tomokiさんの映画レビュー・感想・評価

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バイキング(1957年製作の映画)

3.7

昔ながらの古き良き御伽噺の様な話です。カーク・ダグラスの絵に描いた様な山賊ぶりは豪快です。ところどころにアーネスト・ボーグナインや美しいジャネット・リー。対抗意識を燃やす奴隷役のトニー・カーティスは彼>>続きを読む

胸に輝く星(1957年製作の映画)

3.5

腕利き老ガンマンと新米保安官の絆を描いた西部劇。経験を積んだ大ベテランと真面目すぎて街を守るには頼りない若者が共に行動し住人全体をまとめて悪党から街を守る作品です。アンソニー・マン監督の拘ったアングル>>続きを読む

ハリーの災難(1955年製作の映画)

3.6

のどかで平和な田舎の村で奇妙な遺体を主にストーリーが進むヒッチコックの作品です。村の景観に間が抜けたりズレた住人たちやすっとぼけた音楽とピュアなコメディ感である遺体を巡って右往左往していきます。全体的>>続きを読む

遠い国(1954年製作の映画)

3.7

牛を運ぶ仕事で運んだ町でゴールドラッシュ(砂金)の噂にその話を聞きつけた悪党がその町を乗っ取ろうとするからどうする?という西部劇では普通の話ですが特筆点はロードムービー仕立てでその道中に見渡す雄大なカ>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.8

3時間近くが苦にならない黒澤監督の渾身の大作でした。まず世界観が良く当時の武士や百姓、農民たちの暮らしぶりが濃く描かれてます。飯屋でガーガー世間をバカにする乞食連中。良い仕事に就こうと村を闊歩する強そ>>続きを読む

真昼の決闘(1952年製作の映画)

3.5

中年保安官の孤軍奮闘を描いた西部劇。過去に務所にぶち込んだ悪漢の一人が釈放され仕返しに来るので町の住民たちに協力を得て迎え撃とうというの西部劇の定番ながら住民の皆が様々なリスクを想定してしまい億劫で協>>続きを読む

ウィンチェスター銃'73(1950年製作の映画)

4.0

ある街で話題の銃を巡りトントン拍子に進んでいく西部劇で銃に魅入られた者たちの思惑や企みを満載にしたエピソードの数々で全篇テンポ良くストーリーが進行するので退屈しない作品でした。先住民にあるならず者たち>>続きを読む

荒野の決闘(1946年製作の映画)

3.7

ジョン・フォード監督の西部への愛着が伝わる作品。町の様子やそこで生活する人々、絵画の様に街にやってくる汽車にならず者と意志の強い女性。仄々したテンポながら造り込みが良いのであまり中弛みがなかった作品で>>続きを読む

荒野に生きる(1971年製作の映画)

3.8

良かったです。単なる復讐譚とはまた違った西部劇でその時代の自然の豊かさにそこに住む動物や部族の生活を垣間見れる作品です。リチャード・ハリス演じる主人公は今まで共に旅してきた仲間たちに置いてけぼりにされ>>続きを読む

マーニー(1964年製作の映画)

3.6

良くも悪くもヒッチコック監督のお気に入り女優ティッピー・ヘドレンのマーニーを粘着的に撮影した麗しい姿と人間の深層心理を表現した作品です。リッチで品のある音楽とマーニーの止まらない盗み癖と赤色を嫌う事と>>続きを読む

サイコ4(1990年製作の映画)

3.4

シリーズ最終作としては良い作品だと感じました。ノーマンは死んだ母親の呪縛に付き纏われ自分の理性を保てずに殺人衝動に駆られてしまうというシリーズお決まりの流れでしたがこの作品では子供時代の母との楽しくも>>続きを読む

サイコ3/怨霊の囁き(1986年製作の映画)

3.4

結局ノーマンは狂人というPART2で同情できる魅力的な人物だというお膳立てをまっさらにしてしまった点は好きじゃないですが全体的には中々観れる作品です。ノーマン演じるアンソニー・パーキンスの挙動不審な動>>続きを読む

サイコ2(1983年製作の映画)

4.5

今作はノーマン・ベイツに焦点を当てたドラマパートに力を入れてます。殺人を犯した事の後悔と再犯をしないように心に語りかけるも母のノーマがつけ込むトラウマの過去。至るところで起きる殺人事件。前作で登場した>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

5.0

ヒッチコック監督の作品で一番好きな作品でこの作品の肝は見知らぬ土地とそこに住むある男の得体の知れない心理的な病です。モノクロながら殺伐とした田舎の荒野に佇むモーテルと悲哀さと後に起きる惨事を想定した音>>続きを読む

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

4.6

OPが当時としては画期的な演出で一気に引き込まれます。音楽を担当するバーナード・ハーマンの勇壮でカッコ良いテーマ曲とニューヨークで働くサラリーマンの活気ある画から登場する主役のケイリー・グラントの品の>>続きを読む

裏窓(1954年製作の映画)

4.6

古典サスペンスの名作

・舞台がアパートの一室
・脚を骨折して動けない主人公
・写真家で仕事で使用する望遠カメラ
・主人公を取り巻く登場人物とアパートの住民

設定を巧く配置していてアパートの一室が舞
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

1.0

やってる事が昔のまんまのストーリー。面白くない。ハロウィンシリーズに初めて触れる方なら楽しめる。

バルカン超特急(1938年製作の映画)

4.0

限定空間を扱ったサスペンス作品の見本

列車の中である人物が突然行方不明となり捜索から深い陰謀が絡んでいくストーリーで登場人物たちが皆印象的で話がこんがらがらなくなる様にそれぞれの見せ場を随所に盛り込
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三十九夜(1935年製作の映画)

