yさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ゾンビの中心で、愛をさけぶ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

不仲の夫婦を世界から孤立させる為の風変わりなゾンビ映画。

危機的状況下、夫婦は仕方なく手を取り合い、共に自暴自棄になり、時にご近所さんとヒリヒリした駆け引きを繰り広げたり‥とその辺りまでは面白かった
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シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)

2.5

数ヶ月前に鑑賞。記憶にあるのは、ずっと暗かったこと、困った娘、ラストの虚しさ。

伯爵(2023年製作の映画)

4.0

カルメンの低空飛行と想像の膨らむ終わり方が好き。グロさは苦手ですが、ちょっと不思議で自由なストーリーも楽しかったです。

ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男(2023年製作の映画)

3.0

テンポの良さと溢れる音楽の演出があまり合わず。影の立役者とか好きですが‥
シンプルな気持ちで始めたことも人が集まるとそれぞれの思惑に振り回されて事が複雑になっていきますね。

昼食の具材はチーズじゃな
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

4.0

ナイアドさん、難しそうな人でしたが、何度失敗しても諦めないところがすごいですね。
身体も心も強そうな人でした。

最後の挑戦の終盤にタージ・マハルの幻覚が見えてきたのがちょっと面白かったです。最後の方
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.2

昔、"生きてこそ"を観た時は大変大きな衝撃がありましたが、今作はすごいものを見せられているという感覚はずっとあるものの、比較的冷静に。終盤の救出では自然と涙がこぼれました。

救出されることが分かった
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彼方に(2023年製作の映画)

2.5

喪失の瞬間の衝撃はとても大きいです。その後の喪失感と共にある日常。その辺りまでを描いた短編映画でした。その先の変化を見たいなと思いましたが、人によっては喪失感を抱えたまま最後までかもしれません。
考え
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

心霊絡みの名探偵ポアロ。心霊現象みたいなものは苦手なので苦手な要素は多めでしたが、謎解きの瞬間は楽しく。

でも、娘の親離れが寂しくて子どもの精神を病ます母親なんているかな? と思いました。
母親の精
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バービー(2023年製作の映画)

-

始まりから10分くらい頑張って鑑賞。もしかしたら面白くなるかも‥と思いましたが、ならない気もしたので思いきって停止。
バービーもケンもちょっと老けてますね。

ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

3.7

大切な人との突然の別れ。ごはんも食べられず、ジョギングで気を紛らわせながらやり過ごす日々。不思議な女性と出会い不思議な体験を経て次へと進み始める主人公。少し元気を取り戻し、お腹がすいてくる感じがリアル>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.9

ベタですが、ベタの良さがギュッと詰まっていて楽しいです。ブラピの使い方も◎

不調でも楽に観られる映画でした。その日の自分に合う映画選びって重要ですね。

ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.8

テンポが良くて楽しいけれど、まぁまぁ下品なのと、最後の語りが好みではなかったので-0.2です。

双子の育児でお疲れの母親は仕方がないとして、欠けている面はあっても父親が割と良い人で、兄にも好感。冷静
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

2.5

気づいたら叔母さんの視点になっていたので途中から虚しい気分で鑑賞。

大事にしてくれた叔父叔母よりも自分勝手な実親の方が良いのかな‥ 独りよがりの父親はまたいなくなったし。あんなに大人っぽい子なら今
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かったです。ハラハラも楽しめたし、映像や静けさも好み。最後の悲しみと安堵感漂う車中の様子も悪くなかったです。

孫と嫁を連れ出すのはもう少し綿密な作戦を立ててから実行に移してもよいように思いました
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私たち(2021年製作の映画)

3.0

市井の人々の日常。やや断片的で少し長い。

揺れるとき(2021年製作の映画)

1.5

先生が無邪気すぎました。家庭環境や生徒の傾向を見れば距離感を間違えてはいけない子だとすぐに分かるような気がしますが。

映像や雰囲気は好きでしたが、誘惑シーンの嫌悪感が強くて一瞬で評価が下がりました。
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そんなの気にしない(2021年製作の映画)

3.0

ぼんやりとした終わり方。主人公の女の子もどこかぼんやりとした印象。退屈ではないけれど、あまり感想のない作品でした。
主人公と同世代の人には響いたりするのかな。映像は割と好きです。

