上海十月さんの映画レビュー・感想・評価

上海十月

上海十月

映画(704)
ドラマ(24)

(1957年製作の映画)

2.8

東映映画会社のタイトル画像からして何か芸術祭とか賞狙いの感じがひしひしと伝わる作品である。霞ヶ浦の帆船がたくさん出てきて帆を立てる様は、スペクタクル映像のように見えるところは、一見の価値があるかもしれ>>続きを読む

二十歳の恋(1962年製作の映画)

3.3

アメリカ版「大人わかってくれない」DVDの中の特典で付いていたフランソワ・トリュフォーの短編である。石原慎太郎や世界の映画人と20歳の恋と言うことで作ったオムニバス作品だそうだけれども他のフィルムに関>>続きを読む

淑女と髭(1931年製作の映画)

2.8

小津監督のナンセンスコメディーの時代のサイレント映画である。ヒゲを剃ったら女にモテモテと言うシチュエーションコメディーなんだけれども、なかなかテンポよく進んでいて見ていて飽きないが、やはりサイレントだ>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.8

正直に言うと惜しい映画だなといった感想です。導入部そして福山雅治演じる勝ちにこだわった弁護士にも家族の事情があり被害者加害者ともに家族の問題を抱えている。福山雅治の娘が出てきたときに、あれ広瀬すずが一>>続きを読む

皮ジャン反抗族(1978年製作の映画)

2.5

舘ひろしが全然反抗するふいんきではない。むしろ周りから嫌がらせを受けてだんだん自滅してる感じがしているためタイトルの反抗族は、むしろ内田裕也の一派にしか思えない。舘ひろしは、白川和子の息子に良かれと思>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

言わずと知れたSF映画の金字塔。難解という事で有名ですが、町山解説でほとんど当初の設定からわざと逸脱させているのがわかる。このわからなくした結果、傑作になった事を当初の設定を知ったあと見ても、やっぱり>>続きを読む

事件(1978年製作の映画)

3.5

たまたまEテレで太田光と大竹しのぶの対談を見た後に再見した。法廷部分は芦田伸介VS丹波哲郎といった感じで二大巨塔対決で面白く、ドラマ部分の大竹しのぶの演技に圧倒されすぎて、ただの痴話げんかの話なんだが>>続きを読む

浅草紅団(1952年製作の映画)

2.4

これだけ乙羽信子の歌と踊りを見たのは初めてだった。やはりこの人トップアイドルだったんですね。そして、京マチ子の女剣劇そして座長と言うところは、既に「浮草」前にやっていたんだと。根上淳が若くてハンサムガ>>続きを読む

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.8

若い飲み仲間の商社マンから宇多丸さんの映画評聞いているならラップにも精通してくださいと言われて手初めに話題となったこのラップ映画を見てみることでした。事前に町山解説と宇多丸解説を聞いてた関係で、なんか>>続きを読む

SEX発電(1975年製作の映画)

2.8

タイトルとは違い以外に真面目な映画かもしれない。特にセックス発電が成功した後にみんながこぞって発電をするにもかかわらず、だんだんセックスに興味が持てなくなるところは意外に面白い。監督がヴィスコンティの>>続きを読む

としごろ(1973年製作の映画)

2.0

ホリプロの宣伝映画。主題歌は、山口百恵で主演は、森昌子かと思いきや和田アキ子というどんでん返しがやってくる。森昌子は、「せんせい」劇中で歌っているがバックバンドの楽器では出ない音が出てくる!昭和なアイ>>続きを読む

愛情の設計(1977年製作の映画)

1.4

角川映画以前のアイドル映画だ。どうもやっつけ感が漂うのは、当時、桜田淳子が忙しかっただからだろう。少女漫画が原作だから女性向け。ただ男性も来るだろうという事で水着も披露。ヨットで神経衰弱って船酔いしな>>続きを読む

アラビアンナイト(1974年製作の映画)

3.0

パゾリーニは、人に勧めにくい監督だ。が頭にまず浮かぶ。比較的見ても良いですよと恐る恐る人に勧められるのが本作。たまたま、ベルトリッチの弟が製作した「ソドムの市」の製作舞台裏写真ドキュメンタリーを見つけ>>続きを読む

人間革命(1973年製作の映画)

2.0

英語の題名がついてると知らなかったThe Human revolutionとは新しいヒーロー物のような感じに読める。制作費、製作陣が超一流と言う学会の前売りと動員を狙った超大作。既存の映画業界は、角川>>続きを読む

死の砂塵(1951年製作の映画)

3.0

若いカーク・ダグラスが見れる。砂漠を延々と馬で横断しているのでかなり退屈な感じ。後半盛り返す。

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.3

原題はミス・スローンと簡単なそっけないタイトルだ。しかしながら、かなりの伏線を張り巡らされて最後の伏線回収の鮮やかさは、何とも言えない爽快感がある。勝つ為なら何でもやる女ロビイストの底意地の悪さとその>>続きを読む

花も実もある為五郎(1971年製作の映画)

2.4

シリーズも4作目となり、さすがにやることなくなってきて人生劇場を引き合いに出して展開するハナ肇の為五郎シリーズ。范文雀との掛け合いがまぁ面白いかなぁと思ったけれども話があちこち行きすぎていまひとつの感>>続きを読む

東京流れ者(1966年製作の映画)

3.5

話の筋はよくある話なんでどうでも良いのだが、とにかくセットと照明がシュール。「ラ・ラ・ランド」にも影響を与えただろうと言う鈴木清順の代表作である。川地民夫がマムシのタツとか言いながら後に東映「まむしの>>続きを読む

