彦次郎さんの映画レビュー・感想・評価

彦次郎

彦次郎

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SLUM-POLIS(2015年製作の映画)

3.3

震災により荒廃し見捨てられし街を舞台にした青春バイオレンス映画。
主役たちの結びつきが肉体で無くアートを通して精神的に繋がっているところが素敵です。
現金輸送車襲撃など、とても未来の世界とは思えない雰
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MERU/メルー(2014年製作の映画)

4.0

ヒマラヤ山脈メルー峰に挑む3人の登山家チームを描いたドキュメンタリー。
玉が縮み上がりそうな景色と体力・精神力を極限に追い詰める過酷さ。そんな中でも明るさを持って幾多の試練を乗り越える姿は感動的です。
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K-19(2002年製作の映画)

3.3

1961年潜水艦K19のメルトダウンを描いた軍事ドラマ。
スタンドプレイヤー的で人望薄めな艦長と実力もあり人柄も良い副艦長の対立からの意外な展開には少し驚きました。中も外も地獄という環境で最善を尽くし
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HUNGER ハンガー(2008年製作の映画)

3.4

IRAの政治犯達が政治犯と認められない判断を下された事から尊厳を賭けた断食ストライキを決行する骨太なドラマ。
糞を塗りたくるのも精神疾患患者と紙一重の感も有りますがストライキには違いありません。
余分
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ATOM(2009年製作の映画)

3.0

手塚治虫原作のSF漫画の海外版。アストロボーイでなくアトムの名称になっているところに原作愛を感じます。
美麗なCGで動き回るアトムが現代的。テンマ博士の扱いも変化してます。
それにしても御茶ノ水博士
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AMY エイミー(2015年製作の映画)

3.9

若くして亡くなった女性歌手エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー。デビュー当時から貫禄のある歌声には驚かされました。
素晴らしい歌声により成功を収めるものの酒と男(特に元夫)により破滅的な最期を迎え
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9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜(2009年製作の映画)

3.2

人類死滅後に醜悪な機械が支配する9体の人形が活躍するSFファンタジー。
ビジュアルが不気味な主人公達ですが特徴を削いで個性に特化したシンプルさでインパクトはあります。
ヒロイン登場のかっこよさには痺れ
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92歳のパリジェンヌ(2015年製作の映画)

3.3

92歳になり出来る事が出来なくなっていく事から死を望む老婦人と家族の話。
尊厳死という重いテーマです。生かしたいという気持ちと本人の意思を尊重するという気持ちは相反していますが現実的でもあります。
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5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)

3.1

女子校の文化祭を軸にした女子5人の話。
思春期特有の乾きみたいなものが感じられました。彼氏っぽい男との関係もどこか寒々しさがありリアリティがあります。
花屋の男はちょっと怖かったですが。
体育館で踊り
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31年目の夫婦げんか(2012年製作の映画)

3.3

熟年夫婦がカウンセリングを一緒に受ける事で傷つき慈しみ合う恋愛コメディ。
浮気も破綻もせずに30年一緒に暮らしていても上手くいかない事もあるという結婚の可能性皆無の人間からしてみると不思議なものを感じ
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悟空伝(2017年製作の映画)

3.0

西遊記前日譚。
主役は孫悟空で人間と猿の中間の様な容貌。お馴染みの如意棒の使い方が豪快!
神の如き強力なラスボスに挑む姿はカッコいいです。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星(2018年製作の映画)

3.6

ガンダム前日譚シリーズ6作目。
ジオン公国と地球連邦軍の艦隊戦及び外交による戦争から機動戦士ガンダムの1話目へと繋がる構成。
戦況を覆す赤いザクのかっこよさは流石です。ノリノリで敵を撃破していく動きを
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦(2017年製作の映画)

3.4

ガンダム前日譚シリーズ5作目。
コロニー落としは「ディープインパクト」並みの規模の破壊で事前に毒ガスでコロニー住人も抹殺する念の入れようで戦争の狂気としては最大級といえましょう。
セイラさんも世紀末状
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜(2016年製作の映画)

3.5

ガンダム前日譚シリーズ4作目。
ミノフスキー粒子という用語が 気になっていたところ今作ではモビルスーツ開発の重要人物たるミノフスキー博士が登場。アムロの父親との関係性などガンダム裏面史の様相を呈してい
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起(2016年製作の映画)

3.6

シリーズを代表する男シャア・アズナブルが頭角を表していくガンダム前日譚第3作。今作では一年戦争の端緒となる蜂起作戦がメイン。
キャスバルと瓜二つの青年シャアとの邂逅が野望の始まりだったのでしょうか。2
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア(2015年製作の映画)

3.0

ガンダム前日譚シリーズ2作目。
サブタイトル通りキャスバル(後のシャア)の妹アルテイシアが味わう悲しみが描かれています。
モビルワーカーという名称で戦うシーンが黎明的で面白かったです。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015年製作の映画)

3.0

ロボットアニメの名作「機動戦士ガンダム」の前日譚にあたるシリーズ。
シリーズの中心人物たるシャア・アズナブルの幼少期を通してザビ家がいかにして権力を奪っていったかが描かれています。
正直なところ所謂フ
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ネイキッド・ソルジャー 亜州大捜査線(2012年製作の映画)

3.6

麻薬組織にダメージを与えた事で家族を殺戮され娘(長女)を拉致された捜査官がもう1人の娘(次女)と大暴れするアクション。
マダムローズなる冷酷非情な殺し屋の元締めと手下の女殺し屋3人組との総力戦と見せか
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コットンクラブ(1984年製作の映画)

