うっちゃりはちべーさんの映画レビュー・感想・評価

うっちゃりはちべー

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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.8

感想はまた改めて書きますが、今週末からコナンが始まり上映回数が大幅減なので早く観に行って下さい。
プロレスに詳しくなくても大丈夫。素晴らしかった。私的ベストなハリス・ディキンソン。

減らした0.2点
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

2.5

まず撮りたいシーンありきでそれを繋げたように感じる。
古川琴音さんの演技はよかった。
自分には全く合わなかった。今年ワースト候補。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

いろんなソフトのネタがあるのでプレイしているタイトルが多いほど楽しみが増えるけど、大きいものいくつかだけでも充分。
実はゲームをプレイしていて今まで感じた事の無かった「マリオはただの人間」という設定を
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.8

ガン節のエグみは少なめ(全く無いわけではない)でポジティブに振り切った、良い完結編だった。
公開前からロケットに漂う終わりの空気がとにかくしんどい。涙が出る。
メンバーそれぞれが初登場時からどう変わっ
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BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.9

予想よりずっと子供が抗えないことへの切実さがグッと来るし、そこからの吹っ切れ方よ……
あまりに痛そうなあるシーンを引っ張るからイタタタとなりつつ爆笑しちゃった。
煽ってくる音楽もカッコいい。ちょっと無
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ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

3.9

我の強いスーシェフ・カティと個性豊かな移民少年たちが織りなす調和のひと皿。
両者が打ち解けていく様、少年たちの成長、劇中のある競技と並べて語られるスポーツ要素、さまざまな味がテンポ良くサーブされあっと
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べネシアフレニア(2021年製作の映画)

3.7

うーん。イマイチな部分を差し引いても好きな部類なのだけれどオススメしづらい……
如何にもジャッロなオープニングと音楽、尖ったビジュアルはかなり好きだし、いきなりやってくる「復讐」シーンも面白い。
しか
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.5

開始直後から終わりまでずっとゾクゾクしたり手に汗握ったりたまにウケたり、前作を凌ぐ傑作だった!
前半と後半で怖さの種類が違う。
この人は善人でありますように!!!と祈りながら観る111分。

公開早々
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.8

Fan'sVoice試写にて。
さすがスプラッターアクションを謳うだけあって吹き出す血の量が段違い。文字通りの血の海、一撃で死ねたら幸運と思える暴力に次ぐ暴力!
警察vs凶悪犯罪者の構図だけでも血みど
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

4.0

どう考えてもここから「マンディ 地獄のロード・ウォリアー」に突入だろ!という序盤からあんな静謐なヒューマンドラマに繋がるとは思わないよ……

コメディに寄ったり、もしくはもっと薄味なドラマだったりいろ
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ドライビング・バニー(2021年製作の映画)

3.8

思っていたよりずっと重たいお話だった。
子供を守る為にやった事でも、一度貼られたレッテルを剥がす事は非常に困難。正しい手順を踏んでも報われる日が来るのかはわからない。少しでも道を外れると最初からやり直
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.5

めっちゃ良かったですね……抱えているものをこんなに拾って言語化してくれてありがとうという気持ち……
それが直接解決に繋がらなかったとしても、言いたいし聞きたいし聞いてもらいたいんだよね。まずはそこから
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.8

試写会にて。
私の好きのツボに豪速球を投げるコンビが出てきた……!ズートピア以来の。
「好かれたい」「褒められたい」をシンプルに描き肯定してくれる。
嫌われ者集団という設定ながら、ビジュアルも性格も魅
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渇きと偽り(2020年製作の映画)

4.0

閉鎖的な町で起こった殺人事件は本当に無理心中だったのか。
真相に手が届くかと思った瞬間、また新しい疑惑がその向こうに見える。底なしの闇。
観終わった今、あの事件はどうなるのか、あの人のこれからは……と
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靴ひものロンド(2020年製作の映画)