ゴルゴ13 九竜の首(1977年製作の映画)

2.8

東映は香港に慣れてる感じがする。Gメン75も香港スペシャルあったもんね。香港はやっぱり映画大国だなぁと感じますねテヘランとは大違い。ゴルゴ〜ゴルゴ〜と曲が流れると女が抱いてくれと言うところは、どうなん>>続きを読む

ゴルゴ13(1973年製作の映画)

1.8

イラン人が日本語喋ってるのですごく聴きやすい。パーレビ体制時代のイランが見れて面白いかもしれない。女優陣たちがみんなサヘルローズを年寄りにした感じの人がいっぱい出る。スナイパーの話なんで結構アクション>>続きを読む

生きてはみたけれど 小津安二郎伝(1983年製作の映画)

3.0

この83年製作と言うのはギリギリだったかもしれない。存命の方も多くて取材がしやすい最後の年だったかもしれない。小津安二郎の兄から弟妹も出てきて小津監督は、場合によっては80年代でも生きていたかもしれな>>続きを読む

華麗なる追跡(1975年製作の映画)

3.0

本作は「県警対組織暴力団」の併映として公開されているが時は中三トリオの全盛時代で山口百恵が「潮騒」でヒットしている最中で本作の中でも「潮騒」のポスターを壊すと言うシーンもあったりして対抗心を駆り立てて>>続きを読む

不良番長 突撃一番(1971年製作の映画)

2.8

日本のオピニオンリーダー雑誌である週刊大衆で連載している梅宮辰夫の自伝のようなものを読んでいると、とにかく不良番長の話しか出てこない。不良番長が梅宮辰夫の代表作である事は間違いない。今作は、高松に乗り>>続きを読む

ふしだらな女(1927年製作の映画)

1.8

ヒッチコックのサイレント映画と言うだけで見てみる。そしてさほど面白エピソードないのでかなり辛い。鏡やテニスのラケットの網目越しのショットとか結構実験的なことをしているような気がする。

早春(1956年製作の映画)

2.5

正直かなり長い映画だ。小津調でこの長時間を過ごすと言うのは、至福の人と苦痛の人と二手に分かれそうだ。日本女優の中で美のターミネーターである岸恵子が「君の名は」で真知子巻きやった後にこの作品となると結構>>続きを読む

お茶漬の味(1952年製作の映画)

2.6

見ながら、あれなんか似てるなと思ったんで見ていると戦前の小津作品である「淑女は何を忘れたか?」に似ている構成であることに気がつく。鶴田浩二は松竹だったなと思い出し、また小津作品に出ていたとは気がつかな>>続きを読む

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.3

当時のオールナイトニッポンでずいぶんこの映画の裏話を聞かされていたので本格的なアクション映画なのかそれともコント映画なのかどうかさっぱりわからなかったことをよく覚えてます。映画の冒頭から始まってほとん>>続きを読む

ワンダー・ウーマンとマーストン教授の秘密(2017年製作の映画)

3.3

「ワンダーウーマン」にこんなにエロい裏話があるとは思わなかった。コミックで描かれてるところでも縛りとか拘束とか叩かれたりボンデージと言った内容が盛り込まれているとは知らなかった。そしてヨーロッパのデカ>>続きを読む

天国と地獄(1963年製作の映画)

4.6

リバイバル公開を静岡東宝で見た時が蘇ります。リバイバル公開時の新聞広告にジョージ・ルーカス、フランシス・フォード・コッポラがコメントを寄せているところに当時のハリウッド映画に傾倒していた自分が驚いたこ>>続きを読む

ラーメンより大切なもの~東池袋大勝軒50年の秘密~(2013年製作の映画)

3.0

ザノンフィクションの時に見た作品ですね。ラーメンの味うんぬんと言うよりは夫婦愛について描かれたドキュメンタリーのような気がしました。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

2.8

女性版泥棒映画が今まであったかと言われるとそうあったようには思えない。今回が本格的な最初の映画かもしれない。正直トリックとかいろんな面についてはツッコミどころ満載すぎてコメントがないんですけれどもアン>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.9

前作より確実に面白いのが素晴らしい。忽那汐里は全部足しても数分しか出演してないんじゃないか。でもLG TBがハリウッドのアメコミ映画に出てきたと言うのはちょっと珍しいらしい。血みどろギャグ映画なんだが>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

新宿TOHOシネマズのIMAXで鑑賞しました。デンゼル・ワシントン主演の映画なのでIMAXで見る価値あるかなぁと思ったら結構没入感があったのでデンゼル・ワシントンの演技に引き込まれて面白く見れました。>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.3

本作の内容とは全然関係ないが映画館に低学年の子供とか小学校に上がってないような子供を親と一緒にホラー映画見に行くのはどうなんだろうトラウマにならんのか?!本作見に行った時に二組ほどそういった人たちがい>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

2.0

ディズニーが買収してからやはり銀河に平和は、やって来ない。毎年鬼のように作るつもりなんだろう。果たしてハン・ソロの前日譚がみたかったのかと言われると見なくてもいいなと言う気にさせてしまう内容であった。>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

4.5

小津作品を見るのは、歳をとるとだんだん怖くなってくる。年をとってくると妙に理解してくる。深読みだと思っているのだが、どうもそんな気がしてくる所が困る。本作は、昔見てさっぱり何だか分からなかった作品の一>>続きを読む

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