上海十月さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

スパイ・ゾルゲ(2003年製作の映画)

1.0

また再見するとは思わなかったが、WOWOWで放送してたんで、面白く無いのを確認するために観てしまった。公開時に観に行って、ひっくり返るほどつまらないので驚いた記憶が蘇る。見直してもつまらないのは、変わ>>続きを読む

エアポート’77/バミューダからの脱出(1977年製作の映画)

2.0

後に「レイズ・ザ・タイタニック」を撮る職人迷監督ジェリー・ジェームソン。本作観ながら同じやん!ジェームズ・スチュアートの晩年が見れる。公開当時、副題のバミューダからの脱出というのが大体ストーリー丸わか>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.2

なかなか香ばしい作品だ。松竹東映合作って。そして三木聡!ウーンこれだけ滑っているコメディ見たことがない?河崎実であれば変チープさで許せるかも?長いし大した特撮も無いしギャグは滑ってるし。とんだスピード>>続きを読む

地獄(1979年製作の映画)

2.0

中川信夫版が有名だ。神代辰巳が原田美枝子で映画にした事は記憶にある。ようやく鑑賞。原田美枝子、異常に若いけど貫禄あるなぁ。神代辰巳X矢島信男があったとは、神代辰巳特撮映画なんだなぁ。地獄行く前の落下は>>続きを読む

南太平洋波高し(1962年製作の映画)

2.0

海と空の特攻兵器オンパレードのような映画。東映の特撮はチャチイ割に結構迫力ある。ニュー東映なんだなぁ。

らしゃめん(1977年製作の映画)

1.5

らしゃめんと言えば個人的には、お万なんですけど、こちらは、おゆき。鰐淵晴子は、どう見ても日本人に見えない。落ちるに落ちてく女の話だが鰐淵晴子の美貌でそう見えない。そして雑なストーリーで、どうでもよくな>>続きを読む

Aサインデイズ(1989年製作の映画)

2.0

原作者の利根川弘と言えば「トゥナイト」の司会者。穏やかな語り口で山本晋也と掛け合うのが懐かしい。しかし、中川杏奈は、育ちが良すぎて沖縄ロッカーになるとは、とても思えない。本作は、ほとんど石橋凌が主演。>>続きを読む

犬、走る DOG RACE(1998年製作の映画)

3.8

没後1年崔洋一で鑑賞。崔洋一は、「突然炎の如く」が好き?それとも丸山昇一のせいかなぁ。中盤、落語のカンカン踊りのようになるのがおかしい。98年の新宿が見れるのが懐かしい。ヘルスに吉野サリーと小野今日子>>続きを読む

襲撃 BURNING DOG(1991年製作の映画)

3.5

Vシネマながら結構ジックリ観てしまった。崔洋一には、低予算がよく似合う。ある意味「友よ、静かに瞑れ」は、予算ありすぎて、色んな事やって冗漫な感じになってしまった。本作は、短い中にいろいろ詰め込んでいて>>続きを読む

裸のムラ(2022年製作の映画)

2.5

「日本国男村」からの劇場用映画。前作の「はりぼて」富山から今度は石川へ。その独特の雰囲気が男村社会を形成していることを石川県知事選とムスリム家族を対比しながら描く。石川県政側は、森元首相、谷本元知事、>>続きを読む

花と龍 第二部 愛情流転(1954年製作の映画)

2.5

今回は、橋本忍単独作品。テンポが出ている気がする。しかし、昭和初期なんでヤクザもんが国政に参加して我が物顔だ。岸惠子が、芸者役で登場。生存者は、岸惠子のみではないか。劇場小屋の火事なんか本当に燃してる>>続きを読む

花と龍 第一部 洞海湾の乱闘(1954年製作の映画)

2.3

「鬼の筆」春日太一著発売で過去橋本忍作品を鑑賞。22年秋に発売と言ってましたが、発掘資料が多すぎてようやく明日発売に。佐伯清監督作でこの人物は、伊丹万作から橋本忍は紹介され、その縁で黒澤明に出会う。そ>>続きを読む

彼女が水着にきがえたら(1989年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

公開以来の再見。89年なんでバブル絶頂とでもいう時に公開。物凄い数のタイアップを取ってきてるのは電通が取りまとめしてるせい。スキーの次はマリンスポーツとバブルの為せる技か。会社のそばにスキューバダイビ>>続きを読む

奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.3

韓国映画のうまさを感じる作品だ。シンクホール問題が現実にあり、持ち家を持つ事が難しく結婚もできない若者。やっと手に入れた課長は、マンションと共に奈落の底へ。ポセイドンアドベンチャーの様相に。韓国社会を>>続きを読む

イチケイのカラス(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

報知映画賞のファンが選ぶ映画に本作がぶっちぎりだとのネットニュースで見て、ナンダコリャと鑑賞。10億円突破してるんだ。テレビシリーズからの映画化。好きだねフジテレビこのパターン。竹野内豊と黒木華のデコ>>続きを読む

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

2.8

当時これだけの物が自主映画で撮られてた事に驚きを感じる。熱量が違う。荒さはあるが、テレビ放映されてた特撮番組と遜色ないのではないか。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.5

庵野ワールドのウルトラマン。冒頭は、ファン忖度ネタで大いに盛り上がるが、冒頭以外はなんだかなぁな作品。なんでも庵野秀明に任せればいいってモンじゃないと映画会社は、認識すべきだね。庵野秀明が悪いわけじゃ>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.3

デビット・フィンチャー版「サムライ」みたいな作品。淡々としていて激しいアクションを期待する人には、肩透かしかもしれない。タクシーやレンタカーに目が行く。ヒュンダイやキアそして三菱。

