とりこさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.8

密室で誰も信用出来ない緊迫した状況、謎の寄生生物の絶妙なデザイン、不穏な音楽、どれをとっても面白い。
良作は古さを感じさせない。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

感動した。
聾唖の家族の中、1人だけ健常な娘。助け合って寄り添い生きる家族のお互いへの愛情。そして、夢、恋。全てのエピソードをバランス良く見せてくれる。
歌が素晴らしく、それ以上に無音の歌が泣けた。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

続編もしっかり脚本が面白い。
今回は殺人とか推理とかは全く重視されてなくて、愛についてのお話だった。
でも前回同様に奮闘するツリーが魅力的。こういうエネルギッシュな女の子大好き。
続編ありそうな最後だ
>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.8

本家と無関係と思えば可愛くて面白い。闘いの場の遊園地は効果音もあって可愛かった。
ただジェンダーの強調の仕方が現代ぽくないというか、イマイチ。敵役もせっかくユアンなのに、ずっと雑魚ギャラ感ひどい。あと
>>続きを読む

愛を読むひと(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしかった。愛の描き方が素敵だった。
愛の間に、決して許されないものが介在してしまった。でもその先にある2人の関係も私は好きだ。全てに愛を感じた。

ハンナの生い立ちは語られない。でも無学なのはわ
>>続きを読む

モンフォーコンの農婦(1968年製作の映画)

3.6

割と短めのワンピースで家畜の面倒見たり農作業出来るのがフランス農婦...

ある現代の女子学生(1966年製作の映画)

3.4

ニュースの合間にある「今日の特集です」って出てくるVTRみたい。
当時の女性のことを少し学べたのかも。

ヴェロニクと怠慢な生徒(1958年製作の映画)

3.8

割り算させる為の掛け算。結局掛け算が目当てなら割り算やめたらいいのにね。私はその無駄さが頓知みたいで好きだったけど。
勉強は理不尽で満ちていて、教える方も理不尽を追及しないままで、理不尽を真面目に受け
>>続きを読む

激突!(1971年製作の映画)

3.9

すごい!単純な話なのに映画らしい面白さを極めてる。小説でもドラマでもダメ、映画だからこそのこの面白さ。凄い。整っている。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

実話を元に...ニュースを見た記憶があります。
こんなのもう出会したら終わりですね。見ていてずっとしんどい。
戦場にいるわけでもないのに、ただいつもの場所でいつも通りに生きているだけで、標的となり、い
>>続きを読む

紹介、またはシャルロットとステーキ(1961年製作の映画)

3.8

10分間でいろいろ見せてくれるのすごい。
男を端っこから動かさせない女がいい。何しても、ノン!かと思いきや...なるほど。
まぁステーキちょっとくれたしね、なるほど。

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.3

最後の最後まで、これでいいんですか感がある。
最初のお母さんが間に合わないところの過剰なドラマチックさからもう苦手だった。合わない映画だったようだ。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

展開が読みやすかったし、設定が小説的過ぎて映画に向いてない気がする。

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.8

前作が良かった分、超えてこなかったなって思ってしまった。
余計なシーンも多かった気がする。
もうちょっと敵役の魅力を見せて欲しかった。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.3

期待以上にめちゃくちゃ面白い!

まず圧倒的にキャラクターが良い。悪役的な立場の人も憎めない。
ストーリーの重ね方が良い。長いけど全く退屈する暇なし。
歌と踊りも良い。テンション上がるし、しばらく鼻唄
>>続きを読む

バックドラフト(1991年製作の映画)

3.8

デニーロ出てからが面白い。
ユニバで見てこの作品見ようと思ったわけなんですが、火災シーンの迫力凄い。炎ってモンスターだわ。

シンプル・プラン(1998年製作の映画)

3.9

平凡で特徴のない、まともな男が幸せをシンプルに求めた果てに失うもの。
父のことを話す兄弟のシーンで、まともなのは兄の方だってことが伝わる。弟は単純なことにすら気付かず自分と目先のことばかりで、そのくせ
>>続きを読む

サラの鍵(2010年製作の映画)

