那須妙子さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

恋の秋(1998年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

劇場公開されたとき、素敵〜!って騒がれたんだけど、ファッションが苦手でスルーしたのを思い出した。おばさんの恋も全然ピンと来なかった。


〜そして、時が過ぎ〜


ファッションも許容範囲となり、年齢も
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迎春花(1942年製作の映画)

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満州の風景が見たくて、見る。
素敵な街並み、美しい旗袍、洋服も本当に素敵。のんびりした雰囲気。満鉄も見れた。ロシア正教の教会も!これが数年後には『けものたちは故郷を目指す』になるのか。

すごいゆっく
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

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あ、ラフマニノフね。
アニャペラホニャペラララ、はい着きました〜。

なんかものすごく、センスがいい。
70年代のこの感じが好きなのもあるけど、面白かった。
悪いこは消す!いい子が最強!!!
世界中が
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

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余計なところがない。ピシッとまとまってる。
スッキリ酷いことしてるから、見やすかった。やっぱ暗がりの室内でやり合うの良いね。ウェスタンも室内でやり合うやつは面白いし。あたしも老人になったら、毎晩ウェス
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オルメイヤーの阿房宮(2011年製作の映画)

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アケルマン祭り、とりあえずラスト

背後からの殺人で始まり「なにこのタイミングの良さ(わるさ)…」とやな気分。こんなに居心地の悪いレクイエムも他にない。

つーか、女優に歌わせるの好きなのか?
4本中
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囚われの女(2000年製作の映画)

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アケルマン祭りも終盤。
テロルが起きた。とんでもない日に鑑賞。あってはならない。このレビュー見た選挙権ある人は、選挙行ってください。お願いいたします。

プルースト読み始める前の参考も含めて見たんだけ
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

テロルが起きた直後に観る。ストーリーと関係ないが、編集長は元総理そっくりでゾッとする。
あってはならないことが起きた。このレビュー見た選挙権のある人は、選挙に行ってください。お願いいたします。

以下
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

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ショックだった。
「本当のことを言って」がどれだけ残酷か。

腐敗している国の悪い奴はレベルが違う。一人一人がどーのこーのじゃない。
あとカメラを向ける側・向けられる側どちらにもなりうると思って暮らそ
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アンナの出会い(1978年製作の映画)

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「結局、あたしのこと気にしてる奴なんてどこにもいねーな。仕事の成果だけかよ」「(無言で相手の話を聞きながら、心の声)話がつまんねぇ!」「だーかーらー、そんな男と結婚したくないに決まってるでしょ!」って>>続きを読む

私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

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目が離せなかった。カメラはほぼ止まってるのに!なぜだ。
朝になってもくだまいて、後から来た知らない人も混じって飲んでて、酒が入ってるし眠いしで各自がしている話を聞くともなしに聞いて、残った酒をチビチビ
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

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印象的な場面を繋げていくと、あらすじになる映画だとハタと気づいた。
すごい。面白かったし、丁寧な下調べと役者が揃っててお金もかけてるからできたんだとおもう。

ソウルオリンピックがぴょこっと出てくる。
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

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これが本当の世界仰天ニュース。
最高に面白かった。国際ニュースは能動的に見ないとダメだな。ニュース足りねーんだよ。

あと、日本は憲法で権力を縛ってるからいいけど、下手するとこうなるよを見せられてるよ
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叫びとささやき(1972年製作の映画)

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映画で描いた西洋絵画とキリストの受難と突然気づいた。彼は画家になりたかったのかな。カラーなら、描くことができる!って嬉しく思った姿が浮かんだ。
アンナの看病はピエタだ。アングネスの復活はキリスト。アン
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

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映画館出たら、突然降ってきた。土砂降り。
『シャイニング』はこれの本歌取りだと思う。変な曲!ぼやーっとうつる女!ハロランさんのようにやってくる夫!取り込まれる!

緊張感がすごくて、最後まで楽しく観れ
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魔術師(1958年製作の映画)

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どーやって撮影したんだ。森の中、アル中を見つけるとこ、医者の肝試すとこ。すごいよ〜!ふ、っと顔のあたりと後ろの人に光当てるってどうやるんだろう。
話は信仰心の基本が無くて分からないところが多い気がする
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北の橋(1981年製作の映画)

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あ、あ、アトン!!!
ってこっちが言いたくなるラスト。
プルミエ・カタじゃね〜よ〜笑!!!

