Tetsuyaさんの映画レビュー・感想・評価

Tetsuya

Tetsuya

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

「簡単な答えは出ない、ただ問いかけたかった」
クリストファー・ノーラン監督初の伝記映画。

ノーラン監督の作品と他の映画作品との決定的違いは、後者が映画を観終わることにより、その映画がもたらす感動が完
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こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

3.5

永野芽郁ちゃん、細っ😳
それはいいとして、バキバキの韓国アクション映画の後に見たせいか、抑揚の少ない割と平坦な作りが少し退屈でした。
吉永小百合さんの母役の作品であれば、二宮和也さんとの「母と暮らせば
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ハント(2022年製作の映画)

3.8

韓国大統領暗殺計画と北朝鮮のスパイ「トンニム」を巡って、イ・ジョンジェさんとチョン・ウソンさん、違う立場の二人が生み出す情報戦の緊張感が凄かった。
そして韓国映画らしいアクションシーンがこれまた物凄い
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極限境界線 救出までの18日間(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

2007年に実際にあった、アフガニスタンでのタリバンによる韓国人23人の拉致事件を元にしたフィクション作品。

先日観た「コンフィデンシャル」のヒョン・ビンさんが現地工作員、韓国映画お馴染みファン・ジ
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アナログ(2023年製作の映画)

3.8

昔は携帯電話なんて無くて、デートの約束で待ち合わせの時間に相手が遅れてもひたすら待ってたなぁ。。
でもその待つ時間が相手を想う時間となって、それはそれで幸せで楽しかった。
そんな記憶が蘇りました。
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春に散る(2023年製作の映画)

3.9

邦画でこんなに完成度の高いボクシング映画ってあったっけ?(僕が知らんだけか? )

ラストの横浜さんと窪田さんの世界タイトル戦は魂揺さぶられました。
プロライセンスを取るほどまでに自分のスキルを高めて
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パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

Mighty:マイティ
[名・形動]強大であること。 偉大であること。
スラングで「素晴らしい」などの意味。

一作目のメインがチェイスで、この第二作目は僕の大好きなスカイが主人公🛫💫
クライマックス
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.8

なかなかコメントが出てこない。

この監督さんの絵作りのセンスは大好き。
終始自然光で撮った映像がめちゃめちゃきれいなんだけど、映像が美しいだけに内容の切なさが倍増する。

レミとレオ。
2人の少年の
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コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

3.9

confidential /
〔情報が〕秘密の、極秘の、部外秘の、国家機密 の

一作目未鑑賞。
コメディのセンスも良いし、結構面白かった。
韓国、北朝鮮、アメリカの3人の刑事のデコボコさが良いし、
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

3.2

2部作に分ける必要があったのだろうか?
というのが見終わってのまず思った率直な感想。

そしてこの「決戦」はその名の通りずっと乱闘シーンなので、ちょっと疲れた(笑

確かに、それぞれの登場人物はイケメ
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

3.4

前の1作目を見直して3作品ぶっ通しで観ました。
このpart2前半は90分と割と短め。
え?ここで終わりなの?っと感じました。

感想はまとめて「決戦」の方に書かせていただきます😃

Shohei Ohtani - Beyond the Dream(2023年製作の映画)

4.0

世の中には神様に愛された人というのが本当にいるもので、L.A.ドジャースの大谷翔平選手も間違いなくその1人。

劇中、元北海道日本ハムファイターズ監督・ 2023 WBC日本代表監督の栗山秀樹さんの言
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.5

さて2作目。
今度は副題がついてThe Trench / 溝、海溝。
劇中では後者で和訳がついてました。

しかしこれはもうサメのパニック映画というよりも一大海洋スペクタクル映画ですな。
これでもかと
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

1作目と2作目を一気観。

全長25メートルの巨大サメなんて、んなバカなって感じでなかなか手が伸びなかった本作。
2作目が出ていたのと、フォローさせていただいてる方々が結構観てらっしゃったので私も観て
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聖なる復讐者(2022年製作の映画)

3.6

発達障害を持つ双子の弟を殺された兄の復讐劇。
130分のほとんどが、少年院での陰湿でダークな展開で少し観るのに体力が必要でした。

この手の韓国映画は、ラストがどれもなかなかに衝撃的。
お前かよ。。っ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.7

この観てる時間のワクワクドキドキ感や、観終わったあとの満足度。
間違いなく今年トップレベル✨

全く重力負荷を感じないゲームのドライビングシュミレータートッププレイヤーが、宇宙飛行士のロケットを発射す
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.0

ゴジラ-1.0の海神作戦で指揮を取った雪風艦長役の田中美央さんが神戸から来たヤクザ役で出演されてて、観れてよかった✨

音声が聞き取り辛いのは僕だけ?って思ったら、見た人のレビューで結構同意見があった
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.5

