【2018/三七】うーむ。これは微妙でした。愚連隊モノで安藤先生を想起するけど、定型に落とし込む訳でもなく、かといって外れるわけでもなく日活/松竹のガンアクションに変に影響受けてる感じ。変に重厚にしよ>>続きを読む
【1011/065】デニス・ホッパー『ホット・スポット』1990/DVD。漸く。駄作なんだろうけどそこかしこに御大ならではの露悪が。というより、ラストで全てを放り出す感じが最高。そのためにダラダラ撮っ>>続きを読む
【2020/238】木下恵介『風花』1959。DVD。初見。これは凄い。戦中の大地主の息子と恋に落ちた岸恵子の女一代記、というか、木下監督、凄いな、マジで。登場人物の配置、音楽の挿入法、引きの構図>>続きを読む
【2018/三六二】
Tsutaya発掘良品で漸く。ケン・ラッセル監督、マイケル・ケイン主演イギリススパイM1、ハリー・パーマー三作目で頗るいいんですが、なんといっても、悲しいかな、非業の死を遂げるフ>>続きを読む
【2020/237】木下恵介『夕やけ雲』1956。DVD。何故か、木下恵介作品がたくさん届いて鑑賞中。再見だった。貧困に負けず真摯に生きていこうとする少年を軸にしていい話にしようとしてるんです>>続きを読む
【2020/131】ショーケン、蓮司様を取り巻く関根恵子、夏目雅子、森下愛子。まあ、四谷怪談。この空騒ぎ感はなんだろう。動き騒がしい感じは戻り川でもそうなんだが、時代か。蜷川監督、舞台演出を映画でやっ>>続きを読む
【2019/141】
GWも終わり、明後日から渡欧。準備しなきゃいけないんだけどどうにもこうにも。そんな中、レアではないけどずっと観たいと思っていたコレを遂に!近衛十四郎、河津清三郎、藤田進、高峰三枝>>続きを読む
デルマー・デイビス『潜行者』1946。
これも再見で、個人的にボガートTop3に入る個人的偏愛作。原作グーディス。当時、軋轢から干され気味のバコールの為に、ボガート自ら映画化権取得から何からお膳立てし>>続きを読む
これは再見なんすが、劇渋な一本。非常に地道な感じなんすが、回想シークエンスをうまく利用した非常にサスペンスフル。案外、ノワール個人ベスト10に入ってるかも。肝の部分がさり気なく、サクッと描写される感>>続きを読む
エドワード・G・ロビンソンが囮捜査でギャングに潜入、予期せぬ元締めを突き止め破滅させるまでを丁寧に。普通に段取りのいい映画。やはり、悪役一辺倒のころのボギーはキレキレかつ、クール。このキレたクールさ>>続きを読む
【2019/○二九】
何の気なしにに観たんですが、シムノン原作、しかし、クライム系ではなく小悪魔に翻弄される中年の医者(45歳、同い年…)の悲哀、というけどなんの、抑圧され自尊感情が乏しい男と奔放な女>>続きを読む
【2021/115】ピーター・ハント『女王陛下の007』1969/DVD。サイドではなく、センターベンツ、ホームズかよ、なコスプレ感もいい、ジョージ・レーゼンビーのボンド、案外好きでこの一作のみは非常>>続きを読む
【2021/117】ガイ・ハミルトン『007 死ぬのは奴らだ』1973/DVD。遂にロジャー・ムーア登場。007と言ったらやはり、彼かなあ。しかし、ブラック・エキスプロイテーションとかブラック・パワー>>続きを読む
【2021/131】中川信夫『地獄』新東宝/1960/DVD。これも滅茶苦茶久しぶりに観たけど何度観ても凄まじい。クライマックスの俯瞰で突然讃美歌めいた音楽になるところ、天知茂が子供を助け出す瞬間、現>>続きを読む
【2021/112】テレンス・ヤング『007ロシアより愛を込めて』1963/DVD。今作と次作からやっと定型決まった感じで前作とは打って変わったコネリーの小粋さ。ペドロ・アルメンダリスとのバディ感、地>>続きを読む
【2021/110】ウィリアム・フリードキン『クルージング』1980/DVD。これは素晴らしかった。まるでルー・リードのようなアル・パチーノ。「真夜中のパーティー」に続く感じで更にハードコアに夜に生き>>続きを読む
【2021/067】リチャード・フライシャー『ソイレント・グリーン』1983/DVD。『名作』で今更観てないとは言い出しづらい感じの結構あってその内の一本で漸く。E•G•ロビンソン遺作だったのか。なん>>続きを読む
【2021/068】ヴィム・ヴェンダース『パレルモ・シューティング』2008/DVD。これも見逃していたのを漸く。白塗りで大奮闘のホッパー御大への強烈なラブ・レターのような映画ではないか。クライマック>>続きを読む
