Taulさんの映画レビュー・感想・評価 - 68ページ目

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オスロ国際空港/ダブル・ハイジャック(1974年製作の映画)

2.0

ショーン・コネリーがどうもハマらず、渋さと雑さが目についた印象。

メテオ(1979年製作の映画)

2.0

『メテオ』オールスターパニック映画だけど全体にしょぼい印象。ゴラスを見てなかった疑惑(笑

バンデットQ(1981年製作の映画)

3.0

『バンデットQ』テリー・ギリアムのモンティ・パイソン風味のファンタジー。

アウトランド(1981年製作の映画)

3.0

西部劇風SF。ショーン・コネリー、イメージは残しながらも脱ボンドの模索時代は続く。

ライジング・サン(1993年製作の映画)

2.0

『ライジング・サン』日米経済摩擦をサスペンスで映画を撮ろうくらいの安っぽい内容。ショーン・コネリーの日本語演技が可哀想に思えてくる。しかし世界的な経済大国に成り上がった日本の系列、ヤクザ、接待などの文>>続きを読む

リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い(2003年製作の映画)

2.0

『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』元ネタはいいし、キャストは豪華だし、アクションはあるのだが展開や見せ方が散漫でエンタメ的な面白さを欠いた感じが。ショーン・コネリーらキャラもどこか不自然だ>>続きを読む

エントラップメント(1999年製作の映画)

3.0

『エントラップメント』ショーン・コネリーの色気爺いにあてがわれたキャサリン・ゼタ=ジョーンズのこれまた色気姉さんのムンムン対決。肢体をくねらせアクションするが歳の差もあってなかなか面白さはピークに達し>>続きを読む

ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.0

『ザ・ロック』とにかくお話しが面白いのでアクションやコメディが上手く活きる。ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ、エド・ハリスの漢映画で各々の魅力が爆発。マイケル・ベイの最高傑作であると同時に90年代>>続きを読む

レッド・オクトーバーを追え!(1990年製作の映画)

4.0

『レッド・オクトーバーを追え!』 軍事サスペンス、潜水艦アクション、男達のドラマがマクティアナンの骨太演出で楽しめる。当時のA・ボールドウィンのライアンはハマり役で、S・コネリーや脇役陣もいい。所々ア>>続きを読む

ネバーセイ・ネバーアゲイン(1983年製作の映画)

2.0

『ネバーセイ・ネバーアゲイン』ショーン・コネリー大復活。メタ視点を取り入れたボンド映画で、最初は楽しめるがやがて笑うことさえできなくなってくる。決めのシーンやボンドガールなど見どころもあるが、散漫な出>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.0

『アンタッチャブル』デパルマの凝った演出、ギャングのハードな世界、個性の強い役者陣、アルマーニの衣装らの魅力がケンカせず上手く発揮された作品。ラストの映画史で遊ぶもったいぶったシーンがたまらない。

遠すぎた橋(1977年製作の映画)

3.0

『遠すぎた橋』大量物量&オールスター投入ハリウッド戦争映画の面白さ。でも連合国軍の失敗がこの映画の失敗に繋がるようでも。将来またスポットがあたりそうで見応えは十分。

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

4.0

『オリエント急行殺人事件』ポワロ映画の最高峰。魅了されたアガサ・クリスティのあの世界を豪華なキャスト、監督で見事におさめ切ったもうあり得ないような作品。イングリット・バーグマンの演技、ジャクリーン・ビ>>続きを読む

未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)

3.0

『未来惑星ザルドス』DVDで多分初鑑賞。とにかく空飛ぶ巨大な顔と赤パンツで走り廻る元007が強烈。内容も体毛もいろいろ濃ゆい笑 C・ランプリングが驚くほど綺麗。私財を投じて撮りあげたJ・ブアマンと仕事>>続きを読む

007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

2.0

『007 ダイヤモンドは永遠に』(1971)脚本も見せ場もゆるい007。何より戻ったS・コネリーから危険な香りが消えた。彼は既にウィッグをとり渋い名優の道を歩み始めていたのだ(もう一回ボンドをやるのが>>続きを読む

007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

4.0

『007は二度死ぬ』(1967)全編日本が舞台の5作目。今や恥ずかしさや誇らしさよりも丹波哲郎と不思議の国を巡る可笑しさが先に立つ。S・コネリーが日本人となり結婚がクライマックスw。火山の秘密基地はス>>続きを読む

007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

3.0

『007/サンダーボール作戦』(1965)シリーズ4作目。前作の楽しい感じから少しシリアスに。作戦決行くらいから面白くなり海洋アクションとボンドガールが見所だ。生々しく美しい。古臭さは仕方ないがお約束>>続きを読む

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

5.0

『007ゴールドフィンガー』(1964)敵の壮大な計画とせこい行動を笑いながらゴージャスな雰囲気が味わえる古き良き007。スパイ映画の様式美の宝庫でアストンマーチンDB5が格好良すぎ。終盤の敵の作戦阻>>続きを読む

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

5.0

『007 ロシアより愛をこめて』(1963)007の2作目。プレタイトル、秘密兵器、殺し屋と死の香り、エキゾチックな都市とロマンスなどボンド映画のスタイルを確立。と同時にスパイサスペンスとして別格の雰>>続きを読む

