とりこさんの映画レビュー・感想・評価

とりこ

とりこ

2019年は古い映画モノクロ映画をたくさん見たい。あと日米以外の映画を多く見たい。

映画(817)
ドラマ(136)

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

3.8

絵日記みたいな日々の出来事。でもなんだか夢みたいで面白い。

カサブランカ(1942年製作の映画)

3.8

リックの器の大きさに惚れる..

純愛の果ての三角関係の結末にスッキリなんてあり得ないと思っていたけど、終わり方が素晴らしい。新しい友情のおかげで満足したままエンドロールへ。

でもイルザは乾杯したく
>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.8

父と娘の関係がとても微笑ましい。全てを捧げる父親の愛情にほっこり。子供が喜ぶことだけを考えた部屋も素敵。

突然現れた娘はサミュエルの全てを変えた。ずっと娘はサミュエルに影響を与え続けるだろう。

>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.8

フラットな男が妻の死により自分の感情に向き合い、やり直す話。
大人な映画だった。

自分の無感動に戸惑うデイヴィスだけど、振れる幅が小さくて気付かなかっただけで、ちゃんと妻を愛してたんだな。
葛藤する
>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

ハラハラしたまま一気に観れる。
人間の愛や醜さを描きながらも、次々といろんな危機的状況に陥って息つく暇なし。こういうのって最後は祭の後みたいにグダッとしたりするけど、ちゃんと最後の最後まで面白い。
>>続きを読む

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.1

ずっと絵が良い。美しいだけじゃなくて独創的だからすごく心に残る。
ストーリーも良い。ある日突然、あれ?って思う瞬間は誰にでもある。そこからの展開が素晴らしい。最後にちゃんとラムちゃんとあたるに持ってい
>>続きを読む

アンドロメダ…(1971年製作の映画)

3.6

SF好きでパンデミック好きなので期待して見たら、前半はすごくリアルで静かな分析で後半の盛り上がりでは話のメインがどっか行ってた。
映画じゃなくて本で読んだ方が面白そう。

でも昔の映画が想像して作る未
>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.8

前半後半で話が別れていて飽きさせない。戦争の悲惨さや反戦を声高に主張する戦争映画が多いなか、この映画は志向が抑え気味で見やすい。

前半、クソクソ言いまくってる訓練。のんびり穏やかな笑みを浮かべてしま
>>続きを読む

死刑台のエレベーター(1957年製作の映画)

3.9

しっとり良い音楽にモノクロ映像と滴る色気の奥さんがぴったりでとても良かった。
すごく調和が取れていて質が高い映画。

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.6

誰でも知ってるFBの話だから成功していくのは最初からわかっているので、ただ単に事実を追っても面白くないだろう。でも証言録取としてFBにまつわることを振り返りながら話が進んでいくところが、さすがだなぁと>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.9

最初から最後まで退屈せずに見られる面白い作品。

しかしネタばれどーのこーのとかよく聞いてたけど、意外性を期待してはいけない。別にそれがメインではなく、バラバラな仲間が一致団結して1つのことに取り組む
>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.9

圧巻の世界観。
見た後の余韻がすごかった。あの色合いとか不気味な生き物や植物とか、対人間の兵器とか、頭に残る。夢に出てきそう..多分悪夢だな。

コリーナ、コリーナ(1994年製作の映画)

3.8

ウーピーが作り出す空気感って素敵。明るくて後腐れなく強いかんじ。その空気感がまんま映画を作り上げてた。

娘さんのドレスがすごく可愛かった。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.8

ドキュメントのような臨場感
エンドロールの無音がすごく粛々としてた

ルパン三世 グッバイ・パートナー(2018年製作の映画)

3.5

題名詐欺..次元と対立するのってメインイベントのかなり前だけ

おなじみのキャラがとても良いからちゃんと面白かったけど、敵役に魅力ないのがなぁ

マレフィセント(2014年製作の映画)

3.4

童話ってそういうものと言えば、そうなんだけど..めっちゃ一方的な話。

私なら愛する子の父親はとち狂ってても守りたい。そもそも自業自得とはいえ狂った元凶はマレフィセントだし。復讐合戦が終わったのはマレ
>>続きを読む

ライフ・イズ・ビューティフル(1998年製作の映画)

4.3

実際の出来事を事実の描写だけでなく同時に「物語」を見せて視聴者の心を揺らすって、映画の真骨頂じゃないかと思う。

戦争、虐殺...目を背けたくなるような悲惨なことを、暗さを前面に出さずに明るく前向きに
>>続きを読む

さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.3

上映時間172分という長さにあぁ..と思って観始めたが、観終わった後には172分という短さでこの映画が収まっていたことに驚いた。
まさに名作。

とにかく内容が濃密。大河ドラマ1年見たみたいな、むしろ
>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

4.0

恋愛映画は苦手で観ていられない私だが、美しい2人にすっかり夢中になった。

天から落ちたひとのように純粋なテレーズ。そして繊細で複雑で滴るような色気を持つキャロル。性的嗜好を超えるキャロルの抗えないよ
>>続きを読む

サスペリア PART2/紅い深淵(1975年製作の映画)

3.6

サスペリアPart2と銘打っててもサスペリアと全く関係なかった。むしろこちらの方が前に撮った作品だという。サスペリアがヒットしたからって題名の付け方が雑..

