歌子さんの映画レビュー・感想・評価

歌子

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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

2.5

こんな不幸ですが、とりあえず今は生きてます。というたんたんとした生き様。とはいえ、悲しみで死を選ぶかっていうと、強い精神ゆえに選ばんだろなぁーという安心。これは、カティの顔力に任されてるといっても良い>>続きを読む

永遠の僕たち(2011年製作の映画)

2.3

ミアは、ほんとにボーイッシュなショートスタイルがよく似合う!イノセントガーデンやジェーン・エアの時の彼女よりとっても可愛らしいし、はかなげで透明感がある。加瀬亮のあたりのエピソードは不要かな。

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.8

良い映画でした。なにより、ビッチなアン・ハサウェイを見ることができるお得感満載なのも良い!⬅もっと褒めるべきとこたくさんあるはずですが、多すぎるので、このあたりで。

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.6

OPがとにかく強烈でした。いけすの中の赤ちゃんは悪夢としか思えない映像センス。もはやアートの領域ですね。この気持ち悪さと相性が合わない人は二度と見たくない類の映画かも。チェコの絵本なども本当にこういっ>>続きを読む

グラスハープ/草の竪琴(1995年製作の映画)

2.0

I loveベッカーの、エドワードファーロングが素晴らしかった!
そしてこの映画でのエドワードもすばらしい。とにかく自然の風景が美しく、美少年がよく合うんだなぁー
内容的にはちょっと単調な印象。

シューティング・フィッシュ(1997年製作の映画)

1.7

ケイト・ベッキンセイルが、少年みたいで可愛かった頃の映画。ダニー・ボイル監督の映画ほどひねりもないし、スタイリッシュさも足りてなかったけれど、ロンドンの若者たちをとりあえず映画にしとけば、みんなおしゃ>>続きを読む

ボクサー(1997年製作の映画)

2.3

父の祈りを以上のものを期待してしまうとちょっと肩すかし。主人公の置かれた、過酷な環境がかっこよく揃いすぎて、ダニエルの本領とする、実はダメダメな感じの男に行き着く前に、かっこよさだけ全面にでてしまいま>>続きを読む

バンドワゴン(1996年製作の映画)

3.1

大好き!映画としてはイマイチかもしれないけど音楽好きとしてはたまらない。spittleのmother facker2の曲は笑いましたー!この頃のアメリカンインディーズの世界は間抜けで最高です。

がんばっぺ フラガール! 〜フクシマに生きる。彼女たちのいま〜(2011年製作の映画)

2.4

フラガールも面白かったけれど、こっちのドキュメントもなかなか見応えありです。震災後働いて生きて行くことの、踏ん張りどころ見せてもらいました。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.7

たまらんなー。リア充な青春時代を送った人(都内住み)にはわかるまい、いや、わかってたまるかな映画ですよ。

エディット・ピアフ愛の讃歌(2007年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

シャンソン聴かないせいか、ピアフに興味があまり持てず、後回しにしてましたが、マリオンすごいですねー。眉毛とか、『ぼかして!ブラウンで眉頭からぼかすのよっ!』という、うちなるツッコミの声と闘いながら楽し>>続きを読む

(1960年製作の映画)

3.1

これは、脱獄ものとしては最高傑作。あの鏡ごしに見えたものを、囚人たちと同じ緊迫感で、息を殺しながら見ていると、思わず彼らとの一体感が芽生えて驚きます。モノクロが特によいですねー。

ハピネス(1998年製作の映画)

2.2

普通に生きるってどういう事、そもそも、普通とか言ってるけど、自分が普通だなんて誰かが承認してくれたわけ?百歩譲って誰かに普通と認定されたとしても、その誰かが普通の感覚をしてるなんて保証はあるの?と、ぐ>>続きを読む

赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)

3.7

私の中で、とりあえずジョン・グッドマンが出てる映画には、何かが潜んでる!という根拠なき確信がある。
てなわけで、やはりこの映画は期待どうりの面白さだった。

アルゴ(2012年製作の映画)

3.2

こんなドキドキする映画はちょっとない。
空港脱出の際の、絵コンテにキャッキャする兵士たちがちょっと可愛いかった。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

あの、三角銃口向け合いの格好良さたるや…!スーツ、サングラス、疑いの視線、どこを切り取っても絵になる。ハーベイ・カイテルえがったなぁー

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち(2009年製作の映画)

4.2

「レスラー」「ピリペンコさんの潜水艦」に続く 夢追い男三部作と呼ばせていただきます。

でも、こんな思いでステージに立ってくれてたら、まってる観客としては感激するってもんです。 来日をドタキャンする
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好男好女(1995年製作の映画)

2.1

侯孝賢の作品で、実はずっと見逃していた作品だったのですが、 やっと借りることができました。
過去と現在の男女の生き方を混在して表現する映画の手法ですが、 当時としてはかなり画期的な企画だったかともい
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グーグーだって猫である(2008年製作の映画)

