噛む力がまるでないさんの映画レビュー・感想・評価

噛む力がまるでない

噛む力がまるでない

備忘録として。星はつけ(られ)ません。

2017年1月登録

映画(399)
ドラマ(0)

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

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これはよかったですね。映画館で観られて幸せでした。
変な誉め言葉ですけど、気が遠くなるような面白い映画でした。

リンの脳内コンピュータの演算が見える。演じた女優さんほんとすごいと思いました。はじめは
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男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋(1982年製作の映画)

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「風がまた丹後の方へ吹くこともあらぁな」

寅さん、年齢を重ねてから観るといいもんですね。所々でハッとなるような台詞もあってさすがというか。「大事なところで理屈を言うんじゃないよ」なんてことを寅さんが
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スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

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よく1でめげずに、よくこんな面白い2を作ったなぁと。
わりとずっと楽しい映画だと思いましたし、最後の10分間で「みんな大好きスカイライン奪還が爆誕」といった塩梅でよかったです。カッコよすぎてイスからず
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ロボシャーク vs. ネイビーシールズ(2015年製作の映画)

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開始2分で頭を抱えましたが楽しかった。
サメ映画にTwitterを絡めるという作り手のたくましい商売っ気は感じたのだけど、残念ながら「ロボシャークにフォローされた」までがピークだな。
でもTHX113
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

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めっちゃめちゃ久しぶりに観ましたけど面白かったすねー。グダついてはいますけど、ファーストアタックも早いし、ぐぐっと観ちゃいました。怪物の仕上がりも今でもまだまだぜんぜん映える。ラストも嫌いじゃないです>>続きを読む

アジョシ(2010年製作の映画)

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ウォン・ビンさんのことは今まであまり知らなかったんですけど、カッコよかったです。ロン毛の方が色気あって好きでした。

所謂「ナメてた相手が……映画」としても面白かったんですが、わたしとしては「テメーは
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イコライザー2(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

優しいおせっかい最凶おじさんはより多岐に、より積極的に。でも一作目とは映画の顔つきは全然違いますね。半笑いで観てられるのもせいぜいはじまって30分くらい。

古巣の連中が犯人グループだと知って、マッコ
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

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破り感みたいなものこそないですけど、お子さん向けとしても、一本の映画としても、また芸能人吹き替えとしても、どのアプローチから観ても隙のない良いアニメーション作品でした。
普遍的ってやっぱりいいなぁと思
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

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三幕構成を崩してるのが珍しいし、成功してると思う。
はじまってすぐ、「静かにせねば」と画面の向こうのキャラクターたちに同調し、共犯関係がスピーディーに出来上がる。そのまま心地のよい緊張感が続くので (
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DTC 湯けむり純情篇 from HiGH&LOW(2018年製作の映画)

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フツー。

これさ、21世紀の寅さんを目指してやればもっと面白くなったんじゃ……と思っちゃったなぁ。
「社会不適合者」「旅」「ヒロイン」「恋」といった要素がたくさんあったのに。

アクションなしでお話
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アクションの軌道を敷きつつ、実は結構なパニック映画というジャンルミックス。

ごく楽しく観て、最後の「幸運な男さ」の一言にハッとなる。
ダイ・ハードみたく「最悪にツイてなくてやれやれ」だけど、そこをど
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Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

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ゆるやかーにね、人生だなあって感じでね、よかったですね。好きです。この映画。
小ネタを拾えたらもっともっといいんだろうな。

生徒とやり合いながら脚本のクオリティを上げていく光景が、何だか人生の縮図の
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

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「共演者やスタッフが飾り付けてくれた平均台の上を平手ちゃんがひたすら丁寧に慎重に歩いた」という印象で、それ以上でもそれ以下でもなかったです。

月川監督はどちらかと言うと足し算の人なので(ベタと言い換
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

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シェーン・ブラック、やるぅ~!

これはいいリブート的続編じゃないですかね。シンプルに楽しく、妙に愛おしい。
シリアスに偏らず、軽みを帯びたムードでとても見やすい。なのにプレデターはいつものようにぶっ
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

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自己開示の話ではあると思ったんですが、しかしまー根が深い。これは。
手に入れたものがラッキーチャームとなり、洋々たる明日が開けていくかと思いきや、どんどん重荷になり、しんどくなり、最後はちぎれて、でも
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

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エッジのきいたサスペンススリラーを期待するとちょっと肩透かしですが、その代わり因果の巡り方がよく描けていて面白かったです。

図らずも「聲の形」と同じ日に観てしまいまして、テイストはまったく違うのに根
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

厳しいですね。難しいですね。優しいですね。
京アニの、山田尚子監督の誠実な作りにはほんとうに頭が下がります。

いじめや友情の軌道を敷きつつも、自己愛についてのお話。自分の目と耳と手や体、すべてをちゃ
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華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