ブラッド・オレンジ(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ひどく不快なシーンが3度ほど。(個人的には切り取ってレンチン辺りよりも放尿がいちばん嫌でした。)強烈なブラックさ+皮肉たっぷりの内容だったので一人くらい悪いままハッピーな人がいても良かったかもと思った>>続きを読む

愛の記念に(1983年製作の映画)

2.5

こんな娘は嫌ですが、娘の立場ならこんな母親は嫌ですね。ビンタの応酬や家族の修羅場はちょっと笑ってしまいました。色々大変そうな家族です。

行く先/後世(2021年製作の映画)

3.2

ばかげた行動も一途さも若さゆえかと思うと彼に少しだけ可愛らしさを感じた。両親をお手本にすれば良い夫婦になれると思う。

身近な人にけなされた小説が評価されるシーンは小説の良し悪しについて考えさせられて
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波の間に(2021年製作の映画)

1.5

マルゴの感情表現が苦手。自分が余命幾ばくもない時に友だちが病室であんなに取り乱したらかなり困惑してしまいそう。演出や映像も好みではなく。

ブートレッガー 密売人(2021年製作の映画)

3.7

鑑賞しながら思考を巡らすことができる作品が好きなので、好きなタイプの作品でした。
少し解りにくさはありますが、それも悪くないです。

ウエディング宣言(2005年製作の映画)

3.0

何気に相性の良さそうな二人。結婚前にあれだけ嫌な所を見せ合って、希望も伝え合えば後は楽かも。

アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

3.4

エピローグと鑑賞後の余韻が良い映画でした。亡き母の若い頃の写真を見せられたら、それだけで胸がいっぱいになりそうです。

ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かったです。ちょっと長いので軽く観ていましたが、妻が死ぬ辺りからの怒涛の展開に夢中になりました。

アル・パチーノのくどい顔と演技が作品に満ちていて、ラストのホントに人間ってどうしようもないね感や
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トーマス・クラウン・アフェアー(1999年製作の映画)

2.5

ルパン的なものを想像していたら、思いの外男女の駆け引きが多め。少し古さを感じる脚本でしたが、1968年の映画のリメイクだと知って納得。

イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所(2014年製作の映画)

3.7

昏睡状態での幽体離脱時はまだまだ煩悩の塊なんでしょうか。未知の世界すぎて想像もできませんが、主人公は家族の不幸に心をかき乱され、恋人が駆けつけてくれたことに喜び、自分の未来にも想いを馳せます。

ラス
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セックス依存症だった私へ(2008年製作の映画)

4.0

キキの痛みを強く感じる終盤、何度も涙ぐんでしまいました。不倫相手との最後の時間も良かった。映像も痛みも好みです。

共謀家族(2019年製作の映画)

3.3

まずまずでしたが、終盤の展開が好みではなく。ヤギが多用されていて、一度大きな衝撃がありました。この映画を思い出す時は初めにヤギを思い出しそうです。

殺人の疑惑(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最後の展開を面白くするために練られた脚本かもしれませんが、面白いを通り越して悪趣味の域に入っているような気がしました。

父親が誘拐殺人犯で自分の身体は不自由。更に実の親ではなかったなんて正気ではいら
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青い塩(2011年製作の映画)

4.0

3回目の鑑賞。久しぶりに観ましたが、何度観てもソン・ガンホがすごくかわいいです。ラストはいまいちですが、それもあまり気にならないほど。

裏社会の諸々を描きつつ、主軸はヤクザのおじさんと若いスナイパー
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荊棘の秘密(2016年製作の映画)

4.3

面白かったです。最後まで退屈する瞬間もなく。我が子を想う母親の執念に勝るものはないのかもと思わされます。

終盤~ラストも秀逸。ラストは深い悲しみの中でも微かなと温もりと可笑しみがあって、よくこんな映
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.2

ストーリーが単調なせいか3作続けて観ると少し飽きてきました。一緒に観ている人とあれこれツッコミながら観たり、人殺しを重ねるジョン・ウィックが情けをかける基準は何かなとか考えるのは楽しかったです。2に引>>続きを読む