4.4

2022年のベスト映画にもう出会ってしまった予感。
すごい映画見た方がいい映画たくさんのものが詰まってる映画。

サラはずっと孤独だっただろう。あの鍵にどれだけのものを閉じ込めて人生を送ったのだろうか
>>続きを読む

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.0

とてもとても美しい映画。
映像と音楽が素晴らしい。アジア特有のねっとりさが画面から伝わってくる。
青いパパイヤ...女の子脱がせるよりよっぽど映像が淫らで脱帽。

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.9

アリーの歌に圧巻される。
でもなによりジャックが魅力的だった。かっこいい。魂の底の底まで削って生きてきて、溺れずにはいられなかったのかな。繊細で身勝手に純粋な男ってどうしようもなく魅力的。

レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―(2009年製作の映画)

3.3

前半で少し期待しちゃったけど、応えてもらえず。前半同様にお金はすごくかかってそうだけど。
なにより数少ない女性キャラの使い方がとても嫌なかんじ。無理矢理戦いに女を絡めようとするからおかしくなる。大河ド
>>続きを読む

レッドクリフ Part I(2008年製作の映画)

3.7

お金のかけ方がエグそう。
後半が楽しみ。メインは後半なんでしょう。
しかし大喬はいないの...?

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.8

シャーリーズ・セロンのアクションが凄すぎて圧巻。もはや痛そう。
けど結局何者かわからないまま終わって、少しスッキリしない。
あと音楽のセンスは良いけど、ロレーンの衣装がたまにダサい。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.2

面白いの一言。映像キャラクター音楽キャスト全部面白いしかっこいい。西部劇っていう(私としては)取っ付きにくいジャンルなのに、すごくバランスが良い。
あとキャンディのディカプリオすごく良い。レオ様は悪役
>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.7

誰でも無いものねだりをするし、どっちが良いも悪いも優劣もない。自分の人生を文句言わずにただ歩めと思うけど。
そんなお試しコースみたいなの体験出来たらラッキーだね。我が身を振り返らずにはいられないだろう
>>続きを読む

50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.8

残らない記憶と愛。両立できそうにないものをコメディでまとめ上げている。題材がいかにも悲劇っぽいのに、完全なラブコメなのが良い。キャラクターが良いし、アシカとペンギンが可愛い。

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.7

ノアが根気強くて愛情深い。アリーは直情的で身勝手でほんと自由な鳥だ。そこが魅力なのかもしれないけど、あまり好きになれなかった。
いろんなシーンがロマンチックで夢みたいだけど、真新しいものは感じない。
>>続きを読む

バンカー・パレス・ホテル(1989年製作の映画)

3.9

映像がすごく良い、すごく好み。
カラスやアンドロイドの歪さ、底無しプールなどなど。不安感を煽るのもの達が素敵。
最後の最後までちゃんと面白くて、良作だと思う。随分低評価みたいだけど。

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.2

戦闘シーンが凄い。前作より俄然凄い。
それだけでも見る価値がある。
やっぱりデルトロが凄い。
歩いてるだけで怖い。目線を上げるだけで怖い。正義に寄っても怖い。最後の方、恐ろしいものの塊みたいになってた
>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.7

Wi-Fi...とかBluetooth...とか言いながら彷徨ってるの笑えた。物質主義に支配された成れの果ての姿ということか。
話の流れはオイィ!ってなるけど、笑えるポイントが何個かあって、退屈はしな
>>続きを読む

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.8

良い女と良い男、良い映像!!
不満があるはずも無い。
髪型、ファッション、すごく好き。

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.8

凍える光景とマッツ・ミケルセンのおかげで緊迫感が凄まじい。
ここにいる!!
訴えの必死さが。必ず死ぬと書いて必死ですもんね、とにかく必死でした。私は泣けました。

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.8

大阪とは思えない世界観が良かった。日本の描き方もそこまで不自然なとこ目立たなくて見やすい。
なんといっても高倉健と松田優作が見どころ。戦闘シーンもいいかんじ。松田優作は今見てもかっこいいです。

アクアマン(2018年製作の映画)

3.9

予想以上に面白かった。
○○マンって問答無用の正義!ってかんじで見る気しない思ってたけど、アーサーの適当で完璧じゃないとこが良かった。
混血の王、純血の王、強い女王、ものすごく現代的でキャラクターが良
>>続きを読む