伊福部昭マジで天才だな…!(KotMのときも言った)
第一作、反戦・反核としてのゴジラ映画に回帰した印象の作品だが、今回戦うのは日本政府でも米軍でもなく戦地からやっとの思いで帰還した一般人たちという>>続きを読む
そろそろアメリカの映画監督は日本=降りしきる雨と水たまりに映るネオンサイン、という幻想から覚めていただきたい。観客が一目で舞台が日本と理解するには必要なのかもしれないが、誤ったイメージを都度補強してい>>続きを読む
一番最初、「庵野秀明が仮面ライダーを作る」と聞いたときに思い浮かんだのは「2号ライダーの登場しない仮面ライダー」だったことを覚えている。「仮面」「ライダー(=バイク)」のどちらもが明確に孤独を示してい>>続きを読む
チャドウィック・ボーズマンという俳優の死によってティ・チャラというキャラクターまで死なせてしまって良いのか、という疑問が観る前も、観てる最中も、観終わってからも頭から離れない。
良くも悪くもシュリが>>続きを読む
画面を埋め尽くすコレジャナイ・ジャパンを許容しさえすれば間違いなく楽しめる。
来歴も目的も異なる「仕事人」たちが一つのカバンを巡って新幹線車内で殺し合いを繰り広げる筋立ては、触れ込みはともかく実際観る>>続きを読む
予告編で初めて見た、ウルトラマンがヌーっと立ってる場面で感じた異物感、「こいつ話通じるのか?」「ほんとに正義の味方なのか?」という印象はある意味で正しかった。もし神永が自己犠牲精神を見せていなければど>>続きを読む
導入はクリーチャー・ホラー、中盤はサイコ・ホラー、終盤はゾンビ。なのに全体の感想はしっかりMCU。
ウォンがソーサラースプリームっていうのは前回スパイダーマンでの皮肉みたいなものかと思ってたら実際就>>続きを読む
まず、宣伝の時点から散々ジョーカーを引き合いに出していたが本作はジョーカーの続きではない。しかしながら暗く沈んだ階調の画づくりやそこから漂う閉塞感は確かに共通しているか。
ヴィジランテ2年目の「若き」>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前作ファー・フロム・ホームのラストシーンから始まるトムホスパイディ最新作。NY市民の手のひら返しが酷い。
大方の予想通り、ヴィランとともに過去のサム・ライミ版、アメイジングのスパイダーマンが登場した>>続きを読む
ヴェノムが「敵が赤い」ってだけでめっちゃビビってた理由ってなんだったんだろうか。刑事の挙動といいラストのアレといい、一つの作品で複数の「次回に続く」を残すのは勘弁してほしい…
エディとヴェノムの関係>>続きを読む
エンドゲーム公開時からMCUの新ステージ代表として繰り返しアピールされてきたエターナルズという事で、これはもう封切り日の1回目に真ん中で観よう!と決めていた。
これまでのMCU作品と世界観を共有しつつ>>続きを読む
映像美の話ならともかくストーリーや世界観をこれ単作で評価するのは無理だ。SWをルークがオビワンと出会うところまでで感想書くみたいなもん。ラストシーンでゼンデイヤが言ってた通りプロローグもプロローグ、始>>続きを読む
どんでん返しの直前で幕が引かれたような不完全燃焼感…だけどひょっとしてそれを狙ったのかも?
記憶の中の女を探すうちに麻薬王やら地主やら汚職警官やらの影が取り付いてきて徐々に彼女の正体がわかっていくわけ>>続きを読む
マンガは知らないけど、原作準拠だとしたらアメコミってすげえな…
世界観はこれまでのMCUと地続きなのに、まったく印象が異なる。コミックヒーローものというより伝奇ものの映画を観た感じ。
格闘主体のヒー>>続きを読む
バッテリー式T-1000が主人公のアクションもの。本人はハンドガン撃つ以外は殴る蹴るしかない至ってシンプルなキャラだが、その分脇(敵)の、特に後半強化された義足男とのバトルが派手派手でよき。逆に義眼男>>続きを読む
杉田智和劇場、開演ーーー。
語り、ラスボス、レフ・ライノールと七十二柱の魔神柱と、全編通して杉田智和が喋る!叫ぶ!笑う!の大満足の1時間半!
