シュトルム凸映画鑑賞記録用改めさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

シュトルム凸映画鑑賞記録用改め

シュトルム凸映画鑑賞記録用改め

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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

4.1

点数が低迷、二極化していたので、観に行くかかなり迷ったが、観に行って正解でした。

「胡蝶の夢」の昔から、果たして、我々の世界は本当に「現実なのか?」という疑問はその反駁の不可能性からか、我々を奇妙に
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トゥー・ウィークス・ノーティス(2002年製作の映画)

4.0

サンドラ・ブロック×ヒュー・グラントのラブコメディ。
どうやら私はこのマーク・ローレンスという監督と波長が合うらしい。「ラブソングができるまで」に続いて、とても気に入ってしまった。
リベラル派で再開発
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ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

4.0

やったぜ!これは掘り出し物だ!
満点級のラブコメディだ。
ヒュー・グラント×ドリュー・バリモアのミュージシャン・ラブコメディ。
ヒュー・グラント演じるアレックスは落ち目の元ポップスター、どさまわりの営
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恋におちて(1984年製作の映画)

3.9

ロバート・デ・ニーロ×メリル・ストリープの不倫純愛もの。
デ・ニーロは建設会社の設計士、メリル・ストリープはデザインの仕事を片手間にやっている医者の妻。そんな二人が電車や書店ですれ違い、古典的な荷物取
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ロッキー2(1979年製作の映画)

3.7

勝手邦題「帰ってきたイタリアの種馬」

冒頭部に、前作ロッキーのクライマックスを持ってきたのは大正解ですね。観客が本当に観たいものがそれだ。ロッキーのテーマも相俟ってホント泣ける。
前作も脚本はスタロ
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ダーティハリー2(1973年製作の映画)

3.6

勝手邦題「ハリー・キャラハンと秘密の薬室」
いや、部屋と銃の薬室(どちらもchamber)を掛けただけです、あんまり上手くないな(笑)

「リーサル・ウェポン2」に続き、超人気作のナンバリング続編視聴
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リーサル・ウェポン2 炎の約束(1989年製作の映画)

3.8

勝手邦題「天国に行けない領事」

シリーズの一部が未視聴の歯抜けだったり、もはや記憶が曖昧だったりする、過去の超人気シリーズのナンバリング続編をきちんと見て行こうというのを始めました、暫くやってみます
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ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.7

勝手邦題「イケないイケてるオジジ」

祖父役にロバート・デ・ニーロ、孫役にザック・エフロンを配しての、爺孫ロードムービー。破天荒な爺さんの行動に、生真面目で頑なな孫が影響を受けて心を開き…というのは、
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フォー・ウェディング(1994年製作の映画)

3.6

勝手邦題「四婚葬祭」

ヒュー・グラント×アンディ・マクダウェル(「恋はデジャ・ヴ」のヒロイン)のラブコメディ。邦題はフォー・ウェディング(単数なのは邦題の不可解なお約束)だが、原題(四つの結婚式と一
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

4.2

コーエン兄弟のNetflix配信映画。
これぞ映画!と言う深みのある西部劇ストーリーがオムニバス形式で六本も観られます。
流しの歌手で早撃ちの「ガンスリンガー」(こんな音楽セッション観たことない!)、
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ラストベガス(2013年製作の映画)

4.1

もう大好きです、この映画!
ここまで主役の俳優陣が豪華だと、異世界クロスオーバー物でも観てる気分になってくる。スパロボならぬ「第一次オスカー爺ちゃん大戦」か!?(笑)
老い、病い、孤独に若さへの執着な
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.8

ハァ、こういう映画もあるんやねーと感心したのが以下のような点である、別れた妻がギスギスしてなくて優しい、子供の取り合いや教育方針で対立もしない、恋愛イベントが起こらなくても愛は復活する、資金調達に四苦>>続きを読む

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.8

京都アニメーション劇場最新作。
テレビシリーズ予習済みにて、視聴。
元少女兵の代書屋が手紙の請負を通じて、戦争によって抑圧されていた情感を取り戻していくというストーリーの本シリーズ。
家族への手紙、恋
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ニノチカ(1939年製作の映画)

4.2

ちょくちょく名作としてタイトルを見かけるので、ずっと前から観たいリストに入れていた作品。
ようやく観れました。やっべー、この映画、期待以上に面白い(笑)
まず、1939年の映画というのが信じられないぐ
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R.O.D -READ OR DIE-(2001年製作の映画)

3.8

先週末、久しぶりにBlu-rayボックスでまとめてテレビシリーズまで再視聴しました。紙を使った奇想天外な超常能力アクション、岩崎琢によるクールな音楽、スパイ戦ならではの裏切りや冷酷、それを穏やかにいな>>続きを読む

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.6

ドラマの脚本家として活躍するヒデオ(風間杜夫)は妻子と別れたばかり。気ままだが孤独な身で、ある日、仕事帰りにふるさとの浅草に寄ってみると、子供の頃に死に別れた父親(片岡鶴太郎)と再会。父親はなぜか若い>>続きを読む

[リミット](2010年製作の映画)

3.7

これ劇場で観たな。なんでチェック入ってなかったんだろう?(笑)
スリリング。オチ含めて好きです。

セレブリティ(1998年製作の映画)

