映画鑑賞記録用さんの映画レビュー・感想・評価

映画鑑賞記録用

映画鑑賞記録用

胸に刺さるシーンが一つでもあればそれは傑作。
そんな傑作に巡り合うべく映画を見ています。具体的には4以上を付けた映画。

映画(995)
ドラマ(0)

ブルークリスマス(1978年製作の映画)

3.7

視聴チェック995本め。もうすぐ千本。
青い血の人間は宇宙人の手先だから(という事にして)殺せ!みたいなお話。ブレードランナー的なテーマだわね。
陰謀論に終始する辺りはいかにもチープなB級SFだが、下
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.7

筋立ては大人の無理解で段々道を外れていく子どもという直球でなんとなく既視感もあるけれど、(バルザックに捧げる祭壇作って火事になるところ、似たようなのを観た覚えがあるんだよなあ)大人と子どものズレ具合が>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.9

ネタバレを食らう前に早く、映画館に急ぐんだ!今なら超盛り上がってるから、後からビデオで観るんじゃ大損だ!
滅茶滅茶面白い、いや、メタメタ面白いぞ!(笑)←少し日本語がおかしい。
私は全編ワンカット映画
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ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

3.8

あらすじからもっと、病室のベッドの上でばかり進行するイメージを持っていたが、良い意味で裏切られた。回想シーンあり、幻想的・哲学的な自問自答あり、ドナルド・サザーランド演じるキリスト男もいいなあ。官能の>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.7

細田映画は全部劇場で観ている。前作「バケモノの子」は少し退潮気味だったが、本作で少し盛り返した感。「時かけ」や「サマーウォーズ」ほどかというとそこまでではないと思うけども。あっさりと終わる感じがあるの>>続きを読む

トラフィック(2000年製作の映画)

3.8

麻薬は社会も家庭もズタズタにする。
そんな実態をリアリティたっぷりに描いた群像劇。
メキシコとアメリカの双方で麻薬組織と戦う刑事達。夫が麻薬組織のボスとして捕まり段々と組織のロジックに飲み込まれていく
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.9

元花形バレリーナのジェニファー・ローレンスがプーチン似の叔父に利用されて、スパイの世界に。徹底的に「女」であることを利用させられるスパイは、娼婦に近い存在であった…
スパイものといっても、スパイアクシ
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ネットワーク(1976年製作の映画)

3.8

落ち目のニュースキャスター(ピーター・フィンチ)の解雇・自殺未遂騒動を奇貨として、彼を「怒れる大衆を煽動する教祖」役としたニュースバラエティを企画するフェイ・ダナウェイ。彼女の妖しい野心に誘惑される報>>続きを読む

大統領の堕ちた日(1983年製作の映画)

2.9

TSUTAYAのDISCASで頼んだ覚えもないのに送られてきた謎の作品。折角なので観てみたら…なんだこの超B級映画は(笑)
俺の歴代鑑賞映画圧倒的ワースト1の駄作。
あからさまにケネディ大統領暗殺事件
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かくも長き不在(1960年製作の映画)

3.9

所はパリ、時はようやく復興なった戦後。建物が立派に復興しているのに、一部の人の心に残された傷跡はまだ癒えることなく…
複数の読みとり方が出来る作品。
記憶喪失の浮浪者は夫なのか、別人なのか?
最後に浮
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.7

これ、後味悪いほうのウディ・アレンね(笑)
「マッチ・ポイント」的な視聴後感。
あとは、父の愛人に嫉妬し悲劇的結末を迎える「悲しみよこんにちは」なんかも連想した。

ケイト・ウィンスレット演じる所のヒ
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ギブリーズ episode 2(2002年製作の映画)

3.3

キャラクターとかジブリのスタッフがモデルかな。なんか内輪受けっぽい気がするね。「猫の恩返し」の併映?記憶がないなあ。
つまらなくはないけど、だから何?という感じ。実験作、練習作の趣き。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

貧困ゆえの犯罪を描く映画と言えば、「自転車泥棒」とか「木靴の樹」などが想起される。あるいは「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャンもパンを家族のために盗んで獄に繋がれた。これらの作品に描かれる貧困は悲惨>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.7

どうも、クリスティ運が悪いらしく、アクロイド殺しもオリエント急行もネタバレを食らってしまったので、(ミステリファンにあるまじき)原作未読者だが、ネタバレ状態で果たして本作が楽しめるだろうか。
結論、と
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.5

あんまり、ハン・ソロの若い頃という感じもしないが、活劇としてはそこそこ、かな。
スター・ウォーズのスピンオフだから見ていられるが、単独の話としてはちと弱い。という点で、ローグ・ワンのように一本立ちでき
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風とライオン(1975年製作の映画)

3.6

ブライアン・キース演じるセオドア・ルーズベルト大統領が、本当に気持ちのいい好漢で主役のショーン・コネリーを食っている(笑)
「敵にも尊敬できる人はいる」と、米国人を誘拐したショーン・コネリー演じるベル
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ジョイ・ラック・クラブ(1993年製作の映画)

3.6

『スモーク』のウェイン・ワン監督作品。
喜び(ジョイ)と幸運(ラック)を祈りながら麻雀卓を囲む、中国人の母と中国系二世米国人の娘、四組の母と娘の物語。
中国人の歴史的苦難や女としての悩み、苦しみ、母娘
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.6

所有DVDで再視聴。元々、耳をすませばのヒロインが書いたお話という設定なんだよね。
ハルが可愛い!と当時プチ盛り上がった気がする。良い意味で脳天気な、猫のお昼寝のようなお話。

あさがおと加瀬さん。(2017年製作の映画)

