TAKUMIさんの映画レビュー・感想・評価

TAKUMI

TAKUMI

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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.6

毎年のてるおの誕生日を切り取り、てるおと葉の関係性の変化を表した映画。
ここ数年の世界の変化をうまく利用して、時間の流れをマスクの有無やタクシーの型でなんとなく過去に遡ってることを表したのは感心した笑
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

 役者も豪華で、皆、演技がうまく終始引き込まれた。綾野剛はもちろんだけど、舘ひろしが渋くてカッコ良すぎた。ヤクザ映画だけど、グロいシーンはほとんど無かった。ただ、全編通して重たいので軽い気持ちでは見な>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

名作だと思う一本。

分類的には青春映画だけれども、同性愛とか人種とか上手く綺麗にまとめていた!
同性愛ってなかなか難しいテーマやけど、それをコメディ色強めに明るく扱っててかつ、人を好きになるのは性別
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劇場(2020年製作の映画)

4.4

ここまでリアルで、自分の心を刺す恋愛映画は初めてかもしれない。でも、数年前に見ていたらこの映画はつまらないって思ってたかもしれない。少しだけ大人になったからこそ、良い映画だと思えるような気がする。>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

映画を見てる最中は、ストーリーの展開が面白いな〜ぐらいの感覚で見てて、でも、アカデミー賞取るぐらいなんかって疑問に思ってたけど、帰りの電車で考えていると格差社会を風刺した無駄のない映画だと思った。見当>>続きを読む

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.5

小説家のルヴィンが理想の彼女のルビーを紙に書くと、突然、現実に現れて付き合う恋愛映画。

素晴らしい映画だった!
ストーリー的にはファンタジー調で明るく描かれているけど、そこに込められたメッセージがと
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

ネイティブアメリカン女性の失踪者の数は統計が取られていない。
そんな一文がラストに映し出されて、鳥肌が立った映画。

ただただ胸糞悪い映画なのかなって思ってたら、アメリカの闇を揶揄する凄い怖い映画だっ
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.8

百万円が貯まったら、誰も知らない土地に転々としていくお話。蒼井優がめっちゃハマり役で、透明感抜群で、あの諦観してる感じがこの映画に合ってた。

ラストは切ないけど、あれで正解だと思う。あのまま、2人が
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.9

口がめちゃくちゃ悪いけど、どこか憎めないビリーのお話。子供っぽくて、情緒不安定だけど、すごく可愛い。

彼女のレイラはビリー以上にぶっ飛んだ存在!
ビリーは誘拐したのに、その人のことを好きになってしま
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アシュラ(2016年製作の映画)

4.1

末期癌の妻のためになんでもしていた男が、市長と検察の間に挟まれ奮闘する話。

窮鼠猫を噛む
この映画には諺が一番合うと思う
ずっと都合の良い使いっ走りだったドギョンが、最後の最後で反撃に出たシーンはめ
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

4.0

時間軸が反対になってるという斬新なアイデアでの恋愛作品。

その設定ではどう頑張っても、ハッピーエンドを迎えるのは難しいのにラストは凄く綺麗にまとめてていい映画やったと思う!

高寿にとっての初めては
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

-

見る前は不良と高校生が、次第に距離を縮めて付き合うっていう内容の恋愛映画だと思ってたけど、全然違った!

小松菜奈と菅田将暉が付き合ってから見ると、凄い微笑ましい笑

映画 賭ケグルイ(2019年製作の映画)

3.7

ぶっ飛んだ世界観と舞台チックな演技にどんどん引き込まれていった。
賭け事の映画としては珍しく、どちらが負けるかで勝負していたのは、なかなか面白かった!

浜辺美波はすごい大人しい人だろうなって印象があ
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.0

正直、この映画がここまで評価されてるのは意外だった。
ホーキング博士は、天才で先見の明がある人なのは知ってて、この前亡くなられたのはショッキングなニュースだった。

ホーキング博士が病気になり、お父さ
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

オススメされて鑑賞した映画!
見た感想としては、自分のtop3に入るぐらいのめちゃくちゃ良い映画だった!!

