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エリックロメールの“四季の物語”シリーズ第三弾、“夏物語”。
主人公は煮ても焼いても食えぬ男、ガスパール。皆にいい顔しちゃうところとか、全部人のせいにしちゃうところとか、愛されないと愛せないとこ>>続きを読む
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エリックロメールの“四季の物語”シリーズ第二弾、“冬物語”。
あ~良かった。
フェリシーの「もう見えちゃったの。話し合っても無駄。」っていう言葉に激しく共感した。王子様との再会を信じながらも、正反対>>続きを読む
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情報も、物質も、精神も、全てが飽和状態になった消費社会に生きる無関心な人間、社会の権力構造に対する壮大なアンチテーゼを唱えたブラックコメディ。キューブリックの「博士の異常な愛情」の現代バージョンといっ>>続きを読む
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前に「ストップメイキングセンス」を観てトーキングヘッドとデヴィッドバーンを知ったが、あまり好きな音楽じゃなくてハマらなかった。(ヘンテコなダンスは好きだった笑)
けど本作は大好きなスパイクリーが監督>>続きを読む
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勉強することの本来の意味を忘れた大人には、「何のために勉強するのか。将来なんの役に立つのか。」という何にも染まっていない子供の本質的な問いには答えられない。
この短時間で、しかもコメディという枠組みで>>続きを読む
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ゴダールの「女と男のいる舗道」でアンナカリーナが涙していた作品。イメージフォーラムにて念願かなって鑑賞。
殉教の尊さや、ジャンヌの葛藤や絶望や信心など、フランス人でもなければキリスト教徒でもない自分>>続きを読む
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エリックロメール“四季の物語”第一作目。
“喜劇と格言劇”では、作中に必ず一人は「これ、まんま私だ。」って嫌気がさすくらい共感できる人がいたが、本作には登場しなかった。
とは言え本作も、夢物語ではな>>続きを読む
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電車が来るまでの短時間に、コート着たままステーキを作って、その間に揺れ動く恋心を描く、というセンスがいい。
他の女性を紹介して嫉妬させ、マットから動けずウジウジしてて、挙げ句の果てに「クララの方が綺>>続きを読む
正月に家族で鑑賞2
元旦から重い「ファーザー」を見てしまったので、2日はこちらを鑑賞。
久しぶりにウェスアンダーソン世界に浸れて大満足。
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カネフスキー作品を初鑑賞。
内容云々の前に、この映画は本当に素晴らしいショットの連続で、“奇跡的な映画”と言われる理由が分かった。何と言ってもワレルカ役の子の表情が本当に凄い。音楽や効果音に頼らず、>>続きを読む
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久しぶりに家族が集まったので映画鑑賞1
祖母が認知症なので我が家にとっては必見だった本作。
いや~重かった。
今起こっていることや時系列、人間関係が分からなくなり混乱する様や、幼児化していく様は本>>続きを読む
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ロベール・ブレッソン作品はいくつか観てきたが、彼自身が作品のテーマとしてよく出てくる”お金”、”人間の愚かさ”、”善悪”、”貧しさ”等にとても興味や執着があって、取りつかれていたように思えてならない。>>続きを読む
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久しぶりの衝撃作。
ポーランドの「抵抗三部作」や、ソ連の「炎628」などにも共通する、ハリウッド映画にはない静かで単調で、でも残酷な世界観。
ハイドリヒ暗殺計画が失敗してからの後半は特に、強烈に脳裏>>続きを読む
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オゾンの「婚約者の友人」を先に鑑賞。そして何気に初ルビッチ。
基本的なプロットだけでなく、この作品を象徴するようなシーンや台詞まで割と細かくオゾンは受け継いでいたということにびっくり。
多くの方が仰>>続きを読む
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面白かった!これはまさに傑作ラブコメディ。
結末は最初から分かりきっているものの、それでも二転三転するスピード感のある展開と、ジャックレモンの軽妙で愛らしい演技、そしてラスト数分の盛り上げ方で観てい>>続きを読む
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再鑑賞。
変態性を孕むが、どこか知的なサスペンスと言う感じで、オゾン節炸裂な作品。
作中の「続く…」の言葉のように、観ている側を捕らえて離さないオゾンの”プロット”に改めて感心させられた。
また、>>続きを読む
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母の勧めで鑑賞。
面白すぎた…!この脚本は殆ど完璧に近いと思った。そして、皮肉で残酷なラストに向けて、アンナに静かな絶望の連続を与えていく容赦ないオゾン節によって翻弄される感覚がたまらなく好みだった。>>続きを読む
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ヒッチコックによるブラックコメディー。
ブラックとは言えど、登場人物たちの思考回路や表情や台詞がいちいち滑稽だし可愛い。
物語の展開には特に起伏はなく劇的なことは起こらないが、この緩くていい意味で手抜>>続きを読む
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17歳のバカンスで初体験を終えたイザベルは、男性から性の対象として見られる経験をすることで、未成年でありながらも自分が大人の女性になりつつあることを感じたのだろう。
男性から求められることで、認めら>>続きを読む
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これはまだ自分には早いだろう、と敬遠していた作品を鑑賞。
ロマンが余命宣告を受けた後、家族や恋人に八つ当たりしたり、(ゲイだからこそか)子孫を残したり、祖母以外に打ち明けなかったりするのはとてもエゴ>>続きを読む
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ニーノロータのテーマ曲が大好きでずっと聴いていたが、どうしても最後すれ違うロミオとジュリエットの運命の哀しさに耐えられないので観る気が起きなかった本作。
ようやく観てみよう思えたので鑑賞。
あの曲を>>続きを読む
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いや~ラストで鳥肌が止まらない!!