筋書きのないドラマ。それが「スポーツ」。
超一流選手たちの活躍は勿論、ベンチ裏のこの時この選手はこういう状態だったのか。。という再発見が沢山ある映像でした。

そして本作を観る人もJAPANチームの1
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

4.3

我が家は加湿器を一切使いません。
かかりつけのお医者さんに、加湿器をもし使う場合は、3日に1度は必ず中を洗浄することと言われ、無理なんで使うのやめました。
そのかわり、毎日就寝前に1日の家族全員分のお
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

4.3

原題Confession / 告白

最小限の登場人物で、2つの事件の真相追求を核に展開する密度の濃い韓国サスペンス映画。
こういうの大好きです。

時間が経過するごとに、真相が明らかになって行き、そ
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アジョシ(2010年製作の映画)

3.9

ウォンビンさんちゃんと観たの初めてなような気がする。
すっげぇイケメン😳
髪切る前の感じなんてゾクっとします。
スタイルも抜群だしこんな人間に生まれたら人生楽しいだろうなぁ✨(笑

元特殊部隊のソルジ
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ソウォン 願い(2013年製作の映画)

4.0

幸せに生きていく。
それが最大の復讐。

暴行を受けたソウォンちゃんのメイクがとんでもなくリアル。
と言うかソウォン役のイ・レちゃん。
本当に素晴らしい子役さん✨
何か観る側を引っ張り込む引力が途轍も
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チ・ン・ピ・ラ(1984年製作の映画)

4.0

日本のロックバンドで一番好きなのが、福岡ユタカさんがヴォーカルだったこの作品の主題歌「Private Story」のPINK。
全部レコード持ってて今聴いても全然古さを感じない。

師走の慌ただしい中
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湯道(2023年製作の映画)

3.5

もっとゲラゲラ笑えるコメディ系作品かなと思っていたら、意外とシリアスな作りでした。
脚本小山薫堂さんってことを鑑賞後知ったのが失敗。
そこ知ってたら観るスタンス違ってたなぁ。
予備知識なさ過ぎもいかん
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

3.8

敵のラスボスと味方エージェントのタイガーが、ビジュアルが似てて一瞬、ん?ってなった。

146分間で考え得るあらゆるアクションシーンを詰め込んだようなアクション映画。
ハリウッドとはまた違った撮影アイ
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.8

ひとつの怒りでひとつ老い、
ひとつの笑顔でひとつ若返る。

92歳になり施設に移るためタクシーを手配したマドレーヌおばあちゃんと、そのタクシー運転手シャルルとの心の交流を描いた映画。

何となく最後は
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.6

国境や言語や人種を超えてみんなで盛り上がれるものって世の中にあんまり無いと思っていて、音楽はその数少ないものの一つ。

平均評価が高かったので見てみましたが、個人的には今一歩かな。
「セッション」くら
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THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

3.7

主演のチェ・ジェフンさんがとにかくカッコよーな作品✨
まぁちょっと無双過ぎな気もするけど。

「96時間」の一作目の設定と「ジョン・ウイック」のガンアクション、そしてエンドロールはジャッキーチェンさん
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.9

トム・クルーズさんの作品って毎回思うのだけど、本当に絵作りに妥協がない。
トップガンの時もそうだったけれど、どう撮ったら観客が沸くかを考え抜いて作られていると思う。
究極のユーザー目線映画。
終盤の列
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.5

「アニメーションは言葉の壁を超える」

メイキング映像でのアジア系アメリカ人ピーター・ソーン監督の、ご自分が幼少期アニメを観て感動したポイントを話してる中でおっしゃってるこの言葉が印象的でした。

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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

3.7

「最後に残るのは家族なのよ」

朝鮮半島南北融和への限りない願いが込められている作品だと捉えました。

そして家族愛。
ラストは一筋の光明はあるもののやっぱり切ない。
前半が結構コメディタッチで描いて
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.8

三島由紀夫さんってもっとエッジの尖ったピーキーなイメージを持っていたのだけれど、このドキュメンタリー映像を観て全く変わった。
穏やかで人の話を真っ向から受け止め、真摯に言葉を選びながら会話を繋ぐ。
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.5

「目を閉じてもー赤い色が見える」

2016年までの4年、内戦が激化するシリアの都市アレッポで、監督ワアド・アル=カティーブさんが、生きた証にと自分の家族や出産を通して撮影し続けたシリア内戦の記録映画
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.0

今週は、ゴジラ3本立て。
水曜日に観た「ゴジラ-1.0」ラストシーンの謎を確信に変えるために、「シン・ゴジラ」を再観。

そして観てなかった本作。
想像していた10倍位映像がすごかった。
コングの毛の
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

ゴジラ映画コンプしている訳ではありませんが、伊福部 昭さんのゴジラテーマの旋律が、こんなにもカッコよく、重く聞こえたゴジラ作品は初。
T-REX劇場で観たせいか?
もうラスト20分は鳥肌立ちっぱなしで
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.7

宮沢賢治と父政次郎。
二人の絆を軸とした宮沢家の家族愛を描いた作品。

前半は結構コメディタッチで声出して笑ってましたが、妹宮沢トシ(森七菜さん)を悲運が襲うあたりから徐々にシリアスに。

役所広司さ
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