【2021/069】ラリー・ビショップ『ヘルライド』2008/DVD。オッパイ、殺戮、刺青、ハーレーの何処にも間違いがないバイカー映画。ホッパー、キャラダイン両御大も最高だけどフリフリシャツのマイケル>>続きを読む
【2021/072】ジョン・クロムウェル『脅迫者・ラケット』1951/DVD。Big Comboのリメイク。ミッチャム/ライアン/スコットのノワール三人衆が勢揃いなんで期待してみたけど地味。ライアンの>>続きを読む
【2021/072】ジョン・スタージェス『ミステリー・ストリート』1950/DVD。失踪した女、浜辺で見つかった白骨死体から当時最先端であろう科学捜査で犯人を追い詰めていくといったら聞こえはいいけど刑>>続きを読む
【2021/073】ジョン・ベリー『テンション』1949/DVD。これは佳作。刑事役のバリー・サリヴァンがやり過ぎ?的な狡猾な駆け引きを弄する刑事をクールに好演、も、オードリー・トッターの悪女っぷりが>>続きを読む
【2021/074】ジョン・スタージェス『人妻の危機』1953/DVD。バーバラ・スタンウィック/ラルフ・ミーカー。楽しい遠足がひょんなことから壮大な罰ゲームに。しかし、よくやらせたな、大女優にこんな>>続きを読む
【2021/075】エリオ・ペトリ『華麗なる殺人』伊/1965/DVD。イタリア艶笑SFコメディ。金髪サングラスのマストロヤンニに、ボンドガール、ウルスラ・アンドレス。無茶苦茶キッチュだけど演出はノッ>>続きを読む
【2021/079】佐々木康『孤剣は折れず 月影一刀流』1960/DVD。鶴田浩二が剣客、何故か台湾とかあんな感じの着流しでやたらめったらモテまくり、剣強すぎ、キメ多過ぎなんだけど嫌いになれない感じは>>続きを読む
【2021/081】佐々木康『血斗水滸伝 怒涛の対決』1959/DVD。例の飯岡助五郎/笹川繁造のいがみ合いを真っ向から描いたのがこちら。東映オールスターのあり得ない豪華さに目眩。抜きん出るのはやはり>>続きを読む
【2021/083】松田定次『丹下左膳』松竹/1952/DVD。阪妻版は初めてみました。当時51歳、体調崩し始めてた頃だから殺陣とか短めで、ちょいとバンカラ過ぎる、というか無法松っぽ過ぎて虚無が無い。>>続きを読む
【2021/084】松田定次『維新の篝火』東映/1961/DVD。池波正太郎原作を松田定次監督が手堅く堅実に演出の重厚なメロドラマ。土方演じる御大はちょいと年行き過ぎかな、と思うけれど、束の間の恋に揺>>続きを読む
【2021/085】溝口健二『名刀美女丸』1945/DVD。
昭和20年2月公開、という。前作同様、時代劇、ということでなるたけダイレクトな国策映画を回避しようと、そこかしこに皮肉、そして工夫が見受け>>続きを読む
【2021/086】
今村昌平『うなぎ』松竹/19997/DVD。確かリアルタイムで観たんだけどほぼ覚えてなかった。吉村昭の作品から、なんすね。いい映画だと思いましたが同時に映画って滅茶苦茶難しいな、>>続きを読む
【2021/087】高橋伴明『少女情婦』1980。19歳でヤクザの情婦である主人公が道行に客を引く理由は、的な話。60分と短い尺のなか、悪人が一切でてこない大人の御伽噺のような高橋監督のロマンチシズム>>続きを読む
【2021/088】アイダ・ルピノ『二重結婚者』1953/DVD。傑作『ヒッチハイカー』に続くルピノ演出作。今作は本人がヒロインめいた感じ。プロットはまあ、会社共同経営している冷め切った関係の夫婦、旦>>続きを読む
【2021/089】アルフレッド・ヒッチコック『ダイヤル”M”を回せ』1954/DVD。漸く再見。やはり、面白かった。原作読んでからだと尚更。でも考えてみたら同情すべきはレイ・ミランドなんだけど悲劇の>>続きを読む
【2021/090】アルフレッド・ヒッチコック『逃走迷路』1942/DVD。ノーマン・ロイド追悼。冒頭とクライマックス以降にしか登場しないけどやはり強烈な印象。火事や爆破のシーンが何気に素晴らしい。煙>>続きを読む
【2021/091】中平康『牛乳屋フランキー』1956/Amazon Prime。レコード部屋にAppleTV導入でアマプラデビュー。これは楽だ。まずい。傷天流し見つつ念願のこちらを遂に!と思ったけど>>続きを読む
【2021/092】滝沢英輔『六人の暗殺者』1955/Amazon Prime。大好きな島田正吾御大の若き日の主演作に度肝を抜かれて。龍馬を慕う青年が暗殺場面に間に合わず、聞けば六人の男がいた、という>>続きを読む