tamaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ロブスター(2015年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

何を観させられたのだろうとポカーンとなる映画。
パートナー(同性でも良しだが事前申告が必要)がいない人は何らかの動物に変えられてしまうという世界設定から始まり、独身集めてホテルでの合コン、嘘恋愛して逃
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

2.5

この主人公、俊敏だし腕っぷしも強いのに、しかも前半はGPSもあって常に追ってる凶悪犯の近くにいるのに、植物園の女の子の時も病院の看護師さんの時もちょっと遅いのが気になってしまった。結果命は助かったけど>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.2

阿部サダヲのサイコパス映画。
絶望を抱えた若い高校生を中心に、淡々とグロい殺し方でシリアルキラーとなった榛村が逮捕され死刑確定後、主人公の雅也を面会に呼び出し、言葉巧みに雅也を動かしていく…
と導入は
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生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

3.2

ゆっくりうるさくない映画を探して、サイレントムービーに手を出した。
ゆっくり静かに落ち着いて見ていられた上、期待していなかったけど、ちゃんと子ども目線ながらも大人も考えちゃうようなストーリーで、偉いっ
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

-

2ちゃんねるで流行ったのでなんとなく知ってたから見たけど、うーーん、超B級ホラーCGなのはいいとして、序盤の主人公目線で進むところから雑過ぎて…
またつまらぬものを見てしまったと後悔。
うっかり二度見
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飢えたライオン(2017年製作の映画)

1.9

下手なホラーとかより怖かった。お化けより怖いのが人間、ある種の異常者より怖いのが群衆。
サントラとかも劇的な演出もなく、定点カメラで追う感じなのが、観ているこちらも加害者の一人だと強く感じさせられる。
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食われる家族(2019年製作の映画)

2.1

主人公ソジン役のキム・ムヨルって、『バッドガイズ』の時も思ったけど、ミスチルのボーカルに似てるなー。

それは置いといて、なかなか怖かった。この女は何者? と終始怪しさしかないユジン。想像以上に狙い
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.0

人種差別問題を現代と南北戦争時代らしきところからヴェロニカとエデン(同じ女優)の往復で物語が進む。
後半にかけてこの二つの世界がどう繋がるのかが面白いところ。
いくつかの伏線(ブリッジトレーニングとか
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.5

正直ジョーダン・ピールは『ゲット・アウト』が素晴らし過ぎて、続いて『Us』とかだんだんとストーリーが単なる大味なものになってきてる気がするけど、撮り方や見せ方や編集はさすがで飽きることなく最後まで観ら>>続きを読む

荊棘の秘密(2016年製作の映画)

3.0

ドロドロと二転三転するミステリーサスペンス。よくできてた。周りのみんなが怪しくなっていく展開は面白い。
娘の謎が解ければ解けるほど、主人公の母親が何も娘のことを知らなかったとわかるのは、視聴者目線と重
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別れる決心(2022年製作の映画)

1.7

もっと悪女が真面目そうな警察官を振り回す話かと思って見始めたけど、サスペンスはあれどメインストーリーはがっつり恋愛ものだった。
撮り方とか編集の感じとかは良かった。役者も良かった。良かったのはその二点
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

1.5

豪華キャストに豪華セットにかなりお金かけて作られたんだろうことはよく分かるのに、ほぼ少女漫画みたいなストーリーで、よくまあこの長時間かけて、戦国武将出して薄味のラブストーリーを作れたもんだ…と逆に関心>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.0

前作の新幹線の中で大暴れの設定の方が楽しかったなあ。
今作は韓国全域がもうゾンビ半島になってて、のスタートで、ゾンビ映画ではあるけど世紀末の無法地帯でのサバイバル映画でもあった。ゾンビと無法地帯で暴れ
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THE CAT ザ・キャット(2011年製作の映画)

1.6

ホラーなんだけど、ミステリー要素もあって、お祓いとかは出ないものの謎が解けたら万事解決したので、さらっと観る後の引かないホラーだった。
猫が大好きな人は観るのつらいかも?
主人公の恋愛パートも過去のト
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ハンガー:飽くなき食への道(2023年製作の映画)

3.0

『バッド・ジーニアス』以来のタイ映画で、同じ女優さんが主役。
『バッド・ジーニアス』でも思ったけど、タイも格差社会で富裕層と貧困層の隔絶がひどい。そして、今回もやはり貧困層目線からの物語だった。
料理
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

1.2

クローバーフィールドにシリーズがあるなんて知らず鑑賞。なので、密室スリラーものと思いきや後半があって驚いた。
冒頭の主人公がボーイフレンドと別れて家を出てくるシーンが意味ありげにセリフのとこサイレント
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キル・ボクスン(2023年製作の映画)

-

てっきりドラマだと思って見始めたから、ソル・ギョングとか豪華キャストだなーとか、1話目にしては展開にスピード感あるなーとか、1話目にしてこんなに主要っぽいキャラ死ぬの!? とか、ずっと気づかず、1話>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

2.5

後半、佐藤二朗が語り出してから葬式コント開始。前半の重い雰囲気が一転してほぼコメディになるんだけど、何か良かった。
高橋一生の無表情な感じがシリアスの時とコメディの時と同じ顔なのに、別の意味合いが出て
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

