ベルサイユ製麺さんの映画レビュー・感想・評価

ベルサイユ製麺

ベルサイユ製麺

t屋の準新作だけが評価対象です。猫派派。

旅立ちの朝 / すべては君のために(2008年製作の映画)

2.7

なんの情報も無いまま、なんとなく手にした作品ですが、気になったのは、10年も前に制作の聞いた事もない作品が今になって発売されているのには相応の理由が有るのではないか?という点。さらにパッケージのダニー>>続きを読む

アスファルト(2015年製作の映画)

3.6

フランスの郊外の団地を舞台に、神の気紛れ的にマッチングされた三組の男女の群像劇です。
全編画面比4:3(多分)で、映像に絵画的な美しさが有ります。映画の出来事って基本的には横方向から訪れるものですから
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クレイジー・ナイン(2015年製作の映画)

2.5

※悪口しか書いてませんよ!

ファイヤー・リーとかいう格闘ゲームぽい名前の監督の作品です。パンチが燃えるのでしょうね。YOU LOSE!
チャラついた雰囲気のパッケージが好みに合わなしですし、香港映
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秋の理由(2015年製作の映画)

3.4

詩人による監督作!といっても20年以上前から監督(商業作品ではないかもしれません)をされているそうで、映画評論もなさるそうです。なので、映画との向かい合い方はプロパーの映画人とさして変わらないのかもし>>続きを読む

シークレット・オブ・モンスター(2015年製作の映画)

4.5

日本オリジナルのジャケと、わざわざ英語のオリジナル邦題の狙いは明確で、本当に浅ましく腹立たしいので絶対観てやんないよと思っていたのですが、他の方の格好良いレビューなど読んでいるうちに観た方が良い気がし>>続きを読む

タイムループ 7回殺された男(2016年製作の映画)

3.0

特に意識せず、適当に選んでセルビア映画を月に2本も観れてしまうなんて、きっと日本の鑑賞環境は恵まれているのでしょうね。
タイトル通り、同じ時間を繰り返してしまう設定のSFです。『オール・ユー・ニード・
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ウーナ 13歳の欲動(2016年製作の映画)

3.9

あわわ、どうしよう。この作品の事、凄く好きなのだけど、うまく説明出来ないよ。
あらすじに書いてある通りの話で、物語的には分かりやすい落とし所には全く向かわずに宙ぶらりんで終わる、所謂ソフトストーリー物
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人魚姫(2016年製作の映画)

3.0

思い切って告白しますが、私は『少林サッカー』を観ていません。
《汝らの中で少林サッカー以降もチャウ・シンチー作品を観続けている者だけが、私に石を投げよ!》…セーフです。まあ、単に流行り物に乗っかり損ね
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海は燃えている イタリア最南端の小さな島(2016年製作の映画)

3.9

イタリアの小さな島を舞台にした、難民問題を巡るドキュメンタリー。
複雑な要因からなる出来事の任意の部分を切り取り、並べ替え、そこに主観的なメッセージを託すというのが、まあ一般的なドキュメントの作られ方
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グレートウォール(2016年製作の映画)

3.1

グレートウォール。万里の長城です。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でセルマが「観た事無いけど、只の壁でしょw」と論破した例の。これはちょっと確認しておかなければね。今はもう見ることの出来ないセルマのかわ>>続きを読む

サラエヴォの銃声(2016年製作の映画)

3.3

この作品は恐らく内容の理解度によって評価が全く異なると思います。自分は全く理解出来ていませんが、それでも普通以上に良い映画なのは伝わりました。暫定でのスコアです。

『ノーマンズ・ランド』で一躍脚光を
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フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

2.9

フリーでファイヤーとは…。
冬場はどうしても光熱費が気になってしまいます。冷房より暖房の方が格段に電気代がかかる印象ですよ。いいな、フリーなファイヤー。
なので、主に電気代が格段に安いコタツで過ごす様
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変態だ(2015年製作の映画)

2.6

※本レビューはホントに読まなくていいです…。

みうらじゅん先生の事は大尊敬しておりますが、主にテレビやラジオで楽しませていただく程度で、著作物には殆ど触れていません。世代の違いのせいもあるかもしれま
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.0

悪癖との自覚はあるのですが、つい作品鑑賞前に自分がどんな気持ちになるのかを想像してから観始める、まではまだしも、鑑賞中の気分が事前予想の方に引っ張られてしまいがちだったりします。
今作は、やたらと詩的
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北朝鮮特殊部隊・地獄の密令027号(1986年製作の映画)

3.8

ここ数年で一番の衝撃を受けました!
多分初めて観た北朝鮮映画です。こんなタイトルですが劇映画で、ごくシンプルなストーリー(韓国に忍び込んで大暴れする)のアクション映画です。エンターテイメント兼プロパガ
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夜に生きる(2015年製作の映画)

3.2

『夜に生きる』とは格好良いですが、実質は『悪さが過ぎるのでお天道様に顔向けできねぇ』という感じ。そうなのかい?ベン・アフレック。
今作は禁酒法の頃のアメリカを舞台にしたノワール小説が原作の様です。全編
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.7

自分はみんなが大好きなフォースがどうしたっていう話についていけなくてですね、いわゆる“ファルコン号に乗り遅れた”というやつです。エンタープライズに至っては、あの巨大なの、何処から乗り込めばいいの?たま>>続きを読む

ダークレイン(2015年製作の映画)

3.3

恐ろしい。こんな映画観なければよかった…。

この程度はネタバレにならないと思いますので書きますが、今作は“閉鎖環境”で“伝染”を恐れ逃げ惑う人々を描いた作品です。つまり概ね平均的なゾンビ映画と同じフ
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