3.4

高校生の女の子同士カップルの恋愛話。キャラクターは可愛いが…。葛藤あれど、第三者が絡まない閉じた世界なので、物語性がやや弱い。女の子同士だということも葛藤に絡まないので、男女カップルの男子側を女体化し>>続きを読む

捜索者(1956年製作の映画)

3.7

よく西部劇では、インディアン=悪というが、実際にはそういう作品あまり見たことなかったのね。この『捜索者』は、その点でハッキリ、インディアン=悪の図式を打ち出しており、かえって珍しかった。
ジョン・ウェ
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きまぐれオレンジ★ロード あの日にかえりたい(1988年製作の映画)

3.9

Netflixで配信されたので久々に観ました。うーん、この苦々しくも青春してる残酷物語。何ともう三十年!も前の作品になりますが、是非若い人にも観て欲しい(笑)

実家にパンフレットがあるんで、劇場など
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チップス先生さようなら(1939年製作の映画)

4.2

目配りの行き届いた感動作。
勝手に熱血教師ものと想像してたけど、全然違った。新任のチップリング先生はぶきっちょな人物で生徒とコミュニケーションが上手く取れずにからかわれている。そうこうしてるうちに周囲
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

「俺はガンダムで行く」
誰もがのけぞり痺れたであろう、この日本語の台詞(笑)。オタクへの共感に溢れた傑作映画である。スピルバーグのいつまでも若々しいオタク魂には脱帽!
上記の台詞以外にも、惑星ガイギャ
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恐怖の報酬(1953年製作の映画)

3.8

登場人物がマリオとルイージ…
まあ、それは良いとして(笑)
ちょっと零れただけでドカンといく爆薬ニトログリセリンを満載し、油田火災消炎のために制振装置一つないトラックで、舗装もされてない悪路で輸送する
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蜂の旅人(1986年製作の映画)

3.7

難解で陰鬱な映画である。
ミツバチは女王蜂だけが旅立つ、後の蜂は犠牲になるだけだ、ということが冒頭、意味深に語られる。初老の男が蜂の巣箱を車に載せ、ギリシャ国内を南に旅立つ。前に中国でやはり蜂箱を持っ
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リトル・ロマンス(1979年製作の映画)

4.2

ダイアン・レインが宮崎あおいに似てるなあ(笑)
ヨーロッパ版「小さな恋のメロディ」といった感じですが、逃亡者の幼きカップルに加わるローレンス・オリヴィエのお爺ちゃん紳士がいいんだ。優しくて思い遣りがあ
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黄昏(1981年製作の映画)

4.0

またまたキャサリン・ヘプバーン。年老いても魅力が衰えませんね。むしろ性格に丸みが出て来て、可愛くなっていくぐらいの印象がある、元はキツそうな女性ですからね(笑)
ジェーン・フォンダが父ヘンリー・フォン
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午後の遺言状(1995年製作の映画)

4.2

老いの境地の悲喜こもごもを繊細に描いた傑作。
杉村春子演じる蓉子は老女優。乙羽信子が管理する蓼科の別荘に避暑に来るが、そこに古い友人夫婦が訪ねてくる。朝霧鏡子演じる旧友は、しかし重度の痴呆症が進行して
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.8

日本人にも馴染みのある女子レスリングをテーマにした手堅いスポ根ドラマ。父の果たせなかったインドに金メダルをもたらす夢を娘が叶えられるか?
スピード感のあるレスリングシーンなど、なかなか楽しめた。試合の
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

「歌にしておけば忘れないでいられるだろうか? たった今好きになったことを」

テレビアニメ『響け!ユーフォニアム』のシリーズ名を冠さないスピンオフ(冠さなくて正解ですね。一つの世界を作り上げているので
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.9

『アンダーグラウンド』のエミール・クストリッツァ監督最新作。
クストリッツァ自身が主演し、内戦絶えざるセルビアで、想像力豊かに描き出すマジックリアリズムの世界。掴みでは、人間を食べる大時計が登場。時計
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招かれざる客(1967年製作の映画)

4.2

期せずして、キャサリン・ヘプバーン三連続になってしまった(笑)
この作品は、人種差別を扱った数ある映画の中でも白眉かも知れない。というのは、正しさとか信念だけで語らず、もっと卑近な現実の人間の反応を描
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アフリカの女王(1951年製作の映画)

3.6

またキャサリン・ヘプバーン作品、観てます(笑)
フォレスターの原作はだいぶ前に触りだけ読んだ、ボギーの役の翻訳セリフが下男口調なのに違和感を感じてて、まあストップしてたわけですが(笑) この映画の字幕
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旅情(1955年製作の映画)

4.0

キャサリン・ヘプバーン演じる美しい熟女。旅先のヴェニスの妙なる風景の下(行ってみたくなる一流のヴェニス観光案内!)、自分を変えたいと志すが、臆病な自尊心が行動に踏み出させない、その様の描き方がリアルで>>続きを読む

踊るブロードウェイ(1935年製作の映画)

4.0

敏腕プロデューサー(ロバート・テイラー)と彼の幼なじみで郷里から出てきた女優の卵(エレノア・パウエル)の恋愛ミュージカル。
前半少し平坦だが(だがいびきの蘊蓄には詳しくなる(笑))、後半、記者が架空の
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忘れじの面影(1948年製作の映画)

3.9

深夜、決闘を申し込まれた遊び人のピアニスト、名誉など紳士の虚飾と、夜逃げしようとするが、記憶にない女から手紙が届く。それをどんどん読み進めるうちに、自分が漁色の中で知らず知らず求めていた永遠の伴侶と実>>続きを読む

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