サスペリアの色合いや音楽の独特さが好きで
>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.9

女の造形の美しさをじっくり。最初から最後までとにかくスタイリッシュ。しかし最後の方に急激にB級ホラーに舵切りしてってめっちゃ好みだった。

人形のような美しい死体から始まる。ずっと漂う不穏さが最後の最
>>続きを読む

偽りなき者(2012年製作の映画)

3.8

子供の小さな悪意ある嘘が大きな大きな悪意を呼ぶ。あり得そうな最悪の話。

ルーカスは優しく寛容な好人物だ。でも子供の性的虐待という非常にデリケートで軽蔑すべき事案の前には、示し続けてきたその性格を誰も
>>続きを読む

怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.1

多感で傷つきやすい、大人へと変わっていく思春期の少年の成長の話。

少年は自分を恥じて全てから目をそらす為に自分の世界に閉じこもった。現れる巨木の怪物。現実と彼の想像の世界が重なりあって、彼は迷いなが
>>続きを読む

オール・アバウト・マイ・マザー(1998年製作の映画)

3.6

最愛の息子を失い傷ついた女も、辛い目にあっても人を笑わせるおっぱいのある男も、病に侵されようとも前向きに出産する若い母も、この映画に出てくる個性的な人たちみんなみんな、強く生きていてかっこいい。

>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.2

規則に厳しく融通が効かなくて撥ねつける言葉ばかり吐き捨てるオーヴェ。でも本当は困った人を放っておけない正直者。
死を決意した時に限って、周りが彼を放っておかない。亡き愛妻を想い自分の内に閉じこもってい
>>続きを読む

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.9

絵本の世界をのぞいたみたいにほっこり。
あんなに慈愛と真心に満ち満ちた世界があったらその美しさに涙してしまうだろう。星も近くに降りてくるし天使もうっとりするってものだ。
宗教観は違うもののすっかり心が
>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.9

前回の終わりの大都会の夜景を俯瞰で見るところからスタートの今作。
都会的な無機質さと職人めいたアクションを合わせてスタイリッシュに仕上がっている。殺し屋業界のシステム的な部分も面白かった。
今回も多く
>>続きを読む

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

4.1

やっぱりなっていう難解さ。それがたまらない。きっと解釈は人それぞれなんだろうと思う。

写真のような風景画より心象風景画の方がずっと好きな私。同じ光景も画家の目を通すと全く違うように見えることが面白い
>>続きを読む

哀しみの街かど(1971年製作の映画)

3.8

薬物中毒者のドキュメンタリーのような映画。現実味ありすぎて救いが無い。

音楽もなく、撮影の仕方もドキュメンタリータッチ。演者、本当に打ってない?ってくらいにリアルで凄すぎて..映画ってことを忘れてし
>>続きを読む

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.9

死んだ後に全力青春!だって死ぬには若すぎる!

ガーーっといく勢いが良い。
そこかしこにクドカン監督の音楽に対するこだわりを感じられて面白い。
スカッとする映画。

恐怖(1961年製作の映画)

3.7

町山さんのVIDEO SHOP UFOより。
ホラーと見せかけて上質のサスペンス。ストーリーが良くできてるし、主人公がめっちゃ美しい。その美しい主人公が狂っていくような演技がこの映画の肝だった。予想外
>>続きを読む

街の灯(1931年製作の映画)

4.0

以前授業で見たけど、もう一度。

笑えて切なくて優しくて。
その切なさの質が良い。変な格好の変なオッサンなのに、格別にロマンチック。愛の在り方を説教くさくなく大仰でなく見せてくれる。何度見ても、良い作
>>続きを読む

攻撃(1956年製作の映画)

3.8

ずっと苦しい戦争映画なのに全く退屈しない。前も後ろも敵!もう上司が池井戸潤作品バリの分かりやすいクソ野郎でしょーもない。仕事として敵国に攻撃するだけでなく、自分の信念をかけて上司にも攻撃!どっちのシー>>続きを読む

ライブ・フレッシュ(1997年製作の映画)

3.9

5人の男女の人間ドラマ。

きっかけとなる事件が強引でうーん、と思っていたら、後半に行くにつれて面白くなった。5人それぞれ事情があって、愛してるのに暴力振るったり、別れられなかったり、嘘ついてたり、み
>>続きを読む

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.0

脚本が面白いってのもあるけど、ビートたけし演じる我妻が魅力的で良かった。

我妻はひたすら生き急いでいて、人生を二択で生きていくような狂気的な潔さがある。歩いていく後には何も残らなそうな。かっこいい。
>>続きを読む

>|