上海十月さんの映画レビュー・感想・評価

上海十月

上海十月

映画(663)
ドラマ(22)

エノケンの森の石松(1939年製作の映画)

3.0

エノケンのミュージカル時代劇なのだが中川信夫が監督やってると気がつかなかった。エノケンの身のこなしと喋り方間については今見ても通用する小気味の良さ。当時大人気だった浪曲師広沢虎造の浪曲がナレーションと>>続きを読む

わらの犬(1971年製作の映画)

4.4

意外に食指が動かなかった本作をようやく見る。冒頭から最後まで嫌な予感がずっとつきまとう映画である。暴力映画を得意とする監督は、大体みんな暴力が嫌いだと言う。ペキンパーもその範疇で深作欣二も暴力が嫌いだ>>続きを読む

セールスマン(2016年製作の映画)

4.0

前作見た「別離」と思ったが非常に心理サスペンスが上手い監督であると思った。今回もある意味で羅生門スタイル。音楽がない中でどんどん心理的に追い詰めていくのは見ていてゾワゾワしてくる。本作の映画に出てくる>>続きを読む

トラック野郎 熱風5000キロ(1979年製作の映画)

3.3

久しぶりにソープランドからのギャクで始まり満州開拓の話も交え、かなりシリアスと下品が入り混じった作品。燃えろいい女の小野みゆきが登場。意外に特撮のシーンがうまくいってるんで結構ラストは迫力がある。せん>>続きを読む

恐竜グワンジ(1969年製作の映画)

2.5

西部劇とストップモーションアニメーションが不思議に融合した作品。ハリーハウゼンの特撮技術が発揮された作品です。でもグワンジを殺すまであんなにやらなきゃいけなかったかどうかは見ていて疑問ですね。

宇宙怪獣ガメラ(1980年製作の映画)

1.4

もはや子供だましとしか言いようがない作品。過去の特撮シーンを編集してスター・ウォーズブームのエッセンスも入れながら作品にしていて何が何だかわからない。「銀河鉄道999」が一緒に合成されてたのは結構驚い>>続きを読む

ガメラ対深海怪獣ジグラ(1971年製作の映画)

2.0

ダイニチ配給といきなり出てきて日活と大映の共同配給の作品となっている日活も大映も同時に経営不振になっているので弱者同盟と言う所なんだが結果はおもわしくなく大映の倒産、にっかつロマンポルノ制作開始で終了>>続きを読む

ガメラ対大魔獣ジャイガー(1970年製作の映画)

2.3

大阪万博とのタイアップが取れたので制作と言う所なんでしょうね。大映の経営不振は、相変わらず。最後の激突もあまり万博会場壊さないと言う大人の事情で構成されていてモヤモヤ感が消えない。

ガメラ対大悪獣ギロン(1969年製作の映画)

2.2

大悪獣って何?大人の事情とは言え大映の経営不振がそのまま映画に反映されてしまい、ますますめちゃくちゃな予算減。「パシフィックリム」を見たときにこれはギロンのパロディーだろうかと思ったほど頭の形が似てい>>続きを読む

ガメラ対宇宙怪獣バイラス(1968年製作の映画)

2.0

バイラス星人を見たときに何か古手川祐子に似ていると古手川祐子がデビューしたときに思った。しかし予算削減は激しく葉山だけでの特撮と言うことになってしまい、せいぜい建物といっても桑田佳祐が歌に歌うパシフィ>>続きを読む

大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス(1967年製作の映画)

3.5

3作目は「モスラ対ゴジラ」よろしく今度は名古屋が舞台。昭和ガメラの中ではおそらくこれが傑作だと思います。ギャオスによる名古屋襲撃と名古屋城破壊そして新幹線での捕食作業等、一点豪華主義のような特撮集中型>>続きを読む

宇宙大戦争(1959年製作の映画)

