男の子なんだからこうしなさい。女の子なんだから我慢しなさい。
意思疎通が不得手な男性と、代わりに説明解釈してくれる女性。○○らしさから離れると非難される私たちは、この”らしさ”の壁をどう乗り越える>>続きを読む
結局上手くはいかないだろうと思うことは多い。人生で起きる事は全て初めての事で、要領良くいかず失敗ばかりが増えていく。
今までに起きたことを見つめ直そう。まだやり直せることが見つかるはずだ。そう思わ>>続きを読む
家族で住む家は、この世で最も暗いブラックボックスだ。新しい刺激は少なく、問題が起こったとしても第三者や法が家庭内に入ることは難しい。家の中で傷ついた時、癒される場所はない。
人生どこかのタイミング>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
1980年に公開され、所謂「イクメン」の元祖ともなる作品。夫婦が別れ、親権を巡り裁判が起きる。その間、子供の身は父親と共にあり、今まで親身に子育てに向き合ってこなかった父親は、初めてその苦労に直面す>>続きを読む
『指しゃぶり』が癖の青年。その癖が発端となり、両親や学校、周囲との関係に歪みが生じていく。これは病気?治さなきゃいけないこと?原因は何?・・・それにもし、これが病気じゃなかったとしたら?
映画>>続きを読む
『祈りの先に、救いはあるのか』
簡潔で印象的なキャッチコピーに恵まれた。
韓国撮影舞台とタイの俳優による作品で、大枠はタイ村落の家族を襲った悲劇という内容。フライヤーやタイトルからは作品の宗教観>>続きを読む
パリ郊外にある「ガガーリン団地」。ソ連宇宙飛行士ガガーリンが実際に訪れたことがその名の由来らしい。そしてガガーリン団地打ち壊しに反対する青年が、この映画の主役。
青春映画と銘打たれていて少し気後れ>>続きを読む
ヒーローに憧れるのは、「悪者」をやっつけたいからでしょうか。
自分の周りの「悪者」ってなんだろうと思うと、憎い嫌味な上司であったり、SNSで槍玉に挙げられるような人が浮かびます。
アイツがいなければ生>>続きを読む
昼間は豪華なホテルで上流階級の対応をして、と思わせてホテルには入らずバレーサービスとして働き、夜は更けるまで友人と遊びまくる。
どこかだらしなさを感じさせる主人公。
しかしその過去には、家族には>>続きを読む
新たな空間に自分をどう位置づければいいだろう。
新たな学校、バイト先、会社、部屋、土地、国や愛、なんでもいい。新たな場所では、俺がまともなのか、まともじゃないのか分からなくなる。
正しい事は何か>>続きを読む
朝、目が覚めたら布団から出なきゃいけないって分かってる。今日一日の予定を確認して、忘れ物がないか見ないと、朝食作んないと、それに、コーヒーも入れよう。そう行動してる自分が正しいって信じてる。でも、布>>続きを読む
世界は、私が観測する今この一つだけだ。リアリズムから離れて生きることはできない。だが、世界にはまだ人間が理解する余地がある。
リアリズムに立ちながら、時間を移動する。相反する想いを映像に収め切った>>続きを読む
PVの印象だけでいくと、とてもじゃないが最後まで耐えられないだろう。生理的な映像と蠱惑的な表現を前に、途中退出する人の気持ちが判らなくはない。たまにファッションヘルス程度の映像にはあたるが、そんな生>>続きを読む
10年ほど前に見た事をすっかり忘れており、映画名だけでは気付かずにレンタルして再び見る事に。油田坑夫のヤンのビジュアルや、べスの偏狭的な愛情は忘れ難い。
愛情の為にここまでやれるのだろうか。
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暴力の許容度は
生活史的な調べから映画を撮る豊島圭介監督で、全共闘と三島由紀夫の映像に追加編集を加え討論会前後の流れをおさえた作品。開始から炎と暴力が蔓延する日本が映され、その映像から緊張と興奮が>>続きを読む