最後のシーンがあることで、ジュリーとのフランスでの暮らしは全て妄想で、ジョンが金のためにサラに望む作風とは正反対の「スイミング・プール」という小説をたたきつける>>続きを読む
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モーツァルトの甲高い笑い声しか記憶に残っていないので、折角なのでディレクターズカット版を鑑賞。
才能があるが故に悲壮な人生を遂げたモーツァルトと、誰よりも彼の才能に嫉妬し、そして惚れた凡庸なサリ>>続きを読む
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ジャック・タチ初鑑賞。伯父さんシリーズを先に観るべきだったかもしれないが、どうしても本作が気になっていたので…。
タチが作り上げた近未来の街に生きる人々を画面いっぱいに映し、その一人一人に緻密な動き>>続きを読む
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これぞ”ザ・フランス映画”と言う感じの三角関係。とは言え、本作の三角関係には珍しく不健全さはなかった。
もう何よりカトリーヌが魅力的過ぎる。この時彼女は30代後半くらいだと思うが、溢れんばかりの妖艶>>続きを読む
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フランソワオゾン最新作。待ってました!!この映画を観るために上半期頑張ったと言っても過言ではないくらい期待していた作品。
”死”に、正確に言えば”死の観念”に取り憑かれた少年が、初恋をし、そして本当>>続きを読む
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ヌーヴェルヴァーグの巨匠であるトリュフォーとゴダールはそれぞれ、「華氏451」、「アルファビル」というSF 作品を撮っていたというのは大変興味深い。
本作は小説「1984」のような管理社会がテーマ>>続きを読む
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メルヴィルの遺作。
メルヴィルは、“あえて見せない、説明しない”という美学を持っていると思うが、本作はそれによって今まで以上に、表情や登場人物の関係性の読み取りに苦戦した。「サムライ」的にシモンが死ぬ>>続きを読む
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思春期の等身大を描いた「レディ・バード」が大好きなので、同じくA24の本作を鑑賞。
思い返してみれば、中学生の思春期を描いた映画って初めて観るかも。
自分が生きる世界が全てと感じてしまう閉塞感>>続きを読む
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今年の終戦の日は本作を鑑賞。
戦争のある時代に生まれ、不条理を経験した者の、「こんなひどい目にあわされる人間にはもう生まれ変わりたくない」、「生まれ変わるなら深い海の貝になりたい」という人間への絶>>続きを読む
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一度遊ばれた男に、嫉妬も自尊心もなくなるくらい夢中になるなんて理解しがたいが、そうさせるくらいピンソンという男性は魅力的だったのか、それともアデル自身に問題があったのか…。
あんなに愛されようと必死だ>>続きを読む
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イギリスに戻ってからの復活作品と言われた本作。
スリラー映画として、「サイコ」や「鳥」に劣らない完成度だったと思う。先日観た「マーニー」よりも全然楽しむことが出来た。
ラスクが女性に「lovely…>>続きを読む
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「サムライ」の作風がドツボすぎたので、メルヴィルの代表作の一つである本作を鑑賞。
本作も、青灰色の映像・物音・出演者たちの渋い佇まいだけで創り上げられた静の世界が、何とも美しく重厚で落ちつく。
長尺>>続きを読む
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何となく深掘りが足りないというか、焦点が定まっていないように感じてしまって、あまり引き込まれなかった。前半1時間くらいで何度も見るのやめようと思ってしまった。
「ソフィーの選択」の中でも、最後の「どち>>続きを読む
ひっさしぶりに観た。ドラマも映画も本当大好き!こうやって女友達と旅行に行きたい✈️またドラマ一からみようかな