HSMTさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

3.9

入院中にネトフリで視聴したんですが
その間に感じる諸々が「わかる」と共感していました。あとデハーンさんが初日から元気に松葉杖使いこなしてて観てて元気出ました。
バイオレンス松葉杖アクション、何かの時は
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ネイルズ 悪霊病棟(2017年製作の映画)

3.5

交通事故で搬送された先の病院で悪霊に苦しむ話
「病院の夜は長い」とよく聞くんだけど
その長さが恐怖を助長して生まれたのかな…と勝手に想像していました。
姿の見えない隣人、クローゼットに潜む何か
入院し
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地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

5.0

10代の頃、ナパームでベトナムの海岸線一帯燃やし尽くすCMを目にし、おそらく産まれて始めて映画を観るために上京までした作品。

あの頃に起きた出来事も上乗せされ、これが…これもアメリカであり人間の狂気
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ゾンビの中心で、愛をさけぶ(2018年製作の映画)

3.6

そういう切り口ですかー!って話でした。
ゾンビが蔓延してしまった社会で救難を待つ夫婦が頑張る。

別の2人が来訪してギスる空気、しょーもないなって思ったけど楽しかったです。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.1

埼玉に敬意を評して3.1(サイ)たま点
春日部の扱いが非常に春日部っぽくて好き。

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.7

完成披露試写で鑑賞。
完璧を求められすぎて転んだときにどう起き上がっていいのか分からない子供、どう手を差し伸べたらいいのか分からないって家族の問題ってどこにでもあると思うんです。
身近にこういう家族が
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.7

いま観なきゃいつ観るんだ!!!と思い立って再生。
グウィネス・パルトローがなにしたっていうんだってくらい間接的に怒られていて、若干気の毒に思いました。(だめなんですけど)
いま世界はこのパニックの一歩
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

4.2

やってみたかったから、という純粋な興味で
ある夫婦の運命を弄ぶ邪悪さ。
人の道を外れるために、できうる限りの計画と思考で
準備が行われ、考えうる限り最悪かなあ…と考慮された結果の結末は観る人によっては
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

133分間に色んなことが起きて、ドキドキして、映画ってとても楽しいものだと改めて確認できて嬉しく思えた。
それだけでも充分なのにお話の内容も大満足。年末にありがとございました。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.9

観てる瞬間はスピード感があって楽しいです、特に序盤。
ただどんどんと巻きで進むお話のせいで忙しない、
でも全ての問題はSW先輩が解決してくれる。劇中のトラブルや悩みにぶち当たる度に旧作キャラが登場して
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版(2018年製作の映画)

3.8

戦車の殴り合い!景気が良くてよろしかったです!
初見がこちらだったので追加シーンはどこなのか等は全く知りません。
ロシアのみなさんの「故郷大好き」感と
T -34への愛が炸裂していました。
決して望ん
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.7

彼の存在が発覚してから何度も映像化され
物語のベースとなったシリアルキラー、テッドバンディの元婚約者からの視点の作品。

現実や事実は本人にしか分からず、彼女と彼の過ごした時間はそれぞれ違った意味があ
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.0

それでも子供たちが夢と魔法の国だと信じる場所を我々はどう受け止めていいのか。

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.6

古きを守り清貧を説きつつも
0か100かの極端な現代に飲まれる主人公
自分に何が出来るんだろう?
世界は救えないけれど、せめて…と
異教の破滅的な行動を表面だけで掬い取ろうとする。

フワーッてしてた
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

鏡の国の赤の女王が「同じ場所にとどまるためには、絶えず全力で走っていなければならない」という名言を残している。
アイリッシュマンに登場する人物は皆現状維持や地位の為、日々尽力を尽くしている
「誰のため
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

TIFFで鑑賞。
人間関係の機能不全による破滅を祝祭に変えてしまうアリ・アスター、描写も展開もこなれてきて「こういう味付けはどう?」「これもやってみたよ」と手を替え品を替えて観客の精神をゴリゴリ歪ませ
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

ワンワン!ワン!ワンワンワンワンワンワンワンワン!!!ワンワン!ワンワン!!ニャーン!ワンワンワンワンワンワンワンワンガウガウ!ワンワンワン!ワンワンワン!!ワンワン!ワンワンワン!ワン!ワォォウ!!>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

「ドン底で終わるより、一夜の王になりたい」とパンプキンは締めくくり、本作のオマージュ元であるキングオブコメディはラストを迎える。
ジョーカーであるアーサーも同様の思念を持つ男だ。

ゴッサムが現実に近
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.8

AIはねぇ、人間の望むままの姿で寄り添ってくれる存在なんだよお!
という浮ついた希望を叩き落す素晴らしい映画でした。

人工美と自然美が共存する世界で
静かに終末を迎える人類と黎明期に足を踏み入れるA
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.0

理解者は存在しない…絶望し続けていた淵で、自分を受け入れるだけでなく理解してくれる相手が現れた瞬間から、内なる自分が目を覚ましていく。
この映画では大多数からはじき出されてしまった存在に焦点を当て、そ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

映画の映画だ〜、映画ですね〜ってしんみりしました。

拗ね気味の涙もろいディカプリオが可愛かった

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

4.1

楽しかった!
最初から最後までほんとうに大丈夫…?という不安感を抱かせる演出、そこに編み込まれた姉妹の複雑な愛情。
直接的な描写は少ないものの奇怪な屋敷と人形、痛々しい傷や変わり果てた2人の姿から極限
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.9

世界はそんなに優しくはない、間一髪で誰も助けれはくれないし
難関を乗り越えて友情が強まるのだろうか。
相手は一回り以上自分よりも人生を経験し、修羅場を越えた人間であって
ティーン時代の根拠のない自信や
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サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

3.5

2つの家族の出来事。
黒い家っぽかったのと
気に入らないからとりあえず殴ってから反省する流れ
すっごくインターネットだなあ思いました。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

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みんな大好きスパイダーマンが
ついに人を疑うという事を覚えた喪失感。
アベンジャーズになるってそーゆー事なんですよね。

バケーションだ!スクールライフだ!で浮ついた内容に見えて責任の影は濃くて
ふわ
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.9

歪で不器用な部分もあるけど嫌いじゃない。
人って伝えたいたった一言がなかなか出なかったりするんだよねと思わず共感した。

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

4.6

ネトフリで配信が開始されていたので視聴

なんかね、すっごく共感しちゃうんですよ
誰かに愛されたい、無条件で大切にしてほしい
必要とされたいという自己愛。
人間はどれだけ大好きな相手にも
残酷な態度を
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