てるるさんの映画レビュー・感想・評価

てるる

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シェーン(1953年製作の映画)

5.0

良かったです。
純粋に格好良い!
更に西部劇を肯定していない!
オマケに含蓄あり!
理想的な人生観が漂ってました!!

旅立ち 〜足寄より〜(2008年製作の映画)

5.0

最後ノーカットで歌い続ける、否、涙で歌えてませんが、そのシーンに釘付けです。大東のピュアな演技と抑えに抑えた萩原の演技。全てがつぼでした。( ω-、)

パラダイン夫人の恋(1947年製作の映画)

5.0

見ごたえあり!
公開された法廷で繰り広げられる三角関係。夫人の計画には弁護士の心までは計算されていなかった。
弁護人が本気で弁護しようとすればする程夫人の計画が狂ってしまう。
中盤のアン・トッドさんの
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

5.0

自分には命を掛けてでも直接伝えたい言葉があるのだろうか。またその逆はあるのだろうか。
ラインやメールなら数秒で言える言葉。しかし長い道程を経て漸く主人公と親友が邂逅した時には、もはや二人には一番必要な
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ともしび(2017年製作の映画)

4.2

夫の不在による環境の変化。
自分は変わらないはずだが、人生の先は長くないと孤独に死んだ鯨に気づかされ、実は大きな支えがなくなってしまっていたことに愕然とする。

靴ひも(2018年製作の映画)

5.0

自分の足のマッサージも出来ない。
靴紐すら結べない。
愛情表現も出来ない。
愛を受け入れることも。
しかし最後に父親を失い本当に独りになった時、初めて靴紐を結ぶことが出来る。
手を取り合い歩く後ろ姿に
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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

4.0

転居を頑なに拒否しただ老いていく孤独な男。その男の気持ちを動かし進むべき道を教えてくれたのは、血の繋がった息子や近所の友人などではなく、ひとりの不良少女だった。
孤独に必要なのは、言葉やお金ではなく寄
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遠雷(1981年製作の映画)

5.0

農業から逃げた父親に代わってトマト栽培の跡を継ぐ青年。身体は大人だが川でザリガニを釣るくらい未成熟だ。タイプの違う二人の女や気のおけない友人との狭間で、気付かない内に少しずつ変化していくものを、必死に>>続きを読む

希望の灯り(2018年製作の映画)

4.0

廃棄物でクリスマスだったり、家庭でDVがあっても職場で待っている人がいたり、無用だと言われた人間が必要な人材になったり。自分の殻を破り周りが見えてきた時初めて、孤独から希望の灯りに気づくのだろう。
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スローなブギにしてくれ(1981年製作の映画)

5.0

拾ったけど今度は野良猫はいなかったよ。

全て背負ってしまう男には、何故か居場所のない孤独な男女が絡んくるが、いつしか本来あるべき場所を見いだして去っていく。
揺れ動く人の心と身体を見事に映像化してい
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街のあかり(2006年製作の映画)

5.0

最後まで女の為に怒りを閉じ込めていた。衝動的な復讐はあっけなく失敗するが、代わりに大切なものを文字通り手に入れる。
人生とは、生きるとは、愛とは何なのか。
薄っぺらな最近の娯楽に飽きていたので、非常に
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