あしからずさんの映画レビュー・感想・評価

あしからず

あしからず

底なし沼

映画(918)
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雁の寺(1962年製作の映画)

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なんともたまらない気配の作品。
若尾文子のしっとりした京都弁と着物の色気あり、お寺を舞台に背徳感あり、文芸大作の雰囲気あり、ミステリーの緊張感あり、モノクロから一転ラストのカラーの抜け感など盛りだくさ
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出発(1967年製作の映画)

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いいな〜〜若いな〜童貞だし思春期だな〜いいな〜〜〜っていう映画。

ポルシェでカーレースに出ることに全力を注ぐジャンピエールレオの思春期と童貞ゆえの心の動きに焦点を当てた傑作。エレベーターを待てない所
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閉店時間(1962年製作の映画)

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接客業経験者はきっとあるある部分が出てくるはず
高島屋協賛でデパートの裏側も楽しめる恋にお仕事にがんばるデパガ(初めて知った単語)の3人のあれこれ。職場不倫やらパワハラ上司やらこれが果たして高島屋のプ
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私の20世紀(1989年製作の映画)

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双子の表す二面性はブニュエルの欲望のあいまいな対象にも見られ、男は処女性と娼婦性そのどちらにも惹かれている。1度ではうまく消化できなかったのでまた再見してからレビューしたいメモ

吉原炎上(1987年製作の映画)

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華麗に過激な吉原の遊女たちの生き様。
花魁2人が裸体で絡み合い素手で電球割って暗転するシーンがすごい。なんて握力なんだというツッコミはなし。
真っ赤な布団の海の中を半裸で乳を出し、「ここ噛んで〜」と吐
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散り行く花(1919年製作の映画)

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リリアン・ギッシュのための美しき悲劇映画。
「勝手にしやがれ」でも引用された2本の指で口の端を持ち上げて無理矢理つくる笑顔のシーンの衝撃。目には恐怖をたたえ口元だけ笑う歪さがとんでもなくしんどい。この
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お嬢さん(1961年製作の映画)

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「恋愛は精神的なストリップから始まる」

三島由紀夫こんなラブコメ書いてたのね。ドラマチックな結婚を夢みる若尾文子とプレイボーイ川口浩の結婚物語。

このあややは少々妄想癖あり。
川口浩が浮気してない
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バージニア・ウルフなんかこわくない(1966年製作の映画)

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やっちまったなあ、と後悔している。というのもこの作品のオチを知っていたのに観てしまったから。種を知っている手品に驚きはない。これは大昔読んだ七色いんこのせいである。もちろん手塚治虫に非はないが…。>>続きを読む

くちづけ(1957年製作の映画)

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レモンのように瑞々しい青春映画。
野添ひとみと初対面で海にいって水着でローラースケートなんて最高か?
バイクの2人乗りやその後のダンスなどはローマの休日を思い出す。

個人的に映画の中の川口浩はえらそ
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ジェロニモ(1950年製作の映画)

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レビューも情報もあまり出てこずハードル下げて観たら意外とおもしろかった。

インディアンに武器を密売する一味に潜入した大尉がジェロニモ率いるアパッチ族と闘う西部劇。ジェロニモは実在したインディアンだそ
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羅生門(1950年製作の映画)

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「羅生門」かと思って観たら内容は「藪の中」だった。舞台だけ羅生門だったとは全く知らず、最初今か今かと髪を引き抜く老婆の登場を待ってしまった。

京マチ子が逃げるシーンの流れる木々の疾走感、キスシーンの
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小間使の日記(1963年製作の映画)

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ああジャンヌ・モローの目。
変態趣味の雇い主のフェチに付き合っている時のモローの気だるくて退屈そうな伏し目。メイド服をいじりながらひたすらダルそう。すばらしい。この作品はあの目のためにあると言ってもい
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肉体の門(1988年製作の映画)

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開始3分で大好きになった。
これが金ローで放送されていた時代にタイムスリップしたい!

真っ赤なルージュに原色ファッションの美人たちが廃墟で米兵にジープで追われる世界観はまるでディストピアSF映画のよ
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ドリーマーズ(2003年製作の映画)

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シネフィルの美しき双子とそこに引き込まれたアメリカ人の青年。しかしこれは3人の映画ではなくどこまでも2人と1人の映画だった。

冒頭、緑魔子といい名前に緑がつく女優は緑色が似合うなあなんてエヴァ・グリ
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婚期(1961年製作の映画)

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「あなたぁ〜!」なんてサザエさんみたいな一声から始まるから、てっきり仲良し家族ものかしらなんてとんでもなかった。
磯野家のカツオとワカメ改め唐沢家の若尾文子と野添ひとみ姉妹の京マチ子演じる兄嫁いびりは
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永遠の戦場(1936年製作の映画)

