HSMTさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

チタンは車体には使われず部品として車に組み込まれる金属であり、そのものにはなれない。決して超えられない一線を感じ愛執を抱いているように感じられる。
評等に衝撃の…という文言が飛び交うが話自体は淡々とし
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.7

人間の生活に存在する善や優しさ、愛だけではなく汚や欲望といった直視すると顔をしかめてしまいそうな部分もすべてひっくるめて文化として扱った観る雑誌映画。
印刷機の機工のように人々は監督の計算された指示通
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

4.2

2人の間には致命的な認識のズレが横たわったままで、人間ならざるものに変容してもそれだけは永遠に変えられない愛の物語。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

5.0

点と点が綺麗につながる美しさ、
やりたい事をやって観客も楽しませたい!という両方が成立させられる監督の技量と優しさが感じられる作品。

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.7

ポケットがいっぱいある服はいい、私もそう思います。

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.3

久々に観たらやっぱり面白かった!
リドリー・スコット謹製、舐めてた現地で痛い目に遭うシリーズ。

主人公の「ソマリアは僕たちに比べて後進的な社会だから、なんとかしてあげなきゃ!」というセリフ、なんと上
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

-

正直、素材は悪くないと感じました、やりたいことや描きたい話は分かるので、化ける可能性は秘めてた。菅田将暉さんの表情がウリの映画です。

オリジナルには
即死する可能性がある=緊張感が増す、
外部の描写
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.6

愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!! 愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!!退かぬ!! 媚びぬ省みぬ!! を体現するトニー・レオンと歩き方が初々しい一般通過シム・リウによるスタイリッシュ親子喧嘩…の隣で神獣と宇>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.2

一人の男性が失恋して釣りをして、社会復帰して、友人や職場の同僚や新人との繋がりを経て、家族を持ち生きている血の通った人間として描いている作品だったなーという感想です。

私、フクナガ監督が好きで、どう
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

前作は天皇崩御前年、戦後の抗争を経た暴力社会の終焉の物語、今回はその先にある拝金・ことなかれ主義が蔓延しつつある大人社会に落胆する若者達がそこでしか生きられず、使役され呪縛に苦しむ物語。

プロットは
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.6

これでもかと押し寄せるパワーオブ怪獣ラブ、久々に観たらもうこれ完璧じゃないか…と驚くほどド立派な怪獣VSロボット大戦映画。

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.8

高校の時に鑑賞し「この映画、私にはまだ早い!」とショックを受けた作品。ついに再鑑賞。様々な切り口で感想を言いたくなる名作でした、123分って嘘でしょという密度。観にいけてよかった…。

全員が何かしら
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マザー!(2017年製作の映画)

4.6

誰が何を比喩しているのかって分かると、気の毒でしょうがない。
サブカルな演劇にありそうなと設定っぽい気もしなくはないけど、とにかく主人公が来訪者に対して最初から良い感情を抱いてないし、相手サイドも彼女
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.6

いますぐUCの人達呼んできてーーーーーーーーーーーー!
と思いながら観てました。
3部作の1作目顔合わせ回です。
ガンダムのキャラって簡単に本音を言わない人達が多くて、例外なくこの作品もそうなんですけ
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荒野にて(2017年製作の映画)

4.7

誰かを嫌いになったわけじゃないけれど、周囲を見渡すと自分が酷い場所で生きていて、おそらくこのままなら未来も予想が出来て、それでも馬がいてくれるだけで自分の人生がマシに感じる瞬間があって、辛いときに言葉>>続きを読む

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

4.5

シャアが立場乱用しまくってアムロと決着をつけたい話。面白い。
シャアがカッコいい言いまわしで特に中身のない演説をぶっこいて大衆を騙し、クェスへの態度がどんどん塩になっていくのを観て「宇宙世紀の最クズ」
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ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020年製作の映画)

3.0

異国で頑張る呪怨(概念)さん、元気良かったなー、惜しいなー。

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

-

職業が主人公夫婦と同業なので、漫画家視点で書こうと思います。
復讐のため、特定の誰かへの負の感情を向けて描かれる漫画作品というのは、数多ある作品の中で存在すれど割合は圧倒的に少ないと思っています。
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.6

大惨事ソマリアブラザーズこと『ブラックホークダウン』で有能デルタ隊員だったウィリアム・フィクナーさんが指令側に回っておりまして、戦争映画ジャンルの世代交代の気配を感じました。
あまりに都合よくできすぎ
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

-

ディズニー+で観ようとしたら、タイトル画像が自然系ドキュメンタリーと見分けが付かなくて見つけるのに5分かかった、それくらい自然な仕上がり。
冒頭のタイトルインは最高潮にアガる。

プロメテウス(2012年製作の映画)

5.0

何回観ても、シャーリーズ・セロンが火炎放射器持ってくる下りで笑ってしまう。
訳のわからんもんは燃やしたらええんや!と言わんばかりの、堂々とした構え方!
あらゆる立場のトップクラスの皆さまが各自で原始的
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.2

そうですね、言わんとしたいことはわかりますよって思いながら、無味なお粥食べてる感覚になってしまった。
できればもうちょっと味付けしてもいいんじゃないか、でもこの料理は簡単にはつくれないぞ、そんな気持ち
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.8

風邪ひいた時に見る夢みたいな、目には気持ち悪いけど、脳に気持ちいい映像が任意で観られるんで、それだけで貴重な逸品。
ヒッピートレイルとかニューエイジなパートやLDSガンギマリなサイケデリック映像がたま
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ほんとにあったピザゲート事件!!!
という、陰謀論が原因となり現実に起きたあまり笑えない出来事をいじり倒した映画でした。
現実世界ではそれ信じちゃってる人たちがアメリカ国内ではシャレにならない活動を行
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.0

(U^ω^)わんわんお!
(U^ω^)わんわんお!
(U^ω^)わんわんお!