食わず嫌いで見てなかったが、見てみたら話薄っぺらすぎて驚いた。東京には帰りたくなったけど。
よくあるサスペンス系の映画の上澄みをすくったような映画にとどまってしまっているかな。
時間の描き方がとても丁寧でよかった。リアルを追求する監督のことは常に評価したいという気持ちがある。
ミュージカルって表現が過剰だから好きじゃないんだけど、気にならずに見ることができた。見終わったあとちょっと放心してしまうくらいよかったなぁ。暗い映画と音楽が美しい映画が好きなのでまさにって感じだった。
話の流れは王道だけど、チェスというどちらかと言えば静的な題材でスポーツのようなスピード感と盛り上がりを見せる演出がいろいろとあってよかった。
