TsutomuZさんの映画レビュー・感想・評価

TsutomuZ

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映画(1056)
ドラマ(0)

素浪人罷通る(1947年製作の映画)

3.8

「誰一人斬ることもない大殺陣」(京都文化博物館)

GHQによる指令によってチャンバラが撮影できなかった時代の時代劇。
検閲を通すために天一坊事件を封建制度による悲劇に書き換えている。そこに「瞼の母」
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.4

「ハリウッドスターにブスとババアとしかファックさせない監督の悪意あるメッセージだったんだ。」
「な、なんだってー!」
任天堂もビックリ!

ハイソなギャグ映画でした。
スベってるのを楽しむ映画だからア
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.5

冒頭とエンドロールの真っ黒なスクリーンはモノリスそのもの。

これは映画ではない。
思想であり体験である。
という知ったかが許される数少ない「本物」の映画

劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~(2018年製作の映画)

3.0

作画に予算を。
監督交代からして現場は関東大震災並に大変だったろうと推測する。

早見沙織と宮野真守そして櫻井孝宏ら声優陣の演技と大島ミチルの劇伴は良かった。

「冗談はよしこさん」という昭昭和40年
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夜の鼓(1958年製作の映画)

4.0

これぞ橋本忍というほどネチネチしています。

鑓の権三(1986年製作の映画)

3.5

夜の鼓
武士道残酷物語
のような。
かと言って心中のカタルシスがないのが残念。

封建時代武家社会の空気を感じさせてくれる、宮川一夫のカメラに武満徹の音楽。

日々是好日を前日に見ていたので、これほ
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.7

樹木希林の唯一無二
黒木華の変幻自在

およそ25年間四半世紀という時間を二人の女優がいかに表現したか。
女優「道」のお点前を楽しんだ。
樹木希林という本物の茶碗。
フェリーニの道を掛け軸にして。
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親密さ(2012年製作の映画)

4.2

舞台のような映画(前半)と映画のような舞台(後半)の一瞬の触れ合いが美しい。
このわかりあえない世界(戦争)で、お互い理解できるかもという希望があるからなんとか生きていける。

「寝ても覚めても」にも
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メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

3.8

映画「十年」と二本立てでみたい。香港返還とは何だったのか。

あの時代の空気を見事に撮影した。喧騒という最高の劇伴。

茄子 スーツケースの渡り鳥(2009年製作の映画)

3.6

前回が自動車ショー歌だったので、今回は渡り鳥ということで。

暗殺の森(1970年製作の映画)

3.8

皆さんのレビューを読んでようやく理解したほど、森に迷い込んだような映画だった。

悲劇を最高の技術で撮影する。
それが映画だと言わんばかりの監督の矜持。

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.3

続編の難しさ。
申し訳ないけど星5つは無理です。

撮影は凝っていたけど、ストーリー展開がいまいち。
彼女って続編のために、こうなったとしか。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.4

ラストカットがまさに西部劇だった。
ニール・ヤング ハーベスムーン 劇中に流れるし。
しっかりベタできる監督有能。

「静か」な映画のはずが思った以上に劇伴うるさ過ぎで萎えました。
ILMにCGを発注
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弁天小僧(1958年製作の映画)

3.9

演出の教科書

ラストの大立ち回り捕物は御誂次郎吉格子を彷彿させた。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.7

青い夜がエモい。
汗がエロい。
ラストカットがズルい。
これらを計算で演出する三宅唱恐るべき。

And your bird can sing
Song by The Beatles

You tel
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散り椿(2018年製作の映画)

3.5

殺陣師 岡田准一
この作風でそんな切り合いをするのは意外だった。

出演者全員しっかり仕事してる。
久しぶりに座って立つ、立って座る時代劇を観た。

同じ劇伴の使い回しとビスタサイズのカメラが残念。
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1999年の夏休み(1988年製作の映画)

3.7

少年と少女
夢と死
エロスとタナトス
日活ロマンポルノと少女漫画
などの、どちらでもない世界を描いたのはすごい。

面白い面白くないではなく、見入ってしまう映画。

鈴木清順「ツィゴイネルワイゼン 」
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PASSION(2008年製作の映画)

3.9

え? あのトラックは偶然なの?
映画の神様に愛されているのか、はたまた猫屋敷の化け猫の仕業か?

次男坊鴉(1955年製作の映画)

3.5

新人雷蔵が良い。
いかにもの連続だけど、それを支える大映の美術。

暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

4.0

構図色彩が完璧過ぎてウツラウツラ。
そして秘密が解き明かされてから
目が離せなくなった。
そして最高の結末。

パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

3.7

下町プロレス人情物語
銭湯に髪結にお好み焼きそしてスカイツリーは五重塔

棚橋弘至という肉体はどんな名優にも負けない。
「背中で語る」にこれほど説得力のある人は他にいようか?

「悪(役)の力で復活す
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

5回目
フレームインフレームアウと画面奥への移動など多彩な運動が物語を動かし、観客の感情を動かす。
そしてこの映画の主題、出合いと別れ、もののあわれを感じさせる。
でもおっこウリ坊美陽そして真月とこれ
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.7

韓国青春残酷物語

なぜ、あの彼女だけが最後に現れるのか?
もしかして、彼女はもう・・・

過去と死者が現在と生者と同時に存在する大林宣彦的世界、ノスタルジーを感じた。

エンドロールのラストも儚い。
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トップガン(1986年製作の映画)

3.6

黄昏に、青い夜のベットシーンそして行ってしまった友と帰ってこなかった父という、エロスとタナトス満載の映画をスクリーンで観るのは良い体験でした。
カッコいい音楽と音速の飛行機という組み合わせを成功させた
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