kojikojiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.7

No.1526
2023.12.24視聴

明けましておめでとうございます。
 Filmarksを再開します。よろしくお願いします🙇

 新しい年、最初の映画は、これからの自分にとって何より大事なもの
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

4.0

クリスマス・イブに一夜限りの再会

 見事としか言いようのない作品。映画でないと描けない真実。思い。気持ち。あるいは願い。
伝われ!と祈る。
この作品こそ、クリスマスの夜、貴方に観てほしい。

 もし
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マディのおしごと 恋の手ほどき始めます(2023年製作の映画)

3.5

ジェニファー・ローレンスのラブコメ。
映画は極めて軽いタッチ。ジェニファーがなりふり構わずおばさん役を演じている。
それなりに、楽しめた。

金銭的に苦しいUberドライバーのマディ(ジェニファー)は
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毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

3.6

その名が「マゾヒズム」の語源にもなったことで知られる小説家レオポルド・フォン・ザッヘル=マゾッホの自伝的小説「毛皮を着たヴィーナス」をもとにした戯曲をロマン・ポランスキー監督が映画化したものだ。

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哀しみのトリスターナ(1970年製作の映画)

3.7

「昼顔」のルイス・ブニュエル監督とカトリーヌ・ドヌーブが再びタッグを組んだ作品。
ドヌーブの少女から憎しみに満ちた哀しい女性へ変貌してしていく姿が印象的だ。

16歳で親を失ったトリスターナ(カトリー
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.8

今泉監督作品はどの作品も大好きです。

登場人物はほとんど不倫に関係していて、感情移入は全くできない。しかし、各プロットの長々と話す会話が、すごく自然で、退屈しない。言ってることに頷けないのに面白い。
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おとなのけんか(2011年製作の映画)

3.9

この映画はヤスミナ・レザによる戯曲『大人は、かく戦えり』(原題:Le Dieu du carnage、英題:God of Carnage)に基づき、レザ自身とロマン・ポランスキーが脚本を書いたものをポ>>続きを読む

ハート泥棒を捕まえろ!(2013年製作の映画)

3.6

エリート警官と女泥棒が繰り広げるロマンティックラブコメ。時にこんなラブコメ観たくなる。そんな時にピッタリの映画だ。

若手敏腕プロファイラーのホテ(チュウォン)は連続殺人事件の容疑者をひき逃げした犯人
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

4.0

無実の罪で射殺された親友のために、女子高生が人種差別に立ち上がる青春映画です。

白人社会と共存していく方法を幼い頃から教え込まれてきた黒人の女子高生スター(アマンドラ・ステンバーグ)。白人ばかりの学
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.3

人の一生について考えさせられはする。皆さんの評価もかなり高い。しかし、私は映画そのものは面白いとは思はなかった。
老人の状態で生まれ、年を取るごとに若返る人生を与えられた男の一生を描いた話だ。デビット
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君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)

3.9

マンガが原作の映画は、そのまま脚本にするとどんなに微妙な心のひだを描いている傑作な作品でも、やっぱりどこか平面的で、線がはっきりし過ぎて、違うなあと思ってしまう。その分、わかりやすくはあるのだが。
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バタフライ・エフェクト3/最後の選択(2009年製作の映画)

3.4

凡作です。

バフライ効果をテーマにした映画第3作は、極端にグロさだけが目立って、つまらない。
このシリーズ、だんだんレベルが落ちていく。

火事で妹を失ったサム(クリス・カーマック)は過去に戻って、
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バタフライ・エフェクト2(2006年製作の映画)

3.6

私がFilmarksを始めた時、最初にフォロワーになっていただいたのは、Yukikoさんという方だった。Yukikoさんは毎日一本のレビューをアップされていたが、すごく丁寧なレビューだったので、私はプ>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.7

タイムリープ映画の傑作と皆さんが言われる。レビューのベスト10を見ると、結構この作品が入っていて、評価が高いのがわかる。
お薦めいただいたフォロワーさんもおられたが、やっと観ることができた。
3作品レ
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Shohei Ohtani - Beyond the Dream(2023年製作の映画)

3.7

なんと17日に配信。2回目のMVP受賞を祝うために、ディズニーがとっておきのドキュメントを準備してくれていた。
私はディズニープラスの契約が28日で切れるので、タイミングもバッチリだった。

ドキュメ
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.9

面白いキャラクターを主人公に選んだものだ。少なくとも私はこの手の人物が主人公の映画を観たことがない。独特のキャクターだ。
これを監督、脚本のヴィンセント・ギャロが演じる。自分のことを知ってる。彼じゃな
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

3.6

悪魔払いの映画だとは知っていた。一番怖いシーンの映像も断片的に何度も観ている。テーマソングは長い間、携帯の待ち受けの曲にしていた。しかし当然初鑑賞。日本の怪談を除いたら一番怖いだろうと思っていた作品。>>続きを読む

ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.7

エヴァ・グリーンが若く美しい。初々しいと思っていたら、デビュー作だった。彼女がフルヌードを惜しげもなく披露している。性描写のシーンが激しいとされて、ほとんどの国で年齢制限されてR-15以上の指定となっ>>続きを読む