3.6

ディカプリオとドナルド・トランプをチョイ役で登場させている非常に贅沢な作品。まだ若きディカプリオは、作中でも貫禄たっぷりの有名人を演じる。我が儘放題してるのに、どこか憎めないセレブリティのアイコンとし>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

タラちゃん本当にありがとう!映画って本当に自由なんだと分からせてくれて。
シャロン・テート事件は、後でそういえばあの事件か、なるほど…というぐらいで視聴中にはピンと来なかったが、是非予習していった方が
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泳ぐひと(1968年製作の映画)

3.8

バート・ランカスターといえば、「ヴェラクルス」「OK牧場の決斗」など、押し出しが良く、自分自身に忠実な男を演じる印象がある。ブレない信念の男という感じ。「地上より永遠に」でも将校任官を頑として拒否する>>続きを読む

この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

3.9

テレビアニメの劇場版としてはかなりクオリティの高いほう。
ギャグセンス溢れるRPG風異世界ファンタジーアニメ。
今回のメインヒロインは、1日につき爆裂魔法(ティ◎トウェイトみたいなやつ…)一発でMP切
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.9

シングルマンがキングスマンになれるのだから、キングスマンがロケットマンになるのも不思議じゃないだろ?というわけでも全くないだろうが(笑)、キングスマンで注目を浴びた若手俳優タロン・エジャトンが、エルト>>続きを読む

ブラス!(1996年製作の映画)

3.8

これは掘り出し物でした。名前も知らなかったけど、炭坑闘争+ブラバン映画です。
炭坑闘争の映画といえば、真っ先に思い浮かぶのは「わが谷は緑なりき」ですが、本作も時代は変われど、鉱夫やその家族の生き方や想
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アリスの恋(1974年製作の映画)

3.7

女手一つで子供を育てるのって大変ですね…。その子供が詰まらないギャグばかり延々聞かせる悪ガキだったりしたら、なおのこと(笑)
夫を事故で喪ったアリス、なかなか男運に恵まれない幸薄な女性です。別に男に対
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草原の実験(2014年製作の映画)

3.9

予備知識無しに観るべき映画。
舞台はロシアの中央アジア部と思しき草原地帯。ロシア人の一般的イメージとは相違するアジア系ヒロインの驚くべき美しさに魅了されるものの、前半は非常にかったるい(笑)
草原の風
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きっと忘れない(1994年製作の映画)

3.8

始めは、へぇ、ジョー・ペシが主人公の映画があるんだ…と見始めた感じだが、なかなか良かった。ジョー・ペシ演じるホームレスとハーバード大学のエリート学生の交流を暖かく描く感動作。底辺の浮浪者とエリート学生>>続きを読む

カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)

3.7

車寅次郎役の渥美清が時たま別の役をやっていると、少し違和感があるが、洋画でそれに匹敵するのが、刑事コロンボ役のピーター・フォークではなかろうか。それぐらいあたり役の印象が強いピーター・フォークが今作で>>続きを読む

ロッタちゃんと赤いじてんしゃ(1992年製作の映画)

3.7

ロッタちゃんとはじめてのおつかい、を先に観ています。はじめて~とあるので、あちらが前作かと思ったら、こちらが先でした。
はじめて~を観た時にはまだ自分にはこんなに大きな子供は居ませんでした。なので、ロ
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突入せよ!「あさま山荘」事件(2002年製作の映画)

4.0

あさま山荘事件がここまで、多くの犠牲者を出した凄惨な事件だったとは、いささか想像を越えていました。ほぼ、警察側の視点で進行しますが、警察庁本庁と長野県警の対立などポリティカルドラマの要素が強くて、とて>>続きを読む

ファイブ・イージー・ピーセス(1970年製作の映画)

3.7

ジャック・ニコルソン、そういえばイージー・ライダーだったかでもピアノを弾いていたような。最初に目を引くのは、そのニコルソンが、渋滞で進まない高速道路で他人のトラックの荷台に乗って、そこに載せてあるピア>>続きを読む

雪の轍(2014年製作の映画)

3.9

パルムドール。三時間超えだがなかなか面白かった。
トルコのカッパドキアで観光ホテルを営む役者あがりの富豪、アイドゥン。その妹と妻。
アイドゥンの車に投石をした少年は、アイドゥンへの敬意のキスを強要され
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.1

菅田将暉演じる元帝大生の数学の天才・櫂直が、山本五十六の懇請で海軍主計少佐となり、来るべき大戦を惹起する戦艦大和建造阻止に向けて数学という武器で立ち向かうという一風変わった設定が魅力の戦争ドラマ。
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劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~(2018年製作の映画)

3.5

前編から監督変わったが、まあ出来映えは似たり寄ったりというか。原作からしてこういう話のようなので、あながち監督のせいでもないような。
要するにストーリーが悪い意味での少女漫画なんですよ。紅緒、米騒動に
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劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~(2017年製作の映画)

3.6

大正浪漫ブームの走りとも言うべきこの作品がなければ、きっと「サクラ大戦」も「大正野球娘。」も無かっただろうと思うと足を向けて寝られない。そのある意味でフェティッシュな着眼点(金髪ハーフ、軍服、華族と女>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.1

R1.8.16 MOVIX柏の葉で二回目視聴、レイトショー。
今回は、テッシーたちの確認に成功。しかし四葉は見つけられなかったわ。三回目回しだな…。
夏美さんが本当に美人過ぎる。ええ女やわー。本田翼の
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