3.3

1920年代のアメリカのナイトクラブ「コットンクラブ」を軸とした群像劇。
イケメン演奏家がギャングの命を救った事で愛人のガードマンになる話をメインに黒人ダンサー兄弟やオーナーと相棒のエピソードが並びま
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日本の黒い夏 冤罪(2000年製作の映画)

3.5

松本サリン事件をモデルとした冤罪事件を描いた社会派ドラマ。
先入観で突っ走った警察とマスコミは深く頭を垂れる必要がありますが、それよりヤバいのが「確かな人」とされる市井の方々。明らかに罪に陥れようとし
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ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ(2007年製作の映画)

2.9

チェーンソーを振り回した殺人鬼と血みどろのバトルを繰り広げるホラーアクション…と見せかけた青春映画。
現実世界でも死に至っている三浦春馬を観ると複雑な感慨を抱けます。
ヒロインも実は成績が良く無いとい
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テラフォーマーズ(2016年製作の映画)

2.9

火星移住の為に送られた生物が特異変化を遂げた事で新たに送り込まれた地球人達の死闘を描いたSFアクション。
強靱かつ不気味なゴキブリ軍団が常に人類側の予想を上回っているところは「エイリアン」を思わせます
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三国志英傑伝 関羽(2011年製作の映画)

3.0

「三国志演義」の関羽千里行のエピソードをメインに据えた歴史アクション。
死後ではありますが皇帝を超え神様になった武将関羽が主人公。従来の長身赤面で偃月青龍刀を振り回す殺戮マシーンではなく憂鬱な表情を浮
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.5

エイズ問題に立ち向かう組織ACTUPに参加した青年と恋人を描いた社会派ドラマ。
主人公の青年はエイズでは無いため外側から組織を眺めているような感もあるのがポイント。
肛門性交、注射器の回し打ち、血友病
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.6

視覚の95%を失った青年が懸命な努力でホテルマンになろうとするドラマ。
告知を受けてからも優秀な成績で学業を納める事からして前向き。嘘をついてバレないように汗を流すサスペンスさは「ガタカ」に通じるもの
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17歳のエンディングノート(2012年製作の映画)

3.5

余命少ない17歳の少女が充実した人生を送ろうと生きる恋愛感動映画。
どうせ死ぬのだからと色々な事をリストアップするも上手く噛み合わないところはリアル。
隣人にイケメンが現れて恋愛関係になるというテンプ
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ブエノスアイレス恋愛事情(2011年製作の映画)

3.0

それぞれの恐怖症を持つ男女が出会うまでの恋愛模様を描いたドラマ。
ブエノスアイレスかそれとも世界的な風潮なのか、ご性交相手が直ぐに見つかり且つ成就しない方が気になるところです。
2人とも無理せず自分の
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バタフライ ルーム(2012年製作の映画)

3.4

蝶の剥製に興じる熟女の狂気を描いたサスペンスホラー。隣人トラブルと援助交際(性的でない所謂ママ活)をミックスさせた身近にある恐怖です。
目的を達成する手段が殺人という物理的な恐怖を提示する熟女と大人の
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CUBE(1997年製作の映画)

3.6

謎の建物に閉じ込められた人達が脱出を試みる不条理デスゲーム系の元祖ともいうべきサスペンス映画。
狡猾極まる罠に対して「数学」を駆使して突破していくという古びることの無い発想が好きです。
豹変して鬼畜と
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.1

鬼となった妹を救うため鬼殺隊に入った炭治郎が新たな任務のため仲間と共に無限列車に乗り込む大正伝奇アクション。番外編などではなくアニメシリーズの続きから描かれています。
おそらく2020年最大の話題作に
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ハウスシャーク(2017年製作の映画)

1.4

全裸ベビーシッターがトイレで鮫に食い殺される事件から始まるZ級ホラー映画。
ミンチにされた家をそのまま売りたいという不動産会社もクレイジーですが登場人物全員が狂気なため目立たないのが逆に不気味ではあり
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

3.3

ニューヨークを襲う悪の組織と対決する亀忍者達の活躍を描いたアクション。
元はアメコミでアニメやゲームにもなっています。個人的には昔やってたアニメのご機嫌なオープニングが好きでした。さて実写版だとネズミ
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ザ・スパイ シークレット・ライズ(2013年製作の映画)

3.4

大体のスパイ映画での主役は女好きかつモテるという設定が多いですが今作では恐妻家というユニークさです。
凄腕スパイなのに奥さんには仕事のテクニックが通用しないというのは面白いです。
気が強く浮気っぽく妙
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あいつの声(2007年製作の映画)

3.0

韓国で実際にあった誘拐事件を基にした作品。映画では被害者はニュースキャスターの息子。
息子の安否に気が狂わんばかりの両親に届く誘拐犯の非情な声。警察に問題があるにせよ元々の元凶はやはりこの誘拐犯。
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Hello,My Love(2009年製作の映画)

2.8

同性愛と三角関係を描いた恋愛映画。
離れ離れになっていた相手が同性愛者になっていた時の驚きは理解できますが、その相手とも関係を持つという奇々怪界な心情は理解が及びませんでした。とはいえこれは婚約者が全
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20歳よ、もう一度(2015年製作の映画)

3.2

韓国原作の若返りファンタジーの中国版。
原典は未視聴ですが日本版と大筋は同じ。嫁姑の関係が酷い気がします。
若返っても古馴染みと麻雀に興じたりと生き様が変わっていないところに好感が持てます。

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