うん。面白かったですね。
主役に制約を設けて、代わりにバディに活躍させる。個人的に「ボーンコレクター」を思い出しながらも、好きなやつでした。

音声証拠を提出さえすれば済むのに、敢えて自白させるところ
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

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感情のシーソーゲーム。気持ちの入れ込みがあっちに行ったりこっちへ行ったりのぐらぐらなサスペンスが面白かったです。
不勉強ながらレバノンの情勢に疎かったのではじまってしばらくは戸惑いましたが、それなりに
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

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なんか、タルいっすね……。
尺が113分と聞いた時点で嫌な予感はしてたんですけど、せめて20分くらい切ってくれたらと思いました。でないとこの「まあまあな感じ」をエンジョイできないじゃないか。
三幕の切
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

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創作、特にお話を書く人にはたまらないものがありました。脚本って文字が印刷されたただの紙ですけど、宝物なんですよ。かけがえのない。
観客を意識することも重要だけど、「誰に届けたいか」ってやっぱりものすご
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「あえてキャラクターに共感を呼ばない作りにして、愛の引力を逆説的に描いている」
そう言うとそれまでなんですが、正直気持ち悪かったし、めっちゃ怖かった。サイコパスが二人いると映画は大変なことになりますね
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キスキス,バンバン(2005年製作の映画)

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シェーン・ブラック、「主人公が重症を負う」って設定好きだな! おまえ、絶対好きだな!
そういうところも含めてここから「ナイスガイズ!」が生まれたと思えば納得だし、RDJとも再び仕事をすることになるのも
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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

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個人的には「アイ,トーニャ」があり、「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」があり、トドメにこれみたいな。

対決までをドラマチックにしすぎない。刻々と舞台が整えられていく。そうやってはじまる試合がすばらしく
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

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MCU唯一のコメディとして観たら今回もチャーミングで、愉快な一本。
縮んだり膨らんだりのギミックは面白いし、みんな大好きマイケル・ペーニャは大活躍だし、楽めました。

ヒーローものやアクションとして観
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

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気づきや成長の映画としていくらでもハッピーに落とせるところを、そのまんまこのぐらいっていう大人っぽさが好きでした。

ジョージ・クルーニー版の「ゼロ・グラビティ」ではないかと(本人出てますが)。現実や
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クリミナル・タウン(2017年製作の映画)

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はじまってすぐのコーヒーの注文やカーステ、レトロ家電キャラあたりで(ベイビードライバーみがあるなあ……)と思っていたら何だか全体的にそれっぽくて、お話運びは厳しくなっていく一方で、これはもう「ベイビー>>続きを読む

すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

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僻地での教育環境の大変さとかそういったことを率直に撮れるのが東南アジアならではというか、日本ではこういうのはなかなかやれませんよね。だからこそ非日常のようで、魅力的に映りました。

二人だけの話じゃな
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

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主演二人の"試合"よりも、最終的に木村拓哉の映画になっている印象。決してネガティブな意味ではなく。
キムタクよかった。圧倒的とまではいかなくても、今の自分を誠実に映画に刻んでいたと思います。

台詞回
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

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すげー軽薄なお話なんですね。だからこそ底抜けに明るくていいんですが。ちょっとビックリしましたわ。

人がアホほど群がってくるミュージカル演出楽しい。

ブッシュウィック-武装都市-(2017年製作の映画)

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主人公っぽい二人に、なかなか割りたがらない神の目線が入ったのだった……!

肝心の長回しの緊張感もせいぜい途中まで。おかしなファミリーが出てきてからは退屈しちゃいました。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

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心が満点です。あふれました。
森見さんの原作は未読なんですけど、いいアニメーション化なのではと思いました。真摯に映画に立ち上げようとするチームのたくましさをいっぱい感じられて、ものすごく刺さりました。
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レザボア・ドッグス(1991年製作の映画)

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ふと観たくなって十何年ぶりに。やっぱ、うん、面白いすね。

「誰が警察の犬なのか」を軸に、それぞれの人物や関係性の掘り下げを着々と見せて、クライマックスの軋みへ高めていく構成のうまさ。全員がプロらしく
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ROCKER 40歳のロック☆デビュー(2008年製作の映画)

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エマ・ストーンがベース弾いてるバンドが売れないわけがないだろう!!

彼女のこのぐらいの時期の作品ってやや大味だったりはしますけど、基本ハズレがないですよね。楽しい。
それでいてゾンビランドの続編にも
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追想(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人っていうのは大なり小なり、どこかで「ありえたかも知れない未来」を抱えて生きているんだよな。
ハネムーンの海岸で去って行ったのは彼女で、45年後に演奏を見届けに来た(追いかけたとも言える)のが彼なんで
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

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このどこか完璧じゃない感じがいい。
昔のハチャメチャ探偵ものを観ているような感覚もあり、ちゃんとフレッシュさもあり、痛快でした。

しっかしまあ、ライアン・ゴズリングのドジっぷりと愛嬌の振りまき方は何
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