ベルサイユ製麺さんの映画レビュー・感想・評価

ベルサイユ製麺

ベルサイユ製麺

t屋の準新作だけが評価対象です。猫派派。

ロジャー・コーマン デス・レース 2050(2017年製作の映画)

2.8

凄すぎて記憶がはっきりしない!いや、目を瞑っていた気もする…。なんか直ぐ終わったし。でも、巻き戻すことはしないぜ。ひたすら前に進むのがデスレースなんでしょう?多分。
“ダサくてカッコいい”とか“バカバ
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リチャードの秘密(2012年製作の映画)

3.4

定期的に“どうやら自分はアレをアレしたらしい…”という設定の夢を見てはうなされる自分としては、非常に身につまされました。

映画で見るアイルランドはいつも曇天で、パーティで騒いでてもイチャついていても
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

4.6

好き過ぎて胸が痛いよ。眩し過ぎて目が潰れる。心臓を小さな温かい手で直にモギュモギュされ続けて、それから急に手を引っ込められてそのまま…みたいな気分。

『ミッシェル・ゴンドリー?好きだよ、エターナルサ
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マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.0

実在の人物を題材に映画が2本も作られている事からも、誰からも愛されたフローレンスのお人柄が偲ばれますね。(※エド・ゲインも2本。)
先行した『偉大なるマルグリット』(’15仏)が全編重々しいトーンで、
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

2.5

「コレ怖いやつでしょ?確かカニバるんだよね⁈見送った気がしたんだけどな…?」とか思ってたら、韓国映画の『箪笥』プラス、米映画の『肉』とごっちゃになっていた模様。人も食べない(舐めるけど)し、ストレート>>続きを読む

トレジャーハンター・クミコ(2014年製作の映画)

3.1

あれ?沢田研二も妖怪も出てこないな…。

今作は独立した一本の映画では有りますが、やはり『ファーゴ』は観ておいた方が良いと思います。『ファーゴ』がどのようなリアリティラインの作品なのか分かっておくと、
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ブロークン 過去に囚われた男(2014年製作の映画)

3.5

世間がシン・ゴジーラを見ていた時、自分は一人アル・パチーノを観ていました。暗い部屋で。
まあ特にアル・パチーノに思い入れは無くて、よくデ・ニーロと混同するくらいです。

ああ、もうよく分からなくて、無
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ジュリエッタ(2016年製作の映画)

3.0

アルモドバル監督作は観たり観なかったり、好きだったりピンとこなかったりなんですが、ジャケットのアートワークが好きだったので観てみました。

途中何度も寝落ちして、話を見失った感があったので、気合いを入
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

凄い真顔で観てしまった・オブ・ザ・イヤー。
是枝監督に比べると西川監督の方が程良くウェットで、肌に合うなと感じていたのだけど、いささかウェット過ぎると思う箇所(例えばエンディング曲とか)も有るのですよ
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弁護人(2013年製作の映画)

3.3

ケンタッキーや天下一品みたいに、たまーにソン・ガンホを欲してしまう時がありますよね。そんな時にもってこいの一本です。ガンホ出ずっぱり、加えてオ・ダルスまで!顔・顔・顔。
80年代の実話の映画化という事
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

4.5

全然意識に無かった作品。ロバート・ゼメキスでつまんない事は無いだろうぐらいに思ってたのだけど、面白い/つまんないなんて問題ではなくて、ただただ映画的喜びに満ちた美しい映画でした!

第一幕、敵地に一人
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.2

つまんなくないぞ!
ああ、つまんなくなかったなぁー。

…いろいろごちゃごちゃと目は暇にならない一方で脳が暇というか。40分台くらいで何度も寝落ちしてしまいました。
スピリチュアル系の理屈がどうも分か
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ケンとカズ(2015年製作の映画)

4.2

和製『プッシャー』、なんて例えてみれば幾分キャッチーに響きますが、これは相当な衝撃作です!
レフン監督の『プッシャー』はいかにリアルで凄惨であっても海の向こう何千キロ遠くの話です。でも、『ケンとカズ』
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.4

ミステリーはあまり好みではないです。なんだか人物を駒みたいにしか使ってないみたいな気がして。
この作品もあまり気乗りしないまま観たのだけど、想像より遥かに刺さる良い映画でした。
推理物で主人公の主観が
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.0

原作が大好きでハラハラしながら読んでいました。でも、面白いのかそうでもないのかは最後まで分からなかったんですよね。
で、映画の方はというと、全く面白くは無い!とはっきり思ってしまいました。
大変に才能
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父を探して(2013年製作の映画)

4.5

あぁ、なんかEテレのアニメみたいだねぇー、ってウトウトしながら見ていたのですが、途中でふと『ああ、こりゃとんでもないわ』と。線が生きている。書き損じのクレヨン線みたいなのが、風を受けて活き活きと踊って>>続きを読む

ブリーダー(1999年製作の映画)

3.0

レフン作品を分からないというと馬鹿にされそうで怖いのですが、あんまりピンとは来ませんでした。『ヴァルハラ〜』ほどストイックな訳でも、『ブロンソン』ほど愉快痛快な感じでも無いです。プッシャートリロジーの>>続きを読む

プリースト 悪魔を葬る者(2015年製作の映画)

