mannakayunoさんの映画レビュー・感想・評価

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ダニエル(2019年製作の映画)

3.5

主演の2人が今時感ある怠そうなハンサムで良い。イマジナリー世界と思春期とメンタルヘルス崩壊が渦巻いた退廃的な青春映画で前半は出色だった。後半ホラーと言うよりファンタジー寄りになっていってしまってちょっ>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.5

マット・デイモンが怒るシーンがどの映画でも凄く好きなのだけど、この映画の中でも何度か弾けるように怒るシーンがあってとても良かった。感情が沸点に向かってグググ…っと上がっていく表情や気持ちが熱くなってい>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

ユナイテッド・シネマ豊島園

気分がいい映画かというと全く違う、これをエンターテインメントと割り切るのは難しい。

ジョーカーになり得る人が沢山いるだろうと思う時勢の恐ろしさよりも、それを自分は違うと
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

15歳頃のあの時期にしか感じられない感触、焦燥。恋はとても自分本位で「君と僕」以外なんてどうでもいいんだってなるような、世界がドラマティックで仕方なくなる瞬間がとても上手く描かれていた。とても真っ直ぐ>>続きを読む

さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

5.0

誰にだってある季節、自分が感情の水風船だったような頃。

そういう、青春の浮き沈みを真っ直ぐ切り抜きながらとても政治的なところのある映画だった。今の世界が直面してるぼんやりとした閉塞感とシニズム。
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いちごの唄(2019年製作の映画)

4.0

完成披露&‪舞台挨拶にて。

最高濃度の青春映画だった。高円寺、環七、ラーメン、銀杏BOYS…いちごのつぶつぶが弾け飛びそうなくらい青春。

主人公があまりにも純度の高い青春ビームを放つので時々むず痒
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ある公爵夫人の生涯(2008年製作の映画)

3.0

よくあるシチュエーションのベルサイユストーリーだけど、静かに流しておくには映像も音楽も綺麗で良かったかな。

思い入れを持てるほどノドラマティックさはなかった。

空母いぶき(2019年製作の映画)

4.0

原作漫画と異なる架空の敵国設定に違和感…のご意見が多いようだけどそこが今の日本の外交事情をよく表してるなあと思った。

「相手を逃げ場のない所まで追い詰めた結果」を考えられないSNS時代にあって白でも
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フェンス(2016年製作の映画)

3.0

元は舞台作品と知って解せる部分は多々あったけど、映画の映画らしさが感じられ無かった。

父親が心底で愛を深く持っていたとか、レイシストという背景の中で最善を尽くしていたとか無理やり思ってしまいそうにな
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

抱きしめたくなるような映画。想定どおりのストーリーかもしれないけれど、それでもやっぱり愛はいいなと思う。

子役の絶妙な演技の上に成り立つ映画。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

単細胞な私はとても簡単に感動して勇気を出したり、手付かずのあの夢を叶えなきゃとか思ってしまった。ショービズの大通りを想定通りの反応で歩く自分はそんなに嫌じゃないのだけど。

オトトキ(2017年製作の映画)

5.0

TIFFの試写会&舞台挨拶にて初見。彼らの素晴らしさって見えないプライベートな部分にもあるから、ありのままを見せてるって前情報にビクビクしてたけど、そこは夢を壊さない方向からのアプローチでとても良かっ>>続きを読む

ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.5

ジェイミー世代でもジョシュ世代でもない私にはとても狭間でどちらにも入り込めない不思議な気持ち。毎日が充実なんてもう無理だと言う純粋なおじさんと、見せかけでも毎日を充実させてる世渡り上手な若者と。人生で>>続きを読む

ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

5.0

とてもとても不思議な世界、暗く冷たいところに迷い込んだような気持ちになる。

映画全体の質感が湿っていて、明るさはないのだけれど子役の可愛さがあるからか希望の種を地下深くに抱えてるような暗さが良かった
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