未来の話であるのにそこに出てくる登場人物の家族観に未来を感じない。むしろ昭和っぽい。その違和感で見ていられなかった。
見知らぬ男を家で働かせてしまうような自由な発想のある価値観の高齢女性が、障害のある孫娘を外出させずに家に閉じこめているという点など、キャラクターの性格と行動にブレを感じることが多い。ジョゼが初対面の人>>続きを読む
漫画もアニメも見たり読んだりしていない状態で鑑賞。
絵と音楽はすごい。
ただ主人公以外のキャラクターが夢からどう目覚めたのかもっと知りたかったし、最後の上弦の鬼の登場と煉獄との戦いは唐突すぎてよく分か>>続きを読む
あの灯台、行ったことがある。五島列島福江島の南西端にある灯台で、韓国の済州島まで180kmという距離にある。近くには隠れキリシタンの集落がある。南西諸島を除く本土では最西端に位置する。もう、逃げ場のな>>続きを読む
ひたすら演技力がすごい。邦画もこのような、演技重視の映画増えれば未来も明るいと思う。
ゲイカップルが切なかった。
演技が抜群。邦画にこれだけ演技がしっかりしている作品がまだあるとは思わなかった!
女性取調官の言葉がキツかった。世の中の「普通」からはみ出てしまった人たちも情を持って生きているけれども、認められること>>続きを読む
登場人物が黒人だけの映画は初めて見たと思う。
黒人に対する偏見として、いじめ、ののしり、泳げない、貧困、犯罪、ドラッグ、フライドチキン、体格がよいといったキーワードがあるが、それに準じる登場人物たち>>続きを読む
うっかりタミルナドゥ州からケーララ州に越境しちゃったりしてるのがいい(笑)
同じ漢字文化圏に属する日本人と韓国人が英語を用いてコミュニケーションをするという状況自体が飲みこめなかった。
같은 한자 문화권에 속하는 한국인과 일본인이 영어로 소통한다는 상황이 마음이 안듦>>続きを読む
原題「7번방의 선물(7番房の贈物)」の邦題(と英語題)がなぜ「7番房の奇跡」なのか分からない。
韓国では1997年12月30日を最後に死刑はおこなわれていない。なんとも非情。
知的障害者を犯罪者とし>>続きを読む
タイに住んでいたから、この白人社会のノリはとても馴染みがある。あのノリを突き詰めていくとこんな映画ができるという衝撃。
第一部は高く評価するけれども、第二部はあまり評価しない。戦闘シーンが多すぎて、アクション映画のようになっていて、映画の趣旨がよく分からなかった。第一部ほど登場人物の心の葛藤も描かれていない。2時間、ひ>>続きを読む
これは台湾における抗日蜂起をテーマにしているというよりは、文明と非文明の衝突という世界における普遍的なテーマに取り組んでいると思う。(抗日映画ではない)
セデック族と日本人、それから霧社事件についてよ>>続きを読む
この映画を鑑賞するのは2回目である。ずいぶん前に見たからか、結末もほぼ思い出せなかったが…。
ここに描かれている北朝鮮が真実の北朝鮮の姿であるかというとやや信じがたいし、彼らに比べて韓国や日本にいる我>>続きを読む
北朝鮮では100人近い人に70歳の誕生日を祝われつつ、大阪では他の人のマンションの植込みのところが特等席だなんて言いながら座っているその違い…。
簡単には行き来できない、二つの世界にまたがって生きるこ>>続きを読む
残念ながら、最後の展開がよく分からなかった。あれだけ家族思いなのになぜ、無理矢理、漁に出たのか。生計を立てて家族を食わせるために出なくてはならないというが、漁に出たら射殺されて、妻と子の生計は成り立た>>続きを読む
監督は売春窟に住みながら、売春窟の様子を記録し、子どもたちに写真撮影を教える。その活動はインド、アメリカを結び、子どもたちの未来を変えていく…。
監督の使命感に胸を打たれた。
とても題材を扱っているとは思う。最後まで見入ってしまった。
しかし野々宮パパのは全く共感できなかった。野々宮パパの人間としての成長というテーマは、映画をややくだらないものにしてしまったのではないかと思>>続きを読む
北朝鮮で外国人監督が映画を撮るという試み自体を評価したい。
最後の少女の言葉が全てを示唆していると思う。
あの体制の内部にいて、外部のことを知らずに生きていれば、どこも人間社会はこういうものなのだろう>>続きを読む
柯景騰と沈佳宜がケンカの一件で疎遠になるところまではよかったのだがその後、沈佳宜が阿和と付き合うことになるには不自然だったと思うし、921大地震の時の二人の2年ぶりの電話の内容の「追いかけられているの>>続きを読む
恆春の景色は美しかった。
主人公の2人、つまり現代の友子と阿嘉が惹かれ合う理由がよくわからず、感情移入ができなかった。友子ちょっと、キレすぎだし。
それでも最後はなんだかんだでまとめ上げてはいたが、や>>続きを読む
「画」自体は美しかったとは思うけれども、インドがリスペクトされているような気がしなかった。
革製品のベルトをしたまま寺院に入っていたりとか、乗務員のインド人女性がトイレで性的な行為に応じてしまう(これ>>続きを読む
4日目に父親が号泣し、さらには家族みんなで泣くシーンを見て「ああ、いい家族じゃないか」と思ったのだが、最後の日に「父性の回復」を目的に危険な天候の中をあえて滑りに行ったりだとか、不安定な運転のバスから>>続きを読む
学生運動、LGBTQ、婚外子等等ひとつの映画に盛りこみ過ぎていて少し散らばっている印象があった。
忠良と美宝はよかった。心仁はあまり共感できない。
字幕については、北京語で話している部分と台湾語で話>>続きを読む
アルツハイマー病の進行について、描写が甘いと思う。あまりリアリティーがない。