tamaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.2

前作よりブランのキャラが生き生きしてて好き。ミステリー内容的には前作の方がよく出来ていた気がするけど、本作はブラン含め出てくる登場人物たちのキャラがみんな良かった。
あとあの無駄にハイテクなグラスオニ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.0

名探偵ブランのキャラがまだ確立できてないような印象。ミステリーとしては割と本格的で面白かった。
犯罪の全貌を視聴者は序盤からわかってる気分で見ていて、それをブランが解き明かす過程を楽しむのかと思いきや
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

主人公のブルース・ウェインがかなり暗い。バットマン現われても何だあいつ、コスプレなんかしやがってと色物で見られ続けてるのも、スターでもないところも良い。
物語としては権力者たちを次々殺す犯人からの謎を
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

2.4

軽快なコメディ映画で見やすいが、老後の資金問題とどう向き合うか、資金がない場合どうしたら良いのかの一提案としての結末はこれはこれでまた何か問題起きそうと思えてしまい、あまり老後の資金不足への不安はなく>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

1.3

門脇麦、水原希子、石橋静河の演技の良さだけで最後まで見たけど、ストーリーとしてはいまひとつ何が言いたいのか分からず。
結局男に頼るのをやめる、という点以外はそれぞれの世界から抜け出すわけでも交わるわけ
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.0

期待せず何となく見始めて、みぃたんパートと優子パートとか出てきて割とすぐその後の展開も予想ついてしまったけど、取り立ててここがという感じでもないのに泣けてしまった。色々実際だとどうなのかとかはあるけど>>続きを読む

追憶(2017年製作の映画)

1.6

クレジットのフォントが2017年作とは思えない古い感じ。冒頭からそのフォントの古さと日本海の暗く荒い海で妙な違和感。でも出てくる俳優陣は現代現役バリバリの豪華キャスト。物語も昭和の話っていうわけでもな>>続きを読む

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

2.0

前作を観ていたので暇つぶし程度に。
特筆すべき点もないけど、ダラっと観るのにはちょうど良い。
キャストはやたら豪華。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.2

最近の坂元裕二脚本はカラオケのシーンをよく入れる印象。カラオケで誰と行って何を歌ったかって確かに記憶に残りやすい。昔の歌聴くだけで、あの人がよくカラオケで歌ってあの頃はあんなメンバーでよく遊んでたなぁ>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

2.0

長かった。久しぶりに村上春樹の世界を観た。音さんがもう、私の消えかかった記憶の村上春樹小説によく出てくるタイプの女性そのもので、ああ村上春樹だーとそれ以上でも以下でもない感想から鑑賞スタート。ふわふわ>>続きを読む

大コメ騒動(2019年製作の映画)

2.5

1918年富山の米騒動はなんとなく聞いたことあったけど、時代背景とか富山の米事情とかほぼ初知りで、へぇ〜とかほぉ〜とか思いながら観てしまった。
貧しい暮らしの女たちが強いのなんの。
ただ、歴史その後を
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

2.7

生活保護の問題と震災や津波の被災者の問題がクロスして、更に殺人までそこと絡んでくるから結構終始暗いストーリー。
地震でも生活保護受けられないのも殺人もどれも人は死ぬ。
地震はもはや恨む対象のいない死。
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.2

いくつかの話が交差するオムニバスストーリーなんだけど、どれも結構しんどい。しんどいけど色々考えてしまった。
虐待された子は大人になってまた虐待する親になるという紋切り型でもなく、そうなる人もいればそう
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地獄の花園(2021年製作の映画)

2.9

どこまでもくだらないけど、女同士のバトルを『クローズ』みたいなノリで見られる私の好物映画だった。ジャンクフード的に時々無性に食べたくなるジャンル、女クローズ。
途中、遠藤憲一とかゴツイ顔の男性俳優をヤ
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.2

ハリウッドリメイクを先に見てからこの本家の作品視聴。
ちょっとした表情や風景の撮り方は本家本作の方が良かったけど、テンポはハリウッド版の方が良かったかも。
ドリスの複雑な家庭環境とかはチラっと見せて多
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THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

3.0

フランスのオリジナルを見ずリメイク版のこっちから鑑賞。
フィリップの身体的不自由さと、デルの社会的不自由さが共鳴するのかなと想像で補いつつ見ないといま一つ二人がなぜあそこまで心を通わせられたのかがわか
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めがね(2007年製作の映画)

3.2

海辺の開放感と波の音、人の少なさ、ちょうど気温の季節、かき氷食べてなくても「ズルい」って言いたくなる。
同じ環境でも、多くを求めて安住の地として旅してきた者はマリンパレスに行くのかもしれない。
登場人
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キャラクター(2021年製作の映画)

2.2

作中の漫画が実際あったら読みたいなと思った。正直漫画の殺人鬼の方がFukase演じる殺人鬼より魅力的だったなぁ。Fukaseも頑張ってサイコパス演じてたけど、あの見開きっぱなしの目はやり過ぎで逆に漫画>>続きを読む

1408号室(2007年製作の映画)