青い真珠(1951年製作の映画)

2.8

特撮本読んでれば必ず出てくる本多猪四郎デビュー作。水中カメラ撮影が有名。出てきた貧乏そうな少年に釘付け!マムちゃんではないか!こまっしゃくれてるとは、この事。演技が達者なんだなぁ当時15歳。島崎雪子が>>続きを読む

劇場版 センキョナンデス(2023年製作の映画)

3.7

今見るとたった1年で世の中これだけ変わるんだと。ヒルカラナンデスの配信をたまに観ていたので今回の映画化は、政治をドキュメントするには良い方法だと感じていた。話題の「香川1区」も撮影中の中で二人とも香川>>続きを読む

シン・ちむどんどん(2023年製作の映画)

3.0

プチ鹿島とダースレイダーが沖縄知事選へ。座り込みの現場でラップ披露。やはり現場に行かないと何もわからない。沖縄の報道が本土で少ない。撮影がどうしても雑なんでカメラ酔いしそうだ。これからのドキュメントは>>続きを読む

スライ:スタローンの物語(2023年製作の映画)

3.5

スタローン本人が自身を語る。毒父親に煩わされた人生だった。こういう親がいるのは知っていたが、自分の子供に嫉妬してどうしようと思っているのか?しかし、この父親がいないかったら、映画スターは、誕生しなかっ>>続きを読む

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.8

何の気なしに鑑賞。意外に感動的な映画だ。そしてアネット姐さんとジョディ姐さん共演。海外はシワも歴史と言わんばかり隠さない。日本の女優は隠しまくるだろうなぁ。ドキュメント部分も所々使用しているが同じレベ>>続きを読む

池沢さとしと世界のスーパーカー(1977年製作の映画)

2.0

なんか70年後半の首都高とスーパーカーの取り合わせが面白い。ただ高速で走ってるスーパーカー映してるだけなんですけどね。

少女娼婦 けものみち(1980年製作の映画)

2.0

正直あんまり面白くない。内田裕也は、ただやりたい男で現実か?とも言える設定。娼婦とあるが娼婦ではない。少女の中の娼婦性を描いたんだろうけど。海とカモメが印象的だ。印象派って感じの映画。

ラ・ブーム2(1982年製作の映画)

2.5

意外に観てない本作。15歳になったソフィー・マルソー。胸がデカい。途中往年のハリウッド映画のコスプレしたりとサービスカットが多い。親友はキックボクシングしてクロサワ映画を見たがる。前回は、大島渚だし、>>続きを読む

馬鹿が戦車(タンク)でやって来る(1964年製作の映画)

4.6

個人的に山田洋次作品で一番好きな作品。追悼:犬塚弘で再見。團伊玖磨の原案に音楽も本人。Kワード連発で地上波放送不可能か?配信でもピー音入れられそう。山田洋次のアクションコメディ。結構初期の山田洋次作品>>続きを読む

いいかげん馬鹿(1964年製作の映画)

4.0

追悼:犬塚弘。久しぶりに再鑑賞。駐在さんの役で出演。ハナ肇主演に犬塚弘は、助演でよく出てくる。引き立て役に徹するからだろう。寅さんのエピソードを圧縮したかのような話だ。東京オリンピックの年に公開。話は>>続きを読む

双子座の女(1984年製作の映画)

2.0

モロ「危険な情事」。時より入るせんだみつおとたこ八郎が考え深い。朝比奈順子がサーファーお姉さんで色黒なのが珍しい。五十嵐夕紀アイドルだったんたけどね。山城新伍が、卒ない演出で、慣れてるなぁ。

幕末(1970年製作の映画)

2.0

伊藤大輔監督の遺作。中村プロ倒産の原因になった作品。「龍馬がゆく」を120分にまとめるとダイジェスト版にしかならないなぁ。吉永小百合のおりょうってのも似合わないなぁ。1970年は、映画斜陽の極み。観て>>続きを読む

バレリーナ(2023年製作の映画)

3.8

タランティーノ愛溢れる韓国映画。途中から梶芽衣子にしか見えないチョン・ジョンソ。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

何故か物凄いぶりに宇津井健を見る。出だしは、好調で手塚治虫の「火の鳥」ロピタを思い出す。てっきり監督は、ニール・ブロムカンプだと思い込んでいたら、ギャレス・エドワードだった。監督が好きなもの全部入れて>>続きを読む

喜劇 大安旅行(1968年製作の映画)

2.5

追悼:財津一郎第二弾。冒頭のみの出演だった。朝ドラな笠置シズ子と伴淳が夫婦になったりと忙しい。しかし、フランキーのモテ方が異様だ。倍賞千恵子でいいじゃないか!新珠三千代もフランキーも年食ってる感じでラ>>続きを読む

一心太助 江戸っ子祭り(1967年製作の映画)

2.0

追悼:財津一郎。U-NEXTで一番古い作品を検索すると本作が出てきた。中村錦之助かと思ったら、舟木一夫。人気絶頂の時だったらしい。財津一郎は、得意のギャグで御用人役やっている。舟木一夫が一心太助という>>続きを読む

春画先生(2023年製作の映画)

2.5

日本映画で初めて春画解禁と言う事で鑑賞。どうして、そうなったと言う点が今ひとつわからん。「お嬢さん」ほど変態でなくロマンポルノにも徹していない。エロコメディかと言うとそうでもない。モヤモヤした映画です>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

ダコタ・ファニングなんだと途中で気がつく。相変わらず必殺仕掛け人な内容で嬉しい。デンゼル・ワシントンほどの名優がやるんで、演技だけで持たせてしまう。イタリア語と英語が混じりながら会話しているのは、興味>>続きを読む