何も予定のない休日の夕暮れにビールを片手にゆる〜く飲むのが凄くおすすめ笑

大きな事件が起
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

新海さんの最新作を鑑賞!
賛否両論の映画だって聞いてたから、バットエンドで終わるのかと思いきや、二人がちゃんと再会できて安心した笑

映像美は、圧巻だった。ハイパーリアルって言われるぐらい凄く綺麗で、
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.8

インセプションやダンケルクなどの作品を手がけたクリストファー・ノーラン監督のSF大作!
この監督は改めて凄いなって思った。
3時間たらずでよくここまで色んな要素を詰め込んだなという感想

要素①:食糧
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来る(2018年製作の映画)

-

予想していたようなホラーではなかった
確かにオバケは出てくるんだけど、それよりも登場人物の闇の方が圧倒的に怖い!オバケっていう比較対象があるから、より際立って怖く感じたのかも。

「告白」「渇き」
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渇き。(2013年製作の映画)

-

登場人物が狂いに狂ってる。狂うって言葉じゃ足りないくらい。まともな人は誰もいなかったんじゃないかな。

とにかくいっぱい血みどろでモブ達があっさり死ぬ。最初は、うわ~って思うけど、そのうち何の感情
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

-

正直な感想としては、めちゃくちゃ挑戦的な映画だなって思いました。

BTSがハーケンクロイツの帽子を着用してタイムリーに話題になってるけど、それだけで大きな問題になるくらいに全世界にとってタブー
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私の中のあなた(2009年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

2度目の鑑賞!
2回目でも、やっぱりラストのシーンは胸に詰まるものがあった。最愛の娘の死を受け入れるってそう簡単じゃないよなと何度も思った。

子役の二人の演技が抜群で、本物の姉妹を見ているってい
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第9地区(2009年製作の映画)

3.1

エイリアンが地球に来た理由も何も明かされないまま終わったし、主人公も割とひどかった。

ただ、エイリアンvs地球人という関係は移民問題に置き換えれるなぁって感じた。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

-

久しぶりの映画鑑賞!

この映画ほど、解説を見てへぇーってなった映画は初めてかもしれん!普通に見ただけなら、あの人が悪魔だったんだなで終わって、単なるホラー映画やなって思う人が大半やと思う。

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万引き家族(2018年製作の映画)

-

映画を観てから5日も経ったけど、今でもこの映画についてふと考えてることがある。普段は、映画を観てもあんまり引きずらない性格なので、自分でも凄いビックリしてる。それぐらい衝撃的で考えさせられる映画だっ>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

サクラメントに住むある女子高生のお話。
自分の本名クリスティンが気に入らず、自ら"レディバード "と名乗っている。

クリスティンは、思春期特有の「自分は特別な存在なんだ」オーラ全開で、めっちゃイ
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ボストンマラソンの爆破テロで両足を失ったジェフと彼女エリンや家族たちについてのテロ後のお話。実話ベース。

副題にダメな僕ってあるけど、予想以上にダメダメでビックリした(笑)母親の言いなりで自分の
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.2

予備知識なしで見にいったけど、知ってるキャラクターがいっぱい登場しててめちゃめちゃ興奮した。ガンダムやら、メカゴジラやら、ハーレクインやら、トレーサーやら、挙げたらきりがないくらい出てた!DVDが出>>続きを読む

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.0

3人の全くタイプの異なった刑事の視点からなる物語。
とりあえず見た感想は、めちゃくちゃ脚本が凄いなって感じた。何が凄いのかと言うと、3人の視点から描くのに話がごちゃごちゃにならず理解しやすいのと、
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.1

一言でこうだって断言できる映画じゃないなって思った。人種差別や同性愛などなど色々な要素がこの2時間に凝縮されていた気がする。それでいて、ストーリーがしっかりしているのはホンマに凄いなって感じた。>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

不器用な盲目の元軍人の中佐と真面目な貧乏学生のチャーリーの成長物語。

何の前情報もなしで見たけど、めっちゃ最高な映画やった。旅を通して、お互いがお互いのことを理解し、どんどん仲良くなっていくのがほっ
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.3

全編通して、めっちゃリアル。
松岡茉優の人生をそのまま垣間見てるみたいな映画だった。映画の中の松岡茉優はとてつもなく痛かったけど(笑)それがまた、リアルさを産んでる気がする。

この映画は、とにかくテ
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