1.5

YouTube界隈のありそうなちょっとしたホラー話。誰も幸せになってないところを観るとこの製作側はYouTuberに批判的なのか皮肉的なのかな。
割と話が薄味で、お化けの出ないほんとにあった怖い話みた
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.5

シエラレオネのキツい現実に心が苦しくなる。ソロがアメリカ人ジャーナリストに、この現状を記事にして読んでくれた人は助けてくれるのか? と問うシーンがあるけど、答えはノーだったのは悲しいが本当だ。
実際
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間宮兄弟(2006年製作の映画)

2.6

「僕達特急」を観た後だからか、似てる気がした。鉄道マニアだし。これは間違いなく森田芳光が鉄オタだったんだろうなと思った。この二人の生まれ変わりが「僕達特急」のコマチ君とコダマ君の気がしてならないくらい>>続きを読む

メイン・テーマ(1984年製作の映画)

3.0

桃井かおりの一人勝ち。仕方ない。

薬師丸ひろ子主演の角川映画に森田芳光が監督するとこんなことになるのかー、と半笑いで観てしまった。
相変わらずの背景ノイズが派手だし、マジックのうさんくささとバカバカ
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僕達急行 A列車で行こう(2011年製作の映画)

3.0

鉄道に関しては無知なので、鉄道マニアが観たらまた違う感想かもしれないけど、とりあえず分かる範囲で、登場人物や会社の名前が電車の名前で徹底されていた。
主人公二人の若者が、なんともいい人たちなのにちょっ
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黒い家(1999年製作の映画)

3.4

はるか昔に観て大竹しのぶが怖かった記憶しかなくなっていたので、久しぶりに観てみた。
当時は全然気にしていなかったけど、森田芳光の初期作品を観た後だから目につきやすかったのか、めちゃくちゃ森田芳光の撮り
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

2.3

サラ・ポールソンが出てくると全てがアメホラに見えてしまうようになった……。
毒母ホラー。不自由な体でママからどうやって逃げるか。
工学知識に長けてそうだったし、色々作れるからその辺を活かして戦うかと思
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

1.0

観てたのに記録忘れてた。
二度観てしまわないようメモ。
共感できなさすぎて途中からお前らがどうなろうと知らねぇよって思いながら観た記憶。

ちひろさん(2023年製作の映画)

1.8

原作が大好きな漫画だったのでとりあえず期待はしないように観たけど……やっぱり無理だった。有村架純にやはりあの下品なのに上品、口悪いのにスレた人たちに囲まれて仲良くできるのに孤高の気高さがある、みたいな>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

2.0

テーマが結構重たい。こういう架空の制度が実際にできるかどうかは作中でもこの辺どうなってるの? とかこの場合はどうなるんだろ? とかあって現実味がありそうでなさそうな感じだっけど、それ以外の、溢れた老>>続きを読む

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.0

あまりに全体的な評価が低めだったので全く期待せず観たせいか、意外に楽しめた。
部屋から部屋へ移動するだけの、基本的には舞台演劇みたいなものかな。各々の芝居力が命の。豪華キャストの演劇観ている感じだった
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.2

ところどころ台詞が聞き取りにくかったけど、ヤクザ映画、アクション映画としてキャラのバランスやテンポが良くて一旦見始めると止まらなくなった。
坂口健太郎のイカれた顔は良かったのにそこまでサイコな感じに描
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聖地X(2021年製作の映画)

2.6

ホラー映画における様々な除霊師、エクソシスト好きにはなかなか面白かった。韓国式なのかまた謎の騒がしめの儀礼シーンも楽しかったし、主人公テルオのオリジナル除霊案でノリノリでなぜか青いスーツでキメてくるの>>続きを読む

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

2.2

妖怪のクオリティ……もう少し高めを期待してしまった。黄泉の風景は『千と千尋の神隠し』的な風景にも似ていて結構ワクワクしたんだけど、戦いもそんなもん?みたいな割と地味で、勝手にワイヤーアクションみたいな>>続きを読む

ドクター・エクソシスト(2016年製作の映画)

2.5

宗教的なエクソシストではなく、相手の夢に入り込んでのエクソシスト。悪魔も夢に入り込める能力を持ってる者を敵としてるんだけど、あちこち憑依して悪さしてるもんだからエクソシスト側が自分の真の敵の悪魔を探し>>続きを読む

二重生活(2016年製作の映画)

2.0

尾行、というか要するに覗き見だよなー。人の秘密の覗き見にワクワクするのは多くの人間にとっての性(さが)であって、視聴者もこの主人公の女の子をある意味覗き見していて、その辺もう少し深く普遍的な話として展>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

セリフも少なく、説明的なシーンもあまりなく、山奥の大自然や羊を初め犬や猫の表情と主人公夫婦の何気ない日常をメインにゆっくり話が進む。
予告見てなきゃ、サラっとわかるアダの秘密がわかるシーンでびっくりし
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

お父さんが魂を別の体に移すというスゴ技で強引に妹作ったりお母さん作ったり、彼氏をウサギにしたり。
二度見ないための記録。