3.8

一生添い遂げると約束したはずの夫の浮気からの崩壊、再構築されたはずの家庭。
どこまでも噛み合わない夫婦のやりとりや不安定さがキツい。
無関係ならただただ滑稽な話も、この中の誰かの立場を味わった事のある
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3つの鍵(2021年製作の映画)

3.9

自分ひとりの人生だけでも手に余るのに、複雑怪奇に絡み合う幾人もの、そしてその家族の人生が連なる映画。

冒頭のショッキングな事故に居合わせた人々にどんな事情があり、これから何が起こるのか。私たちの人生
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ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ(2022年製作の映画)

4.2

楽しかった〜!!
前作以上に幅広い小ネタの乱発!ダレる暇がない。ゲームネタ、映画ネタ、音楽ネタ、ちょっと待って!消化し切れない!
ヒット作の続編という勢いを感じる。
そしてソニックとテイルス、ソニック
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ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

3.8

ひたすら美しい映像とその時に想いを馳せる音楽が、寄り添えない二人の物語をさらに印象深くする。
徹底的に夫視点から描かれる物語は「何を考えているのかわからない、信頼しきれない妻」への猜疑心を観客にも植え
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グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.9

グリーンバレットオンライン試写会にて鑑賞。楽しい!!特に後半の覚醒っぷりにニヤニヤが止まらない!
国岡さんの銃器の扱いは相変わらずのカッコよさ、メインのミスマガの皆さんも後半目を見張るアクションが。
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.8

Fan'sVoiceオンライン試写会にて。
笑い(特に下ネタ)がクドい!矢継ぎ早に繰り出されるネタに苦笑しつつ、ところどころ吹き出してしまう。
オープニング映像から聴いたことあるようなないような音楽に
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.1

お、おもしろー!!!
予告をなるべく見ずに完全なる初見でビクッとしたり拳を握ったりちょっと泣いたりでとても楽しかった。70〜80年代青春ものとホラーは鉄板の組み合わせ。いかにもホラー!なOPも好き。
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.1

これは好きだった〜!
「街の上で」のように普段の会話の延長線上で面白さを感じさせてくれるやつ。
池松壮亮と伊藤沙莉の良さが全開。ウザさもしょーもなさも全てが可愛さに帰結する。
池松壮亮のモソモソしゃべ
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.3

恐ろしい映画だった。

すんなり描かれる形だけの「家事のシーンですよ〜家事してますよ〜」という家事ではなく、実際に家事を担う人間の動作。こんなに心が休まらない映画は初めて。
演出なのか偶然なのかわから
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.0

序盤のオタクあるあると毒親描写(理由はあるけどそれでも描写自体はしんどい)がキツくて息も絶え絶え、一時停止しながら観た。ホラーに近い怖さ。
公開されなかったけれど劇場で観ていたら悶絶モノだった……でも
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

4.3

ピッコロさん最押しなのでめちゃくちゃ嬉しい映画だった。

前作ブロリーにバトルの派手さや爽快感は叶わないけれど、第一線から退いて久しいピッコロさんにこれでもかとタスクを押し付け1時間半、ずーーーっと忙
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.7

若者のキラキラのおこぼれで渋く光る中年スタンスかと思ったら自身がキラッキラに輝くマーヴェリック……
やっぱりトム・クルーズ作品だった!けど、決して楽観的な明るさではなく「時代ではなくなったもの」を見送
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

Fan'sVoiceオンライン試写会にて。
新しいものにすぐ目移りする、行き詰まると別れたくなる、子供はいつか欲しくなるかもしれないけれど今はいい。
曖昧さと得体の知れない焦燥感、満たされなさがとても
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

4.4

Fan'sVoiceオンライン試写会にて。

穏やかな雰囲気を丁寧さで、恐怖や焦りを荒々しさで描写するアニメの豊かな表現が素晴らしいが、冒頭で「チェチェンへようこそ」と同じく出演者を守るためだと知る。
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