TsutomuZさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.5

見事な「父親殺し」
封印のための杭はユニヴァーサル怪奇映画的にも正解

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

2.9

イケない彼が、彼女と一緒にイク、セックス アルコール ドラッグ ムービー。

J・K・シモンズは勃たなくなった老後の象徴ということで。

人生のお荷物(1935年製作の映画)

3.4

これが真正の「蒲田調」かあ。

9歳の息子と58歳の父親がカツオと波平に見えた。波平は54歳
中産階級というのは、所有していた持ち家二軒を処分して娘を嫁入りさせることができる、もしくはしなくてはいけな
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

ばあちゃんがトリックスターすぎる。

アメリカン・ドリームという悪魔を追い払うためのバーニング?

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.6

弐瓶勉はもちろんのこと、塚本晋也「鉄男」と同じ破壊を感じた。
つまり「男の子ってこういうの好きでしょ」で詰まっている映画でした。

ファンタジア(1940年製作の映画)

4.0

映画館で観れた、それだけで満足。

芸術と変態の見事なシンフォニー。
雪の結晶など1942年にどうやって撮影したんだ?
ケンタウロスの女性、ケンタウレットにカバのバレリーナはすごかった。

「黒人のケ
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.5

大泉洋あてがきの原作を映画化すると ・・・というメタ構造込みで観ると面白い。角川という企業の金でこの内容も。

大泉洋演じる編集長も「犬」(ドッグイヤーの暗喩だった?)に引っ張れるということを大オチか
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夏時間(2019年製作の映画)

3.8

ドアの演出、不在を示すカット、まるで全ては夢だったかのような編集、そしてフード理論の食事シーン ああ、映画見てるなあと豊かな気持ちにさせてくれる。

小津安二郎の「二階」をしっかりと受け継いでいるのが
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.4

幻想と欺瞞の都市東京で、もがく人形たち。
橋の向こう側同士で手を振るのを連帯とは言わない。