tsuyoshiさんの映画レビュー・感想・評価

tsuyoshi

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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.1

成功から一番遠い町。この町から出るには有名になるしか方法はない。彼らには音楽がある。類稀なる才能と希望に満ち溢れた若き4人組は夢を追いかけ町を出た。小さなライブハウスやバーで歌い続ける日々を繰り返し、>>続きを読む

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.9

人生で一番輝いていたあの頃に戻りたい。
あの時、ああしていればもっと別の未来があったろう。など誰もが一度は考えたことあるこの永遠のテーマを映像化した作品。
しかしこの物語の肝は、過去にタイムスリップす
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.4

無限の可能性を秘めたチャーリーが青春をただひたすら謳歌する。窓際にひっそりと咲くだけの花だった彼が、大きな花に育っていくまでの過程と、彼の周りを囲む素敵で憎めない最高の“はみ出し者達”との出逢い、過ご>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.7

フランスの小さな島。喧騒や犯罪とはかけ離れたこの場所で、人生を謳歌するやりたい放題遊びたい放題のひとりの男の元に、赤ん坊を連れた女性が訪れる。「あなたの子供です。育ててください。」その一言を残して彼女>>続きを読む

ボディガード(1992年製作の映画)

4.3

主題歌も含め、すごくすごく有名ですが、観たことがなかったので観ました。
個人的には好きな作品でした。
命をかけて歌手のレイチェルを守るボディーガードのフランク。
雇われ主と、雇われの身で公私混同はしな
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.9

突然聞こえてきた神のお告げ。
その声を頼りに彼は、広大なトウモロコシ畑の中に野球場をつくる。
現れたのは亡くなった野球界のスーパースター達。
果たしてここは天国か。訳の分からぬまま彼は次なる声に導かれ
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運び屋(2018年製作の映画)

4.4

危険な麻薬の運び屋という仕事の中で、
本当に大切なものは何かを学び
そんな常に危険と隣合わせの生活と、徐々に芽生える家族への自責の念が彼を変えていく。
失われた時間を取り戻すことはできないが、壊れてし
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渇き。(2013年製作の映画)

3.5

ここは天国か地獄か
ディストピアか はたまたユートピアか
狂った人間しか登場しない狂った映画
これ程にも救いようのない世界で
其方の面影を探し途方に暮れる
夏の蜃気楼の様に
儚く消えてしまいそうな其方
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.6

それは音に寄ってくる。
全ての鍵を握るのは音。
沈黙を貫き続けられる者のみが生き残る世界。
そこに響き渡る新たな命の産声。
果たして一家の運命は。
生き残れ。この静寂の世界を。
音をたててしまうと襲わ
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

5.0

頑固で堅物で、おまけに人種差別主義者の老人、ウォルト。
妻に先立たれ、実の家族とも溝ができ、一人で寂しく暮らす日々。
そんな中で突然隣りに引っ越してきたアジア人一家、タオとスーとの出会いが偏見まみれの
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.4

20年前に別れた小説家の夫から届いた一冊の作品。
それは当時の彼を微塵も感じさせないほど、才能に満ち溢れたものだった。
彼女はそんな彼の小説にのめり込んでしまい、次第に彼自身を、再び強く求めるように。
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

過去の悲しみ、犯してしまった罪。
負ってしまったその傷は深く、
決して完全に癒えることなどない。
太陽が顔を出さないマンチェスターの曇天は閉ざしてしまった彼の心を表しているかのよう。
自分と葛藤し日々
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

オムニバスムービーのようで、一見関連性がないように思えるが、緻密に練られたストーリー。
時間軸もバラバラだが全てが一つに繋がっていく。
全ての登場人物が魅力的で、劇中の音楽も素晴らしい。
名作中の名作
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.3

衝撃のラスト10分間。
全てを裏切る大どんでん返し。

おい!カイザーソゼ!
やってくれたな!笑

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.8

全てが洒落てますね。
ノーランの術中にまんまとハマってしまった。
"黄昏に生きる 宵に友なし"
満点。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.6

得体の知れない何かに導かれるように、森の中をひたすら彷徨う。
出口など無く、同じ道、箇所をひたすらに。
最後まで明かされることの無い正体。
謎多きラストシーン。
何が巻き起こってるか分からないのに背筋
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.2

