マイロードさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.0

子どもの頃、毎日のように見てた。
自分好みの味になる風邪薬とか、絵の中に入って回転木馬で走るとか、夢見たなぁ。
(別にガーディアンズオブギャラクシーリミックスを見たから見たくなったわけじゃないですよ…
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.2

スーツや武器がなくてもヒーローなんだなぁ。
アイアンマン3で同じことを感じたんですよ。
そういうとこでアイアンマンとスパイダーマンは似てる。この二人の親子のような関係性は良いな。

ここまで結構な重さ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.7

【醜くても愛されるなら それは本物だ】

なになに、フェーズⅢに入ってどれもこれも一作ごとに最高更新しまくってくるのなんなん?

たくさん笑ってたくさん泣いた。
映画は人生だなぁってこれ見て思うとは思
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.5

街中での戦いで民間人に出た被害が問題になり、アベンジャーズは国連の管理下に置くという協定案が出る。
前作のアントマンで「被害が少なくて嬉しい」と思った矢先の今作。おもしろいぐらいに踊らされてるな私。
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

5.0

【砦の向こうに憧れの世界】

罪とは誰が裁くのか。
罪の重さとは誰が決めるのか。
それは法でもきっと本質は神でもなく、ましてや他人でもない。自分自身なのだと。
裁かれなかった罪は、自分の中の自分がずっ
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アントマン(2015年製作の映画)

4.0

小さくなって敵を倒す‼️え、普通逆ちゃう??特撮で育ってきた女なのでにわかには信じがたい。
⇨ノンノン。小さいの最強🐜

今までのMCU作品の中で一番被害総額が少ないんじゃないかな。そこがほっこりする
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イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

2.5

「赤ずきん腹立つわ」と生まれて初めて思う映画。赤ずきんちゃんに対して腹立たしさの概念とか普通ないねん。
そして「なぜそうなる」の連続。
一人で見るとつっこめなくて辛かった。

全員とにかく歌上手い。そ
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.2

【怪物なのは自分だけだと思ってる?】

なんも言うことねぇわ(口が悪いZo♡)

すごくすごく楽しめました。
毎度「こんなん無理やん」な展開とそれをなんとかしようとするヒーロー達のアイデアを思いつく製
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.6

正直これは順番的に見なきゃ行けないから見た、という感じだったんですが、なんのなんの!おもろ!笑

気が合うわけない5人なのに、徐々に結束が生まれていく過程が丁寧でよかった。この2人の関係にはこの人が潤
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.3

【誰も信じるな】

いろんな「あらまぁ〜〜」の連続。
ずーっとおもしろい!おもしろすぎて、頭の悪い感想しか出てまいりません。

いつもはアベンジャーズ幼稚園の先生みたいなブラックウィドウが今回は本気で
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.5

おもしろい。
岩ちゃん主演っていう時点で本気の映画らしい映画は求めてなかったですけど、期待した以上のおもしろさ。

ラストの横顔なんか、エフェクトかけたんかなってぐらいモノローグそのものであれ自力でや
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THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

3.4

ずっとトランス状態の、なんかのMV見てるようで「チワワちゃんに似てる感覚」と思ったら監督同じだった。
なのでまず落ち着きがない作品が苦手な人は無理だろうけど、チワワちゃんと違ってこれの落ち着きのなさに
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.3

【私の人生ぐーるぐる】

学生時代は仕事はただのお金を稼ぐ手段だと思っていて、仕事とプライベートかっちり分けられると思っていた。
社会人になって、仕事って人となりとか社会の中での立ち位置とか人格まで変
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劇場版 空の境界/第五章 矛盾螺旋(2008年製作の映画)

5.0

【〇〇という名の螺旋を 
    守れるならば守ろうと思っただけさ】

シリーズの中でも最高に好きな作品。
最高にして至高。

根源を求める魔術師たち、三つ巴の死闘。
と見せかけた、嫉妬と執着の物語。
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.7

言わずと知れた大名作、恥ずかしながら初鑑賞。(怖いの嫌なので真っ昼間に見ました)

まずこんなに映像が綺麗だとは思わなくて、すごいビックリした。OPの山道とか、血の濁流とか、雪の迷路とか、恐ろしいほど
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羊の木(2018年製作の映画)

3.1

『大豆田とわ子と三人の元夫』を見ていて無性に松田龍平さんと市川実日子さんの映画が見たくなりこちらを鑑賞。

序盤と夜の公園のシーンなど全体的に不気味さの演出がよかった。
ただ「これフラグなんだろうなぁ
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チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

5.0

【前髪あってもブスはブス】
【ずーーーーっと福井地獄】
【明るく、素直に、美しく】

誰かを応援したい気持ちって本当に尊い。
たくさんの「頑張れ」という気持ちを感じられる作品。

集団の長の孤独もよく
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.4

すごい面白い!面白いんだけど、あんまりドキドキハラハラワクワクしないっていうのが難しいところ。ガイリッチーで面白くないわけない、と期待しすぎたのだと思います。
スパイバディものが大好物すぎて、逆に求め
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

