Tigさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明(1991年製作の映画)

3.5

ありきたりな感想ですが…ジェット・リーのアクションがすごい。
英米はじめ様々な国が中国に入ってきた動乱時代に活躍した実在の人物、黄飛鴻が主人公。ロザムンド・クワン演じるイーとの掛け合いがウブで可愛いで
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グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

3.8

2年暗い前に観たけどあげるの忘れてました…ドランのドキュメンタリー。彼がそれぞれの作品で劇中意図していた事や映像へのこだわりが詳細に語られ印象に残っています。なんとなく彼の映画にとっつきにくさを感じる>>続きを読む

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

4.2

自分にとって回を重ねる毎に魅力が増していく稀有な映画。今回の奥さんとのくだりはグッときました。アクションはもちろん流麗で素晴らしいですが、詠春拳、葉問の精神性に惹きつけられます。
タイソンがでてきたの
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

4.1

前回序章を観たのが2016年…
そこから随分経ちましたが続編をようやく鑑賞。ブルース・リー二作連続で観たからか師にあたる葉問の存在を急に思いだしまして。結果めっちゃ面白い。なんだこれ。
死亡遊戯のアチ
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ブルース・リー/死亡遊戯(1978年製作の映画)

3.4

あーやってしまった…この前ブルース・リー作品初めて観たばかりなのに、次に遺作を観てしまうというやらかし…
死亡遊戯ってめちゃくちゃ名作、ブルース・リーのクラシックみたいなイメージがあったんですが、全
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ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

3.8

初ブルース・リー。いやめっちゃ面白かった(笑)当時の時代背景とか脚本のクオリティ、技術の問題とか色々あるんだろうと思うんですが、かなり大味な映画で。いちいち笑わせてくれるツッコミどころ満載な部分と格闘>>続きを読む

ベルリンファイル(2013年製作の映画)

3.9

完全にハ・ジョンウにもっていかれてしまった。カッコいいです。格闘シーンに魅せられました。
妻役のチョン・ジヒョンも役柄の悲壮感が相まって美しさが際だっていました。

中盤の駅周辺で追って追われての展開
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ラスト・ターゲット(2010年製作の映画)

2.9

ジョージ・クルーニーの所作を堪能する映画という印象です。割と生々しくて雰囲気もあるけど背景を深く掘る訳ではないのでなんとなく「なんでこうなった?」的なもどかしさが残りました。

ギャングバスターズ(2012年製作の映画)

3.9

全くノーマークだったけどAmazonで評価高かったので鑑賞。他のレビュアーさんも記載されていますが完璧なB級感とロバート・ロドリゲス風味。冒頭から割と傍若無人な三兄弟が主役なのですが、ただの撃ち合いに>>続きを読む

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.0

知略による攻防を期待していたので若干拍子抜け。終盤急カーブする話かと思いきやストレートに走りきられてしまった印象です。キャストや雰囲気、設定は好きです。
一方で人間の死については意外に本作を観て考えさ
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THE ICEMAN 氷の処刑人(2012年製作の映画)

3.5

実話を基にした冷酷な殺し屋と家庭的な父親の二面性を持つ男の話。
100人以上(正確な数はわからないそうで。それ以上とも)を手にかけた男の生き様、そのパーソナリティに迫る試みが興味深く鑑賞。
職人気質な
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暗黒街(2015年製作の映画)

4.3

ステファノ・ソッリマの描くイタリアの徹底した腐敗模様が今まで観てきたノワールの「お約束」を凌駕する(主に下品さ)出来で新鮮でした。ベルルスコーニ退陣までの一週間という時間軸で繰り広げられる人間の一番粗>>続きを読む

バレッツ(2010年製作の映画)

2.9

雰囲気は良いです。フレンチノワールが好きな方なら心地良さを感じるであろう哀愁感漂う画。しかし…いかんせん脚本に納得がいかない映画。家族が一番大事なのにタラタラしすぎじゃあないのかと…
まあそれを言っち
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ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

4.0

マーク・ウォールバーグ主演。退役したスナイパーが陰謀に巻き込まれて追われていく中で事態の打開を図っていく。
amazonプライムでずーっとスルーしてたんですが…アントワン・フークア監督だと知って慌てて
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マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.7

なかなか見応えある映画でした。ダコタ・ファニングがまだ子どもですから結局前の映画なんですね。故トニー・スコットによる誘拐ものアクションスリラー。
デンゼル・ワシントンは殺しの作法みたいなものを持ったエ
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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

4.0

フーバー亡き後のFBIで起こった混乱についてフェルトの視点から描かれる本作。
暗くて冷たいタッチがツボで僕は好きでした。ウォーターゲート事件の暴露や反対に隠蔽する為に暗躍した男達の駆け引きの応酬が静的
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ありふれた悪事(2017年製作の映画)

3.7

権力が人間の弱みにつけ込む卑劣さと、善良な人間が闇に堕ちていく悲哀をこれでもかという冷徹さで繰り出していく本作。
ソン・ヒョンジュは悪のクロニクルでもそうでしたが、苦悩する刑事っていうのがハマりすぎて
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ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