3.5

あゝ、こうなりますよね…。
前・後編の前編って、例えば新居に色々家具とか広げて並べてみるワクワク感が有ると思うのです。希望がいっぱい。となると後編は、引っ越し前のお片付けの様な侘しさ・やるせなさに包ま
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.9

原作未読です。寺山修司作品は映画を一本と著作を数冊読んだのが、はていつの事だったか……。まるで理解が追いつかず、なので勿論“かぶれた”りはしていません。
とにかく尺の長い邦画となると『愛のむきだし』の
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.0

重々しい再現ドラマ、で最後に本人たちの映像というフォーマットのアメリカ映画って定期的に観ている気がしますね。きっと「泣げる実話ベースねぇがー⁉︎」みたいな感動ナマハゲ(リモコンとティッシュ箱持ってねり>>続きを読む

アップルとわたしのカラフルな世界(2017年製作の映画)

3.0

まとめてレンタルする時、出来れば一本位は何のデータも無い作品を入れる様にしてます。例えば今作とか。
ストーリーを35文字で説明すると〈事故で視力を失いつつある少女が、周囲に助けられてながら苦難を乗り越
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ワン・ナイト/10イヤーズ(2011年製作の映画)

3.0

子供の頃、兄がプラモデルのパーツを先に全部切り離してから悠々と組み上げていくのがすごく不思議でした。説明書もろくに見ずに。きっと頭の構造が違ってたのだろうね。

チャニング・テイタムとクリス・プラット
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.2

〈私とアンダーワールド〉
随分前。服屋さんの開店待ちをしていた時に、アンダーワールドの《rez》の着メロ(古代のテクノロジーです)が鳴り出して、電話を取ろうとしたところ、実は列の隣の人の着メロだっ
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アサシン クリード(2016年製作の映画)

2.7

主演2人のシーンは凄く高尚な映画を観ている様な高級感。
アクション、キレがいいですね。
アサシン・テンプル両教団の衣装、統一感があって格好いいです。ひょっとしたら原作のままかも知れないですけど。
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バーバリアンズ セルビアの若きまなざし(2014年製作の映画)

3.2

随分昔にコソボ紛争のチャリティの為に作られたレコードを買った事が有りました(内容は情緒ゼロの反復テクノです)。自分とセルビアの接点はそれだけです。漠然と政治的にややこしい地域という認識だけは持っていて>>続きを読む

ダーティ・グランパ(2015年製作の映画)

3.9

レンタルしたものの時間も無くて、観ずに返却口に押し込んじゃおうかな?と思っていた一本でした。だって最近のデ・ニーロのコメディっていつも似た様だし、ザック・エフロンなんて、なんかガンダムの登場人物みたい>>続きを読む

レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

4.0

レゴのサブカルチャー的な需要には関心は無いのですが、勿論ちびっこの頃はレゴで遊んでいました。好評を半信半疑で鑑賞した前作『レゴムービー』もひっくり返るくらい面白かったです。ミニフィグを抽象化された人物>>続きを読む

ある戦争(2015年製作の映画)

3.3

戦時下の世界はどこまで視野を広げても、戦争がもたらす影が落ちているのだと思い知らされます。
影の薄い部分では倫理を問い“正しい人間で有ろう”とする余裕が有り、濃い部分では“生きよう”とする本能が剥き出
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.7

実はハリーポッターを一作もまともに見ていません。なのでいつも「ハーマイオニーが〜」とか言われても曖昧に微笑んでやり過ごしてきたのです。にも関わらず今作を観てみようと思ったのは、かなり信用できる筋から『>>続きを読む

ハーフネルソン(2006年製作の映画)

4.1

ライアン・ゴズリングが自分にとって特別な俳優になったのは『ドライブ』…ではなくて『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』から。いつもドン底の淵の周りを、自分の踵を見詰めながらヨロヨロ歩き続け、生気のない顔>>続きを読む

エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方(2015年製作の映画)

4.0

自分の鑑賞した限りで言えば、ジャド・アパトー監督作がどんなに下品で明け透けであっても怒りや嫌悪感が湧いてこず、寧ろ安堵すら感じてしまう(※個人の感想です)のは、作中で面白おかしく描かれる人物が監督自身>>続きを読む

リトル・ボーイ 小さなボクと戦争(2014年製作の映画)

1.8

後半の大きな出来事に頭が真っ白になり、全ての考えが吹き飛んでしまいました。誇張では無く本当に手が震えた。観たくは無いけど出来事が何なのか気になる方は、粗筋の時代設定と問題を解決する方法を想像して、それ>>続きを読む

フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.1

アニエス・bやA.P.Cに身を包み全力疾走する鬼にそれぞれの色のマカロンをぶつける奇祭のドキュメントです。音楽はダフト・パンク!嘘。カッコ悪い邦題なんとかしてー。原題はフランスの祝日の名称だそうです。>>続きを読む

緑はよみがえる(2014年製作の映画)

4.5

普段思い付きの些末な事しか書けていないので、今作には言葉を失ってしまいます。
これぞ映画。闇にエッチングされた魂。
そもそも普段目に届く映像は全て闇の中の光とその反射に他ならない筈なのですが、この映画
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ボヤージュ・オブ・タイム(2016年製作の映画)

3.0

映画を趣味にするぞっ!と意気込んだ頃に『シン・レッドライン』を観ている筈なのですが、何も覚えて無くて…。以降ちゃんと観たのはパルムドール受賞の『ツリー・オブ・ライフ』。印象に残ったのは驚異的に美しい映>>続きを読む