うっちゃりはちべーさんの映画レビュー・感想・評価

うっちゃりはちべー

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ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

場所も人物も固定されず、主人公は意図的に騙されている?ホラー?スリラー??と困惑しながら観続けていると、こういう映画だったんだな……と徐々に理解。
これが起こっているとしたら、自分にも起こるとしたら。
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スリー・フロム・ヘル(2019年製作の映画)

4.2

前作デビルズリジェクトのラストが完璧だったので、どうやって続編を……?(まあこれしかないけど)とか蛇足なのでは??とか思いつつも楽しみにしていた新作。
ベイビーおかえり!!!久々でもちゃんと帰ってきて
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サンダーロード(2018年製作の映画)

3.9

共感性羞恥で苦しくなる人は冒頭から辛くて針の筵ような1時間半。
不器用な人間は真面目にならざるを得ないし、真面目にやればやるほどおかしな方向へ突き進む。でも無関係な人間からはそれが可笑しさに見えてしま
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.9

今日本でもタイムリーな「50歳と14歳でも同意があれば〜〜」みたいないい歳した大人がわんさか出てきて心底オエッとなった。
自身を正当化する言い分が……いやもう全体的に醜悪で何度も白目を剥いてしまったわ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.1

前情報無しで鑑賞。
ライブに飢えた人間に沁み渡る、それこそ「人生に一度の体験」。現地で観られた人は本当に唯一無二の体験だったろうな……
拍手や手拍子だけでも!と歯軋りしたくなる。
なるほど、スパイク・
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.1

エマ・ストーンのビジュアルが一部の隙もなく完璧だった!
どんなシーンでも俺を見ろ!という主張バチバチで最高。
せっかくのこのビジュアルの強さがあるんだからもっと踏み込んで欲しかったというのは確かにある
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.2

面白い!
ひさびさの映画館という気持ちの上乗せもあるだろうけど、ガッチガチに固めた会話劇に必死で食らいつく事の気持ち良さ!
まだ裏返るのか?裏返らないのか?どっちなんだい!!!
観た人達がチャーリー・
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僕の名はパリエルム・ペルマール(2018年製作の映画)

4.2

まず最初に心が折れた。
動物についての注意書きが流れた時点で覚悟はしていたけど(注意書き、あってよかった……)キツい。そんな丁寧に描写せんでもそこはもっとぼんやりでええんやで……

ラストは中身は違っ
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

3.8

キアヌが今でも彼を演じる事がもう楽しい。
グダグダした雰囲気ものんびり観るのにちょうど良い、けど終盤の思わぬ盛り上がりにちょっと目頭が熱くなる(今この状況で観ると余計に)。
サマラ・ウィーヴィングは何
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

4.0

他のクライムサスペンスではあっさりめに流されるようなシーンもテーマに沿ってしっかり撮っていたように思う。
観て考える事で掘り下げられる内容。

チャドウィック・ボーズマンが全力疾走しているところで本編
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囚われた国家(2019年製作の映画)

4.1

エイリアンに支配された地球が舞台という事は「ロサンゼルス決戦」や「スカイライン」のようなドンパチシーンが売りなのか……と思ったら、予想に反して絵面が地味!でも面白い!
わざわざエイリアンのような架空の
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アンダーウォーター(2020年製作の映画)

3.8

正直、海中や宇宙のパニックスリラーでもっとハッキリ面白いものはあるけれど、これはこれで楽しめた。
画面の暗さとカメラワークで状況がよくわからないシーンもあり、緊張感が続く展開の筈が途中ダレ気味に感じら
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アンコントロール(2020年製作の映画)

4.0

ラジ・リのレ・ミゼラブルやブラック・アンド・ブルーに続いて分断とヘイトが行き着く先のキツい映画だったな……
レミゼよりエンタメ色が濃い分ヒリつく緊張感は控えめ。代わりに細かいやりとりの端々に溝ができる
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罪の声(2020年製作の映画)

4.2

とても良かった。

格好良さに寄せない小栗旬と表情が大きく出ない(でも心情の伝わる)星野源のそれぞれの演技とバディ感も好きだし、食えない古舘寛治とクドさのある松重豊のコンビも良かったなー。
このふたり
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僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

3.9

視覚と聴覚を刺激する、自分でない誰かが見ている映像が印象的。
必見の映像美ではあるけれど、当事者とその家族の日常と不安がメインで描かれていたように思う。
当事者達が教育について語る場面は、関係者にとっ
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.3

名もなき野良犬の輪舞、よかったなーという話をすると「新しき世界おすすめですよ!」と言って下さる方が多くてようやく観てみた。
面白いな……ファン・ジョンミン可愛いな……いや怖いな!?!?……やっぱり可愛
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.9

予想していたノリと全然違ってびっくりした。
思ったよりずっとコメディ寄りでオチ含め結構大味なんだけど、ループに囚われたふたりの心情の変化は丁寧な描写でよかったなあ。
いかにもリゾート!という感じの雰囲
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街の上で(2019年製作の映画)