3.5

ヒロインが三橋達也の奥さんだと言うことを今回初めて知った。話の内容はよくある話で単調なのは、致し方がないのだが伊福部昭のテーマ曲と特撮に関しては、いい年になっても嬉しくなってしまう。光線銃の飛び交うの>>続きを読む

大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1966年製作の映画)

3.1

「ゴジラの逆襲」よろしく今度は大阪に上陸。今度は、カラー作品となり大幅に予算もアップ。女博徒の江波杏子お姉さんの現地人となって日本語ペラペラでいろんな対応するのが驚きだ。せっかくのカラーなのでバルゴン>>続きを読む

3-4x10月(1990年製作の映画)

4.8

公開当時バブルの絶頂期だった。映画館に見に行くと私以外ほとんど人がいない。内容もシュールすぎて映画マニアじゃないととても理解できないような雰囲気を漂わせていて主演が柳憂怜と言うバブルじゃなかったら絶対>>続きを読む

大怪獣ガメラ(1965年製作の映画)

2.5

とにかくここまで初代ゴジラをパクリまくってるとは思わなかった。亀に取り付かれた少年が前半かなり気持ちが悪い。後半になると科学を信じた少年は割と簡単にガメラを捨てて科学を信望し始めるところが高度成長期の>>続きを読む

なにがなんでも為五郎(1970年製作の映画)

3.7

何の気なしについ見てしまった作品。いきなりオープニングが寅さん風になってくるので山田洋次の映画かと思っていたら野村芳太郎で師匠筋の映画だった。脚本はジェームス三木で寅さんと言うよりは結構生々しい恋愛も>>続きを読む

群盗の町(1946年製作の映画)

2.1

極めて普通の西部劇でランドルフ・スコットの主演作。1946年当時で結構もう年な感じだ。主演をするのには少し老けすぎな感じがするのは、どうだろう。女性の社会進出も少しは入っているが、いまひとつな感は否め>>続きを読む

私の奴隷になりなさい(2012年製作の映画)

2.0

日活ロマンポルノが終了して現在の映画人たちは、思いついたかのようにロマンポルノ的なるものを模索している感じがする。本作を見ながらロマンポルノ的なるものが呪縛になってるような気がしてならない。壇蜜は、バ>>続きを読む

ダブル・クラッチ(1978年製作の映画)

2.4

全く都合が良い女過ぎるぜ松坂慶子。山根監督と言うと前作の「おとうと」で姉弟愛を描いていて好感が持てたが今回も同じ姉弟愛を歌うような映画だが若干趣が異なる。とにかくもう郷ひろみの乱暴すぎる態度が当時のア>>続きを読む

地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.8

子供の時に日曜日の夕方によく日本テレビで特撮映画を放送していた。特報の予告で人工衛星はソ連だけではないと言っているところからスプートニクショックが非常にすごかったんだなぁと感じられる。お祭り、火災そし>>続きを読む

サム・ペキンパー 情熱と美学(2005年製作の映画)

3.0

70年代にはもうほとんどアル中とコカイン中毒でまともに仕事ができていたような状態でなかったペキンパー。このドキュメンタリーはリアルにその実態をあらわにする。西部劇を復活させ血みどろのアクションシーンや>>続きを読む

ユンボギの日記(1965年製作の映画)

1.5

忍者武芸帳が先かと思っていたら本作が先だった。モンタージュ理論としては面白い試みだったと思いますが、短い時間だけどかなり見ていて疲れる。

GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

1.8

ネット配信による世界的なコンテンツ不足の中でゴジラもNetflixの支援を受けてか?かなり大規模なアニメーションとして制作している。前作でかなり面白くなかったので今回も期待をしてなかったのですが期待を>>続きを読む

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.8

「ゴールデン洋画劇場」で観まくった「タワーリングインフェルノ」。いつもは字幕ですが、今回は吹き替えで見てみました。久しぶりに見直してみるとこの話ってタイタニックが原型なんだなあと一人で得心してしまいま>>続きを読む

