TAMUさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ルシッドドリーム/明晰夢(2016年製作の映画)

4.2

最愛の一人息子が誘拐され、事件の手がかりも身代金の要求も無いまま3年が経つ頃、その父親(コ・ス)はルシッドドリームなる過去を夢の中で見られる医療療法を見つける。

このルシッドドリームにより夢で見た手
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春の夢(2016年製作の映画)

3.7

全編モノクロで描く、ソウルの下町に静かに暮らすマイノリティが見た春の夢。

大した稼ぎもないチンピラ(ヤン・イクチュン)、てんかんを抱えている心優しいボンボン、給料を支払ってもらえない脱北者、不遇なが
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あの人に逢えるまで(2014年製作の映画)

3.2

短編なだけに濃縮されたストーリー。もっと見ていたかった。
ミステリータッチに進むが、温かみのある韓屋、食事、掃除、の生活の風景。
映像も音楽も温かい。

これは韓国離散家族の物語。
離散家族に残された
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特別捜査 ある死刑囚の慟哭(2015年製作の映画)

3.7

『新しき世界』を見て以来、私の中で犯罪都市の烙印を押された仁川。そこで起こる冤罪事件。チャイナタウン大写しになるとムダに上がる♪

そして期待に違わず、賄賂で警察を掌握するヤメ検弁護士(キム・ミョンミ
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.0

新しいもの嫌いの私がNetflixに加入(お試し)してしまう程度にポンジュノ監督映画は見たかったのですw
流石です。ポンジュノ万歳!w
韓国風ディズニー映画とも言える、可愛らしいオクジャと重いテーマの
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善惡の刃(2016年製作の映画)

4.2

これ好きー♪
原題は『再審』。
実際に起きたタクシー運転手殺人事件、目撃者の青年(カン・ハヌル)が冤罪に巻き込まれる。
借金を背負い、家族からも見捨てられた弁護士(チョン・ウ)が人生の一発逆転を狙う下
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.6

結論先に言っちゃうと期待し過ぎだかもですが、合わなかった〜。

自分が日本人だからだと思うのですがバランスがイマイチに思えてしまい。

これ、第二次大戦、沖縄ハクソーリッジの戦いにおける勇気ある衛生兵
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ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女(2016年製作の映画)

4.2

冒頭に「史実と異なっております」と堂々と出るから日本がどう描かれるのかゾクゾクしてしまう、大韓帝国の最後の皇女・トッケの美しくも悼ましい歴史物語。

何が凄いって、ほぼ全編昭和10年くらいの日本が舞台
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トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

4.0

ハ・ジョンウが潰れたトンネルからの命懸けの大脱出、というありふれたイメージがあったのですが、良い方向に裏切られました♪

トンネルの中と外のドラマが連動し、いかに脱出するか、救助するか以上に、脱出でき
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タチャ 神の手(2014年製作の映画)

3.0

タチャと言われてもよく分からんが花札イカサマ師の物語。
BigBangのラップ担当イケメンのタプさんがイカサマ追求してんだか、愛する女性も守るためだか、なんだかんだに立ち向かう。

何にせよ上がってし
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午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

3.9

これ、中井圭さんと松崎ブラザーズBさんのアフタートークがあったんだけど、正に!て感じなことが。

中井さんが「ダルデンヌ兄弟の作品はケンローチ監督作品と似ているところがある」て言って、自分も「それ!自
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

I DANIEL BLAKE!!!
ちょー刺さったんですけどー。

ちょっと最近 考えさせられる映画見てないな〜思って、何かの賞取った社会派のイギリス映画程度の予備知識だけで見ちゃいました(笑)

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チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.0

今日は映画の日🎬
てことで、『ムーンライト』を見ようと最寄りの映画館に行きましたが、初めて知った我が映画館の映画の日はプレミアムシートも同一料金になると言うことを。

で、折角だからとプレミアムシート
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.3

見ましたー!!
特に思い入れは無いが怪獣好きなので見に行ったキングコング♪

会社の年休消化の一環をゴージャスにキメようと、敢えてストーリーには期待せずともシステム的に満足感が得られるだろうと向かった
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.0

クァク・ドォウォンかわいいww
心の中でミスター・ラスボスと呼ばせて頂いているクァク・ドォウォン。
『弁護人』で見せた太々しい態度に胸くそ悪くなるわ、頭から離れないわで困っていた訳ですが。

本作では
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真白の恋(2015年製作の映画)

4.3

遅い夏休みの最終日。平日休むなんて滅多に無いということで、水曜日サービスデーの映画館を探す貧乏性w

という事で、初めて来ました渋谷アップリンク。雰囲気的に落ち着いた感じのこの映画をセレクト。とりあえ
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ロボット:SORI(音)(2015年製作の映画)

4.2

感激。フィルマークスさんにレビュー書かせて下さいとお願いさせて頂いてましたが、できるようになってる。ありがとうフィルマークスさん♪♪♪

行って来たんですよ、大阪に。日本初公開となる『ロボット、音(ソ
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アシュラ(2016年製作の映画)

4.6

チョン・ウソンかっこいいわー。ため息w 抜群にかっこいい。自分がチョン・ウソンだったらなー。モテるなあ。なりてぇなー←

特にチョン・ウソンの、あのグラスのやつ。トリハダ立ったわw
アシュラ用にグラス
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.3