4.2

シンプルながらサスペンスと活劇の見本のような作品

何気ないいつも通りの日常からある女性と少しの関わりを持っただけで命を狙われる巻き込まれ型の形式で複雑ではなく話の筋は分かりやすく逃走劇や駆け引き、美
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.8

ワニ映画ではかなりエンタメで楽しめます。

未曾有の大台風が迫る中、洪水で溢れ出てきた大量のワニとの戦いを家の中だけで面白さを濃く出した作品。災害+ワニのパニック二重構造であらゆる場面で二つの脅威を存
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.8

ジョーズに匹敵する映画です。

サメの泳ぐ海で突如襲われて陸地でなく海に浮かぶ岩や小島に取り残されたら…もうこれだけで嫌です。この作品は正にそれで実際に起きそうなトラブルを扱ってます。サメがとにかく攻
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ブラックフット クマ地獄(2014年製作の映画)

3.6

山にトラブルにあった時の絶望さと恐怖を上手く表現した作品

実話だとかは抜いておいて恐ろしかったです。最初はどこにでもいるカップルの充実デートですが山の場面だと静けさや暗闇、突如現れる不審な男、そして
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U.M.A レイク・プラシッド ファイナル(2012年製作の映画)

3.1

一作目よりは落ちるも期待せず観て楽しんだ者勝ち

レイクプラシッドの続編でファイナル…一作目と比較すると何だか一作目にあった愛らしい能天気さや仄々した感じや割としっかり自然の良い部分があったのに今作で
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マンイーター アンレイテッド・バージョン(2007年製作の映画)

3.9

ワニ映画の中では一級で面白い

オーストラリアのノーザンテリトリーに迷い凶暴なイリエワニの巣食う場所に入ってしまった観光人の決死の脱出劇を描いてます。気付いたら一人一人と川に引き摺り込まれて消えていく
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GATOR ゲイター(2005年製作の映画)

3.2

タイ産ワニ映画…

舞台をタイに置き換えたジョーズ…この手の映画に内容なんてもう分かってるよねって感じの作品。安っぽい映像ですが割とワニの襲撃場面は程よくありタイ映画ながら何かと身内や家族との交流場面
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フランケンフィッシュ(2004年製作の映画)

3.2

怪魚の襲撃…珍しいパニック映画

どっかの中国かなんかの雷魚かな?川魚を品種改良なんかして暴れさせたB級映画でもう想像通りの展開ですがメインの怪魚の神出鬼没で突如として襲撃してくるおっかなさや舞台がア
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アナコンダ2(2004年製作の映画)

3.7

気楽に楽しめるアニマルパニックホラー

アナコンダの続編で今回は蛇の登場から襲撃を出し惜しみなく展開してます。中盤に入る所から至る所大蛇の怒涛の連続でこれでもかと言わんばかりに暴れまくります。数も増え
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サラマンダー(2002年製作の映画)

3.6

ドラゴンと人間の戦いを独自の世界で展開させた良作

サラマンダーという竜が突如出現して世界が崩壊状態の無茶苦茶で雑な感じですが見所はその後の世界で、荒廃した大地でサラマンダーの恐怖に晒されながら必死に
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スパイダー パニック!(2002年製作の映画)

3.8

勢いだけで魅せるB級映画

題名からして安っぽいと感じながらも観るとメインの蜘蛛が前半の終わりから巨大化して大暴れするので盛り上がります。話や演出は荒唐無稽ですが多種多様な蜘蛛と特性、チェイス、籠城戦
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U.M.A レイク・プラシッド(1999年製作の映画)

3.3

嫌いになれないB級パニック映画

ジャケットからジョーズのワニ版です。ジョーズよりも周囲に危機感があまりない事が何だか能天気で愛らしい作風ですが、メインのワニが出てくる場面は特撮に一流のスタン・ウィン
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ゴースト&ダークネス(1996年製作の映画)

3.7

マイケル・ダグラスにヴァル・キルマーと当時の人気役者を使いながらも地味な感じが拭えないとは裏腹に様々な見せ場を用意した実話のパニック映画

昔に2頭のライオンが現地の人々を食い殺した悪夢的な事件を映画
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.5

ヒッチコック監督の「鳥」と並ぶ戦慄の海洋パニックホラー

何回もTVで観てお世話になってる作品で、鮫と海を使い迫る恐怖を演出するスピルバーグ監督の手腕が良いです。「何か?」がいると想像させる撮影法と鮫
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(1963年製作の映画)

3.6

動物を使ったパニック映画の元祖

のっけから鳥のけたたましい羽音が異様な雰囲気を出しながらある港町を舞台に展開されるパニックスペクタクルで前半の鳥が人間を襲う前兆を巧く魅せながら中盤〜終盤のクライマッ
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.9

シラット武術の無双が爽快のアクション映画

主演のイコ・ウワイスのシラットという体技を極限に本領発揮させたストレートなアクション物でのっけからドンパチに行く流れでだれない点に舞台が狭い大型アパートの限
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トランスポーター(2002年製作の映画)

3.5

今ではアクション映画には欠かせない大人気の俳優ジェイソン・ステイサムをスターダムに押し上げた記念碑的作品。

黒のスーツ姿は007のジェームズ・ボンドを彷彿とさせる姿に自分のルールにストイックな運び屋
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キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001年製作の映画)

3.7

アジアとフレンチが程よく混ざり合ったアクション映画


少林寺やワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナでアクション映画に新しい可能性を切り出して人気のあるリー・リンチェイことジェット・リーを主演に
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