マツさんの映画レビュー・感想・評価

マツ

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PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

翠と紅と黒で統一されたセットと衣装、構図が美しい。カメラワークも構図も見たことないものが幾つかあり、勉強になった。
ウェス・アンダーソン作品の館でアガサ・クリスティー作品のような推理が行われ、更に魅せ
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.8

犬が酷い目に遭います。注意。

けど面白かった!撮り方とか特殊で面白かった!

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジャンプスケア多めで声が出てしまった。面白かったので、死霊館シリーズを全て見てみたい。
寒色の中での蝋燭などの暖色…等々構図が見やすい。あとホラー映画は視線誘導がとても意識されているので勉強になる。

来る(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

儀式のところだけめっちゃ好き。
絶対にもっと良くなったのに、何故こうなった感がものすごい。
クズ人間たちの煮凝り定食という感じでクズ人間が多く出てくるが、怪異としてホラーとして消化し切れるほど演出にし
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2024.2.29
⚠️「ゴジラ」はもちろん、「ゲゲゲ〜」のネタバレ含みます。
個人的感想。











面白かった。ここ最近の邦画は、それぞれの年代で経験した戦中・戦後を扱う作品が多くて良
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

相変わらず面白い。アメリカ等の作品は銃を使うけれど、アジアの作品は包丁とか日常生活で見るものを使っているのが身近でより怖く感じる。

ドンソク兄貴の拳や張り手の音が重すぎて、相手が斧や包丁を持とうが大
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

友人とオンライン鑑賞会で見た。
色彩の統一感と照明による視線誘導、演出、カメラワーク…見ていて本当に飽きない。
アクションシーンを撮るのが異様に上手いな…と思っていたら、「ワイルド・スピード」や「アク
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犯罪都市(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

やっと見れた!
面白い!可愛い!コミカルなシーンもあり!ただし刺すシーン多め!注意!

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

映像も良い、衣装デザインも良い、美術も良い、音楽も良い、最初の作品タイトルのフォントと出方も良い、そしてスタッフロールの出方も良い。

なにより胎児の脳を移植されたベラが、自我が芽生え、経験と知識を蓄
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馬三家からの手紙(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

昔BSドキュメンタリーで見て衝撃を受けたドキュメンタリー映像。
最後のテロップを見て、しばらく呆然としてしまった記憶がある。
見なければいけない映像だと思う。

アメリカの家族が、中国製のハロウィンで
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フィンランドの冷たい空気感の中での温かい色彩で繰り広げられる小津安二郎のオマージュ感じさせるテンポやショットが多い。
ウクライナ侵攻以後の、社会の片隅に追いやられた二人が過ごす特別な時間を丁寧にじっく
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Renaissance: A Film by Beyoncé(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

スパンコールの服を着て、友人と見に行った。

最高でした。私自身、ビヨンセに詳しいわけではない状態で見に行ったけれど、セーフスペースを作り上げることは前提として、今まで虐げられてきたクィアカルチャー(
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

アニメーションで描く意義がある表現と、日常が徐々に全体主義に侵食され、文化が奪われていく戦争の恐ろしさを描ききってて見事だった。
今年は水木しげるや黒柳徹子、宮崎駿と「第二次世界大戦」を経験した人々が
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とても良かった。
鬼太郎の象徴的アイテムの由来や、両親がなぜあの容貌だったのかという気づきがあり面白かった。
更に一貫として、水木しげるの太平洋戦争での経験をもとに反戦のメッセージを描いているのも良か
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(2023年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

思ったより全然グロくなかった。
ギャグをやりたいのかシリアスな暴力を描きたいのかよく分からなかった。
一番テンション上がったのは、母衣の出番が多かったこと。

戦国時代の倫理観や思想感で形成される暴力
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

オンラインで友人たちと鑑賞会をした。
最高でした。
LGBTQの作品で、このような恋愛的で素敵な作品を見れたことが良かった。

個人的な話だが、自分はアロマンティックアセクシュアルを自認していて、彼ら
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