サーマンさんの映画レビュー・感想・評価

サーマン

サーマン

スキップ・トレース(2015年製作の映画)

3.7

レニー・ハーリン監督の大味展開(褒めてる)とジャッキー・チェンのアクション要素が、良い具合にブレンドされてる。
共演がジョニー・ノックスビルなのも面白い。
アデルはすでにクラッシックだ

サイクロンZ(1988年製作の映画)

3.7

ジャッキー・チェン70歳おめでとう!
ということで久々に鑑賞。
ジャッキー、サモ・ハン、ユン・ピョウというゴールデン・トリオのギャグ満載でゲラゲラ笑いながら観た。
全体的に、かなり雑な作りではあるが、
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欲望の翼(1990年製作の映画)

3.7

脚のない鳥は飛び続け、疲れたら風の中で眠り、そして生涯でただ一度地面に降りる。
それが最期の時。
この台詞を踏まえると日本タイトルの「欲望の翼」が凄く合っている事に気付く。
主人公ヨディの儚なさが、現
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ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

3.7

Y2K

2000年初頭の雰囲気があまりにもお洒落。
ストーリーとしては、スー・チー演じるヴィッキーが荒れた生活を送る彼氏と別れて再生していく、という特別良い話ではないが、映像美と音楽が相まって、観た
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2046 4Kレストア版(2004年製作の映画)

3.7

あまりにも煙草を喫うフェイ・ウォンと木村拓哉が観たかったので、WKWの60年代3部作と言うのは知っていたが、前2作を飛ばして鑑賞。
官能的な話を60年代とSFの近未来「2046」を用いて描かれるが、ト
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いますぐ抱きしめたい(1988年製作の映画)

3.5

ウォン・カーウァイ監督デビュー作

香港ノワールの世界に愛おしいヒロインを入れることで、日本版タイトルからも分かる様に恋愛映画としての側面も持つ作品。
やはり、デビュー作でありながら映像センスが光って
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.4

絶望的状況に追い込まれるが、逆に敵をトラップに嵌めて勝利するのがランボーなのに、今回のランボーは、あっさりと敵に囲まれた挙句にボコボコにされ、それがきっかけでガブリエラの身元が割れてしまう始末。
なん
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

3.6

ランボー2、3は戦争物だが、娯楽アクション映画に落ち着いていたのに対し、20年ぶりの続編である今作は、戦争の悲惨さ、銃火器の怖さなどを強烈なゴア描写で映し出している。
このような悲惨な現実がすぐそばに
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.5

ランボー1作目は、ベトナム帰還兵の静かなる怒りと戦いを描いたカタルシスのある作品だったのに対し、3作目で遂に大味アクション映画化。特に、後半の爆発がガンガン起きながらの銃撃戦は、やりすぎでもはや笑っち>>続きを読む

ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

3.6

1は傑作だが大ヒットとまでは行かなかった為、アクション要素を多めにした今作。
再び戦地に行くも裏切られ、取り残されてしまうランボー。そこから、怒りの脱出を図るランボー。シンプルな話だが、スタローンラン
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ランボー(1982年製作の映画)

3.8

アクション、戦争、そして人間ドラマとしても見れる傑作。

コップランド(1997年製作の映画)

3.8

スタローンが約20キロ体重を増やし、ある程度の不正を許す様な冴えない保安官を好演して、ハーヴェイ・カイテル、レイ・リオッタ、デ・ニーロと渡り合っている。
孤独な保安官が巨悪に立ち向かうというストーリー
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デモリションマン(1993年製作の映画)

3.4

ぶっ飛んだ近未来でスタローンとスナイプスが筋肉をフルに使って大暴れするだけの作品。
マジでギャグもストーリーも中学生レベル笑
シュワルツェネッガー大統領はちとおもろい

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.2

笑いどころは分かるんだが、それが今でも面白いかと言われると正直乗れない。
やはり冷戦というフリが効いているからこその作品というのが感想です。

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

3.7

もともとは「恋する惑星」の一部だったが独立した作品。
タランティーノで言うところのパルプ・フィクションからのジャッキー・ブラウン的な感じ。
「恋する惑星」は序盤こそギャングムービー的でカッコ良さが溢れ
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

5.0

夢中人

その時彼女との距離は0.1ミリ。57時間後、僕は彼女に恋をした。

その時ふたりの距離は0.1ミリ。6時間後、彼女は別の男に恋をした。

金城武とブリジット・リンはスタイリッシュでクール。
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ドリヴン(2001年製作の映画)

4.1

時速400キロのエクスタシー

キップ・パルデューとティル・シュヴァイガーを脇役なのか主役なのか分からない絶妙な立ち位置で支えるスタローン。
アイルトン・セナから構想を得たCARTシリーズの選手達の友
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クリフハンガー(1993年製作の映画)

3.4

レニー・ハーリン監督スタローン主演

90年代らしい粗めのアクション映画。
雪のロッキー山脈を舞台にしているため迫力があってスタローン頑張れってなる。

オーバー・ザ・トップ(1987年製作の映画)

