夕暮れの代弁者さんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

夕暮れの代弁者

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蠱毒 ミートボールマシン(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

こちらは田中要次さん初主演映画。
心優しく冴えない中年男のドラマパートも結構出来が良くて、普通に面白い。

教会に連れて行かれた場面は爆笑。
トコトン打ちのめされた所でバトルロイヤル開始。
相変わらず
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MEATBALL MACHINE -ミートボールマシン-(2005年製作の映画)

3.2

高橋一生初主演映画らしい。
内気でオドオドしたキャラクターが、中々のハマり役。

ただメランコリックなメロディーが流れるシーンが頻繁に挿入されるのだが、それが無駄に長い。
キャラクターの心情を表現した
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キャンバス(2020年製作の映画)

2.0

生前モデルとして描いていた妻との死別をキッカケに筆を折った老人。

封鎖した筈のアトリエ、そこにしまっていたキャンバスの中で老人は確かに妻と出会う。
それは蓋をしていた自分の心でも有る。

雰囲気もク
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そこにいた男(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

初っ端のチンモザイクが笑う。

売れない勘違い役者が自己肯定感の低いADの女性に集る。

決して本名等素性は明かさないが、妻の落書きから全てが瓦解する。

そうなれば良いと思って描いたのか?
或いは面
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幽霊ゾンビ(2007年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

全く期待していなかったので、以外に楽しめた。
後から気付いたけど白石監督だったのね。

成程、幽霊ゾンビって幽霊VSゾンビでは無くて、ノッチさんの事なのね、新しいハイブリッド。
ノッチさんが結構演技頑
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カン・フューリー(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最高のサブカル糞映画。
癖出過ぎでてんこ盛り過ぎてヤバ過ぎる。
正に作ったヤツ天才かよ。
80年代の世界中のあらゆるカルチャーをこれでもかと詰め込んだ作品。
世の好事家に刺さりまくる事請け合い。

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それ それがやって来たら…(2018年製作の映画)

1.0

酷いタイトルといしだ壱成に惹かれて鑑賞。

期待以上に酷かった。
前半頑張ってミスリードしようとしてるんだけど、犯人いしだ壱成ってジャケットで分かってるから無理よ、それは。

う大さんてもっと演技上手
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ワニVS水泳少女。
お前はワニなんかより速い!言う事がマッチョ過ぎるぜ親父。

サム・ライミらしく物語はパニック映画なのにほぼ家の中で展開される、故に狭いスペースでの展開に緊張感が高まる。

閉じ込め
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呪い襲い殺す(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

B級感タップリな邦題の為、余り期待せずに観たからか大分面白かった。

出ている女優さんが美人ばかり。

ありがちな話だが、シッカリと緊迫感を保っていて良い。
ホラーは怖くし過ぎても、チープ過ぎてもギャ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

トリーチャーコリンズ症候群によって顔が変形し、27回も手術を受けたオギー。
その影響で「普通」の少年では無くなった彼が中等部に通い始める所から物語は始まる。

彼の容姿に好奇心を抱く者、眉をひそめ遠巻
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ハンガーフォード(2014年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ある日突然エイリアンによる間接的(蟲)な侵略が始まるという映画。

郵便局員の死体を軽く布で包んでゴミ箱に棄てて、これで安心は無いだろと笑ってしまった。
せめてバラして袋に入れて厳重に縛るくらいはしろ
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終末へのカウントダウン(2016年製作の映画)

2.0

鑑賞後に続編だと知った為、すぐさまハンガーフォードも鑑賞。

怪しい3人組は前作の主人公達だったのか!しかしジャニーンは何処に行ったの?キャスティング出来なかったのか?制汗スプレーの設定は?等、前作と
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スーパーの女(1996年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

公開当時試写会で観させて頂きましたが、25年経った今でも強烈に憶えていた作品で、改めて鑑賞。

しかし当時は小学生だったので気付きませんでしたが、出演者がかなり豪華。
特に六平直政さんの悪役ぶりは流石
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ブレイド3(2004年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の人間を殺してしまった、マズイ。
と言う展開が過去作を観ていると、今更?という感じがどうしても拭えず、強烈な違和感。

そこから人間側(FBI)にも追われると言う展開は面白かったが、アッサリ捕まっ
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