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初ハワード・ホークス。
いい戦争映画はしんどくなる。これもなかなかしんどい映画だった。
名撮影監督グレッグ・トーランドのカメラの臨場感が戦争を強調する。特に砲弾の雨の中を駆ける兵士たちのローアングル描
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女の勲章(1961年製作の映画)

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関西弁サイコパスを観たければこの映画。
五角形だか六角形の銀縁メガネをかけた田宮二郎の魔の手に堕ちていく京マチ子始めとする大映女優たち。
策略と陰謀渦巻くファッション業界の闇、なんてゴシップ記事の見出
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忘れられた人々(1950年製作の映画)

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ブニュエルこういう作品も撮っていたんだな。あのシニカルで人を食ったような作風とはまた違う、でもブニュエルらしい社会批判を込めたメッセージ性の強い内容。

母親に嫌悪される少年、父親に捨てられた少年、ア
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

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愛はなんだではなく、愛がなんだ。それが全てだ。私の中の愛とは見返りを期待しないことです

穂志もえかちゃん出てるの知らなかったので得した気分になった

召使(1963年製作の映画)

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これは主従関係逆転劇とみせかけた共依存精神的ゲイ映画である。と、思ったものの全く見当違いかなとドキドキしていたが似たような考察ブログがいくつかありなんだか安心。

主人のトニーと召使のバレットの関係性
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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密室に徐々にガスを注ぎ込まれていくような息苦しさ。魚眼レンズに映る真の宮廷の姿。

偽物でも相手を気持ちよくさせる愛と本物でも真実しか述べない愛との天秤の結果は残酷で、どちらかというとサラ側の自分は色
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妻は告白する(1961年製作の映画)

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例のシーンの衝撃ときたら。
雨に濡れ愛しい人の元を訪れた若尾文子は幽鬼のように美しく恐ろしく、ぶわっと鳥肌がたった。すごい迫力。あのシーンがなんと製作の1番最初に撮られたというので驚く。

登山中に意
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虹いくたび(1956年製作の映画)

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「お乳の型を取らせてくれないか?」
ああ、川端康成の発想はぶっ飛んでる。それとも当時では不思議じゃないことだったのかしら。

全員母ちがいの三姉妹。
物語は長女の京マチ子に焦点が当てられる。戦死した元
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

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ゆるふわシニカル戦争映画。
何てことでしょう、最初は異常にみえた精神病患者たちが後半になるにつれまともに感じてくる。
ルールはここから外に出ないこと。
私もあそこに入りたい

愛の新世界(1994年製作の映画)

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SMクラブの女王様を描いた18禁映画。
なんて言うと刺激的だけど、鑑賞後の爽やかなこの気持ち。
18禁なのにカラッとしてて、ただ合間合間に挟まれるアラーキーによるヌード写真が映画全体の雰囲気を巧妙に作
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赤線地帯(1956年製作の映画)

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86分の中で垣間見える遊女たちの様々な人生。お母さんがつらい

あの胸にもういちど(1968年製作の映画)

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全裸ライダースーツと言えばこの作品。
いやこれ以外あるのかな。
ロードムービーだけに全編すごく飛ばしているある意味大変ご機嫌な映画。

なんと鳥も鳴かないような早朝からゴディバ夫人的背徳サイケな夢を見
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

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この世界殺人鬼多すぎ問題。観る前から悪魔のハードルをあげすぎてしまった

完全なる飼育(1999年製作の映画)

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ファンタジー監禁映画。
実話ベースとは言っても2人の関係性が構築される過程がご都合主義で童貞の妄想って感じで純粋にきもちわるい。ファンタジーならファンタジーなりにもう少し謎の説得力が欲しかった。セック
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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

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1人の男を争う2人の女たちの闘い。そこに永遠に若く美しくいられる秘薬を混ぜて起きる化学反応。ブラックコメディで夜中のおつまみに最適。俳優さんが全員いい仕事をしてた。
ラストの「車どこに停めたっけ」が最
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

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初めと次作に比べ急にコメディになってて戸惑った。ケイト・ブランシェットとテッサ・トンプソンの女性陣がクールオブクール

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

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アベンジャーズ界のティーンエイジャー枠としてトム・ホランドめちゃくちゃぴったりで最高かわいい。子供と大人の対比と見せかけトニー・スタークの精神年齢の幼さが強調されて見えたがそこもいい〜

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

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前作観ながらスコットが量子世界に行った時そのままジャネットに会って連れ帰る展開を想像してたけど今作で焦点を絞ったのか〜。大学教授の人が中途半端だったのでどっちかに振り切って欲しかったな。
ミシェル・フ
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マラヴィータ(2013年製作の映画)

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時系的には逆行してるけどマイインターンぶりのデ・ニーロでギャップがよかった。気に入らないスーパーを爆破しちゃう主婦はシリアルママ的破壊力があってすき。
ディアナ・アグロンにラケットでボールにされるのは
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

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ある意味理想の兄貴像。ダブリンにいるとロンドンが憧れの街なんだな〜

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