女性がトラックを追いかける有名なシーンはこういう文脈だったのか。
4kレストアをスクリーンで観れて良かった。
観客を目撃者にする。
歴史を忘れないという意志がラストの子どもたちにこめられている。>>続きを読む
監督と音楽が癌だった。
結局、芸能界残酷物語に萎んだ。
同じ狩猟を追ったドキュメンタリー「僕は猟師になった」のラストは彼が山に入るシーンで終わる。一方こちらはでっくんが山から下りて小屋に戻るシーンで>>続きを読む
銀行強盗と殺し屋を主役にできないという中国へ返還された後での香港映画を実況しているとも読める。
主人公がカメラを見る、ひいては観客を見るカットは何を意味しているのか。
冒頭の主人公が日光浴をしている姿を撮るカメラの動きと作中のインタビューのカメラの動きが一緒だった。いわゆる舐めるように撮る。こ>>続きを読む
神木さんがかわいい。
水木先生がさらにかわいい。
なんでもありなのに加藤保憲が嶋田久作ではないのが興ざめ。
戦争反対を笑いで描く。
小林信彦は本作を失敗とした。作風が左翼的すぎる。歌笑の芸はそれではない。(『おかしな男 渥美清 (新潮文庫)』 小林信彦 )
担ぎ屋とパンパンが支持していることが左翼的という>>続きを読む
前評判通り往年の映画ファンを唸らせる出来でした。こういうのでいいんですよ。
しかしゴリゴリの西部劇だなあ。
イーストウッドの『アメリカンソルジャー』と同じ批評を作品から感じた。
エンドクレジットに出>>続きを読む
処女作には全てがあると言われるとおりにこれから作られる映画の要素があふれていた。
ソン・ガンホが若い。でも動作とセリフ回しはみんなが知ってるソン・ガンホだった。
北野武映画に通じる純粋と暴力を描いてい>>続きを読む
この作品を見ればSFはコンセプトだとわかる。
タイムトラベルはフィルムノワールと近いこともわかる。
ヤヌスのように2つの映画を一つにした。作中劇だけでなく前半と後半もである。そして「ミツバチのささやき」と「エルスース」の2本がひとつになっている。映画館ではふたりひと組に座らせる。
平和になった(戦争>>続きを読む
水の映画だった
いつ雨が降り、誰と飲み物を分かち合うかという演出に三宅監督の力強さがある。
また三宅監督は敬愛するイーストウッド並にズバズバ編集で話を進める。
原作ではいない中学生2人による取材>>続きを読む
セラピーと練習が融合し記憶が現前していく。
役者がセリフを身体に入れていく過程がまるで作中で起こる事件の後で行われたグループセラピーのように見えてくる。
観客は役者の変化する表情やしぐさから現実にはい>>続きを読む
各エピソードにおける列車が登場するタイミングが良すぎる。
この映画は名シェフによるエンタメのフルコースだ。映画ってこんなに豪華で猥雑そして痛快だったと思い出させてくれる。
西部劇と騎士物語を魔合体させたのような綺譚が私の中の厨二を甦らせる。
役者がみ>>続きを読む