エマ・ストーンが相変わらず可愛い。特にコートダジュールのカラフルで明るい日差しの下とムーンライトの下では美しさが際立つ。ウディ・アレン監督作品らしく、明るく後味の良い映画。彼の作品を観るといつも、人は>>続きを読む
フランソワ・オゾン監督。
主人公の若さと圧倒的な美しさによって、映像的に美しい作品である。しかし、その美しい17歳の少女イザベルが、娼婦の仕事をしていたことがバレた後、母親にとっては最も汚らわしい売女>>続きを読む
GYAOで鑑賞。日本未公開作品。サスペンスにしては変わった筋書きなので、まあまあ楽しめた。印象には残らないだろうが。
マイティソーのクリス・ヘムズワースが、ぱっとしなくて、ちょっとまぬけで弱い夫を演じ>>続きを読む
ジャン・レノは、この作品ではオリーブ農園でオリーブをつくる頑固なおじいちゃん役で、これまでの作品と違ったイメージだと思っていた。しかし、あるシーンでは、ちゃんといつもの殺し屋のような顔と行動を見せてい>>続きを読む
前半は、観ていてやりきれない思いでいっぱいだった。忍耐力も人への信頼も自信も持続力も冷静さも何もない少年マロニーが、感情をコントロールすることが出来ないために、すぐにキレて何度も暴力事件を起こし、矯正>>続きを読む
マリメッコの、鮮やかで大胆で華やかで可愛い花柄のデザインから、明るくコミカルな映画を想像して観たら、大分違った。当時のフィンランド社会の、女性起業家に対する偏見なども垣間見ることができる。
気難しくて>>続きを読む
ワルシャワを舞台に、5時から5時11分までの11分間に様々な人々に起こる出来事が同時進行して描かれている。
最後の数分間までは、登場人物も多彩で、それぞれの人物の背景もわかりにくかったが、ようやく最後>>続きを読む
GYAOで鑑賞。
あまり長く印象に残らないかもしれないが、予想を上回り面白かった。ハイスクールが舞台のラブコメだと思ったら、まさかのアクション・サスペンスだった。
オープニングでは、主人公のネイサンが>>続きを読む
単純なサスペンスを観たい時にはオススメである。評価はあまり高くないようだが、後半はカーチェイスや断崖絶壁や撃ち合いがあり、ハラハラする場面が多いので楽しめた。
悪質な養子縁組を手がける詐欺集団が、ハイ>>続きを読む
懐かしかったので久しぶりに鑑賞。
ロバート・デニーロ演じるトラヴィスが、ベトナム帰還兵としてPTSDから不眠症になっているので、ニューヨークの街で徐々に精神を病んでいく、という背景を念頭に入れて観ない>>続きを読む
石油採掘場で働く射撃のプロ・オットウェイ(リーアム・ニーソン)は、作業員とともに飛行機に乗ったが、その飛行機は、極寒のアラスカの山中に墜落する。生き残ったオットウェイと6人の作業員は南へ向かうが、嵐と>>続きを読む
舞台は、1935年の大恐慌期のアメリカ中西部。聖書を売り付ける詐欺師のモーゼが、母親を亡くした9歳の少女アディを叔母の家まで送り届けることになった。賢いアディはモーゼの詐欺の相棒として一緒に旅を続ける>>続きを読む
スティーブ・ジョブズの人物像と人生を学ぶには良い映画だった。自分の納得するものを得るまでは、人間関係を犠牲にしても絶対妥協しないというジョブズの性格がうまく表現されていた。
自分の創設した会社に解雇さ>>続きを読む
原作は読んでいたが、映像が幻想的だったり、グロテスクだったりで、より衝撃度は増している気がする。残酷なシーンがわりとあるので、サスペンスなのかホラーなのかわからなくなる。
復讐に命をかけ、それを間接的>>続きを読む
BSプレミアム。
作品紹介でも読んだ通り、圧倒的な映像美が印象的である。黄金に輝く小麦畑、日没までのマジックアワーの光と影の対比、麦を刈る労働者たちの姿、どれをとっても絵画のようである。「ツリーオブラ>>続きを読む
人と話すことが苦手な少年が、亡くなった父が残した鍵の謎を解くために、努力してたくさんの人と関わっていく。
この映画を観て、ニューヨークのような人口が密集している大都市は、個人主義であるとかってに想像し>>続きを読む
はるか昔に観たが、心に強く残る作品だったので再び鑑賞。
パリから来たバベットが、牧師の娘である美しい老姉妹の元で家政婦として働く。ある日、バベットは、宝くじで一万フランを当て、姉妹のために晩餐会の食事>>続きを読む
良い映画なのにあまり知られていない(?)のはもったいない。
ジェイク・ギレンホールのお姉さんのマギー・ギレンホールが読字障害の娘を持つシングルマザー役を、今年アカデミー賞の助演女優賞を受賞したヴィオラ>>続きを読む