面白いとかストーリーがあるとか、そんなのどうでもいい。人生だってそうじゃん。倒す敵は急に出てきたドラゴン。
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メリー・ゴー・ラウンド(1981年製作の映画)

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先に言うけど、つまんないよ、これ。
比較的ストーリーあるのと、カメラワークが素敵でなんか最後まで魅せる。古い家で日差しが差し込む時に相手を見るとこんなふうに綺麗なんだよなぁ、が映像になってる。途中の音
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セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

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おいおいこれどーなるんだよ……ジュリーが一人芝居はじめるあたりから一気にスピード増す。すげー面白い。不思議なあの世?を覗いて・行って・助けて。役者のマジふざけ・アドリブなのかな、がこっちにも伝播してい>>続きを読む

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

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「お、やってる」で見初めて毎回号泣しちゃう。ウッディ〜〜!!
全世界、アミーゴってスペイン語はみんなわかるのか。とにかく、おもちゃ梁山泊だよ。

ケンが67年のコレクションなんだぁ〜〜の口割るとこ激し
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インティマシー 親密(2000年製作の映画)

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大昔見た時、なんじゃこりゃオェーってなったんだけど、デュラスの『ラマン』読んでもう一度見てみたいと思った。経験とタイミングが合ったら伝わってくるものがある気がする

インフル病みのペトロフ家(2021年製作の映画)

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良かったなんてもんじゃない、スーパー良かった‼︎ドカーーン‼︎

ロシア文学の祝祭を映像にしたんだ……という感動があとから押し寄せてくる。しかも、事件発生前の200ページ抜きに。
素晴らしいよ、速攻で
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イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

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なんか、すごい美しいものを見た。
音楽もいい。続きはないのかなぁ。
宇宙とか深海は避けて生きていきたい、と改めて思う。

ザ・スパイダースのバリ島珍道中(1968年製作の映画)

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ムッシュのこと「ひろし」って呼べるの、田辺昭知だけだよ。田辺さん、いまモテそう。大野克夫はやっぱ男前だなー。
バリ島到着後、メンバーがどんどん日焼けしていく中、ムッシュだけおしゃれ帽子を被ってるので焼
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

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少女漫画の恋が120分に凝縮されていた。子どもの頃、読んでいて息が止まりそうになった、あの高揚感。え、スラム・ダンクの面々で(それくらいきれいな青年が沢山出てくる。ベジータはほんとに出てくる)……まさ>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最初からヴァン・モリソンだし、バディ役の子が可愛いしお母さんは美人でおしゃれだし、人生はままならないし切なくて泣いちゃったよ。

前だけ向いて、振り返らず、進め。

デカローグ デジタル・リマスター版(1989年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

3と4のみ。映画館にて。
・クリスマスの話
これさ〜、この女性と同じことしてそうな子を知ってる。あの子がやりそう、てゆうかやる。年齢的にも映画の役と近いから心配になってきたよ。
上記の理由で作品として
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見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界(2019年製作の映画)

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「オンラインの予約が無いってことは、行ったら1人だけの映画館を堪能できるかも!」という、なめんなバカみたいな理由で映画館に足を運んだけど(着いたら普通にお客さんいてガッカリ)、行って良かった。
ヒルマ
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花より男子(だんご)(1995年製作の映画)

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最後trfで踊るんだよねぇ。
そこしか覚えてない。
今また見たい!!

ドリームガールズ(2006年製作の映画)

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大好きなシュープリームスを元ネタにした映画。みんな歌がうますぎてしびれる。後半、あのキラキラの裏はこうだったの…と思って泣けてくる。そうだ、日本公開された年にシュープリームス来日して六本木で見たんだ。>>続きを読む

卵の番人(1995年製作の映画)

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右方面に進むのは幸福な未来、左方面に進むのは不幸な未来を暗示しているというジンクスを知った映画。大昔に映画館で見たんだけど、全然面白くなくてノルウェーってこんな国なのか?違うよね?と思った映画。突然思>>続きを読む

わが愛の譜 滝廉太郎物語(1993年製作の映画)

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荒城の月を聴くと、この映画を思い出す。風間トオルの瀧廉太郎。

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

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面白かった。
下ネタいっぱい、夢いっぱい!!こんな未来、日本にも来てほしい。
シャーリーズ・セロンはいつでも最高。大好き。

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

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予告見て気づいたんだけど、「いつまでも若くてカッコいい!」じゃなくて、「白髪でおっさん化粧品使ってそうだけど、色気がすごい」に昔から弱いんだなと。ショーン・コネリー最高。こりゃ、サーだよ。

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

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ホロコーストものなんだけど旅行映画でもあって、電車を乗り継ぐ旅がしたくなる。コロナのせいで全く意図しないものに目が向く。爺さん良かったねとかじゃなくて、旅行いいなぁと思ってしまった。あのお父さんのセリ>>続きを読む

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

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おばさんは最初からおばさんじゃないのよ、乗り越えていくしかないのよ。
このあとPodcast「over the sun」49話を聴いて、完璧な天気悪い土曜日