全く予備知識を持たぬまま、人待ちの空いた時間にピッタリハマったので鑑賞。

思いがけない出会いはこう言う時にあるもの。今となっては心より見て良かったと思える作品。

家庭菜園を中心としたスローライフを
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.3

この映画「チャヌク・イン・ワンダーランド」感溢れる。監督パク・チャヌクが日本統治下における秘密の館の出来事を幻想的(ちょいちょいキモい)にエロチック(ちょいちょいゲスい)に描く。

男に支配される美徳
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.6

う〜ん。どうだろう。ミュージカル映画(インド系)好きだし、夢追い系好きだし、期待してたのだけど、対象外年齢だったかな〜w

それともハリウッドが培ったミュージカルの素養やハリウッドオマージュにめちゃ弱
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もっと猟奇的な彼女(2015年製作の映画)

2.5

祝ビクトリア初主演映画♪
私界隈ではビクママである。出会いはSHINeeなるボーイズグループの「お姉さんはとてもきれい」のMVに出てくるお姉さん。それを見て心を撃たれてからのお付き合いw

そんなビク
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奴隷の島、消えた人々(2015年製作の映画)

3.8

まじかいやー。
フォロワーさんのレビュー見て実話に着想を得ていたとは薄々知ってましたが、2014年にこんな事件起きてんすかー(´Д` )

ウィキの内容読む限り、結構アレで地元警察のくだりまで実話とか
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.1

言わずもがなの遠藤周作の代表作。監督は巨匠マーティン・スコセッシ。
そして、小説は高校生の時に読んだはずだが、キリスト教弾圧の話だったくらいしか覚えてなかった私w

映画はちょうど小説を追うように忠実
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ドラゴン×マッハ!(2015年製作の映画)

4.0

シネマート新宿、350席あるという大きいスクリーン1に立ち見が出来る光景を本日初めて目にしました。
いつもスカスカ快適韓流推し映画館が今日はぎっちり。メンズデー+1日1回しか上映しない、などの条件も重
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愛を歌う花(2016年製作の映画)

3.8

貧しくとも芸を磨き気高く振る舞う妓生(キーセン)。そして幼き頃から共に育ち、妓生に一生を懸けると誓った才能溢れる若き姉妹のような2人、ソユル(ハンヒョジュ)とヨニ(チョンウヒ)。

そんな2人の前に現
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鬼はさまよう(2015年製作の映画)

2.5

邦題『鬼はさまよう』であまり鬼がさまよってた気がしませんでしたが、なるほど原題は『殺人依頼』、こちらは直球。

サイコな連続殺人犯があっという間に捕まってから、怒涛の展開を見せる辺りが新しい本作。とこ
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.3

あけおめインザスカイ!とか書くと後で見返して「何だっけ…」となりそうですが、取り敢えず2017年1発目。

見終わって、隣の人に「お疲れ様でしたね」と声かけたくなるほど疲れましたw

イギリス軍と国際
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.2

前半の能天気でコミカルな恋愛模様からの一転して後半のダークかつスリリングなストーリー展開。
もう後半は「森田くん、もうやめよう」てお願いしたくなる本作。

森田役の森田剛恐るべし。
ジャニーズであんな
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ブラザーフッド(2004年製作の映画)

4.3

今まで見てなくてすいませんでしたシリーズ。

とにかくウォンビンいいっすわ。最高にカッコいい。男の私が見ても惚れ惚れw
ついでにウォンビンのファンは色々鍛えられてるな、と感心させられました。

ちょい
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血闘(2011年製作の映画)

2.0

推しのパク・フンジョン監督の過去作品(監督デビュー作)と聞きクリスマスだと言うのに駆けつけました〜♪

クリスマスも暇なんで、に突っ込み入る前に訂正しときます〜。と言うか始まるまでが最もテンション高か
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JSA(2000年製作の映画)

4.4

くわーっ。緊張感ありました〜♪
名作と呼ばれる数多くの韓国映画をスルーしている私ですが、ようやくJSAに辿り着きました!辿り着いて良かった(笑)

北と南の軍事境界線で偶然起きる南の兵士(イ・ビョンホ
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はちみつ色のユン(2012年製作の映画)

3.8

はちみつ色とは肌の色。
朝鮮戦争の動乱の中、韓国で生まれ、両親の記憶もなく、孤児としてベルギーの里親に引き取られたユンさんの自伝的な物語。

ユンさん自身アニメーターであり、ベルギーでの成長を綴るアニ
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フィッシュマンの涙(2015年製作の映画)

4.0

これね、見ての通り誰かが魚男に変異するのだろうから、どうして魚に突然変異して、どう元の身体に戻るのか、みたいなストーリー展開だと思うでしょ。

まぁ、突然変異に人々が戸惑う、そこはあからさまなだけに、
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国選弁護人ユン・ジンウォン(2015年製作の映画)

4.2

法廷を中心とした映画なのですが、最近の流行りとしてライトにエンタメ方向に振れるのかとなめてました。すいませんw

地域の再開発により立ち退きを要求される住民が抵抗し、撤去屋(チンピラ)、警察隊と入り乱
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空と風と星の詩人 尹東柱(ユンドンジュ)の生涯(2015年製作の映画)

4.1

原題『동주』。戦時下の日本で獄死した朝鮮の詩人の物語。彼は立教大学、同志社大学の留学生でもありました。

この映画、本国韓国では異例のヒットとなり、青龍映画賞最優秀作品賞候補にもなったものの、大手配給
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