ベストセラー小説『朗読者』を、スティーブン・ダルドリー監督が映画化。
第81回アカデミー賞ではケイト・ウィンスレットが主演女優賞を受賞。30代から老女まで演じていて、どのシーンをとっても悲しく美しい。>>続きを読む
黒人への差別が公然と行われていた1960年代のアメリカでは、ジョンソン大統領が公民権法に署名した後も、人種隔離は廃止されず、差別や暴力もなくなることはない。黒人が選挙権の登録に行こうとすると、暴力を伴>>続きを読む
ストーリーがシンプルで分かりやすいところが良い。ロードムービーに少しのカーチェイスが合わさったようなもの。
ケヴィン・ベーコンはやはり迫力あり、悪徳保安官にぴったり。子役2人の演技も上手い。行動力のあ>>続きを読む
怖いし、グロテスク。ストーリーとしてはちょっと期待しすぎたかもしれない。映画とはいえ、非現実的な箇所もいくつかあったような。ほとんど初対面の隣人に、前の晩の食べ残しのシチューをおすそ分けするかなあ、と>>続きを読む
ホラー映画は久しぶりに観たのだか、この作品は実話だからなのか、ただ怖いというより、巻き込まれた人々の悲しみとか恐怖とかが切実に伝わってきた。また、家族や夫婦の間の絆に焦点が当てられているので、他のホラ>>続きを読む
アメリカの大まかな政治史がわかる。
フォレスト・ウィテッカーが、穏やかで暖かい人柄の執事を演じている。彼のイメージにぴったりだと思ってしまった。
主人公のセシルは、ホワイトハウスで、「白人に仕える」仕>>続きを読む
マリリン・モンローは、母親が精神を病んで養育のの能力がなかったため、幼い頃から孤児院に預けられたり、いろいろな里親の間をたらい回しにされたという。そして、何度か里親からひどい虐待を受けたそうだ。そのよ>>続きを読む
良い映画。ビリーは父親の命令でボクシングを習っていたが、バレーに興味を持ち、父親に内緒でレッスンを受ける。そして父親は激怒する。
怒りっぽくて不器用で頑固な父親だか、息子への愛情は強い。また、ハリーポ>>続きを読む
ジム・キャリーが演じる主人公が、ケイト・ウィンスレット演じる恋人との辛い別れの記憶を、記憶消去サービスを行う会社に依頼して消してもらう。
ケイト・ウィンスレットが饒舌でテンションが高いタイプで、ジム・>>続きを読む
予想したより深い作品だった。まず、最初からアビゲイルブレスリンの可愛いポッコリしたお腹に釘付けになった。そして、ドラッグ中毒のおじいちゃんが、孫に、確か「努力したり挑戦している人間は負け犬ではないんだ>>続きを読む
ウディアレンの分身のような主人公がタイムスリップして、歴史に残る著名な芸術家や作家と交流する。大好きなエイドリアーンブローディ がダリだったり、スタインベックやピカソやフィツジェラルドが、情熱的に議論>>続きを読む
クリントイーストウッド監督作品。
警察や精神科医が結託して、行方不明になった子供とは別人の子供を母親に押し付け、うちの子ではないと主張する母親を精神病院に閉じ込める。これが実話とは信じ難いが、1920>>続きを読む
アメリカでは非常に話題になった映画だそうなので、ずっと観たかった。
良く知らなかったヒップホップの真髄を少しはわかったように思えた。始めにラップを聴いたときは、その過激で攻撃的で暴力的でさえある歌詞に>>続きを読む
タイトルから、熱血教師と、崩壊した教室の不良生徒たちとの絆がテーマの、多少感動の押し売りのような映画を予想していたが、見事に裏切られた。久しぶりに涙した。今年一番の映画のひとつになりそう。
テーマは生>>続きを読む
予想より面白いサスペンスだった。結末まで話の内容が二転三転するので、最後まで安心出来ない。渋い俳優たちととたくさんの美女が出てくるので、すべてのシーンが美しくて格好いい。
印象的だったのは、マンション>>続きを読む
初めてのタイ映画だったが、意外と違和感なく観ることができた。ただ水上学校の様子にはちょっと驚いた。先生が子供たちと寝食を共にするので、保護者のような存在になる。毎食ご飯を作ってあげたり、彼らを危険から>>続きを読む
想定外のブラックユーモア満載のファンタジーだった。神様があんなに底意地が悪いという設定は、キリスト教圏の映画だからかえって作れたのだろうか。偉大で厳格なイメージはあっても、あんな姿は到底思いつかない。>>続きを読む
ほのぼのとしていて、結末が素敵な映画。しかし驚いたのはストーリーではなく、キャスト。ダスティンホフマンがいつのまにか80間近のおじいさんになっていて、「あなたを抱きしめるまで」で年老いたおばあさんを演>>続きを読む