原作のツボをしっかり押さえながらもオリジナル要素(最終決>>続きを読む
延期に次ぐ延期で一時はもう劇場では観られないんじゃないかとさえ思ったがようやくの公開となりました。
本編開始前、スタン・リーの言葉とともにこれまでのMCU作品の名場面、エンドゲームの本国初公開時の劇場>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ゴジラとコングが闘ってどっちが勝つか?ゴジラに決まってるでしょ!…と思いながら見に行ってきた。監督が明確に決着をつけると言っていたのでどうかと思ったが決して負けた側の格を下げる結末にはなっておらず良か>>続きを読む
「男性中心社会の束縛から羽ばたく自立した女性」を描くならハーレイ・クインでなくてもいい。過去のイカレ行為が「男の名前使って好き放題してただけ」になって、結果的にジョーカーの株まで下げることに。
舞台も>>続きを読む
ハサウェイと彼を取り巻くドラマに焦点を当てるため、キャラクターとしてのガンダム、モビルスーツというものを極限まで排除した作品。ともすれば主人公よりもヒロイックに描写されることも少なくない「ガンダム」を>>続きを読む
情報を追えてなく、気がついたら公開前日だったため予習も復習もできなかったことを後悔。確か原作とは展開が違ったはず。
白羽衣つむぎと融合個体かなたの、あのややこしい形状を完璧に再現していたことにまず感動>>続きを読む
名場面、名台詞が後半に偏っており、かつ派手目なバトルも後半がメインとあって、第一部同様駆け足ではあるものの物足りなさは薄まっている。
宮野真守のブレスの演技が良すぎる。やっぱりただのイケメンより生きる>>続きを読む
素直に「面白かった」と言いたくないこの気持ち、分かりますか。
見終わった直後に抱いた感想としては「終わっちゃったなあ…」という寂しさか。明確にストーリーが完結したことに加え、他でもない作中キャラクター>>続きを読む
WWって書くと世界大戦かと思うよね。
他のDC・MCU作品が現代劇なのに対して前作に引き続き過去の時代のお話。84年といえばインターネットやパソコン通信が全世界に普及する前ギリギリの頃か。今ならマッ>>続きを読む
劇場版UBWを彷彿とさせる出来。平たく言ってしまえば総集編感激しい。やはり前後編に収めるのは厳しかったか。
ベディヴィエール主役とはいえカルデア側の説明がほぼ何もないためゲームプレイ済みの人以外には舞>>続きを読む
観終わったあと、改めて見るとポスターの画の意味が腑に落ちる。
逆行弾や回転ドアの小道具に説明を割かず「そういうもの」として流したことで全体のテンポがすごく良い。肝心の「あの時のあいつは実は…」的ギミ>>続きを読む
まず何よりも昨年12月以来の映画館での映画鑑賞できたことが嬉しい。感染収束どころか拡大し続けているが対策しっかりしてちょくちょく観にきたい。
ライダーさん、「全力でやれば2分は拮抗できる」といいつつ>>続きを読む
展開的には王道ながら「名探偵」要素はあまりない。ジャーナリストのフットワークと調査結果でやっと話が進む。
人間とポケモンの共存する町、一見うまく回っているようだがかなり微妙なバランスの上に成り立ってい>>続きを読む
割と評判が良かったからどんなもんかと思ったけど、いまいち。
主人公のビリーが、変身前はややニヒルな、世を拗ねて見ているクールな少年なのが「SHAZAM!」で変身すると能天気でハイテンションなアホになる>>続きを読む
見やすい・(話の筋が)わかりやすい・(画面上で何が起きてるかが)わかりやすい。はっきり言ってマイケルベイ監督の過去作より映画としてずっと格上。
トランスフォーマー はビーの他には(ほぼ)2体しか出てこ>>続きを読む
期待値が低まりきっていたので逆に満足したという。正直最初に「遠い昔はるか彼方の銀河系で…」が映し出された時の気持ちの冷め方と言ったらなかったけど、十分にスターウォーズしていて満足。
のっぺりしたデザイ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「千の惑星の救世主」という副題だけが上滑りしている感。というか千の惑星じゃないよね巨大とはいえ宇宙ステーションひとつの話よね。
主人公がチャラい俺様のまま最後まで行ったのが腹立つ。もっと人生観変えるく>>続きを読む
単純に「悪人にも悪を成す理由がある」オチでなかったことをまず評価したい。もちろん社会・生まれ・生い立ち・家庭・人間関係・病気・才能と理由は描写されてるが、最後の一押しはあくまでも本人の人間性。そこに観>>続きを読む
ーそうだ、ぼくは、勇者だったんだー
概ね筋書きは知ってたとはいえドラゴンクエストⅤ未プレイなのに見てしまった。改めて原作のすごさを思う。大河ドラマやん。
結婚まわりのイベント展開は「いかにフローラを>>続きを読む
日本のアニメでこんなアクション描写ができるんだ、という感動。
正直超はフリーザがギャグキャラになっちゃってるのが気にくわないのであまり見てないんだが、ブロリーは別腹、ということで…
どうしても「熱戦・>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
今度のスパイダーマンの敵は、最高に発達した映画技術そのもの。
予告やプロモーションツイッターで散々煽った「マルチバース」も「新ヒーロー」も大嘘。(フューリーも実はミステリオの仕込みかと思ってたけどそ>>続きを読む