3.6

10年間疎遠の息子との関係修復をコンボイトラックでの旅と腕相撲世界大会を軸に描くTHEスタローン映画。気合いを入れる為キャップのつばを後ろに回すルーティンと腕相撲をしたくなる作品。
豪邸の門をトラック
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コブラ(1986年製作の映画)

3.7

スタローン演じる女みたいな名前だが漢の中の漢、マリオン・コブレッティが殺人カルト集団に狙われたブリジット・ニールセン(当時スタローンの妻)を守るため戦う。
冷えたピザをハサミで切りグローブをはめたまま
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.5

クリード3ではなくクリード単体の1作目と考えるのがいいと思う。
主役と監督を兼任したマイケル・B・ジョーダンの撮り方は、魅力があり良かったが、スタローンが携わってなく勿論ロッキーも出てこない為、かなり
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

炎の友情からの炎の宿敵
ボクサーとしては一流だが人間としては脆いドニーが愛おしい。
ロッキーとクリード家族だけでは無くドラゴ親子にも感情移入出来て、特にドラゴ・ラングレンが最高に良かった。

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.0

ロッキーを受けてのクリード
新たな伝説の始まり

詳しいことは書きませんが、この作品が作られた経緯が今作クリードそのもので、その事を知るとより、作品の良さも上がりロッキーという映画の持つ力を感じられる
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ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

5.0

ロッキー・バルボア

漢として、人間としてのカッコ良さを存分に教えてくれる。
撮影時60歳のスタローンは年齢を全く感じさせない肉体とパワフルさ。
見た後にロッキーのように天高くガッツポーズしてしまう傑
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ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

3.7

ロッキーの里帰り

ボクサーを引退しリングから降り、お金もなくなるがロッキーは英雄なのである。
ロッキーシリーズの様な男臭い作品は、女性や恋愛パートが邪魔に感じることがあるが、エイドリアンは無理に戦い
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ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

4.5

ドラゴ・ラングレンが怖い。デカいし怖い。アポロをも殺してしまうショッキングな強さと人間味の無さ。
そして、復讐に燃えるロッキー。
カッコいい音楽に乗せ、雪山でハードすぎるトレーニングを積む。
ラストは
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ロッキー3(1982年製作の映画)

4.4

アイ・オブ・ザ・タイガー
クラバーとの試合でもっと打てって煽るとこ好き。序盤のグローブ外してホーガンと戦うとこロクぶるの前田太尊感めっちゃあった。
みんなやたらとコルテッツ履いてた。

ロッキー2(1979年製作の映画)

4.3

1作目の最後から始まる為、最初から感動して2に惹き込まれる。
1を踏まえてロッキーとクリードが戦う理由が明確に示されていて、トレーニングや試合のラウンドの描き方も多く1よりテンポが良く感じた。
みんな
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ロッキー(1976年製作の映画)

4.3

ドン底のロッキーが再起をかけて世界チャンプと戦う様とオーディションに50回以上落ち、極貧生活を送っていたスタローン本人の状況が重なる事による物語の熱量と感動。
ロッキー・バルボア=シルヴェスター・スタ
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HANA-BI(1997年製作の映画)

4.2

2024年初映画
挿入画、音楽、映画全体が美しい。
静と動。優しさと暴力的描写。
この2つの比率が完璧。
中盤のトランプを当てるシーンが好きです。

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

メリー・クリスマス ミスターローレンス

戦争そして友情と愛情。
映画納めがこの作品で良かった。傑作。

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.5

「レジェンド&バタフライ」と「首」という、作品名から何から全く違う戦国時代の作品が同じ年に出てるのが堪らないですね。
後世に名を残すほどのカリスマ性を持った織田信長を演じるに於いて木村拓哉は適役。
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(2023年製作の映画)

4.1

北野武監督が描く残虐性たっぷりの戦国時代。説は知っていたが過激な男色描写は新鮮で印象に残る。名役者だらけでそれぞれ魅力的だが、加瀬亮演じる織田信長が傑作だった。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.2

ソナチネ=短い(小さい)ソナタ
ヤクザだが汚れ仕事に疲れてしまっている村川(ビートたけし)。抗争の手助けとして沖縄に行くが、そこで束の間の自由を手にする。
綺麗な沖縄の景色と浜辺で遊ぶヤクザ達は子供の
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3-4x10月(1990年製作の映画)

3.6

理解したくても理解させてくれない北野武監督第2作目。
普通の作品なら細かく写すシーンをあっさり見せて、関係ないシーンをしっかりと描く。
その為、ストーリーはよく分からないのに画として印象に残る。
作品
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.4

ターミネーター2の正当な続編。
3、4、新起動はパラレルワールドだった。
気に入らないから無かったことにするジェームズ・キャメロンのストロングスタイル。
それは良くないだろ。
綺麗に終わらすとしたら1
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