忍者武芸帳(1967年製作の映画)

1.4

久しぶりに見直してみたがやはり面白くない。大島渚といっても白土三平の漫画であり、いろいろ編集したりトリミングしたりしてやってはいるがどうにも面白いとは個人的には思えない。忍者武芸帳の原作自体が長編であ>>続きを読む

トラック野郎 一番星北へ帰る(1978年製作の映画)

3.4

前回酷評した「水戸黄門」の併映だった。黒沢年男の自虐的とも言えるビック99 は、ルー大柴チックな会話にも到達できない中途半端な英語を連発する。これを見ていて後に「ダンプの渡り鳥」をするとはとても思えな>>続きを読む

ガガーリン 世界を変えた108分(2013年製作の映画)

2.0

どちらかと言うとガガーリンの成功後の人生を描くべき作品だったような気がします。なんとなく肉親の表情から何か不安なものは感じられるんですが全体的には成功譚として何とか終わろうとしてるのがヒシヒシと伝わり>>続きを読む

特攻大作戦(1967年製作の映画)

3.5

ようやくやっと本作を観れることになった。どちらかと言うとオマージュ作品としての「イングロリアスバスターズ」とパロディーである所の「トップシークレット」の元ネタといった印象が強い。先にオマージュとパロデ>>続きを読む

壁あつき部屋(1956年製作の映画)

3.5

信欣三が出てきて「砂の器」と「帝銀事件」を思い出す。顔の印象が抜群の俳優だと思います。小林正樹監督の重要な転換点の作品だ。南方戦線でBC級戦犯の罪のなすりつけ合いによって人生が狂わされた人々を描いてい>>続きを読む

レイズ・ザ・タイタニック(1980年製作の映画)

1.5

生きてる間にまた見るとはとても思わなかった作品の1つ。公開当時にCMでラスト30分は絶対に言わないでくださいと言われたのがキャッチフレーズだったのを覚えている。この当時まだタイタニックがどこに沈没して>>続きを読む

トラック野郎 故郷特急便(1979年製作の映画)

3.5

トラック野郎が10作で終わってるとは初めて知った。今回はダブルマドンナと言うことでテコ入れもあったのかもしれないけれども十分見ごたえのある作品であった。舞台が高知と言うことで脚本に中島丈博が参加してい>>続きを読む

プラーグの大学生(1926年製作の映画)

3.3

題名は、愉快な大学生活かと思いきや恐らくファウストを原案にした作品。ホラーというか映画評論家の言うところのドイツ表現主義派の作品。鏡からもう一人の自分が出て来るシーンは当時の技術で出来たんだと驚く。

ハードコアの夜(1979年製作の映画)

3.4

ジョン・ミリアスが製作総指揮で入っているので変態映画だろうと見当をつける。監督がポール・シュレイダーなんで変態感に拍車がかかる。信仰深い田舎より神も仏もないロスアンジェルスに失踪した娘を探しに行く中年>>続きを読む

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.3

しかしイギリスは、チェコを裏切っておきながら、亡命政府に酷いことをさせる。イギリスは、暗殺者をパラシュートで落とすだけだ。後やっといてくれと言った感じ。当の暗殺者二人も明確な計画があるという感じもない>>続きを読む

恐怖女子高校 暴行リンチ教室(1973年製作の映画)

3.0

しかし、どんな女子高校だ!リンチはあるは、対立するは、教師は、政治とつるむはと滅茶苦茶だ。主題歌は、物悲しいが映っている映像は、「スクールウォーズ」のオープニングだ。池玲子、杉本美樹によるとても女子校>>続きを読む

黒い牡牛(1956年製作の映画)

4.6

児童映画なのだが、かなり贅沢な規模。監督は、「アメリカ交響楽」ガーシュインの自伝映画撮った人である意味でアメリカの良心。そして脚本は反骨で不屈の男ダルトン・トランボ。まさに雄牛は、トランボ自信と言って>>続きを読む

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