ちさんの映画レビュー・感想・評価

ち

怪物(2023年製作の映画)

5.0

もうこれを超える邦画はしばらく現れないかもしれない

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

全ての物音が官能的。

エリオの佇まいは性欲を持て余した思春期の悩ましさそのもので、無造作に、所々緩慢な、曖昧さを残した肉体が、完璧すぎなくて逆に欲望を煽る…

ティモシー・シャラメ(基本上裸)の吸い
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.4

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板垣李光人って和製ティモシー・シャラメって感じじゃない?

モモアとシャラメの絡みは愛おしかった。日本人好みのハリウッド俳優たち。

内容は数奇な親ガチャ引き当てた運命背負い系貴公子が逃げ続けるだけで
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.5

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恋愛映画で初めてこんなに泣いた。食わず嫌いしてたけど早く見ればよかった。

坂元裕二は「永遠」を描かない。どんな関係も終わりがあるものとして、それを前提として丁寧に出会いから衝突、すれ違いを描いていく
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

本当に最高!!!これ超える映画しばらく現れないかも!!!

終始画面がハイカロリーだし最初からクライマックスだし、シーンの作画がいちいち強すぎてもう笑うしかないしダンスキレキレすぎて何度でも観れる
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.6

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キングスマンの汚い言葉のお上品な罵り、スプラッタ同然のアクションとSFチックな胸躍るガジェットが大好きなので、キングスマンを切り離してスパイ映画としてみた方が良い。

世界史をある程度齧ってたので勢力
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リスペクト(2021年製作の映画)

3.8

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ちょっと長かった。後半どこがオチ?って思いながら見てた。宗教色強め。

幼少期があまりにも可哀想で…。

DV旦那に決別しfreedomを気丈に歌い上げた後、彼の荷物をまとめて1人酒に浸るアレサになぜ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

-

嗚呼フィジックス。「僕は明日、昨日の君とデートする」を見たことがあれば、少し理解に役立つかも。でも途中で誰が敵なのか、何が目的なのか本当にわからなくて、昨日見た炎のゴブレットで出てきたセドリックとニー>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.9

しっっぬほどおもしろかったです
頭疲れたーーーーっっ
人間の思考ってここまで複雑な映画を作れる構造してんだなっていう、もはや人類の脳の可能性を感じた。どんな生き方したらこんな設定思いつくんだよ。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.4

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日本製のコピー機万歳!

何回予想をひっくり返されたんだろう…
前半は全員何がしたいのかわからなくて混乱してたけど、翻訳家という匿名性を活かしたとにかく手の込んだ大掛かりなトリックで復讐を果たす。アレ
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ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

4.0

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いくつか秀逸な圧巻のラップシーンがあった。コリンの裁判の悪夢だったり、警官に銃を突きつけるシーンであったり。言葉で伝えるって大事だ。長ったらしい演説じゃなくて、魂に届く言葉。

ルビンの壺は、白黒同時
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.9

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消化してやったぞ。という気持ち。
そしてちゃんと終わらせてえらい!広げすぎた風呂敷を沢山の人を率いて畳める人間はそう多くない。

アスカが元カノポジなのちょっと納得いかなかったけどケンケンがアスカをア
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.9

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評価低いけど結構好きだったかも!
マーゴット・ロビーはハマりすぎ。

MARVELと比べてしまうとやっぱり派手さは敵わない(超能力者が少ないので)のだけど、映画としてよく纏まってた感じはする。MARV
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

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ホラーとかスリラーって要素を期待するとエッ…?となってしまうと思う。集中して見ると配色とか演出が凄くこだわって作られてて、演劇とか映画とか視覚芸術が好きな人と一緒に見たらきっといいコメントを交換できる>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.5

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コメントや記事に多くある「女版ジョーカー」ではない!!双方に伝えたいこと、作られてる意図が全く違うので同じ括りにするのはもったいない。

101匹わんちゃんのストーリーを完全に忘れておりクルエラのこと
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.0

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基本的にずっと明るいのであまり嫌な気持ちにならない。kemioのオープニングの謎(?)が解けた。笑
ザックエフロン若〜〜!!カッコいいと可愛いの割合が6:4、歌もダンスも上手くて軽率にときめく。
主人
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.4

新しい環境で毎日初めましての日々に疲れ切っていた心に沁みた映画。初対面の印象を良くしようとニコニコして、話を合わせて、うまくいかない自分となんかキラキラしてる子たちを比べて劣等感と小さな嫉妬を覚える日>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

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後半の面白さの加速の仕方がすごい。

前半は不穏だな〜違和感あるな〜って感じだけどドキッとするだけで世界観をじっくり楽しめた。

というか正直本当にこの不可解な伏線を後半で全て回収できるのか?と不安に
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.5

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もはやこのインターンシップはファンタジーの域だけど、ストーリーまとまっててサクッと見れた。クィディッチのくだり最高。学歴だけあっても想像力がないと社会で活躍はできないんだな〜、おじさん2人の話術だって>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

今見るべき映画。
甘くて、苦くて愛おしい。
誰かと一緒にいたいという思いが筋の通らない差別や偏見で阻まれていいはずがないのよ。誰もが幸せになるための選択肢を自由に選べる時代になっていくことを願います。

アメリ(2001年製作の映画)

3.8

変わり者は変わり者と一緒になって初めて幸せになれるのよね。「自分には他人が理解できないポイントがある」っていう自覚がある人の方が、「変わってる」って言われる人の気持ちもよくわかる。自分に理解できないポ>>続きを読む

セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

3.5

こういう素敵な歳の取り方をしたい。
50歳になっても、残りの50年に乾杯したい。
自分に素直に生きること。愛が全て。だけど、恋愛だけが全てじゃないのよ。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

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「愛は最強」。
世界で一番強いのは、ミサイルでも筋肉でもなく、偏見や理想の壁を軽々と乗り越える愛。平和を望み、誰かを愛する心。誰かの靴紐を結ぶこと。踊るための靴紐を結ぶこと。生きることの喜びを、その魂
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

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こういうスリリングでありながら格差社会であったり差別や偏見を気持ち悪く描く作品がどんどん出て、それが「気持ち悪い」と一掃されずこうやって人々に評価されていく時代なんですね。すごい時代だな。

きっと
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

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久しぶりの邦画。
頭空っぽにして見れるし、深いこと考えなくても楽しめる。普通に劇場で何度かフフフしてしまった。小池栄子ナイスファイト。

基本的に会話の掛け合いとか場面転換の仕方は演劇っぽくて、ユーモ
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

2.9

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全体的に真面目で保守的。ウィルスミスが基本あまりにもいい人そうなのでブラックジョークなんかは軽々しく飛ばせない雰囲気。

終盤、「お前もあいつのことぶっ飛ばしたいだろ?」と共闘を決意、からの怒涛のC
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