Now and Then:ザ・ラスト・ビートルズ・ソング(2023年製作の映画)

3.5

技術の進歩がなせる技。
ビートルズ四人の新曲が聴けるなんて。
この13分のショートってムービーの後に
「NOW AND THEN」の、ミュージカルビデオを同じディズニープラスで観ることができました。
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.7

 私のフォロワーさんの中には、なんで今頃メリーポピンズ なんだろうと思われた方もいたかもしれない。
実は、私はエミリー・ブラントのファンで前々からこの映画を観たいと思っていたのだが、第一作を観ずにこの
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.7

実写アニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画だそうだ。

すごく夢のある楽しい映画だった。この映画を自分にぴったり合う年代で観れた人はほんとに幸せだと思う。

遠い昔、私にディズニーの扉が開かれ
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男と女(1966年製作の映画)

4.8

午前10時の映画祭 「男と女」
約50年ぶりのデジタル化された映画との再会は、全く違った印象だった。
もちろん初めて観たのは映画館だったが、決して映像が綺麗だった印象はない。音楽が素敵、詩的でセンスが
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茶飲友達(2022年製作の映画)

3.8

ジャケ写はパッと見、おしゃれなフランス映画だが、よく見ると分かる。
「茶飲友達」、実は日本を舞台にした老人売春の映画なのだ。と言ってもこの老人売春を一つのネタにして、現代日本の超高齢社会における家族、
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ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

3.9

思考を止めた時、人は善悪の判断もできなくなり、人間でなくなる。

この言葉を言ったハンナ・アーレントはドイツ出身のアメリカの政治哲学者、思想家である。
ヤスパース、ハイデカーと交流がある。この映画の中
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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

3.8

正直、この映画、さすがデヴィッド・クローネンバーグ監督と思いました。
ストーリーは結構よくあるパターンなんですが、そんな映画とは、一味も二味も違う映画を見せてくれます。

主演のヴィゴ・モーテンセンが
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.6

toriten45さんのレビューを読んだら面白そうなんですが、どんな映画かさっぱりわかりませんでした。失礼ですが、そうコメントしたら、toriten45さんからは、優しく、「チャレンジしてみて下さい」>>続きを読む

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.6

広瀬すずちゃんの演技が少し鼻につくか、つかないか、ギリギリのところでセーフだった。
すずちゃん、これからが難しいなあと思う。

脇役陣がすごくいい。
まずは、高良健吾。
横道世之介で彼のファンになった
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召使(1963年製作の映画)

3.6

また、男同士が愛し合う作品か。
と言っても、こちらは恋愛関係ではなく支配関係だけど。

サスペンスです、人間ドラマです、少々ネタバレ気味です。注意⚠️







アフリカからロンドンに帰った貴族階
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法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.6

忘年会(もう年を忘れちゃった!)開会までに時間があり、時間を持て余していたので、丁度観れる映画はないか探して、この作品に当たった。
だから観たくて観たわけでもないし、どんな話で、誰が出ているかもよく分
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.1

リドリー・スコット監督作品「グラディエーター」は第73回アカデミー賞作品賞。
ラッセル・クロウの代表作で、当然、主演男優賞を受賞している。

約2時間半の大長編歴史物語。
五賢帝の最後の皇帝、哲人マル
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エリザベス:ゴールデン・エイジ(2007年製作の映画)

3.6

「ブーリン家の姉妹」(2008年)
「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」(2018)
「エリザベス」(1998)
そして「ゴーデンエイジ」
この4作を通して見ると、この時代のイギリス🇬🇧の歴史が自然
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.8

アルゼンチンのブエノスアイレスで仕立て屋をしている88歳のアプラハム(ミゲル・アンヘル・ソラ)は、子供達に家を譲り、悪くなった片足を切って施設に入ることになっていました。
しかし、アブラハムはその前日
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クライシス・オブ・アメリカ(2004年製作の映画)

3.6

"デンゼルのリメイク版サスペンス"
1962年フランク・シナトラ映画「影なき狙撃者」のリメイク版。評価はあまり高くない。傑作とは言わないが、私には普通に面白い作品だった。個人情報のチップを埋め込む技術
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.0

ミサホさん、チョコミントさんのおススメ。
今日は「ムーン・ライト」を観たが、どうしても「映画を観た」という気になれなくて、とっておきの作品を観ることに。思っている以上にドンパチがなく、心理戦の要素が強
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.0

あだ名と名前をとって少年期(リトル)、10代の少年期(シャロン)、成人期(ブラック)の3部構成のこの映画、年代を区切って象徴的な出来事を描いてます。 
少年期はいじめ、10代の少年期はいじめと恋愛、そ
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リトル・フィッシュ(2005年製作の映画)

3.3



母ジャネルと弟レイとシドニーに住むトレイシー(ケイト・ブランシェット)は、レンタル・ビデオ屋で働いている。
彼女は共同オーナーにならないかと話を持ちかけられており、そのための資金を必要としているが
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