ウガチャンムービーログさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(97)
ドラマ(1)

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.8

妻に先立たれた頑固老人と隣人のモン族(ベトナム、ラオス、タイの山岳地帯に住む民族集団)の青年が、最後に心を通わせ互いの信頼を勝ち取っていくヒューマンドラマである。
朝鮮戦争・ベトナム戦争という史実と日
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.8

アメリカ攻撃型原子力潜水艦が、ロシアに対して決死の作戦に挑む潜水艦アクション映画である。
アメリカ海軍が全面協力しただけあって、潜水艦のセットや映像はリアルさ抜群なのだが、見所は深海での潜水艦の作戦と
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ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.0

未来を読み取れる予知能力を持った犯罪アナリストと連続殺人鬼どうしの白熱した追跡バトルというサイコスリラー映画である。
女性捜査官キャサリンが、徐々にスピリチュアル的な世界への理解を示し、
最後にはクラ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.8

世界で初めて性適合手術を受けたリリー・エルベの実話を描いた伝記ドラマである。
リリーの日記が元になり、1933年に「男から女へ」が出版された。
彼女の勇気がトランスジェンダー運動の源流となっているのだ
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.0

ナチスドイツによって略奪されたグスタフ・クリムトの「黄金のアデーレ」を、所有者であった当時オーストリア現在アメリカ在住のユダヤ人女性が、オーストリア政府を相手に訴えを起こし、絵画を取り戻すという実話に>>続きを読む

ヒア アフター(2010年製作の映画)

4.0

クリント・イーストウッド監督が、スティーブン・スピルバーグを製作総指揮に迎え「死」「死後の世界」「死者」をテーマに綴るスピリチュアルヒューマンラブストーリーである。
スピリチュアル業界の現実をさり気な
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.5

ドイツで刑事事件弁護士として活躍したフェルディナント・フォン・シーラッハが、2011年刊行したベストセラー長編小説「コリーニ事件」の映画化である。骨太の社会派作品である。
第二次大戦中、数十万人の民間
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海にかかる霧(2014年製作の映画)

3.5

2001年、韓国で実際に起きた「テチャン号事件」を基に舞台劇を映画化した作品である。
想定外の事に遭遇し、極限状態に置かれた各人の行動に焦点が当てられている。
2014年の「セウォル号沈没事故」を想起
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いつか眠りにつく前に(2007年製作の映画)

3.5

人気作家スーザン・マイノットのベストセラー小説の映画化である。
充実の女優陣で描かれる文芸ロマン作品で、「全女性に贈る」というコメントが付く。
実際の親子共演も興味深い。
最近日本の某女優が夫の「浮体
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.5

リュック・ベッソンが監督・脚本・製作を手掛けた女性スパイノンストップアクション映画である。
2020年公開の最新作ではあるが、時代背景が1990年である事から電話等通信機器とアタッシュケースに入ったハ
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サバイビング・ピカソ(1996年製作の映画)

3.5

アンソニー・ホプキンスが稀代の天才芸術家であり、キュビズムの創始者
パブロ・ピカソ役に挑んだ実録作品である。
結婚後に限定すれば5人の女性を遍歴し、各女性をモデルとした作品に彼の当時の心情が投影されて
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ブラッド・ワーク(2002年製作の映画)

3.0

クリント・イーストウッドが監督・制作・主演を兼ねたサイコ・サスペンス映画である。
実話を基にした作品は抜群なのだが、本作品はFBIプロファイラーのイーストウッドが猟奇殺人犯に挑むという内容だ。
内容的
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.8

イラク戦争に4度にわたり派遣、アメリカ軍史上最多の160人以上射殺した実在した伝説のスナイパー「クリス・カイル」の半生を描いた作品である。
ラストシーンも衝撃的であるが、ここに現代アメリカの抱える闇の
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

久々の4Kレーザー投影システムと12chサラウンド「IMAXレーザー」での
劇場鑑賞である。
原作者の意図するメッセージが、明確に伝わってくる。
メッセージは多岐に渡るのだが、伝え方が簡潔でテクニック
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.0

1991年から2002年、アフリカのシエラレオネの内戦で紛争の資金調達の為に不法に取引される紛争ダイヤモンド(血塗られたダイヤモンド)を巡る
実話が題材の社会派サスペンスである。
監督が元ジャーナリス
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.8

19世紀、天才発明家エジソンVSカリスマ実業家ウェスティングハウスの直流式送電システムVS交流式送電システムの「電流戦争」を、事実に着想を得て制作された物語である。
ここに、天才ニコラ・テスラが両者に
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利休(1989年製作の映画)

4.5

織田信長と豊臣秀吉に仕えた茶人「千利休」の生涯を描いた歴史ドラマである。
茶の湯を通して名を残した「千利休」の生き様がそこにあった。
撮影には、本物の茶器や美術品が使用されており、
他にも、「日本絵画
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.8

ファッションデザイナー界のレジェンドであり、名を冠したブランドも有するトム・フォードが監督した第二作目の作品である。
別れた夫が元妻に精神的に復讐するサスペンススリラーである。
脚本も秀逸であり、ぐい
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誰がハマーショルドを殺したか(2019年製作の映画)