1.7

大島弓子先生の漫画が好きな人なら、思わず見てしまいますよね~ 映画には本物の漫画家さんも出ていて、 いちいち「うわ~~~」となってしまいます。
吉祥寺いいな~あののんびりした空気を感じるだけでも映画
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

2.2

蒼井優を可愛くとった作品なのかな~と、半ば期待しないで見たら、これがなかなか面白かったです。
転々と移動先に生活があって、そこに自分失くしの旅があって、 映画が進んでいく。
元いた現実の生活では、
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レスラー(2008年製作の映画)

3.8

いい映画ですね。
なんつったって、マリサ・トメイをキャスティングしてる時点でいいと思います。大好きだもの!
そして、ミッキー・ローク・・・なんでこんな姿に??
大仁田かと思ったぞ。「イヤー・オブ
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希望の国(2012年製作の映画)

3.9

人間は生きている時杭を打たれる。という夏八木さんのセリフは、物凄くしみる。今回は放射能が杭にあたるのですが、私たちには逃げ切れる杭があるのでしょうか?
原発問題も、そろそろうんざりだよ…となってきた私
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依頼人(2011年製作の映画)

1.7

きっと面白くなる!と期待値マックスで見たのがよろしくなかった…。真実の行方や、イテウォン殺人事件のほうが、よっぽど薄気味悪い後味を演出してくれたので、このての法廷劇ものは、アプローチが難しいですね。

エンジェル・アット・マイ・テーブル(1990年製作の映画)

4.2

ニュージーランドの自然をこうも、どんよりと用いる手法に度肝を抜かされました。
これは、うまく他者と関われない主人公の精神を表してる訳なんですね。
才能豊かな、女性詩人をモデルに成長過程を描いていますが
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サム・サフィ(1992年製作の映画)

2.8

たまらん!可愛すぎて、服やインテリアやらいろいろ真似したくなった。チープなんだけど、アイデア満載でPOP。もう、うんざり!というわりに、みんな生き生きしているから不思議で、見ているとワクワク元気になれ>>続きを読む

エリザとエリック(1987年製作の映画)

3.9

大好きな映画!アートと、映画の密接さを意識して見るようになった最初の話。
恐るべき子供たちが元ネタなんですが、映画のほうが個人的には大好き。

飛ぶ教室(2003年製作の映画)

2.7

ケストナーの児童文学が、政治的な背景を多少変化をつけて実写化に!
なぜか、ラップで発表会という展開に度肝を抜かされましたが、ケストナーの飛ぶ教室をあらかじめ読んでいたから、違和感感じてしまっただけです
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.1

時代の切れ目に伴う喪失感と、母への思い。息子が選んだのは徹底的な嘘で母を守ること。
コカコーラを隠したり、ニュースを作ったりの本格っぷりに、みてる私たちは笑ったりしちゃったけど、やがてそのひたむきさに
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頭文字[イニシャル]D THE MOVIE(2005年製作の映画)

1.0

漫画の実写も、ここまでひどいと楽しくなってきますが、アンソニー・ウォンをそんな映画で消費しないでーと、言いたくなりました。

ポネット(1996年製作の映画)

1.2

子役に暗示をかけて、芝居をさせたとかなんとかで、ずいぶん叩かれていましたねー。
しかし、その甲斐あっての名演だそうですが、わたくし残念なことに、この映画の子役ここぞ場面になると眠りが…相性が悪そうです
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二代目はクリスチャン(1985年製作の映画)

3.1

角川映画トークライブで、角川の予告をぶっとうしで見てしまった。なんちゅう、かっこよさ!セーラー服と機関銃よりも、さらに怒りと喪失感のコントラストがきいているのが良いですね。

ミケランジェロの暗号(2010年製作の映画)

3.2

最高にスリリングな、ドイツ戦時下の物語。一枚の絵が持つ秘密と、その隠した場所はとこかというミステリー。最後まで突き進む、展開に目が話せなかった。

ヘヴン(2002年製作の映画)

1.4

こりゃひどかったー!
最後に、あ?なんでなん?え?これで終わり?と、ひたすらびっくりした。ヽ(´o`;

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

2.1

ひたすら走る不条理さに、ふと冷静になっちゃうとこもある。
テンポがいいから、ついのせられちゃってますけど、あんまり内容がない気もします。
SMAP中居くんの、ドミノ倒し番組が一部ちらっと出てきますが、
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幸せのちから(2006年製作の映画)

2.7

お金がないってなんて辛いんだろう…という、基本的な悲運を素直に見せてくれるから、見てるこっちも、真っ正面から見ることができる。ある意味素直に涙を流せる、珍しい作品。スミスのお子さんが可愛い。

エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

3.6

ロドリゲス最高!タランティーノが一時期猛烈に溺愛していたのもよくわかる力技。バンテラス版より、やっぱりこれですよ!

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