4.2

若葉竜也がなんか知らんけどモテモテの話か……ギャルゲーかな……と思いながら観に行ったけど、とてもよかった。
自分の行動範囲で時々見掛ける人達をダラダラ眺めてる感じ。
困惑しながらもツッコミに至らない若
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サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

4.0

邦題のほのぼのした印象で観に行ってみたら、だいぶしんどい話でびっくりした。
小さな家〜〜〜って感じじゃない。全然ない。
「ニューヨーク 親切なロシア料理店」と同じく、ほのぼのした邦題で誘うDVとの壮絶
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.9

鑑賞時、久々に席の運が悪くてなかなか映画に集中できなかったので2回目を観るとまた違った印象になるかも。

ヴィンス・ヴォーンをキャスティングした時点で、というか彼に女子高生の仕草を演じさせた時点で大勝
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フィールズ・グッド・マン(2020年製作の映画)

4.3

愛嬌のあるカエルのぺぺとその仲間達のアニメーションを挟み、飽きない作りのとても観易いドキュメンタリー。しかし内容は深刻で恐ろしい。
ペペ自体は日常マンガのゆるゆるとしたキャラクターなのに特に政治色のせ
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.8

好きな部分もあり居心地の悪い部分もあり、レビューし辛い映画だった。

好きな人にはとことん刺さるのだろうけど、ラノベっぽいセリフの応酬にモゾモゾしてしまう(原作が竹宮ゆゆこさんだと知って納得)。
俳優
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

4.7

大好きだった!!!

死にたい人間と狂った人間と狂ったポーズを取る人間。チキンレースの行き着く先、三者三様のエンディングを見た。

ゴア描写はキツいし動物はアレだし、趣味を把握している人にしか正直おす
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夏時間(2019年製作の映画)

4.1

弟めっちゃかわいい。姉の当たりのキツさは身に覚えあるある……
弟の方が優遇されているように思えるのは年齢の問題だけでは多分ない。叔母の洩らした言葉でなんとなく思う。

おじいちゃんは画面には映っている
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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.4

何かを諦めるということは「何かそのもの」だけを失うのではない。それを中心としたあらゆるものを諦めることになるということ。

以前のように生活できない主人公が自分のやりたい事、出来る事、叶わない事を探り
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.8

楽しかったしトニー・ジャーも良かったしメインふたりのやりとりも好きだしで酷評されるような出来じゃなかったと思う。よかった。
序盤のヒリヒリ感はパニック映画のようでなかなか。モンスターのビジュアルも細か
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ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷(2021年製作の映画)

3.9

サウザー課長がちゃんと出てきてとりあえず安心した。次もよろしくお願いします。

滅亡迅雷が好きな人にはなかなか辛い展開。
でも、ゼロワンの本編で見たかったテーマはこちらかも(REAL×TIMEは大満足
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.4

一風変わったストップモーションアニメでちょっとグロいらしい。という情報だけで観てみたら、なななななにこれ!!?
動きもキャラデザインも雰囲気もすごくない?素晴らしくない??度肝を抜かれた。

細部に目
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

現地の単発バイトで稼ぎながら各地を転々とし、果ての無い自由と対になる孤独の映画。
日常を丁寧に描く事で「他人事」より少し彼らをこちらに引き寄せる。

彼らは好きでやっている。気楽で幸せだ。かわいそう。
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ボルケーノ・パーク(2019年製作の映画)

3.4

サクサク噴火してサクサク人が死ぬ。
人が吹っ飛ぶ描写多いな……と思ったらアルバトロスだった。
ピンポイントの運の悪さで命を落としてしまう人が多々いる中、この人はあの状況でなんで生きてんの??と観る側を
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メタモルフォーゼ/変身(2019年製作の映画)

3.7

誰かひとりが憑かれる一点集中型じゃないのが地味に怖くて面白い。
悪魔祓いモノの悪魔のやる事って地味だけど、人々に恐怖を植え付けて存在を知らしめるための草の根活動だよねー
世を良くしていくやり方と同じな
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.9

チュ・ジフンが冷酷で頭の切れる殺人犯役をあまりにも上手く演じるものだから、神と共にのヘウォンメクが恋しくなってしまう。
あの横柄な態度に仕草、本当に腹立たしくなるのでチュ・ジフンはいい役者。

そもそ
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アウトポスト(2020年製作の映画)

4.1

カメラが揺れると聞いていたので身構えて挑んだけど酔わず。よかったー
自分の酔う酔わないの基準がわからない……
カメラの動きに「誰かの視点」ぽさをあまり感じなかったからかな。

ヘリを降りた瞬間から四面
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.8

前半ずーっと気持ち悪!!
タイトルが出る前から神経をザラザラ撫でられるような悪寒が止まらない。
不動産屋の人の不穏さが今年No. 1。何言ってんのこの人……たった一言で不安が最高潮に。
メルヘンチック
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