白人至上主義、人種差別。肌の色の違い。
そこから生まれる負の連鎖。
中盤からの展開は誰もが予想不可能。
全てが詰め込まれた圧巻の20分間。

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

4.0

オールスターみたいな豪華なメンバーも素晴らしく、どこか切ないエンディングも素晴らしいですが、やっぱり北野武の存在感と怪演が優勝でした。
「今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます。」はかなりの
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ミスト(2007年製作の映画)

3.4

謎巨大クリーチャーが登場した時のこの世の終焉感なども良いですが。
やはり一番の魅力は、救いようのないストーリーですね。
胸糞映画世界ランキング1位です。

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.9

まだ人類が宇宙で大きな一歩を踏み出す前。
誰一人として地球の外を見たことがある者がいない時代。
果たして当時、彼の目には宇宙はどのように映っていたのか。
壮大な映像美で描かれた、全てを包み込むかのよう
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.5

二人の少年の距離が徐々に縮まり永遠の友情へ。
絶え間なく降り注ぐ陽だまりの様な優しさと、
突然の夕立のように訪れる悲しさ。
ふたりの忘れられない日々と靴と25セント。
涙腺崩壊の映画です。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.9

狂気も突き抜けてしまえば、それは美しさへと変わる。
初めて鑑賞した時の分からない衝撃に襲われて全身の毛穴がキュッと縮まっていくあの変な感覚を思い出します。
バイオレンスにミスマッチした音楽。
色彩的セ
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隣の影(2017年製作の映画)

3.7

庭に立派にそびえ立った大きな木。その一本の木をめぐり対立する隣同士の老夫婦達。
少しその木が隣の敷地へとはみ出していたことと、たった一言のクレーム。それは全ての崩壊への序章に過ぎなかった。
老夫婦の良
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.9

公開当時、父に連れられて映画館へ観に行った、まだ6歳頃くらいの幼さなかった自分。
当時の記憶など全く覚えていないが、この映画だけは衝撃的で今でも鮮明に覚えている。
それから月日が達ち幾度も鑑賞したが、
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.8

壮大であまりにも美しく、そして恐ろしい大自然。
私利私欲にまみれ、汚れきった人間達。
自然と人間の共存がテーマとされ、それが壮大な映像美と神秘的なストーリーで描かれる。人間と動物。文明と自然。
対比さ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.3

卒業式前夜の最後のパーティー。
もう二度と戻ってこない学生生活。
今まで勉強ばかりだったから、ラストは思い出づくりに一花咲かせてやる。
次々に巻き起こる怒涛の展開に当たって砕け散って粉々になっても、
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.7

世界最大のテーマパーク、ディズニーワールド。
そこでは誰もが時を忘れて楽しむことができる、まさに夢の国。
そんな夢の国の喧噪のすぐ近くにある現実。鮮やかなスクリーンの色合いによって中和され、少しポップ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

電話の向こうでは果たして何が巻き起こっているのだろうか。
今にも切れそうな糸のようにピンと張り詰めた緊張感の中で繰り広げられるオペレーターと誘拐された女性の会話。
唯一の情報源は聞こえてくる声と周囲の
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.4

体に纏わり付く様な梅雨のジメジメとした蒸し暑さを感じる作品。
古い団地の廃れた独特な雰囲気も凄く良いですね。
最も身近で日常生活に不可欠な水を題材にしており、
天井に出来る雨漏りのシミ、ドス黒く濁った
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黒い家(1999年製作の映画)

3.8

お化けや怪奇現象などの想像が難しいものではなく、すぐ近くにある恐怖。いつ誰の元に訪れるか分からない現実的な恐怖。
それは狂った生身の人間の悍ましさ。
結局、生きている人間が一番怖い。
隣の部屋の住人、
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.1

人は決してひとりぼっちではない。
やるせなくなって塞ぎ込んでしまっても本当は溢れる程の愛がいたるところにあって、
心に傷を負った子供達、そして過去のトラウマを心に抱える大人達。
そんな彼らひとりひとり
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V/H/S ネクストレベル(2013年製作の映画)

3.2

頭おかしくなりそうなくらい恐ろしい映画でした。
こんな夜遅くに一人で観たことを後悔し、変な夢を見ないことを切に願い眠りにつこうと思います笑