3.3

ジェラルド・バトラーの男臭さが全開の作品。ヒートを思い起こすというレビュー多めの本作、確かに。壮絶な撃ち合いが見どころだと思います。個人的にはザ・タウンぽいなあと思いましたが。
家庭の話が出てくるのは
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2ガンズ(2013年製作の映画)

3.6

デンゼル・ワシントン✖️マーク・ウォールバーグ。直近でみたブラッククランズマンもバディ&アンダーカバーの設定だったからかAmazonプライムでオススメに出てきた本作。こちらは良くも悪くもザハリウッドっ>>続きを読む

完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

3.9

チェスのルールを全く知らずにチャレンジしたのですが面白かったです。チェスで行われるアメリカとロシアの代理戦争。
その当事者ボビー・フィッシャーの半生を描いた作品。
思考に思考を重ねて突き進んでいくボビ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.2

スパイク・リー作品、久しぶりに観ました。人種差別問題をアンダーカバーもので時にコメディタッチに痛快な形でみせてくれる映画かと思いきや、そうはいかないスパイク・リー。ガツンと頭を殴られるようなメッセージ>>続きを読む

KROOS(2019年製作の映画)

3.6

クロースは劇中でも称されていたようにアイスマンみたいなイメージだったけど、これを観てイメージが変わりました。色々な人がクロースを語るインタビューが興味深かったけど、ヘーネスが出てきたのはちょっとビック>>続きを読む

青い塩(2011年製作の映画)

3.2

ソン・ガンホを求めて鑑賞。正直求めていた内容とはちょっと違ったのですがたまにはこういうホッコリする韓国映画もいいですね。終盤もう少し白黒つけて欲しい部分はありましたが。ノワールだと思って気合い入れて観>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.2

大人と子どもを行ったりきたりする事以外全く話の筋が思い出せず久しぶりに鑑賞。
相変わらず府に落ちない点はあれど、監督自体がシュールレアリズムを好んでいたと聞きある種納得。整合性のとれない中でも観ている
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.3

フィンランドにある日本の食堂の日常。それが何故こんなに沁みるのか…ありきたりな感想ですが、毎日忙しく仕事に追われている人は落ち着ける映画だと思います。
仕事から帰ってコーヒー飲みながら見たら最高の作品
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

4.3

最近韓国映画を観る機会が多いのですが
その中でも本作が一番お気に入り。社会派サスペンスかと思いきや、結構なアクションシーンも盛り込まれておりいい意味でお腹いっぱいになりました。個人的にはアジョシ超えと
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ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.7

自分の予想をもう一回り超えてくる展開に満足でした。素直にえー!ってなるヤツです。ダニエル・クレイグも主演としての存在感よりも脇を固める女優陣、特にナオミ・ワッツの美しさが際立っていました。
話の内容も
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

3.6

安定の面白さ。パク・ソジュンもいいけど主演のソン・ヒョンジュの渋さと葛藤に満ちた表情に引き込まれる。
悲哀に満ちたサスペンスだけど、現場の刑事通しのやりとりはハートウォーミングで…悲しい気持ちになりま
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.6

祈りの幕が〜が面白かったのでこちらも。
日本橋が舞台というのは個人的に気分が上がります&知らなかった雑学を教示してもらえる点はとても好きです。
序盤溝端淳平の渡る世間〜におけるえなりかずきみたいな台詞
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.9

原作シリーズ全く未見の状態で鑑賞。
そこそこ尺はあるけど引き込まれて時間の長さを感じさせない映画でした。
エンタメ作品として明瞭に起承転結が描かれておりシリーズについて何も知らなくても楽しめました。
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ロックアウト 20年目の真実(2016年製作の映画)

3.0

クライマックスがなんとなく察する事が出来てしまうのが惜しいなと。怒りの問題を抱えている男の話。2回観るのもありかと。自分も気をつけようと思いました。

クリミナル 2人の記憶を持つ男(2015年製作の映画)

3.7

ゲイリー・オールドマンが出ているので目には留まったけど、凶悪な男に死んだCIAエージェントの記憶を移管するというプロットと主演ケビン・コスナーの醸し出す雰囲気から、まあいいか…とスルーしていた作品。ア>>続きを読む

ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.9

爽快っ!
後味悪い(いい意味で)韓国映画も好きだけどこういうのもいいですね。
警察大に通う二人のバディもの。
パク・ソジュンとカン・ハヌルいいコンビでした。シリーズ化もアリかなと思います。

おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

3.9

シンプルに素敵な恋愛映画です。
素敵やんていう言葉がしっくりくる。
誰しもコンプレックスはあるものだけれど主人公の振る舞いがイケてて男性目線ですが勉強になりました笑
結構すき。

タイム・トゥ・ラン(2015年製作の映画)

3.5

冷静に考えるとおかしな話ではあるんですが、カジノ、強盗、カージャックと自分が欲していたエッセンスがギュッと詰まっていたので楽しめました。
デニーロ目当てで観たけど、地味に好きだったジーナ・カラーノが出
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.1

テイラー・シェリダンの監督、脚本という事で期待とある程度の覚悟を持って観ましたが、なかなか堪える映画でした。先住民保留地というアメリカの警察が法的、物理的に機能しえない場所を舞台に起こる事件を追う中で>>続きを読む