映画鑑賞記録用さんの映画レビュー・感想・評価

映画鑑賞記録用

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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.8

劇場に観にいこうと思ってたが、時間や上映劇場があわず断念。TSUTAYAで借りてようやく観れました。
映画の中での音楽の重要性を解説するドキュメンタリー映画。
分かっていたようで、改めて丁寧に説明され
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.6

静かで詩的な映画である。
麻薬浸りの母親にネグレクトされ、同じ黒人の悪ガキたちにいじめられる主人公。しかし、親代わりになろうとしてくれる大人や、心を許せる親友もいた。
その親友曰く、黒人の肌は月光で青
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早春(1970年製作の映画)

3.9

「クーリンチェ少年殺人事件」か「タクシー・ドライバー」か、あるいは「バッファロー'66」か。これら作品と同様の、童貞男による愛の悲喜劇。70年代の幻の傑作とのこと。なるほど納得の評価である。
顔は美男
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はじまりのボーイミーツガール(2016年製作の映画)

3.5

十二歳の恋、ということで、こんなに可愛いのに女の子の方が積極的なのがいいですね。というか、男の子の方はまだよく分かっていない感じもリアル。精神的には女の子の方が発達早いからなあ。
目の病気を抱えながら
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ガールズ&パンツァー 最終章 第1話(2017年製作の映画)

3.9

やっぱり面白いね!ガルパン。
戦車戦闘が男の原初的な闘争心を刺激し、その戦車を操る少女たちの懸命さにほだされる。まあ、戦車も女子も男性諸氏はお好きですからな(笑)
今回も、無限軌道杯と桃ちゃんこと、河
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

前作同様、良い意味でバカな映画(笑)なので、4付けるよ!(笑)
紳士の国イギリスが紳士服屋を隠れ蓑に諜報組織キングスマンを作っているなら、当然、カウボーイの国アメリカには酒造業者を隠れ蓑にした諜報組織
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.8

前半のヒロインとの恋愛話が意外に面白く、後半の激戦までちゃんと興味を持続させる。
不殺の衛生兵という、マンガの主人公みたいなキャラ立ての主人公だが、戦友らに壮絶なイジメにあうあたりがハードであり、何よ
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.7

やっぱり西部劇は楽しいですよね。現代リメイク故に、人種的な多様性重視!パーティーみたいな感じで若干あざとさもありますが、それがキャラクター立てるという点では良い方向に働いていた。大元ネタに敬意をはらっ>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.7

意味深なタイトルですが、主に二十世紀後半の女権拡張の流れを背景にして、二十一世紀を見ることなく逝った母を中心に置き、その息子と息子の手ほどきをする3人の女性たちを通して、女の生き方や人生観を描く。
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

3.8

ホドロフスキー初視聴。「ホーリーマウンテン」の人なのか。こっちも観ないとな…
監督自身と同名の主人公を、実の息子が演じるという自伝的な作品。チリに生まれ、芸術を蔑む商人の父との確執の中、詩人として生き
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.8

新三部作よりも、前作や今作の方が好きです。あらかじめ収束点が決まってると色々窮屈だしな。
これで、旧三部作の3人は全て退場ということになりそうですが…寂しさもあるが、ルークは以て瞑すべし、という活躍ぶ
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メンフィス・ベル(1990年製作の映画)

3.5

自宅の未視聴DVDを消化。43年欧州戦線、ドイツ、ブレーメンを空爆するB17爆撃機、機体名メンフィス・ベル。同機にはかのウィリアム・ワイラー監督が戦時にドキュメンタリー映画の撮影のために乗り込んだ、と>>続きを読む

野のユリ(1963年製作の映画)

3.8

想像してたより、現代的な話。白黒だけど戦後なんだね。
シドニー・ポワチエ演じる通りすがりの男が、ドイツ・中欧系の修道女たちに、修繕を頼まれる。ブラック労働的にこき使われるが、苦心して教会までも建てたと
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

原作は私の大好きな珠玉の短編SF、テッド・チャン「あなたの人生の物語」(同題短篇集所収)。ワンアイデアものながら、時制の存在しない異星人の表記言語という言語SFから親の子に対する愛へと、ぐっと話が収束>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.8

ブレードランナーはやっぱり世界観ですよね。アジア優勢の未来社会で、何を間違ったのか、進んだ科学技術が人間を幸せにしていない社会。本作でも日本語や朝鮮語が随所に雰囲気作りに使われている。
私の中ではライ
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ハムレット(1948年製作の映画)

3.6

第二十一回アカデミー賞作品賞。
ハムレットはデンマークの王子で母親が父王の死後すぐに男を迎え入れて…の粗筋ぐらいしか知らなかったが、今回アカデミー賞作品賞の映画に挑戦。
恋人オフィーリアより母親の方が
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

3.8

凛派の私も、思わず抱きしめたくなりそうな桜の魅力とその心の闇を描く、Heaven's feel編。間桐の家のクズッぷり、しんじもクズはクズなりに複雑な心境を丁寧に描いてます、士郎にワガママ言って困らせ>>続きを読む

コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道(こうどう)(2017年製作の映画)

3.9

久々のコードギアス、楽しかったです。亡国のアキトなどとは違って、本編リメイクなので、やはり楽しさが一つ頭飛び抜けている。
本作の新鮮さは、人をチェスの駒のように操る普通のアニメなら悪役的なキャラクター
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ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

3.5

タイトルに惹かれて、予備知識なしで視聴。文章みたいなタイトルっていいですよね。
ボビー・フィッシャーは実在のチェス・チャンピオンのようですね。若くしてアメリカ初の世界チャンピオンになるも、なぜか失踪し
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インテリア(1978年製作の映画)

3.6

ウディ・アレンだが、これはかなり鬱な作品。
父(夫)に去られた母を、三人の娘がそれぞれ異なるやり方で接するが、母の狂気は酷くなり、母に直言をする娘だけが、彼女の悲劇的な死を看取る。モチーフから推測する
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ガールズ&パンツァー 劇場版(2015年製作の映画)

4.0

スポーツとしての戦車戦、戦車道なる武道の存在する世界。スポーツなので人は死なないものの、戦闘はガッツリハード。しかしながら、華道や茶道と同じく乙女のたしなみとして女性がやるスポーツという位置づけなので>>続きを読む

白い馬(1952年製作の映画)

3.6

「赤い風船」に続けて視聴。ラモリス監督は物言わぬ存在に対する視線や演技指導?が素晴らしいですね。
ちょうど、ディック・フランシスの競馬シリーズで、馬を題材にした映画を撮る監督が主人公の「告解」を読んだ
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赤い風船(1956年製作の映画)

4.0

なんとも微笑ましいファンタジー作品。
少年パスカルが拾った少しフシギな赤い風船、少年がお母さんに見つからないようにと窓の外に追い出すときちんと窓の近くで一晩留まっている。学校の外で待っていろというとキ
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戦艦バウンティ号の叛乱(1935年製作の映画)

3.6

第八回アカデミー賞作品賞。実際にあった叛乱事件を元にした映画。
まずは冒頭、酒場で水兵を強制徴募、英国海軍の伝統美ですね(笑)
悪役の船長ブライを演じるチャールズ・ロートンが、クラーク・ゲイブルを食っ
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.9

ウディ・アレン関連作品、視聴22本目。
やっぱり大好きウディ・アレン。
今回のはウディが俳優として出ない、ヨーロッパが舞台の最近のよくあるパターン。
霊媒のエマ・ストーンのインチキを見破ろうと乗り込ん
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ゾラの生涯(1937年製作の映画)

3.7

第10回アカデミー賞作品賞。
作家エミール・ゾラが、ドレフュス事件でドレフュス擁護のために闘った逸話を中心に描く。
成功した作家としての安逸な生活に満足したゾラが、ドレフュス事件に関わるまでの腰が重く
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シマロン(1931年製作の映画)

3.7

第四回アカデミー賞作品賞。
独立不羈の西部の男、ヤンシー・クラバットは、銃の腕がめっぽう立ち、弁舌爽やか、交遊関係の広い新聞記者にして、黒人・インディアン・ユダヤ人・娼婦などのマイノリティを擁護する信
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.8

最後の最後、ラスト10分間で全て持っていかれた。伏線ちゃんと貼ってたんだよな。これは勘が悪い私のような人間ほど、感動できる筈だ(笑)
この10分間の構成は完璧。

交通事故に因り、目の前で妻を喪った男
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我が道を往く(1944年製作の映画)

4.1

頑固な老神父が守る貧乏教区に赴任してきたビング・クロスビー演じる若く開明的な神父。(当時としては)型破り系の若者が、周囲の人たちの運命を明るく変えていく、という話だが、多分製作年代的にそういう系統の作>>続きを読む

バリー・リンドン(1975年製作の映画)

3.9

あるアイルランド青年の栄達と破滅の物語。
主演は「ペーパー・ムーン」「ある愛の詩」のライアン・オニール。
決闘に始まり、決闘に終わる。十八世紀は決闘の時代だったんだな…でも、要するに、人生は戦いであり
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劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ(2017年製作の映画)

3.8

テレビシリーズの総集編ではあるんですが、なかなか泣けました。
アニメって脇役が主役を食っちゃうことも多いですが、この作品はあくまで主人公・黄前久美子が魅力的だと思うんですよね。といっても、アニメ的な奇
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.9

原作はジョン・ル・カレの『ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ』(原題同じ)
邦題中のサーカスは英国情報部の隠語で、曲芸映画ではない(笑)
原作を上手く映像イメージに落とし込んでるなと思います。特
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マグノリア(1999年製作の映画)

3.9

もー、こういう群像劇大好きです!
『クラッシュ』っていう映画があったけど、あれに少し近いかな?
父親に食い物にされている天才クイズ少年と、かつて天才クイズ少年だったうだつの上がらない中年
そのクイズ番
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