シベールの日曜日(1962年製作の映画)

3.0

『シベールの日曜日』現代の視点では少女との関係がノイズになるがそんなことが恥ずかしくなる程とてもピュアで切ない作品。モノクロの映像が美しく印象的だ。

2012年3月鑑賞

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.0

『ノルウェイの森』 鑑賞。ほぼ原作どおりの展開で自分のイメージとのギャップと、もっと映画らしくアレンジすべきではの思いが頭をめぐり集中できない。映画鑑賞としては失格かも。良かったのは映像でリー・ピンビ>>続きを読む

トニー滝谷(2004年製作の映画)

4.0

『トニー滝谷』(2005) 村上春樹の世界を市川準とイッセー尾形が再現。イメージビデオのようで映画としては物足りさもあるが、その分思い切った演出や構図が新鮮で雰囲気が絶妙。ゆったりとしたパンはページを>>続きを読む

國民の創生(1915年製作の映画)

4.0

『国民の創生』を初鑑賞。鳥飼りょうさんの迫力の演奏付。現代とはテンポは違うもクロスカッティングなど映画技巧を多用したグリフィスの構成、演出力に驚く。問題が多い後半は『ブラック・クランズマン』がよぎりよ>>続きを読む

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

5.0

『ロング・グッドバイ』DVDで初鑑賞。この手の古典のようでありそれでいて新鮮。猫の食事事情を描くおかしな冒頭で虜に。それがキャラ、舞台、時代を語ることに気付く。変な人物、変なカットと行ったり来たりとい>>続きを読む

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

4.0

『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』鑑賞。見逃さなくてよかった。プランBエンターテインメント&A24からまたも素晴らしい才能の出現。驚きのオープニングから街への愛憎溢れる映像詩に魅了される。>>続きを読む

ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

2.0

『ダゲレオタイプの女』鑑賞。仏屋敷に変人と若い男女に拘束撮影という不気味でフェチな舞台にワクワク。恐怖や不可解さはさすがの演出力。ホラーとラブストーリーの融合でロマン溢れる感じがするが犯罪色で逆に凡庸>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.0

『クリーピー 偽りの隣人』鑑賞。原作未読。気味が悪い独特の演出でモブさえ不穏だ。サイコパススリラーかと思いきやどんどん黒沢ホラーに。変な主人公夫婦、間抜けな警察、事件の顛末さえ呑み込んでいく。恐怖は自>>続きを読む

岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.0

『岸辺の旅』鑑賞。夫婦彼岸旅。溝口のようだがやはり独特。戸惑いながらも徐々にこの夫婦の過去を想い、未来の幸せを願う。あるエピにはただ涙。ただ濃い表現や劇伴の強さでのれないとこも。黒沢清という監督はどこ>>続きを読む

リアル 完全なる首長竜の日(2013年製作の映画)

2.0

『リアル 完全なる首長竜の日』原作は未読。話の根幹はシンプルでせつない感じが好感触。でも思わせぶりなシーンや人物が多すぎなのとテイストに一貫性がなく散漫になった印象が強い。もっとジュブナイル的な味付け>>続きを読む

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.0

『トウキョウソナタ』(2008)リアルな社会に映画的妄想が同居する不穏な世界を丹念に作りあげていく前半が素晴らしい。小津オマージュも多く箱庭ホームドラマのブラックな現代版のようだ。後半はバランスを崩し>>続きを読む

ニンゲン合格(1999年製作の映画)

4.0

『ニンゲン合格』ホラーが苦手で黒沢清は『アカルイミライ』くらいしか観てないがやはりすごいセンス。小さなエピソードの積み重ねだがどれも味があり、徐々に家族の意味や人間の存在について考えさせられていく。役>>続きを読む

アカルイミライ(2002年製作の映画)

4.0

昔見た時、青春映画だと思っていたら掴みどころのないフラフラとした世界に夢中になっていた。未だあんなラストの映画見たことない。

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

『CURE』(1997)DVDで久しぶりに鑑賞。セブンフォロワーの域を超えた傑作。現代社会の「癒し」というアイロニーたっぷりの恐怖、悪意の開放の伝道劇が始まる。黒沢演出は絶妙で役所広司は絶好調、サイコ>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

4.0

『スパイの妻 劇場版』鑑賞@神戸国際松竹。戦争史、映画史まで盛り込んだ見応えのある愛のドラマであり、今そこにある危機まで繋げた脚本力。見ることの大切さと狂わす力。信じることと騙されることは紙一重。>>続きを読む

本気のしるし 劇場版(2020年製作の映画)

5.0

『本気のしるし 劇場版』鑑賞@第七藝術劇場。最高に面白かった。現代の新しい『浮雲』のよう。4時間心が振り回される上質なジェットコースターメロドラマ。それはドキッとする隠された本気の話であり自分のルッキ>>続きを読む

VIDEOPHOBIA(2019年製作の映画)

3.0

『VIDEOPHOBIA』先行上映で鑑賞@第七藝術劇場。宮崎大祐作品は初だが面白かった。ディープ大阪を舞台に自分を失っていく女性を描く。まさに今の話であり知った土地なのにモノクロによる異次元の世界へ。>>続きを読む