見られたいか、は自分である程度決められるけど、狼だから悪い奴とかいう自力でどうもできない出自でレッテルを貼られてで生き方を制限されるって恐ろしい。
ドリームワークスは割とリミテッドアニメ的なケレン
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

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割と評判良かったし、短いからいいかなぁと思ってみたけどさすがにルックがチープすぎるし色々ツッコミどころが多すぎる。
少なくとも私の知ってるきさらぎ駅とは全然違うなぁ。
堤さんアグレッシブ過ぎて面白かっ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

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つまらないわけではなかったけど、評判が良かったのでちょい期待値が上がりすぎたかもしれない。
笑いの趣味があんまり合わなくて、序盤は結構しんどかった。
フラッシュ見てこの感想はどうかな?って気もするけど
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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ドルビーシネマの字幕版で鑑賞。
アニメーションの豊かさというか、一本の作品でこんなにもルックが変わるけどちゃんとらしさが損なわれないのがすげえ。
やっぱコミックへのリスペクトが感じられて好きです。
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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エリックとアリエルがどちらも探検家であるという共通点を持つことで、惹かれ合う説得力を持たせてるのは良かった。アリエルの部屋とエリックの部屋の対比とか。
それ以外はやっぱ実写+CGで海やるのお金かかるん
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

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保護者として名乗るなら他人やAIに任せてんじゃねぇぞ!というわりと道徳的なお話しだった。
ミーガンさんにはもっと暴れてもろても良かったかなというお気持ち。
所々で私の中の笑いのツボを抑えてきてて死ぬか
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怪物(2023年製作の映画)

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映画としての実は高いと思うけど、1幕目と2幕目のスリリングさをぶっ壊すような3幕目。美しい終わり方っぽく見せて、全てを置き去りにしてるように感じた。
LGBTQを装置にしてるようにしか見えなかったなぁ
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

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考え、言語化する。相手の話を聞き、異なる視点があるということを知ることの重要性について考えさせられる作品だった。
こういう教育が出来ればいいなと思うけど、すごい根気と時間が必要だろうな。
恥ずかしなが
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スマイル(2022年製作の映画)

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不自然なほどの笑顔っていうのはめっちゃ面白かったんだけど、なんかノリきれずに終わった…
イット・フォローズみたいな感じかなって思ったんだけど、割とこう色々ぶち込んでごちゃっとしてしまった感が強い。思っ
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

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信仰の名のもとに文明から距離を置き、女性は教育すら受けられない生活って想像も出来ないけど、実在するんだよな…
自分や子供たちがよりよい生活をするために、話し合いを選択するってすごい。
同じ被害にあって
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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ホームビデオのノスタルジーが、もう覆しようのない何かを決定的にしている気がする。余白が多くて説明的ではないけど、割と饒舌な感じが好き。
大人になったからこそ分かることってたくさんあるし、多分逆も。
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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言ってることとやってる事がチグハグというか、本当はただの負けず嫌い完璧主義者が理想の自分を演じきれなくなったように見えた。
あなたはたぶんもっと俗っぽい人だよ。
日常のちょっとしたノイズがどんどん侵食
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AIR/エア(2023年製作の映画)

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記録漏れてた!

ナイキがエアジョーダンを作るために、ジョーダンと契約するまでのお仕事映画。
バスケ部門ではイマイチパッとしなかったナイキが、今までの常識を覆してアプローチしNBAデビュー前のジョーダ
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EO イーオー(2022年製作の映画)

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人間の都合に振り回される動物たちをロバ目線で見る映画、と解釈しました。
ちょい体調が悪かったので一瞬落ちそうになった。
アンビエントっぽい映像バチバチに決まってて、撮影大変だったろうけどよかった。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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もっと泣くかなって思ったけど、しんみりしつつもいい卒業式って感じでスッキリした気持ちで劇場を出れてすごくよかった。
しっかり掘り下げつつ、各キャラの見せ場もちゃんと用意してて流石だなぁと脱帽です。
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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任天堂のゲームはほぼ通らないで生きてきたので、ネタ拾えた方が楽しかったんだろうなとは思う。
物語性よりも映像的な気持ちよさに振って、上映時間を短めにしたのがよかった。
物語性のある映画が好きな方なので
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

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凄まじかった…
聖地マシュハドを浄化するためと謳いながら娼婦を殺す男と、それを追う女性ジャーナリスト。どちらの視点もスリリングで胃が痛くなる。
売る女は悪で裁かれるのに、買う男は無罪放免で、法に背く私
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