3.8

1961年第2代国連事務総長ハマーショルドの乗ったチャーター機が墜落し、乗客が全員死亡した。
ジャーナリストのマッツ・ブリュガーが原因を調査する中で、衝撃的な事実を暴き出す。
コンゴ利権を死守する勢力
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.8

原作者トマス・ハリスが「羊たちの沈黙」の前に書き上げた同名小説を映画化したサイコスリラーである。
殺人鬼ハンニバル・レクターと犯人、そして元FBI捜査官との息詰まる神経戦は見応え充分である。
幼い子供
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦中、フランス・ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍33万人を救出・撤退させた「ダイナモ作戦」の映画化である。
クリストファー・ノーラン監督作品なだけに、巨大映画館のドルビーサラウンド、I
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

4.0

イラクに駐留する米軍爆発物処理班の過酷な任務をリアルに映し出した骨太の戦争映画である。
アカデミー賞作品賞ほか主要6部門を受賞。
監督は女性で史上初のアカデミー賞監督賞を受賞した美貌のキャスリン・ビグ
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羅生門(1950年製作の映画)

4.0

芥川龍之介「藪の中」の映画化。世界の黒澤明監督の傑作である。
平安時代、京のシンボル「羅生門」は980年に二度に渡り倒壊し再建もされず、様々な災いが都を襲う。
「羅生門」は、盗人が住み死人が捨てられ荒
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マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年(2016年製作の映画)

3.4

世界的天才シューズデザイナー兼靴職人「マノロ・ブラニク」の幼少期からのエピソード、プライベート、仕事ぶりから人となりまで、その全貌に迫る
ファッションドキュメンタリーである。
映像には何百足と彼のデザ
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ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

4.3

「ジェイソン・ボーン」シリーズ外伝である。
どれだけ「。。。。。。作戦」があるのか気になる所だが、監督・脚本がトニー・ギルロイだけあって前作を凌ぐ圧巻の内容である。
相変わらずスパイアクション映画とし
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ボディ・バンク(1996年製作の映画)

3.0

巨大病院の闇に一人の医師が立ち向かう医療サスペンススリラー映画で、1996年制作、約25年前の作品である。
ヘビーな内容を扱っているだけに、粗雑な脚本が悔やまれる。
医学的に、専門的見解を絡ませた丁寧
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.8

マット・デイモン復活の「ジェイソン・ボーン」シリーズ第4弾である。
マット・デイモンは1作目が31歳、今回の4作目時点で45歳となっているのだが、さほど年齢の衰えを感じさせないのが、喜ばしい限りだ。
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

4.0

「ジェイソン・ボーン」シリーズ3部作の取り敢えず最終章である。
世界最強の元CIA暗殺者が、ブラックブライアー作戦に決着をつけ、暗殺者から生身の人間へと自分自身を取り戻していく。
相変わらずアクション
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

4.0

「ジェイソン・ボーン」シリーズ第2章である。
監督がダグ・リーマンからポール・グリーングラスに変更になっているが、
よりパワーアップした感がある。
アジア・ヨーロッパ・アメリカ・ロシアと世界展開して、
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

3.8

1945年5月、ナチスドイツの占領から解放されたデンマーク。
ドイツ軍が埋めた地雷撤去のため、捕虜のドイツ兵が駆り出される。
2,000名を超える独軍捕虜が除去した地雷は150万個以上、半数以上が死亡
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.8

6つの名前と6つのパスポートを持つ、記憶を失った元CIAの暗殺者ジェイソン・ボーンが活躍するスパイアクション映画のシリーズ1作目である。
シリーズ作品は回を重ねるごとに劣化していくのが常だが、このシリ
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天国と地獄(1963年製作の映画)

4.5

巨匠黒澤明監督が、誘拐犯と捜査陣の息詰まる対決を描いた社会派サスペンス映画の金字塔、1963年の作品である。
脚本・台詞・所作・間等の全てが丁寧に作り込まれており、流石という他ない。
今から約60年前
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マチルダ 禁断の恋(2017年製作の映画)

3.8

ピョートル大帝・エカチェリーナ2世等を輩出した300年の歴史を誇るロシア・ロマノフ朝の最後の皇帝ニコライ2世と、世界的バレリーナ・マチルダとの禁断の恋とセックスが描かれ、本国で上映禁止となった問題作で>>続きを読む

マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.0

ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツの二大スターが共演、ジョディ・フォスターが監督という事で、若干期待したがやや残念という感じ。
脚本もぼちぼちで、お茶の間の賑やかしTVドラマのような感覚になった
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ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ(2018年製作の映画)

3.4

ナチスドイツ総統ヒトラーと国家元帥ゲーリングは、ヨーロッパ各地の美術館・教会そしてユダヤ人の虐殺だけでなく、彼らから美術品をも略奪する。
総数60万点、所在確認できたのは10万点で残りは行方不明である
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.8

1918年スペイン風邪でこの世を去った、異端の天才画家エゴン・シーレの
伝記的作品である。享年28歳であった。
「幼児性愛者」「近親相姦のサイコパス変態画家」とレッテルは色々だが、
作品はエロス・死・
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