ベルサイユ製麺さんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

ベルサイユ製麺

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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.0

始終、何を観せられてるんだっ⁉︎(滅多に無い褒め言葉です)って気分でしたよ。
脚本や演技に何か言う気にはならないけど、セットはまだしもメイクはちょっと気になります。なんか、“出し物”見てるみたいで。ヤ
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

2.8

『ボラット』+『ディクテーター』。なのでアイディアそのもの新鮮味は無いのですが、ヨーロッパではこの題材は完全にレッドゾーン。よくご無事で…。
クライマックスのゾッと味がちょっと足りないかな。もっと、こ
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

そこまで悪くは無いんじゃ無いかな。ヒーロー映画が飽和状態になる前にコレが出てれば十分満足出来たと思いますよ。

みんな大好きハーレイクインは、いかにも男が考えたキャラクターって感じですね。
一番難を感
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或る終焉(2015年製作の映画)

3.9

『父の秘密』は低体温症で焼きころされる様な作品でしたが、今作は、真綿の目隠しを外されると断崖に立っていた様な、というか…。
説明も台詞も最小限なので、想像力を巡らすしかありません。デビィッドを聖人君子
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トリプル9 裏切りのコード(2015年製作の映画)

3.5

これは良い!いや、好き!
ロシアンマフィアやストリートギャング、悪徳警官入り乱れてのヒャッハー展開かと思いきや、意外な程にドライ&ヘヴィ!説明セリフとか殆ど無いし。

序盤から複雑そうな登場人物に匙を
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DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)

3.1

血中B濃度低めなのであんまりサグいのは苦手なのですが、コレは楽しめました!
日本に無理に置き換えると、90年代渋谷系発掘に夢中のキッズって感じなのかな?結構良い趣味だと思うんですけど、アメリカのスクー
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家族の灯り(2012年製作の映画)

-

時間軸のある絵画。
あらすじは140文字で楽々語れますが、これがどういう映画であるかは、理解の入口にも辿り着けません。
点数を付けるなんて100年早いと思われたので無採点です。
アンジェリカの微笑みは
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団地(2015年製作の映画)

3.0

ミニシアターでかかる北欧の気の利いた小品、といった趣。なので、何処かの国でたまたま観て微笑んでいる人がいると良いなと思いました。何故か、このくらいのテンションの映画を観ている時が一番満ち足りた気持ちに>>続きを読む

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.2

ジェシーが出てるだけで星一つ追加です!(ということは…)
前作の内容はとっくに忘れてましたが、まあ関係ないですね。3を観る頃には今作の内容も忘れてるでしょう。
とにかくゴージャスげな映像でトントン拍子
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.0

当たり前ですが、後編は回収しなければならない事柄が多くなるので密度が高くなってしまいますね。ちょっと息の詰まる感じです。
構成上、主人公の強さの描写を描きこめないまま最終決戦になってしまうので、『この
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.1

高校生たちの青春群像劇(で邦画)、となると普段はスルーですが、なんだかやたら評判なので観てみました。

すごく良く出来てます。多くの情報を盛り込みながら詰め込み過ぎにも見えませんし、編集も気持ち良いで
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山河ノスタルジア(2015年製作の映画)

4.2

事前に情報は特に入れず観ました。
タイトルの印象もあり、ゆっくりと流れる時間を味わう様な作品かな、とたかをくくりかけていたのですが、第三幕でいきなり魂の首根っこを引きずり起こされた感じです。
先の事は
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.3

現実のあまりの酷さに笑ってしまうというスタイルのダークコメディ。なので、演出のリアリティとかは直ぐにどうでもよくなります。
ヤクザもケーサツも縄張りで揉める感じ、可笑しかったですね。

綾野剛は、どう
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.3

トムハンクスの乗り物受難シリーズ。
90分台かつ、食い気味の子気味良い場面転換でサクッと見終われます。流石のイーストウッド。

『オデッセイ』といい今作といい、生き残るのは喚かず冷静でいられる者だと言
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.1

X-メン弱者なので観るたびに『この人なんだっけ?』で時間かかっちゃいます。
あんまり有っても無くてもいいような話かなーって思っちゃいました。ドラゴンボールの末期のエピソードみたいな…。

相変わらず話
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ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(2015年製作の映画)

4.0

最高過ぎます。
個人的にはDCよりMCUよりタートルズ楽しい。自分がバカだからかな?バカだからだな。秘密基地で暮らしたい。
汚い猪とサイがイチャついて最高。タルタルーガのギミック最高。ギリギリついてい
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BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(2016年製作の映画)

2.8

完全にピュアなお伽話。お得意の悪趣味も深いテーマも無いように見えます。
けしからん人々の営みばかり描いてしまうスピルバーグが、自分を保つために作ったお花畑みたいなものなのでしょうか?全く方向性は違いま
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

2.9

事前の評価が二分してたので心配してましたが、やや的中…。
なんとなく集中力に欠くというか、テレビシリーズの総集編を観てるような印象。あのポールフェイグにして、ギャグが上滑りしているのが一番キツイなぁ…
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クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016年製作の映画)

3.8

大人も楽しめる、の『大人』の年齢設定はあっているのかな…?自分はとっても楽しめてしまったのですが。
それにしても劇場用アニメと夢の世界の親和性の高さよ。ビューティフルドリームでした!

ニュースの真相(2016年製作の映画)

3.8

ある意味地味な題材ですが、練られた脚本と心地よい編集で最後まで引き込まれっぱなしでした。勿論役者達も皆見事。
我々がどの様にニュースに接すればよいのか、いよいよ全く分からなくなりましたね…。

裸足の季節(2015年製作の映画)

2.8

結婚ゾンビから逃げきれガールズ!

古いしきたりに拒否感はあるのだけど、少女達にも全面的にはのれない気分で観終わりました。
劇映画でメッセージを強く押し出す場合は、目が離せなくなるくらいの作品自体の面
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.0

長い。


コメディシーンを縮めて、その分人間ドラマをじっくり描いて欲しいです。せっかくR15なのだから。
ちょうがんばったゴア描写4点、脚本2点。
有村架純は半ZQNなんだから、ラジオの組み立て下手
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.9

スキャンダラスなテーマを選ばず、わかりやすい結末もつけず、本当に普通のことを真摯に描いた作品です。

是枝監督はあらゆる映画ファンが楽しめる作品を撮れる、日本では本当に稀な監督だと思います。今後の活躍
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.8

黒沢節全開!鑑賞中ずーっと胸が高鳴ってしまいました。風に揺れ続けるカーテンも、おかしな方から画面に入ってくる人物も、全てが愛おしい。触れられたい。

スッキリするサスペンスが観たいという方には余りオス
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.2

原作とここを変えてきたか、などと観始めは思っていたのですが、途中から違和感は全く無くなります。強いて言えば映画の方が腑に落ちてしまうだけ、底知れない不安感は薄まっているかもしれません。
映画版、原作と
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シークレット・アイズ(2015年製作の映画)

2.5

オリジナルの方が全面的に優れている。人物の行動原理がさっぱり理解出来ない。そのぐらい神経衰弱状態であるって事なのかしら?

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