1.9

呪われたホテル一室でのドタバタホラーなんだけど、かなり派手。あと音もびっくり通り越してうるさいくらい。不気味というよりパニック映画に近い。
結局一番ヒヤッとしたのは高所恐怖症の私にはホテルの窓伝いに隣
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.9

愛犬とお別れして何を観る気にもなれなかったけど、ライトなワンコ映画が観たくなって鑑賞。
悲しくなり過ぎずでも温かい気持ちになれて塩梅がちょうど良かった。
一種のファンタジーだけど、うちのワンコもまた巡
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呪詛(2022年製作の映画)

2.0

カメラ映像で酔う。ハンディカメラのブレは覚悟してたけど、暗視モードに映りの悪い監視カメラ、スマホのカメラ、ネットで流している映像の映像、呪いやグロシーンとかよりそっちで疲れてくる。
カメラ回し過ぎやろ
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.4

ジャユン無双。向かう所敵なし。
無双主人公アクションものは好きなのでスカっと爽快に観られた。こういう特殊能力を持つ同士で戦うなら変に主人公のピンチでモタモタやり合うより良かったりする。能力がそれぞれ違
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明日の食卓(2021年製作の映画)

2.0

私には子どもはいないけど、なんだか観ていてとてもしんどかった。三人とも子どもに愛情がないとかそういうタイプではなく、単に三人とも別要因で疲れながらの子育てだから、きっと子育てあるあるの追い込まれなんだ>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.2

タイの映画はなかなか観る機会ないので思わず視聴。
貧乏だけど異常に頭が良いリン(とバンク)、金持ちだけどおバカなグレースたちが組んで、将来の出世コース賭けてのカンニング大計画。
カンニングって小さいこ
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怪しい彼女(2014年製作の映画)

3.0

おばあちゃん感出しながら可愛さも出せるシム・ウンギョンあっぱれ。歌も上手いし、観てて単純に楽しくなれる映画だった。ハルモニの時の役者さんも気の強いおばあちゃんだけどどこかかわいくて良かった。
最後まで
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フロッグ(2019年製作の映画)

1.9

音(音楽)が終始不気味。冒頭からおどろおどろしい音だったのが印象的。
あまりちゃんとした説明もないまま話は進んでいくけどそこまで難しい話でもないからこのくらい無口でも良い。音やカメラワークが物語をよく
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

2.6

梨泰院クラスの親子コンビ出演してるということで視聴。
マ・ドンソクがまだ若造に喧嘩で負けちゃう頃の作品。今のマ・ドンソクは平手一発で人殺せるくらいだからなぁ(イメージ)。
テンポ良く話が進み、話が冒頭
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

1.1

古屋兎丸原作なので興味本位で観てみたけど、映画にするほどの話ではなかったかなと。
本人にとっては命懸けの願望なんだけど、理解されにく過ぎて「ただの変態じゃねーか」で終わってしまうのは、もう仕方ない。苦
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サニー/32(2018年製作の映画)

1.0

このポスターの怪しさ、『凶悪』のピエール瀧とリリーフランキーに白石和彌監督。
ハードルめちゃくちゃ上げてきて、完全なるB級映画がそこにあるとは思わなかった。秋元康が関わってるから主役は演技もまだ拙いア
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.5

日本版を先に観て、あれはあれでその時代を知ってる者として良い映画だったけど、本家韓国版は懐かしさとかそういうのはさすがにないものの、その分素直にストーリーに没頭して、日本版とほぼ内容同じなのになぜかラ>>続きを読む

罪の余白(2015年製作の映画)

2.0

主人公が心理学の教授なんだし敵の女子高生が言葉巧みに心理的支配を得意としてるのだから、心理戦みたいなのになるのを期待してたけど、教授まさかの物理戦一本で挑んでいくのにはやきもきした。
心理学熟知してる
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

1.3

岩井俊二の映画、若い頃よく観てたけど画面はキレイなのにストーリーがいまいち私に引っかからない、というかむしろ苦手だった。久しぶりに岩井俊二作品を観たけど、相変わらず。上手く言えないけど、ストーリー展開>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

2.4

『キューブ』っぽい密室絶望感、脱出計画みたいなのと、社会風刺的な階級による貧富の差を象徴したようなフードエレベーター。設定は面白い。
禁煙目的で志願して来た主人公が最初に面接受けてたのは何をチェックさ
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

2.8

もちろん前編も観たけど後編とまとめて。
新次と健二だけを中心に話が進んでいたらもっと感動できた気がするのだけど、なんだろ、戦争反対のデモシーンとか謎の爆発(説明なし)とかちょいちょいテンション下げられ
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オールド(2021年製作の映画)

2.0

ここ数日で何かと目にしたこの映画。賛否両論あれど、とりあえず観た。
途中までは「あーあ、これ帰れないパターンやん」と察しつつも何が起こるのかワクワクしたけど、何が起こるかわかってからは無謀な人たちと狂
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

2.9

実話ベースというのが本当にいたたまれない。ただただ重いし被害者たちへの救いもない。そしてミンスが辛すぎる。
でもすごいと思ったのはこの重たい映画が韓国でヒットし、そのおかげで法律が変わったり加害者を再
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