2.8

【生きてるなぁって感じることありますかぁ?】

ねぇよ。
普通ねぇよ。

メインキャラに説明させすぎるの嫌だし、モブにセリフで状況説明させすぎるのもっと嫌い。そういうのがいっぱいあって、設定が嫌いじゃ
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.0

【死ぬ死ぬ詐欺師の一生】

作品名で呼ばれる愛人にちょっとロマンを感じる。この映画は「人間失格の人」の映画だからこのタイトルなんだろうね


蜷川作品、今作も安定して何を言いたいのかはわからなかった。
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

【君の側で眠らせて】

TV版を見たのは心理学をかじっていた大学時代。リアルタイムではないし、終わり方で物議を呼んでいることも知っていた。
でも碇シンジという少年のアイデンティティ確立の物語であるなら
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.8

【この子は私の子だよ】

相手に「この人は自分がいなきゃ」と思わせる人間っているんだよなぁ。大嫌い。

子を所有物と思っている母という存在への憎しみ、凄まじい嫌悪がいつまでも自分の中にあることをこの作
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.6

【Mr.じゃない。Dr.だ】

これは3Dで観たかったなぁ!
建物をねじ曲げて折り返してギザギザにして…てインセプションぽいけど、そんなこと考える間がもったいないほど迫力満点。
続編公開の前に、このご
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.1

【ゆれる橋 ゆらぐ心】

この作品の吸引力は凄まじい。
見事に吊り橋のような感覚を味わえる作品。


人見知りな親戚の子どもも懐いちゃう兄さん
クレーマーも落ち着かせちゃう兄さん
気配り上手な兄さん
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

キャラが立ってますよ名探偵。探偵モノはこうでなくっちゃ!

オリエント急行見てたら、序盤で古畑任三郎に切り替わる。そんな感じでワクワクしました。
でも任三郎がスッキリ解決してエンドロールじゃないのがこ
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ムーラン(2020年製作の映画)

2.9

これは…ディズニーアニメの方とは切り離して別物として見た方がいいですね。でも「ディズニーの実写化」という要素抜いたら余計に見どころが薄い。ファンタジーに振り切ってるわけでもなく、特段レッドクリフ的な映>>続きを読む

記憶の夜(2017年製作の映画)

3.8

序盤 どゆこと?の連続。
終盤 怒涛の見事な伏線回収。

伏線は回収されてもされてもまだ疑問や違和感が残っていて、最後まで前のめりで見てしまった。
できるだけ前情報はなしが良いです。
ネトフリの韓国映
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ザ・コール(2020年製作の映画)

4.2

ひぃぃぃの連続。最悪に最悪を上塗りするSFサイコサスペンススリラー。ジャンル迷子ですけどわかりやすく、とても上手く仕上がっています。
それもこれも演出力と役者さんの演技力の凄さによるものかと思います。
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.3

小学生にどんな重いもん背負わしとんだ
って思うのは甘いのかな。
クライマックス一気にドバドバ涙が…嗚咽まで出たのは久しぶりでした。

タイトル詐欺め…いや、間違ってないけど!けど!!普通これほのぼの湯
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.0

本題に入るまでが長いわ!
前半を端折るのは物語の特性上難しい気もする。それにしたってもっとおもしろくできたんじゃないか?つまらなさすぎて2回休憩挟みました。

後半のアクションは激しく、見応えあり…か
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.8

【心を燃やせ】

「割と普通のジャンプ作品なのに、なんでいきなりこんな爆発的ヒットしたんだろ」とずっと疑問でした。
理由として「鬼側にもドラマが…」とかよく言われてましたけどイマドキ敵対勢力に同情の余
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.0

メリル・ストリープっていい歳のとり方してるなぁ。
ニコール・キッドマンは魔女レベルで歳とらないなぁ。

あまりにも少数派に厳しい世界。全てが多数派なんて人いない。みんな自分の中の些細な少数派意見を殺し
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.8

余韻◎パリに行きたいよー
考えれば考えるほど良い映画。

最後の方のギルからアドリアナへの言葉は響いたなぁ。
ほんとそれなんですよね…現実がクソだと思って生きてるとなんかずっとモヤモヤしてる。
「あそ
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劇場版 空の境界/第四章 伽藍の洞(2008年製作の映画)

3.5

【気付いてるんでしょう。あなたはもう一人なんだってことを】

直死の魔眼、誕生。

そして橙子さんの本領(ちょっとだけ)発揮の回。
橙子さんのよそ行き眼鏡キャラへのスイッチの仕方好きです。
というか橙
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劇場版 空の境界/第三章 痛覚残留(2007年製作の映画)

3.8

【俺の足…ネジになっちゃったぁ…(CV中村悠一)】

↑すいませんすいません。

はちゃめちゃ能力者・浅上藤乃の巻。
とにかく終盤の能登さんのお芝居が最高なことに尽きる。
3章にしてやっと式の能力がわ
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劇場版 空の境界/第二章 殺人考察(前)(2007年製作の映画)

3.9

【1995年4月 僕は彼女に出会ったんだ】

時系列での1番目。
なのにやっぱり意味深で不透明。
数々の伏線を撒く回かな。
黒桐と式の出会いの物語。

黒桐って順応性と共感力が高すぎるのよね…私が親だ
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