カンダッさんの映画レビュー・感想・評価

カンダッ

カンダッ

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.0

見たことのない映像、聴いたことのない音楽!常に庇護対象、男の所有物だったベラが、成長とともに自分の考えで未来を切り開いていくさまは痛快だった。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

原作は大好きなので何度も読んでいたけど、ようやく映画もみた。
映画はJ.ガム側の描写を極限まで減らしていて、それが余計に「コイツなんなのかわからない怖さ」を増幅させることに成功している。最後のクラリス
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ラ・メゾン 小説家と娼婦(2022年製作の映画)

3.0

フランス語とエロってなんか親和性高い気がする。あのボソボソいう発音がエロティックなのかもしれん。
やっていることは体を売ることだけど、娼婦同士でみんなでオムレツを食べるシーンとか、仕事の合間に駄弁る様
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.3

大好きな1本になった!
ウィリー・ウォンカを筆頭に、登場人物がみんなチャーミングで可愛くてたまらん。音楽もワクワクする。ミュージカルで本当に良かった〜!ありがとう〜!て思った。あとティモシー・シャラメ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.6

久しぶりに手に汗握る映画を見た。バディものとしても痛快だし、ヴィランが極悪すぎるのでスカッとする。
妖怪アニメとしてはそこまで妖怪出てこないので物足りないけど。でもまあ、目玉親父の生前(?)はたしかに
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ぼくは君たちを憎まないことにした(2022年製作の映画)

3.5

パリ多発テロのとき、高校生だった。新聞で「ぼくは君たちに憎しみを贈らない」という手紙の記事をみて、いたく感動して切り抜いた。
人は大きな悲しい出来事に直面したあと、それぞれに癒やし方があって、彼にとっ
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.2

泣かせることを意図して作られた感はあるものの、設定はありそうでなかったもので面白かった。

RRR(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

結局暴力こそ正義なんか!?

モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険(2017年製作の映画)

3.6

アニメーションが可愛くて、戦争が色濃い時代の話なのにとってもポップ。奥さんのマーガレットが意外と毒舌で激しい気性の持ち主だったのはびっくりだった。改めてジョージ読み返したくなる、良いドキュメンタリー

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.5

最後のスピーチ感動しちゃったなあ
途中の共感性羞恥ポイントはキツイけど、周りがあったかくて最高

ピアニスト(2001年製作の映画)

2.8

フランス映画の好きなところは、フランス語が美しいところとアダルトショップがやけにカワイイところと濡れ場がカジュアルなところ。そういう意味ではフランス映画の好きなところが詰まっていた。
最初から最後まで
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.1

設定がおもしろい、エンドロールが可愛い。サスペンスではないかも。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.6

まひろのアクション世界一かっこいい🥲🥲二人というか、この世界の人たちの壊れっぷりが前作より際立っててゾクゾクした

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.0

血まみれティモシーシャラメ額に入れて飾りたい…

「骨まで全部」食べるとどうなるのか、食べる前と後で決定的に違うのは何か。色んな解釈の仕方がありそうね。

クソダメージジーンズ世界一似合う男、ティモシ
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「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ(2023年製作の映画)

3.3

妓夫太郎と天元のバトルシーンで、これがテレビで観れてたことのほうがおかしいのだと納得した。映画館で観る価値ちゃんとあった。梅ちゃん、、、
アニメ超楽しみ!!

ハンコック(2008年製作の映画)

3.0

孤独なヒーローが理解者にケアされて立ち直っていくストーリーかと思ったら後半全然ちがった😄

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.5

マジで気持ち悪い、憤りで吐き気。
加害者たちのことを同じ人間とは思えない。
見れる人は見たほうがいいと思った。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.3

やっと見た!ゴキゲンガールズムービーだった。こういう映画もっと増えろ

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます


正しい映画であるかといわれれば間違いなく正しくはない。「人間」らしい、すなわち健康的で倫理的な人間はほぼ出てこない。そこが良さでもあるし、共感を求めて観るものではないんでしょう。

エリと一緒に暮ら
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

理由はよくわからないけど「映画しかない、撮るか死ぬかなんだ」(うろ覚え)のセリフのあたりで泣きそうになった。
夢を追う人の背中をいっぱい押してくれる作品だと思った。
映像表現が刺激的で最高だった

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.0

前半はやや短調だけど、後半の事件が動いてからは惹き込まれてしまった。謎解きにはあんまり納得いってない。キャラクターの感情の動きもよく分からなかった。エドガー・アラン・ポーかわいい

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.2

父と子が交わすeverythingの意味が明らかになるシーン、とても良かった。
どんなに愛してても大事に思ってても、叶わない願いもあるということを突きつけられる映画だけど、現実は違うみたいで嬉しかった
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

2時間ちっとも飽きさせないのが凄いと思う(君の名は。のときもそう思った)。悪い大人が一人も出てこなくて、安心して観れた。新海誠本読んで、監督の意図とかふむふむって納得した。ソウタさんモテモテだったね

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

もういない人に会うには、自分が生きているしかないんじゃないでしょうか

窪田正孝のマキオくんがぼそっと呟いた一言が印象的。人は2度死ぬ、1度目は肉体が消えたとき、2度目はこの世の誰からも忘れ去られたと
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

4.3

高畑充希の亜紀子がめっちゃかわいい。鎌倉の空気感とか、生と死が飄々と交わるところとか、かなり好きな映画だった。本当だったらいいのにね

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

2.8

10年前の映画とは思えないほど綺麗な映像。ギャツビーのハリボテの豪華さが、作り物の映画だからこそ際立って美しい。
特に得られる教訓はないけど、男の野心や夢っていうのは結局金と女なんですねえということを
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.1

今の自分じゃ満足できなくて、自分以外の何者かになろうとして空回る様子とか、親には絶対的にこうあってほしいという押し付けがましさと思い通りにならない苛立ちとか、地元から何が何でも脱出したい焦りとか、全部>>続きを読む

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