3.2

K-エクソシスト映画!変わっとる!
始終ジトーっとしてます。最後もうびしょびしょです。
構成がなかなか変則的で、普通だとキム神父の凄腕ぶりを表現する為にザコ悪魔を祓うなどして、観客にエクソシストの何た
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太陽のめざめ(2015年製作の映画)

3.3

大好きなジャンル“若者が愚かで酷い目にあう”物の一本ですが、それにしてもこれはツラい作品です。

劣悪な環境で育った若者が、成長のきっかけを掴めずにわぁわぁと踠き続ける様を、画心の無いダルデンヌ兄弟風
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ストリート・オーケストラ(2015年製作の映画)

3.0

音楽の力に震える!ような映画を観たくて(多分疲れていたのだろう…)、借りてみました。T屋でも変に貸出率が高かったし。

なんだかフワフワした映画です。決断の場面で、いつもベストでは無いがベターな選択を
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あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

3.3

予備知識無しで良い作品に出会うというのは本当に難しい事ですね。「泣ける」との評判を聞きすぎていたので、変に身構えてしまいました。フラットな状態で出会いたかったなぁ。(評論批判でもネタバレ警察なわけでも>>続きを読む

ストーンウォール(2015年製作の映画)

3.1

ストーンウォールという言葉だけは聞いた事が有りましたが、どんな出来事であるか、そしてそれが映画化されているという事は知りませんでした。しかもエメリッヒなのに。ホント不勉強です。

1969年、NYでの
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禁じられた歌声(2014年製作の映画)

3.2

菊地成孔さんによる、ラスベガステロ追悼の素晴らしいラジオプログラムを聴いた後で、本作についてよく知らないままタイトルに惹かれ借りてみました。
邦題は完全にミスリードを誘うもので、どこでタイトルの様な内
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

5.0

大切なひとの顔を覗き込むような愛おしい時間でした。酷く荒んで見える時も、最高の脱力を見せる時も、ただふざけている様でも、きっといつも山下監督の瞳はこんなにも優しい光を湛えていたのですね。
個人的な体験
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.9

最初の数カットのリッチさにまんまとノックアウトされて、この映画は素晴らしいに決まってると思ってしまいました。自分の脳ってホント単純なんだなぁ。
ストーリー自体は何度も何度も繰り返されてきたsimple
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.4

『ウォーリアー』そんなにピンと来ない派ですが、コレはなかなか楽しかったです。
良かったところは、もうアクションに尽きます。あんまり見たことない動きだなぁと思ったらシラットでしたか!インドネシア武術の使
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.1

世の中にはソーセージパーティーを観てしまう人生と、当然のように観ない人生があるよね…。
お下劣は意外と一点集中で(チームアメリカのラブシーンといい勝負!)、寧ろ目に付くのは不謹慎さの方でした。もう、穢
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ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS(2016年製作の映画)

3.1

原作の大ファンです。
今作を観ながら、実写版を受け付けなかった理由を思い出してしまった。久保塚のキャラクターがチャラけ過ぎています。だから、何が起こっても自業自得に見えちゃう。確か松田翔太が原作が大好
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ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

3.6

これは誰かに勧めたくなりますね!
この映画が必要で、まだ巡り会えてない人がきっといるはず。
ごくふつうの丁寧な童話アニメーションといった雰囲気の序盤から、お話が進むに連れ内容も美術のディテールも興味深
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殺人の輪廻(2015年製作の映画)

2.5

終盤の展開に思わず吹き出してしまったよ。誤射ばっかり!誤射監督。
『重厚な人間ドラマ撮るぞー』みたいな意気込みだけで作ってみたのかな。表面上は過去の傑作韓国映画みたいなシーンがぽつぽつあるんだけど、ど
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.3

あー、こういう、不道徳なのにエンタテインメント的に面白い作品って心がモヤモヤする。いっそつまんなければいいのに…。
とりあえず“ポリコレが騒がれなかった70年代に作られた隠れた名作”とでも思う事にしよ
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淵に立つ(2016年製作の映画)

4.4

まばたきを忘れ、目がカラカラになってしまいました。
抑えたトーンの演技で淡々と描かれる停滞した日常に、突如異物が紛れ込んでからの不穏な展開には、まるで次々と喉に鉄の棒を押し込まれているようでした。こん
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神のゆらぎ(2014年製作の映画)

3.9

カエルの代わりに飛行機が降ってくる『マグノリア』。「こういうこともある。あり得ることだ」
偶々乗り合わせた人々には因果関係はほぼ無くて、それぞれの物語が有るだけなのだけど、それを編み込んでいく構成が抜
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ジェーン(2014年製作の映画)

3.0

みんな大好き『ウォーリアー』(自分はそんなでもないです…)のギャヴィン・オコーナー監督作。
これもやっぱり自分には合いませんでした。物語のカロリーが低く、キャラクターの造り込みもあっさり目なので、さら
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セルフレス/覚醒した記憶(2015年製作の映画)

2.9

完璧!完璧に午後ローの為の様な作品。
酷く破綻もしてないし、身を乗り出す様なシーンもありません。ターセム・シン作品にして、画で驚かされる事が全く無いのは辛いなぁ。
作品と関係ありませんが、デフォルトが
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