まさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

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ロケーションを活かしたいのかロングとアップを不自然に繰り返すシーンがあったり、美しい映像を撮りたいがための必要かどうか怪しいシーンなども多々ありこれはMVでやってくれってなった。何となく違和感を感じた>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

丁寧of丁寧。
SWにもナウシカにも影響を与えたと言われてるだけあってストーリーや設定にそのエッセンスが感じられた。闇落ちしてないアナキンってこんな感じになるんかなとも思ったり。
画づくりバチバチだけ
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

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最果タヒの女性の恋愛に関する詩は美しいものはあるが生死に関する詩はどうも自分には浅く聞こえてしまう。
この作品は後者を中心に構成されていたし、女主人公から感じられる弱さは上手く表現できていたにしろ陳腐
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undo(1994年製作の映画)

4.5

解けていることによる不安感の増大がもたらす被束縛欲。しかし肉体の束縛は精神的な束縛には直結しない。禁断の果実を口にして楽園を旅立つのね。

いつにも増して1カット1カットが絵になるし写真集が出ているの
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

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アクションシーンの長回しとか構図とかが前作までとは違った新しいものとなってた。カーアクションも説明できないけどアップグレードした感がある。

なんかやっぱり人種問題とか女性問題とかいうとこに配慮したキ
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

4.0

死者は復讐を求めないということを理解しつつも復讐に走るのが生者の性

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.0

2人殺したら007になれるっていう設定が愛する女と素の自分なのではないかっていう考え方好き

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まず音楽と映像のクオリティの高さ。特に映像は仮想空間、現実世界それぞれ丁寧に作り込まれていてそれぞれエフェクトだったり自然描写が素晴らしかった。
まあただそれだけ。キャラクター造形と舞台、設定という最
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MEMORIES(1995年製作の映画)

4.0

1つ目は今敏臭がめちゃめちゃしたから調べたらやっぱり脚本と設定で絡んでた。思い出は逃げ込む場所じゃない。
3つ目のワンカット風のアニメ映像は実験的で面白い。
総じて世界観は良き。好き。

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.0

ジョス・ウェドン版とは全くの別物。
劣化版アベンジャーズと成り下がってたそれとは違って、バットマン3部作とかマンオブスティールから続くダークな世界観に戻って軽いコメディ要素を全てカットしアクションシー
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PicNic(1996年製作の映画)

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地獄を見たいと言っていたけれど地獄にいたんじゃない
自分の目に映るものが世界の全て

冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

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ロケーションはいいし題材も完璧だと思うんだけど起こる出来事が大きすぎて期待値上げてみたから残念。
小学生の夏休みのおじいちゃんの家っていう非日常感だけでいいのに監督が「大人」であることがこの物語を邪魔
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

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挑戦的。MVとCMとドラマのコメディパートのMIX的なイメージ。
歌とかもそうだけど若者に不満を叫ばせる系のやつは痛々しいものになりがちだけどギリッギリのライン突いてて感心。
祭っていうチャプターのM
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

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オムニバス形式の作品であって3つのストーリーはそれぞれ同じ場所、時間で進んでいることを強調している。日常の中の一瞬を切り取った感じを出したかったんだろうが、エキストラがほぼ出てこないのもあって逆に登場>>続きを読む

虹の女神 Rainbow Song(2006年製作の映画)

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登場人物が映画的すぎるから現実の延長線上にあるかもしれない話ではないけれど、岩井俊二の力なのか感情描写は素晴らしい