2.6

甘酸っぱい青春、恋愛に対する憧憬を詰め込んだ新海誠の変わらない作家性。

今まで生きて来て1番幸せを主人公側が言うのは理解出来るが、ゆきのにも言わせちゃう当たりは新海作品だなぁ、と。

映像美も相変わ
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

アニメーションのクオリティは流石。

実写版と立て続けに鑑賞した為か、特に中盤まではアニメならではの演出が非常に鼻につく。

それに何故小学生から中学生(?)に設定を変更してしまったのか?
小学生だか
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ブレイド2(2002年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

約17~8年ぶりに鑑賞。
ノーマン・リーダスの爆死シーンだけは憶えていた。

今回の敵は銀弾もニンニクも効かず、ヴァンパイアをも捕食するリーパーズと、続編らしくしっかりパワーアップ。
手を組むヴァンパ
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ブレイド(1998年製作の映画)

3.5

約20年ぶりに視聴。
今の時代でも鑑賞に耐えうる映画。

ヴァンパイア物なので兎に角画面が血塗れで最高。
ウェズリー・スナイプス演じるブレイドも最高にカッコイイ。

アクションはウェズリー・スナイプス
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

洋館、遺産相続、名探偵と言ったコテコテ設定のミステリーだが、しっかり今の時代でも魅せてくれる佳作。

折角探偵役にダニエル・クレイグを使っているのに探偵が余りカッコよくない。
中庭でマルタをワトソンに
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

物を捨てる・思い出を棄てる。
似ている様で違う、違う様で同じ。
そんな事を考えさせられる映画。
物を捨てても思い出は残る、しかし想いを断ち切る為に物を捨てる事も有る。

主人公のジーンは理想の環境、目
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

まず、単純に話が面白くない。
ストーリーもご都合主義で、たまたま魔女と出会ったら、たまたまおばあちゃんが魔女に遭遇した事が有り、魔女から逃れる為にホテルへ避難したらたまたまそこで魔女の会議が行われる。
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

2.8

F効果によるざらついた映像が郷愁を誘う。
小学校高学年特有の、精神的・肉体的に男性よりも女性がぐっと大人になって行く感じを上手くパッケージングした様な作品。
ちょっとませた女の子と何処までもガキな男の
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アラジン(2019年製作の映画)

4.8

私的には2019年のベストムービー。

元々アニメ版も大好きで、子供の頃から何度も観ているのですが、そのアニメ版の高いハードルを軽く超えて来た。

ウィル・スミスのジーニーも公開前は不安でしたが、観た
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

作品自体は非常に素晴らしかった。

しかしバットマンファンの自分には、「理由が無い狂気」こそがジョーカーの魅力だと思っているので(コミックにはヴィランになった理由を描いている作品も有るが、自分が見た中
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

先の展開が読めず、ずっとハラハラドキドキの連続なジェットコースタームービー。

笑わされたり、ドキドキさせられたり、イライラさせられたりと終始感情を揺さぶられました。

世界中でトレンドになっている格
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アドレナリン(2006年製作の映画)

3.5

スタイリッシュで格好良いステイサム兄貴を期待して観ましたが、良い意味で期待を裏切られました。

素晴らしきかなバカ映画。

割とシリアスな序盤から徐々にアクセル踏み込む感じが最高。
アドレナリンを出し
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ゲゲゲの鬼太郎(1985年製作の映画)

2.6

24分と短い作品なのでかなり展開が早く、サクッと終わります。

この作品の主人公は実質ねずみ男ですね。
鬼太郎の活躍は控え目な気がしました。

チンポ先生のジェット噴射だけで大満足の1本となっておりま
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彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

3.0

就職活動が上手く行かず悩む女子大生と彼女の飼っているおじいちゃん猫。

ストーリーは猫目線のナレーションメインで進んでいき、就職浪人が決まり塞ぎ込んでしまう「彼女」…
しかしそのタイミングで猫が…
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

期待し過ぎたのかも知れませんが、設定負けと言いますか、「ビートルズが突然消えてしまった世界で唯一(…と思いきやそれも違う)ビートルズの曲を覚えているミュージシャンがその曲でスターダムにのし上がるが…」>>続きを読む

生き人形マリア(2014年製作の映画)

3.6

B級フィリピン産ホラー映画。
CGや人形の造形の安っぽさ等、これぞB級といった趣き。

人形を演じる子役が、滑らかに動いたり、ガッツリ肩で息してたり、チャッ○ー人形の様な人形っぽい瞬きでは無く自然な人
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